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隠居人はせじぃさんComments
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先日千葉に出張の折り、多少の時間の余裕が有ったので、JR東京駅丸の内側の赤れんが
駅舎が10月1日、5年に及ぶ保存・復元工事を 終えて全面開業したので見学して来ました。

駅構内の壁に貼られていた『駅舎見どころ案内板』。

丸の内南口改札を出ると、多くの人々が上を見上げていました。まるで大正時代に
タイムスリップしたかと思わせるような華麗な装飾が施されたドーム。
最上階のガラス窓から陽光が差し込み、ドーム全体を柔らかく照らしていたのです。

薄黄色を基調とした色使いで、万華鏡を覗いた時のような優しい気持ちになれる空間。
天頂にあるのは、鉄道の起点ということで機関車の動輪を模した装飾なのでしょうか?。
その中央には菊の紋章をデフォルメしたような文様が。
菊の文様の外輪には花飾りレリーフがあしらわれていました。

そして駅の外に出て前の道路を渡り振り返って見ると。

復原前は板張りだった屋根が、見事なシルエットドーム形状に変身していたのです。

外側から見ればふっくらとした形状へと戻され、駅舎全体のクラシックで重厚な雰囲気の
中でポイントとなるドーム。
![84354f8d-s[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/d0ccc54d39978b13cbf565364ee99972bca3f204.15.2.2.2.jpg?thum=53)
時計は直径約1・4メートルで、駅舎の象徴である南北2か所のドーム近くにそれぞれ
設置されていた。戦後から工事前まで使用されていた時計の文字盤は洋数字だったが、
1914年の開業当時に合わせてローマ数字にしたと。

駅舎は全長約335メートル、幅約20メートル、尖塔部を含む高さは約45メートル。
東京駅は明治建築界の第一人者辰野金吾が設計、1914年に開業したのです。
「辰野式」と呼ばれる、褐色の化粧れんがに白い花こう岩を帯状に配したデザインと
ビクトリア調のドームが特徴。

東京駅 丸の内駅舎 貴賓玄関。まさにロイヤルゲート。駅舎中央には、皇室や貴賓専用
の入り口と待合室が。戦前、天皇が東京駅で外国の要人を出迎えることもあったとのこと。
外国の大使は、着任すると中央口から馬車や車で出て、皇居に挨拶に向かうのが
通例だったと。
バルコニーのような車寄せもあり、門まで行く事ができる設計。

玄関には緑の植栽とともに『東京駅』と刻まれた石碑も。

正面上部には、時計ではなく円窓が嵌め込まれていた。駅舎の屋根には天然スレートと
いう粘板岩を薄く割ったものが葺かれ、丸の内側正面の一部に石巻市雄勝町産が使用
されているとのこと。
![src_27124141[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/90202397b6f4abf32293ad4805c6e8f30d36b7dd.15.2.2.2.jpg?thum=53)
皇室専用の貴賓室出入口。外国の大使が着任すると、ここから馬車に乗って、皇居に
挨拶に向かう慣例とのこと。
門扉のデザインは白鳥?それとも菊の花?をイメージしたもの。

壁には『擬石』という復元方法が 採用されているとのこと。
『擬石』とは花崗岩を模した左官仕上げ。

小型車両も入れるアーチ型入り口。

東京駅は戦災被害を受け3F部分が焼失、戦後2F建てとして復興していたが今回の改修で
3階部分が復元されたのだ。3階屋上の凝った仕上げ。

【つづく】
江戸東京博物館へ(その10) 2026.05.27
「かんなみ仏の里美術館から江川邸へ」(そ… 2026.04.05
「かんなみ仏の里美術館から江川邸へ」(そ… 2026.04.04