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隠居人はせじぃさん
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久遠寺の境内を散策後は、身延山ロープウェイで身延山山頂、奥の院・思親閣を目指す。

外からの宝物館入口はこちら。

ロープウェイの駅への木道を進む。

山麓「久遠寺駅」が前方に。

ロープウェイ・ゴンドラに乗り込む。
定時運行は20分間隔。片道所要時間は7分。 往復料金1400円、片道760円。

客は私とこのオジサンの2人のみ。

全長1665m、高低差763m(関東一の高低差)、最急勾配33°15″ を登る。
反対側から下りのゴンドラが降りて来た。

雲がなければ富士山の雄姿が見えるはずであったが。

約7分で山頂・奥之院駅に到着。

奥之院駅。1Fは土産物売り場、2Fは食堂。

山頂・奥之院駅隣りの東側展望台からは、『関東の富士見百景』にも選出されている
富士山の眺望をはじめ、山梨県南部と静岡県北部にまたがる天子山地から
駿河湾・伊豆半島へと続く大パノラマを望むことができるはずであったが・・・・。

天気が良ければ、この様な富士山の姿が(パンフレットより)。
![E5AF8CE5A3ABE5B1B1E8BAABE5BBB6E5B1B1[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/92b302e4ca24f05bd56b68277ff52e94a63f5133.15.2.9.2.jpeg)
日本三大急流の一つに数えられている富士川の姿。

身延山 山頂展望食堂「身延庵」で腹ごしらえ。
「身延庵ねぎ玉スタミナ丼」を注文。
豚バラ肉とちょいピリ辛ダレ、それにたっぷりキャベツとねぎ、さらに温泉玉子が。
栄養満点、ボリューム満点のスタミナ丼を楽しんだのです。
しかし、私の窓際のテーブルの横のガラス窓の内側には大きな黄色スズメバチが迷い込んでいた。
食堂の人に言って何とか追い出してもらったのであったが。

七面山展望台。
七面山は身延山の守護神「七面大明神」が祀られている場所。
しかしこちらも山頂は雲に隠れて。

七面山案内之図。

北側展望台まで歩を進める。
山頂・奥之院駅から徒歩3分の場所にある北側展望台からは、七面山・早川渓谷・南アルプス・
八ヶ岳連峰、そして、奥秩父の山々を背にした甲府盆地へと続く大パノラマを望むことが
出来ると・・・・。
特に空気の澄む冬は、富士山に次ぐ日本第二の高峰北岳をはじめとする南アルプス主峰・赤岳を
はじめとする八ヶ岳連峰が白銀を頂き、ひときわ輝きを増すとのことであったが・・・・。

裏参道側からの奥の院・思親閣(ししんかく)入口。
奥の院・思親閣は日蓮大聖人が、道なき道を登り、山頂より遠く、故郷、房州 小湊を拝し、
亡き両親、師匠様を追慕し供養された場所と。
この故事にちなみ、親を思う堂、「思親閣」と名付けられたと。

奥之院・思親閣入口左には案内板と共に様々な石碑や像が。

奥之院・思親閣MAP。
![map_okunoin[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/8313dcfc4f64a4007f226708a35f1812c30d6412.15.2.9.2.jpeg)
http://www.kuonji.jp/okunoin/keidai/keidai.htm 】より。
日蓮聖人が身延山山頂より遙かに故郷房州小湊(現在の千葉県鴨川市)の両親、
5年間の修行をした千葉県鴨川市にある日蓮宗 大本山 ・清澄寺(せいちょうじ)での
恩師の道善房を追慕する姿の立像であると。

育恩殿はお守り等の販売所と信徒休憩所になっていた。

仁王門に向かって階段を登る。

日蓮聖人お手植の樹齢700年以上の杉が4本、階段の両側に。
日蓮聖人父妙日・母妙蓮、御師道善坊の追善のために日蓮聖人が自ら植えたものと。
身延町指定文化財(天然記念物)。

御父「妙日尊儀」菩提の杉。

御母「妙蓮尊尼」菩提の杉。

「立正安国祈念」の杉。

神社の裏にある御師範「道善房」報恩の杉。

手水舎。

思親閣・仁王門。
本院本堂前の仁王門(二天門)を移転したもの。
六浦平次郎入道の建立で、天和年間31世日脱上人代に本堂域から移転された。
門の前の石段は昭和45年、佐藤玄守別当代に造営された。

「思親閣」と書かれた扁額。

仁王像は31世日脱上人の開眼。
阿像。朱に塗られた像高は179cm。

吽像。

仁王門を境内側から。

知思報恩塔。
思親閣では、平成27年4月より報恩浄行『母への手紙』を募集したところ、2万通にも迫る
数の母への感謝の手紙が寄せられた。報恩法要中、木箱に納められた手紙が御宝前に奉安され、
報恩法要終了後、新たに開眼されたこの納経塔『知思報恩塔』に納められたのだと。

常護堂。
登詣者を守護する常護菩薩を安置。「南無常護稲荷大菩薩」と書かれた幟も。

思親閣・祖師堂。
思親閣祖師堂は“親を思うお堂”という意味で名付けられており、身延町指定文化財。
現在3年任期の別当制が敷かれており、七面山敬慎院とともに久遠寺法主が任命すると。

「祖師堂」の扁額。

祖師堂内部。

祖師堂右横の寺務所・受付。

御首題を頂きました。

田中智学の石碑。親孝行の心を詠んだものと。
日蓮系の宗教団体「国柱会」の創始者で、「八紘一宇」という造語を作り、
戦前の日本の右傾化の思想的背景になった人。

元政上人埋髪塚。
身延町指定文化財(史跡)。
元政上人は、年老いた母を輿に乗せ、病身の身を顧みずに身延に登詣し、
父の遺骨と自らの黒髪をこの地に埋葬されたと。
これは紀行文「身延道の記」としてまとめられているのだと。

常護堂横の鐘楼は改築の為か鐘のみが別の場所に展示されていた。
外口径:3尺(91cm) 重量:250貫(937kg)と。

祖師堂横の左奥には本師釈迦牟尼仏像が。

昭和45年(1970)4月、岡山県小野哲敬氏が奉納したものとのこと。

奧之院表参道ルート終点部からは正面に奥の院・開基堂が。

開基堂(かいきどう)を奥の院境内から。
多宝塔形式で、身延山の開基檀越南部(波木井)実長像を奉安。
以前は本堂前にあった建物。身延町指定文化財。

開基堂仏壇。

大孝殿(だいこうでん)。
大孝殿は昭和40年(1965)佐々木順栄別当代に建立。
信行会等に使用されており、山務員の宿舎にもなっていて別当所とも言われていると。

山頂・奥之院駅からは奥の院登詣の中間点付近にある大光坊(だいこうぼう)が見えた。
境内には、三光堂・大黒堂といった堂宇や相輪塔・釈尊像があり、休憩所が置かれていると。

富士川がうねうねと蛇行しながら駿河湾へ続いていた。

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