JINさんの陽蜂農遠日記

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オジン0523 @ Re:再び大涌谷へ(05/16) 朝食の食べそこないとは? 深酒? であれ…

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2019.04.20
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『旧東海道を歩く』ブログ 目次

更に旧東海道(県道380号線)を進むと前方に河川が。



広沼橋を渡る。



『一級河川 昭和放水路』と書かれた表示版が。
昭和放水路は、富士市東部で駿河湾に注ぐように造成された水路で、湛水被害の防除と
優良農地造成を目的として、昭和18年(1943)県営沼川沿岸排水幹線改良事業により
整備された、延長1,080m(開渠部898m、暗渠部182m)の施設。
この水路の上流にある富士市東部の浮島沼一帯は、愛鷹山麓の川からの水が流れ込み、
沼川を通って吉原湊(現在の田子の浦港)に流れ出ますが、標高差がないため、排水が悪く、
たびたび湛水被害が起きていました。
この状態を改善するため、原(現沼津市)の増田平四郎(1807~1892)は、浮島沼の大規模な
干拓を計画し、現在の昭和放水路と同じ場所に水干(すいほし)といわれる放水路
(全長505m、幅7m)を完成させました。
しかし、放水路は高波によって破壊されてしまい、その後、昭和18年(1943)に同じ場所に
造られたのが現在の昭和放水路です。この放水路により浮島沼の湛水被害の防除や農地造成等の
役割を果たしています。



広沼橋からの富士山。



『増田平四郎の像・一里塚跡』と書かれた碑。
しかし、沼津新田一里塚跡の石碑は見つけることが出来なかった。



「浮島沼の干拓に生涯を捧げ「スイホシ」と呼ばれる排水路の大工事を行った人。
現在はその跡に「昭和放水路」ができている。又、この付近に江戸から33里(129.69km)の、
一里塚があったという」



『増田平四郎の像、記念碑』



「増田平四郎(ますだへいしろう)とスイホシ 
天保七年(一八三六)の大飢饉(ききん)や度び重なる水害から村民を救済するため、
原宿の増田平四郎(一八〇七~一八九ニ)が浮島沼の大干拓を計画し、現在の昭和放水路と
同じ場所に大排水路を完成させたのは明治二年(一八六九)の春で、人びとは「スイホシ」と
呼んだ。 
平四郎は韮山代官所への工事許可を願い出ること十二回、勘定奉行へ籠訴(かごそ)すること
六度に及んで、ようやく事業の重要性と彼の努力が認められ、慶応元年(一八六七)に
着工の運びとなった。それは計画の発案から二十七年目のことであった。 
事業は身延山久遠寺から多額の資金援助を得るなど、沼から海岸まで全長五〇五メートル、
幅七メートルの大規模な堀割を建設したが、思いがけなくもその年の八月の高波で
跡片もなく壊された。
平四郎の大計画は頓挫したが、彼の願いと夢は後の人々に受け継がれている。」



近くに電線の写り込まない富士山の姿を捉える。



沼田新田の一里塚跡の先には『春耕道しるべ第一号石碑』が。
ここから北に一本の道があります。1906(明治39)年、吉永村(現在の富士市比奈あたり)の
仁藤春耕が、十里木(裾野市)、印野、須走(ともに御殿場市)を通る山中湖までの道に、
5年の歳月をかけ、120基の道しるべを建てた。この道は富士山と愛鷹山の間を抜けていく道。



田中町公会堂のとなりには田中新田の鎮守『米之宮神社(よねのみやじんじゃ)』が。



社殿。
田中新田は1678(延宝6)年、武蔵国鳴子の田中権左衛門が開拓した土地とあります。
この先の桧新田は船津新田を開発した三井氏の分家が移住してきたのだと。



朱の鳥居は隣りにある『淡嶋神社』。



『愛鷹神社』。



社殿。



『庚申魂』と刻まれた石碑。



再び富士山を。
繰り返しになるが雪が極めて少ないこの日の富士山。
山頂の上には傘雲が生まれそうであった。



山頂付近をズームで。



宝永火口跡。



『旧東海道順路』と書かれた道標。



檜交差点で旧東海道は県道380号線から分かれ田子の浦大野線(県道170号線)に。



『間宿 柏原』



『庚申堂』。



『高橋勇吉と天文堀』碑。



「高橋勇吉(たかはしゆうきち)と天文堀(てんもんぼり) 
三新田(大野・桧・田中)の八十ヘクタールに及ぶ水田を幾多の水害から守った
天文堀は、大野新田の高橋勇吉(一八〇六~一八六六)が天保七年(一八三六)から
嘉永三年(一八五〇)の十四年間の歳月を費やして、完成した排水用の堀割である。 
勇吉は大野新田を開いた高橋庄右衛門の子孫で彼が三新田の干拓を考えたのは天保七年の
大飢饉(ききん)による村民の困窮に心を痛めたからで、排水計画の研究の傍(かたわ)ら、
多くの反対や苦難を乗り越え、ようやく村役人の賛同と幕府の許可を得て、立派な排水堀を
完成させたのであった。 
また勇吉は自分の田畑や財産などを売り払って工事費にあてたといわれ、勇吉が天文の知識や
土木技術に優れていたことからこの堀割のことを人々は「天文堀」と呼んだ。
いま、三新田の耕地は土地改良や道路などで開発が進み、勇吉の天文堀は、その跡を
見ることは出来ない。」



旧東海道の南側に小高い丘の上にあった『稲荷神社』に立ち寄る。



社殿。



『三位稲荷神社』と刻まれた扁額。



社殿の前から製紙会社と富士山を見る。
この製紙工場には若き頃何回となく通ったのであった。



富士山と製紙会社の煙突。



富士山頂を更にズームで。
富士山の頂上にある山小屋「頂上富士館」の姿もかろうじて。



東名高速道路の高架橋と静岡県と山梨県の境にある山々の姿。



更に旧東海道を西に進み『香久山 妙法寺(毘沙門天)』



石鳥居の扁額。
めずらしく鳥居の扁額にお題目が書かれていた。



階段の上に本堂が。



毘沙門天全景。



水場。



『お身拭い 毘沙門天』。




「あなたの身体の痛むところと、この像と同じところ(例えば腰・足・ひざなど)を
御布でよくさすって下さい。毘沙門天王が代わって、その痛みをとり去って下さいます」



『毘沙門天』。
色々な場所を触ってしまいました。



『香炉』そして中国様式の『龍神香炉堂』。
なんともエキゾチックムードあふれる作り。



屋根には龍が踊る。
電信柱が邪魔!!



香炉を覆う龍神香炉堂の4本の柱にも見事な彫り物が。




屋根の内側に陶器(タイル)が貼られていたのであった。




インド風(?)の建物・練成道場も隣接。
開創は寛永4年(1627)の日蓮宗のお寺。延宝8年(1680)の台風の高潮で宿場とともに
流されたが、元禄10年(1697)この地に再建された。家康側室・お玉の方
(水戸藩祖頼房の母)や紀州藩祖の頼宜も信仰したという。江戸時代中期から始まったと
される旧暦正月7~9日に行われる毘沙門天大祭の「だるま市」は、高崎、深大寺とともに
日本三大だるま市として知られる。



インド窟院にならって建立されたという『洞窟七福神堂』。
ネパール・カトマンズを訪ねた時に見た「スワヤンブナート(目玉寺)」の
ストゥーパ(仏塔)の知恵の目(ブッダアイ)に似ているのであった。



この巨石はこれは沓石(くついし)。靴のような形をしてることからこう名付けられたと。
昆沙門天がインドで悪魔をけり上げたとき、沓(くつ)が脱げて、日本に飛んできて
石になったと言い伝えられているのだと。
足が悪い人が祈りながらこの石を撫でると足がよくなると。



本堂前の狛犬(左)。
かなり精巧に彫られた狛犬で力強さが。



本殿前の狛犬(右)。
台座にも様々な彫刻が。



旧暦正月7~9日(2019.2.11~13)に行われる今年の毘沙門天大祭のポスター。




今年の干支のうりぼう(猪の子供)が沢山いる絵馬。



『銭洗いの池』。



和風、中国風、インド風の建物が同じ敷地内にある変わった寺、それが毘沙門天妙法寺。



寺務所のお札、お守り売り場。



御朱印を頂きました。
御朱印帳に書いていただいた言葉は『福聚海無量(ふくじゅかいむりょう)』。
「福聚海無量とは観音経の言葉ですが『海のようにたくさんの福が押し寄せてきますように』
との願いを込められているとのことです。



境内を振り返る。
2週間前だが、既に毘沙門天大祭の準備が行われていた。



毘沙門堂の西側に隣接する、妙法寺本堂への階段。
「南無妙法蓮華経」と刻まれた石柱。







蝋梅の花が迎えてくれた。



そして妙本寺を後にし、県道170号線(田子の浦港大野線)を西へ。
銅板敷きの屋根の古民家?



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Last updated  2020.04.28 14:40:39
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