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sora-4
毒を盛った唇
―君が可愛すぎるからいけないんだ― 



                           手ヲ伸バシテ

                           後少シ 頑張ッテ

                           大丈夫

                           君ナラ出来ルヨ

                           僕ガイルヨ

                           ネ?

                           大丈夫ダヨ

                           僕ハ イツマデモ君ノ側ニ居テアゲル  





菊丸「気球だ~!!」       
                 不二「本当だ。珍しいね(笑顔」
               菊丸「オレ乗りたいな~」
                 不二「高いとこ大丈夫?(笑顔」
               菊丸「あったり前!」
                 不二「そう(笑顔」
               菊丸「みんなと乗りたいにゃ~」
                 不二「そうだね(笑顔」      



2002年07月16日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私が,公園のはずれの広場のベンチに座っている少女に話しかけた。

と。
「え?本当に?」
少女は明るく答えた。
「本当に」
少女は少し考え込んだ。
「・・・私,幸せに死にたいわ」
「え?」

まだ若いこの子はどうして死についてなんか・・・?
「どうして?」
「私のお母さんはこないだ死んだの。交通事故で。
ショックだったよ。
今までずっと側にいた人が突然死んで,もう話すことも何も出来なくなるんだもん。
しかも,お母さんだったから,相当だったの。
今だって学校行く気力なんて何処にもなくて,こうやってサボってるんだもん」
「でも,どうして貴女が?」
良くはれた青い空を見上げる少女。
「私もね,死のうかと思ってるの」
少女は笑顔で答えた。

だから,お母さんが死んじゃったら私独りぼっち。
私,独りぼっちは嫌いだから。
だから死ぬの。
でもね,お母さんみたいに苦しんで死ぬのは嫌なの。
楽に死にたい。安楽死ってやつ」

「うん。私友達いないし,悲しむ人なんていないもの」
「そうか。さようなら。天国でお母さんに会えるといいね」
「うん。さようなら。魔法使いさん」

私は持っていた杖を少女の頭に翳した。
するとその少女は目をつむり,二度と目を開くことはなかった。


△▲▽▼△▲▽▼△▲▽▼△▲▽▼
数週間語,私は少女の様子を見に天国へ訪問してみた。
でも,幾ら探してもその少女は見つからなかった。
母親は見つかったが,少女は一緒にいなかった。
母親に,少女の死を伝えると,母親は泣き崩れてしまった。
あの世界には悲しむ人はいなくても,この世界にはいるんだよ。
天国へ来た人の名簿を見ても最近やってきた少女はみんな違う人だった。

私の,悪い予感が走った。
天国にいなければ,地獄。
私は地獄へも行ってみた。
天国とはあまりにもかけ離れた環境の所。
「スイマセン。この一ヶ月の間に来た人の中で少女の名簿はありますか?」
地獄の監視員の気持ち悪い得体の知れない生き物に聞いてみた。
「ちょっとお待ちください」
以外と丁寧な言葉使い。

数分後。
「コレです」
「有り難う」
得体の知れない生き物が私に渡してくれた名簿を見ていると,

「2002 7/2(火) 午前8:46 
 木ノ瀬公園
 渡辺 由香李」

「この子 この子を連れてきて」
地獄では,別の者が入ることは出来ない。
生きている私ならなおさら。
最も,生きて地獄へ訪問するのは私しかいないが。

「連れてきました」
得体の知れない生き物が連れてきたのは,その少女だった。
確かにその少女だった。
「何しに来たのよ!インチキ黒魔道士!!」
「インチキ?」
前にあった少女とは性格がかけ離れていた。
「インチキよ!私を地獄になんておくりやがって!!
おかげで毎日毎日労働作業の毎日よ!
返してよ!私の人生!」
殴りかかろうとした。
その少女の首についている鎖を持っている得体の知れない生き物が鎖を引っ張った。
「キャア!」
少女は苦しそうに鎖を掴む。
「まだ反省が足りないようだな」
生き物はさっきまでの親切な得体の知れない生き物とは別の得体の知れない生き物になった。
「スイマセンがもう返してよろしいでしょうか?」
っと思ったら,また丁寧な得体の知れない生き物に戻った。
「この子は今一番問題児でして・・・」
「ごめんなさい」
「くそお!!悪魔!帰れ!悪魔!・・・キャアアアアアアア!」
得体の知れない生き物は地獄の扉を開けると,首に巻き付けてある鎖ごと少女を大きなブラックホールのように先の見えない穴へ落とした。

ァァァァァァァァァァ・・・・・・・・!!!

「あの子は幼いときから悪い子でして,中学生の時にクラスの1人の女の子をいじめて自殺させたんですよ。
母親を殺したのも,本当はあの子なんです。
あの子が母親の車に仕掛けをしたからブレーキがきかずに正面衝突したんです」

私はインチキとかそう言うことはしていない。
少女は,
「楽に死にたい」
そう言っただけで天国へ行きたいなどとは一言も行っていない。
私は死んだ後何処に行くかまでは責任持てない。
だから
「天国でお母さんに会えるといいね」
っと言ったのだ。   





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最終更新日  2002年07月16日 08時32分17秒
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