透明で澄んだスイスから
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ちょっと肌寒い雨のチューリッヒです。去年の秋、仕事に一区切りついてから、夢だったところへ旅行し、その後日本で妹の結婚式を祝った。いろんなことがあって、12月にはスイスにまた帰ってきてたのに、冬の間何してたの?って言われると、残念ながら特に記憶に残ってない。前に行ってた学校の続きのコースに行きたくて、何度か電話してみたけど、そのたびに「最低人数に達しないため、開講できません。」って断られてた。それで、自分では『やれるだけのことはした!』という勝手な充実感を得て、寒い冬をうちの中でひっそりと越えたんだろう。(DVD見る、本読む、ぐーたら中心。)しかーし!春になってさすがに危機感をおぼえるようになってきた。あったかい日に家にいるのはすっごくもったいない気がするし、かといってぷらぷらしてるのもちょっと気が引ける。今の自分に何が必要なのか考えてみたところ・・・「スイスジャーマンがわかるようになること」では?と判明。今は時間もあるし、これからもチューリッヒに住んでくつもりだし、それだったらスイスジャーマンがわかるほうがいいに決まってる。仕事もまたしたいと思うし、それには絶対必要だ。スイスって本当に言葉は面倒。ドイツ語ができたって、結局人々のしゃべる言葉はスイスジャーマンだから、理解するのがすごい大変。それにちょっと南行ったり、ジュネーブ行ったりしたら、もうドイツ語使えないし!でもぶつくさ言ってても、解決しないので、ここはもう春の勢いに任せて、腹をくくることに決めたんです。というわけで、スイスジャーマンの学校に行くことにした。スイスジャーマンといっても、地域によっていろいろな方言があって、もちろんわたしはここチューリッヒの「チューリッヒジャーマン」になる。仕事の関係でトータル1年半、ベルン州に住んでいたため、わたしがスイスジャーマンをしゃべると、自動的にベルンのいなかくさ~い訛りが出る。でもまぁ、これでもゼロよりはマシだし、チューリッヒジャーマンと共通のことばもたくさんあるんだけど。小さな違いだとたとえば、ドイツ語で、「Japanerin(ヤパ-ネリン)」=日本人(女性)スイスでは、「Japaaneri(ヤパーネリ)」となり、aをのばして語尾のnを省く。大きな違いだと、ドイツ語で、「zuhoeren(ツーヘーレン)」=聞くスイスでは、「lose(ロセ)」。とか、ドイツ語で、「einkaufen(アインカォフェン)」=買い物をするスイスでは、「poschte(ポシュテ)」。と、とにかく 状態。あんまり必死にやっちゃうと、せっかく学んだ本当のドイツ語とごっちゃまぜになりそうなので、適度に取り組んでこうと思ってる。しゃべれるようになりたいんじゃなくて、ただ、理解できればそれで十分だから・・春になると新しいコトを始めたくなる、それを利用して、ここにこぎつけることができた自分に拍手です。SHIKIはベルン州出身だから、わたしにもベルンジャーマンをしゃべって欲しいみたいだけど・・使えないものは習っても仕方ないのよ、現実を受け入れてね。・・たしかに彼が東京弁の学校にお金払って行ってたら、受け入れるまで少し時間かかるかも。笑
2006.05.18
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