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2007.11.03
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カテゴリ: 欧米露の本
角川文庫。1958.6.10初版。1994.12.10第33版

 「若草物語」のオルコットの小説。
 サーカスから逃げてきた、身寄りのない少年が、彼を受け入れた人々の愛の力によって、穏やかな生活を手に入れ、成長する物語。
 「愛の力」とはいっても、ただ愛を与えるだけではなく、紳士に育てるための教育も行われるのである。
 また、養子として迎えられるわけではなく、家族同様に扱われながらも、給料をもらう住み込みの使用人という形になっている。
 1958年の訳なので、訳文になじむまでに時間がかかる。
 特に台詞は時代がかったように感じられる。たとえば、
あの方は、いつも夏になると、一人お雇《やと》いになるんだが、まだおきまりでないようだから。坊や、牛追いができて?(p49)

という具合。
 楽しいことばかりではなく、悲しいこともあるし、嫌な思いもする。

 最後は何もかもがめでたしめでたし。
 フィクションなのだからこれでいいのだ。

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Last updated  2007.11.03 20:14:19
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