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2010.08.14
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 今日の産経新聞の「 主張 」は帰省がテーマ。
 まあ、お盆だし、テーマ自体は特に問題はないのだが、内容はあいかわらずへんてこりん。
 唱歌「故郷(ふるさと)」の歌い出しに「兎(うさぎ)追いしかの山、小鮒(こぶな)釣りしかの川」とあるように、山や川、田や畑などの懐かしい風景は、私たちの心をふるさとへとせきたてる。
 同じ唱歌の2番には「如何(いか)にいます父(ちち)母(はは)、恙(つつが)なしや友がき」と、父母や友人らの息災を気にかける詞が出てくる。もともと帰省の「省」には「親の機嫌を尋ねる」といった意味もあり、「帰省」とは本来、「故郷に帰って、父母の安否を問うこと」(広辞苑)だと分かる。ふるさとは、家族の絆(きずな)を確かめ合う地でもあるのだ。

 同じ消化の3番は、
志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷

で、これは帰省しない人の歌なのだ。遠く離れたまま「いつの日にか 帰らん」と思っているだけで、帰省とは縁がない歌だ。
 これは産経新聞のせいではないが、この歌には子供の頃から違和感を感じていた。
 ウサギを追いかけた経験のある人って、世の中にどれだけいるのだろう。地方出身者総マタギか。
 鮒は釣ったが、川ではなく池で釣った。川釣りには鑑札が必要だ。

 この「主張」では、このあとこう続く。
 国民的映画と評された『男はつらいよ』シリーズの主人公、フーテンの寅さんは、行方定めぬ放浪生活を送りながらも、折にふれてふるさとの柴又を思い、「や、元気かい」と言いながらふらっと帰ってくる。互いの無事を喜び合って寅さんや家族、近所の人らに笑みがはじける。寅さん人気がいまだ衰えないのも、こんな地縁血縁の温かさを私たちに思い起こさせてくれるからに違いない。


 わたしは「男はつらいよ」は全部見た。しかし、このシリーズの魅力は「現実にはあり得ない」ということだと思っている。
 寅さん人気がいまだ衰えないかどうかはわたしにはわからない。
 しかし、
寅さん人気がいまだ衰えないのも、こんな地縁血縁の温かさを私たちに思い起こさせてくれるからに違いない。

と断定するのなら、その根拠を示して欲しい。
 相変わらず、根拠のない思い込みで書いているのだろうか。

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Last updated  2010.08.14 11:40:30
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