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Henri Matisse

『モロッコのカフェ』 1913年
(ムーア人のカフェ)
マティスは、2度目のモロッコ滞在で、
フォーヴの仲間であった
ジャル・カモアンと合流しており、
マルケやヴァン・ドンゲンも前後して同地を訪れている。
画家たちのモロッコへの関心は・・・
北アフリカにおける
西欧の植民地主義の展開を背景にした
19世紀のオリエンタリズムの流行
の中で高まった。
20世紀の画家たちの北アフリカへの旅行
も、基本的に
こうしたオリエンタリズムのまなざしに方向付けられている。
マティスは、モロッコの風景が、
19世紀にいち早くモロッコに赴いた、
ドラクロワの絵のようだったと語っている。
一方で、20世紀の画家たちが、
北アフリカにこれまで以上に求めたのは、
その光や色彩だった。
マティスの一年後、パウル・クレーが、チュニジアで
色彩を見出したという逸話が神話だとしても、
自身の色彩に対する関心を彼の地で深めたことは確かである。

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