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みなさん、こんばんは。いやぁ、今が5月なんて嘘でしょう!と言いたくなるくらい暑かったです。5月17日深夜に放送開始されたドラマ25スモーキングを見ています。NETFLIXでも放送されているとか。深夜でしか見られない内容ですね。金子ノブアキさんがかっっこいいです。出演石橋凌金子ノブアキ丸山智己吉村界人第一話ゲスト:黒田大輔剥師の佐辺重蔵、物足師の八丁、潰師のゴロ、薬罪師のヒフミン。彼らは普段は公園のホームレスに身をやつしているが、本業は、依頼を受けては裏社会の悪党達を容赦なく葬り去ってゆく殺し屋集団、通称“スモーキング”。ある日、元ヤクザの猿川殺しの依頼を受けるが、調べるうち今なお猿川が山奥で悪事を働いていることを知った4人は……。第一話から攻めてますね。人間の皮を被った悪魔の本性を剥ぐ必殺仕事人。煙みたいに気配はあるけど存在が明らかでない男達がキャラ立っていてかっこいい。多分皮を剥がれた人は出血多量で即死。一人で深夜に見るのにいいドラマ。第二話ゲスト:市川しんぺー 富田健太郎4人の暗殺集団“スモーキング”は、普段は公園でホームレス生活をしている。ある日、いつも通り空き缶拾いをしていたゴロとヒフミンは路地裏で大けがを負った男を発見。訳ありのようだが、ヒフミンの希望で連れ帰り手当をすることに。一方、ある交渉のためヤクザの事務所を訪れた佐辺重蔵は、組長の勧誘を拒否し、拘束されてしまう。組長は手下の大樹に佐辺を殺せと命令するが…第三話ゲスト:螢雪次朗4人の暗殺集団“スモーキング”は、普段は公園でホームレス生活をしている。ある日、釣りをしている佐辺重蔵のもとを旧友である松戸が訪れる。2人が話し込む様子を遠くから見かけた八丁がテントに戻ってきた佐辺に誰と何を話していたのか聞く。すると、彼は昔の仲間で、悪質な組織の運営する施設に入ってしまった兄を助けるために手を貸してほしいと頼まれたのだという。事情を知った3人は…ジャージを着ててもかっこいい金子ノブアキ さんは何なんだろうと思いながら見ました第三話。そうかやっぱりビジネスライクにいくのかと思わせて情で動いた途端ヤバイ男たちに目を付けられる。三話にして引きがきましたね。第四話ゲスト:野間口徹 岩田龍門4人の暗殺集団“スモーキング”は、普段は公園でホームレス生活をしている。他の仲間に比べ自分が非力であることに劣等感を抱くヒフミンはある日、河原でケという男の子が少年達にいじめられているのを目撃。けがの手当てをきっかけに仲良くなるが、ケンの傷跡から、義理の父親に虐待を受けていることを知ってしまう。強くなって大事な友達を助けたいとゴロに教えを乞うヒフミンだったが…野間口さんの写真があったからメインパートかと思ったら前フリのエピソードだけだったんですね。なんて贅沢な。八丁は子供、ゴロはクスリ、ヒフミンは母親の死とそれぞれのトラウマが明かされる中リーダーのはラスト? 第五話ゲスト:野中隆光 古川凛4人の暗殺集団“スモーキング”は、普段は公園でホームレス生活をしている。そんな彼らの元に、ある組の組長から依頼が入った。多額の金を持ち逃げした組員、伊達沢武夫を見つけ出し始末してほしいという。行方をくらました伊達沢を探し出すため手がかりを探す一同。そんな中、八丁は草むらで1人、四つ葉のクローバーを集める少女、雛と出会う。交流を深める中、八丁が想いを馳せるのは。なんて素敵な不審者なんだろう。小さくない女の子でもついていきそう(笑)。娘を殺された父親が、残された者の悲しみを知りながら娘から父親を奪う。わざわざ指名したのは八丁に乗り越えさせるため?いちいち説明するものでもありませんねこんなこと。第六話ゲスト:螢雪次朗 河原雅彦 麿赤兒 山中崇 高橋和也4人の暗殺集団“スモーキング”は、普段は公園でホームレス生活をしている。ある日、佐辺の元を訪れた松戸。「“野戸黒”が脱獄しました」。彼の報告を聞き、佐辺は決意の表情を浮かべる。今回ばかりは、どうしても自分だけで片を付けなければいけない理由があった。さらに松戸の前にある人物が現れたことにより、事態は急転していく。ついに佐辺と“クリーナー”の因縁が明らかに…!?第七話ゲスト:麿赤兒 山中崇 高橋和也 橋本マナミ4人の暗殺集団“スモーキング”は、普段は公園でホームレス生活をしている。突如現れた“クリーナー”の会長・砂地は佐辺に、組織に戻ってくるように言う。一方、ゴロは弁当屋で働くミナミに好意を寄せるようになっていた。ある日ミナミの様子がおかしいことに気付いたゴロは一人動き出すが―。そして八丁もまた、自らの過去と向き合うべくある場所へと足を運んでいた。第八話ゲスト:麿赤兒 山中崇 高橋和也 橋本マナミ 遠藤雄弥 山村紅葉4人の暗殺集団“スモーキング”は、普段は公園でホームレス生活をしている。ある日、彼らの元に正木という青年から、彼が従事している女社長・志和須単を殺して欲しいという依頼が入る。正木から彼女の所業を聞いた4人は、実態調査のため会社に潜入することに。そこで明らかになった事実とは―。一方、ゴロと弁当屋のミナミの関係にも、ある変化が訪れていた…。第8話一周遅れで視聴。いやいくらなんでも女性の入墨剥ぎはきついかもと思っていたらある意味剥ぎよりもえげつなかった。凄惨な事をやっているのに弁当屋のシーンだけラブストーリーだと思ったらラストで急展開。今夜放送の9話も楽しみです。第九話ゲスト:麿赤兒 山中崇 高橋和也 橋本マナミ 松田龍平4人の暗殺集団“スモーキング”は、普段は公園でホームレス生活をしている。店にいるはずのミナミが姿を消した。彼女の行方を捜すゴロの元に、事情を知る毛沼が現れる。ミナミを助けるため、毛沼と共にある場所へ向かうゴロ。徐々に明らかになってゆく壮絶な過去とは…。その頃、“クリーナー”の砂地と政治支援団体の議長・榊原の間では、ビジネスの取引が進んでいて―第十話ゲスト:麿赤兒 山中崇 高橋和也 橋本マナミ 松田龍平4人の暗殺集団“スモーキング”は、普段は公園でホームレス生活をしている。ミナミを助けるため闘技場へ向かったゴロ。彼の居場所を突き止めた佐辺達はゴロを取り戻しに向かう。そこで正気を失っているゴロに対し、毛沼がミナミ解放と引き換えに出した条件とは。そして八丁は、毛沼から衝撃的な真相を聞かされる。“スモーキング”の関係が少しずつ揺らぎ始めてゆき―前の三人がキャラ濃すぎる。これまではすみわけ(というのもヘンだが)をしてうまくやっていたようなのに、ここに来てなぜわざわざ挑発して潰そうとするのか。とうてい無視できる存在ではないってことですかね。第十一話ゲスト:麿赤兒 山中崇 高橋和也 橋本マナミ 松田龍平毛沼によってミナミが殺害され、悄然とするゴロ達に「今日でスモーキングを解散する」そう宣言した佐辺は、自らの過去について語り始める。初めて明かされる“クリーナー”の目的や砂地との関係、そして“スモーキング”を結成した理由とは。一方、毛沼は砂地に呼び出され、“クリーナー”のアジトへ向かう。そこで待ち受けていたのは、衝撃の展開で…。ぼんやり後ろに映っている 山中崇 さん演じる若林のここに来ての蝙蝠っぷりが「やっぱり」という感じ(寡黙な部下で終わったらもったいないなと思っていたので褒めてます)。松田龍平 さんといい何も考えてなさそうな人の視線が一番怖いですね。最終話ゲスト:麿赤兒 山中崇 高橋和也 橋本マナミ 松田龍平佐辺から解散を告げられ、各々の道へと進む“スモーキング”。“クリーナー”を滅ぼすべく意を決した佐辺が公園に戻ると、テントは荒らされヒフミンのリュックだけが残されていた。若林から毛沼の仕業だと聞かされた佐辺は、拉致されたヒフミンを助けるため“クリーナー”のアジトへ向かう。果たしてバラバラになった“スモーキング”の運命は―。“クリーナー”との因縁の対決、最終章!『宮本から君へ』ではとことん人のいい営業マンを演じていた高橋和也 が『スモーキング』皮剥がれる変態演技で頑張る!困った時に二人の頼れるお兄ちゃんが登場!等見どころは多々あるが 石橋凌 松田龍平 対峙シーン、見たかったものが来た!スマートなエリートは人生の経験値で剥師に敗れる。スモーキング DVD BOX [ 石橋凌 ]
May 17, 2018
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みなさんこんばんは。物価が一気にあがってこわいです。映画リトル・エッラを見ました。リトル・エッラLill-Zlatan och morbror Raring 人と仲良くするのが苦手な人もいる。特にエッラにとっては難しいことだった。エッラが唯一仲良くできるのは、おじさんで“永遠の親友”であるトミーだけ。両親が休暇で出かけている間、トミーと過ごすのを楽しみにしていたエッラだったが、夢の1週間は悪夢へと変わってしまう!オランダからトミーの恋人スティーブがやってきたのだ。トミーとスティーブは英語で話すため、何を話しているのか全く分からないエッラ。のけ者にされたような気分になり、トミーを取られるのではないかと気が気でない。親友を取り戻したいエッラは、彼女と友達になりたがっている転校生オットーの力を借りてスティーブを追い出すための作戦を実行するのだが。 原作は国内外で高い人気を誇るスウェーデン出身の絵本作家ピア・リンデンバウムの『リトルズラタンと大好きなおじさん(未訳)』。 日本ではまだパートナー制度どまりだが、北欧では結婚もできて、性同一性なのかトランスセクシャルなのかわからないけど、それぞれに生きたいように人々が生きているという描写が、映画の中だけでも良い。 叔父さんが明らかに自分を第一においてくれなかったことへの、エッラの可愛い嫉妬がたまらない。しかしあれこれ策を練っても、しょせん子供の考えたことなので叔父さんには簡単にばれてしまう。同時にパートナーのスティーヴにもばれてしまうわけで、ああ自分がいるとこんなに姪っ子が反応するんだな、と優しい彼氏は身を引いてしまう。効果はあったわけだが、それでは本当に叔父さんが幸せになれない!とやはり馬力で突っ走れるのは少女のいいところ。それにしても少ししか登場しないエッラの両親は放任主義ですな。それともちょっと変わったところのある娘を、叔父に敢えて預けた態なのか。
September 5, 2026
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東野圭吾さんの『ガリレオ』シリーズと並んで人気が高い加賀恭一郎シリーズの映画版です。私は下谷七福神に行ったのですが、ちなみに、この映画にも七福神が登場します。こちらは日本橋七福神です。祀ってある神様は同じ種類なのですが…。原作東野圭吾出演中井 貴一 阿部 寛 松重 豊 鶴見 辰悟 山崎 努 劇団ひとり 向井 理新垣 結衣 黒木 メイサ 田中 麗奈にこりともしない、固いクールなイメージの加賀に阿部寛がはまっている。腹部を刺された状態で8分間も歩き続け、東京・日本橋の麒麟(きりん)の像の下で息絶えた男性。一方、容疑者の男は逃亡中に事故に遭い、意識不明の重体となる。日本橋署の加賀恭一郎は事件を捜査するにつれ、関係者の知られざる一面に近づいていく。被害者はなぜ必死で歩いたのか、はたまた加害者の恋人が彼の無罪を主張する理由とは……。東野圭吾のミステリー小説「加賀恭一郎シリーズ」の「新参者」を基に、阿部寛主演で放送されたテレビドラマの劇場版。物盗りの反抗として単純にかたがつきそうだった事件は、倒れた男性が製造会社の本部長で、容疑者の男が派遣切りにあっていることから「怨恨絡みの犯罪では?」という疑いが出てくる。それでもまだ納得しないで捜査を進める加賀に、捜査班は問う。「お前は何を追ってるんだ?」彼が願っているのは、単に事件の真相が分かってそれで終わり、ではない。起こってしまった事件を悲しみ「もしかしたら自分が悪かったのでは」と苦しむ遺族や関係者たちの心を救うために、普通の刑事ではやらない所まで進んでいく。他人に対してそこまで親身になれる割には、実父との関係がぎくしゃくしていて、看護師を介して行う将棋くらいしか心を通わせる術はない。まあこの辺りのさじ加減が絶妙で、何でも完璧の探偵ではなく、どこかに弱い所を抱えているからこそ、観客も彼にぐうっとひきつけられていく。加賀が本当はそんなに冷たい人間ではないことを知っているから、キツイ言葉をかける看護師や甥のように。しかし看護師の訴え「最後に死ぬ人間のメッセージを受け取れ」に、自分の親子関係を見直すのではなく、事件解決の糸口を見出してしまうあたりが、名探偵なのだけれど、情において不器用な加賀らしさが出ている。物語の中心であるため、加賀が言うことは絶対の真理でなくてはならないから“固さ”は必要だが、単にそれだけでは相手は受け入れない。相手を本当に思っているという心が言葉のはしばしから感じさせるような話し方をしなければ、ほとんど初対面の関係者が聞いてくれる説得力をもたないからだ。にこりともしない、固いクールなイメージの加賀に阿部寛がはまっている。麒麟の翼〜劇場版・新参者〜 豪華版【Blu-ray】 [ 阿部寛 ]
January 9, 2013
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みなさん、こんばんは。今日ご紹介するのはサブタイトルが凄いのでどんな映画かと思うでしょうがうーん、一種のポルノグラフィーなのかなぁ。図書館にありました。びっくりです。愛と追憶のセレナーデ/幻影に揺れる汚れなき美少女たちLaura, les ombres de l'été まだあどけない面影を残す16歳の美少女ローラは、バレエ教室の生徒たちの中でも特別な存在だった。ある日バレエ教室に著名な彫刻家ポールが現れる。ポールは偶然にも昔の知り合いだったローラの母、サラにローラを彫刻のモデルに出来ないかお願いするが、サラに断られてしまう。その頃、ローラもポールに密かな想いを抱いたが、思春期ゆえの戸惑いになかなか会う事ができない。二人の想いはすれ違っていくのだった…。 思いっきりポルノと書かれていた宣伝文句もあったんですが、それなのになんで図書館にあったんでしょうこれ。タイトルに騙されたのかな。愛と追憶だし。うーん愛なんだろうか。あらすじ解説にははっきりと「in love with her」とLoveが使われていたのですが、そこまでの心の交流は描かれていない。衝動の方が先に出てしまったという感じ。フランスといえばロリータの宝庫?なのでてっきりシャルロット・ゲンズブール主演の『なまいきシャルロット』みたいなティーンの少女がちょっと背伸びして恋をする話を想像していましたが、彫刻家は明らかにローラ(というか少女)に対して関心を持っていて、おそらく大人の女性とはうまく付き合えないタイプ(やはりロリータか)。ローラに関心を持った理由が「同じ年頃のローラの母サラに似ていたから」と言っていたのでそう推測した。 サラは女性独特の勘で自分の強力なライバルとなる娘と彫刻家を引き離そうとするが、結局ポールに不幸な出来事が起きてなし崩しに娘との関係を許してしまう。この母親の気持ちがよくわかりません。フランスという国はたとえ娘であっても恋愛については口出ししないのか。愛と追憶のセレナーデ/幻影に揺れる汚れなき美少女たち [HDリマスター版] DVDセナ楽天市場店
October 20, 2011
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映画花、香る歌を見ました。花、香る歌桃李花歌 The Hymn出演キム・ナムギル チン・ヒギョン リュ・スンリョン 女手ひとつで育ててくれた母が重い病魔に侵され幼いチン・チェソンは妓楼に預けられる。母を亡くし、村で耳にしたパンソリ「沈清歌」のヒロイン、シムチョンに自らの人生を重ね合わせて号泣するチェソン。そんな彼女に声をかけたのがパンソリの大家であり、朝鮮初のパンソリ塾「桐里精舎」の創設者シン・ジェヒョだった。歌い手になることを決意したチェソンはジェヒョに「歌いたい」と訴えるも、けんもほろろにあしらわれる。ジェヒョはひょんな事からパンソリに造詣が深い興宣大院君と酒を酌み交わす。王族の人間を前に緊張するジェヒョだったが、次第に意気投合。 やがて息子の高宗が王座についたことから、摂政として政治の実権を握った大院君は景福宮の再建祝いに落成宴を催すことを発表する。その宴に出場しようと精進するチェソンだが…。 ひとことでこの映画を説明するならば、女性初のパンソリの歌い手となったチン・チェソンのサクセス・ストーリーといってよい。しかしこの成功には苦さがつきまとう。なぜなら彼女は後に興宣大院君の寵愛を受けるからだ。この「寵愛を受ける」とはつまりは夜のお相手をするということ。落成宴で評判になった彼女はその夜に師匠のジェヒョと引き離され、綺麗に着飾らせられ、そして目の前には湯浴の支度と女官が…と絵にかいたような側室ロードを見せられ愕然とする。女性に歌を許さない封建社会という籠から抜け出たと思ったら、今度は別の籠に閉じ込められたわけだ。 女が名を残すには、単に歌がうまいだけではだめで、その時代の有力者の後見が必要だった。映画では師匠ジェヒョが彼女への愛を大院君に訴えるシーンがあったが、果たして一介の貴族でもない男が時の実力者にそんな事を言えたかどうか。むしろ弟子の栄達を喜んだはずだ。 さて、香る花を手元に置いた権力者が幸福になったかといえば、これはやはり世の倣いでそうはならなかった。大院君の住居は景福宮からそう離れてはいない。他の両班達に比べて領地は広く、いつでも皇帝と往き来ができる距離にある。 しかしこの広大な屋敷も、家族と過ごせてこそ安らげる。大院君が失脚してからは、実の息子に幽閉される檻となる。自らが籠の鳥となった大院君のもとでチン・チェソンが最期をどう過ごしたか、映画のようであったなら見ている私達も救われるのだが。【楽天ブックスならいつでも送料無料】花、香る歌【Blu-ray】 [ スジ ]楽天ブックス
May 8, 2016
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みなさん、こんばんは。この映画のDVDパッケージの画像は何か怖いですね。幽霊みたいで。でも人間、本当に極度にダイエットしたら結構骸骨に近い姿になってしまうんですね。クリスチャン・ベールの役者根性を見た作品を紹介します。映画「マシニスト」この作品情報を楽天エンタメナビで見る【送料無料】マシニスト [ クリスチャン・ベイル ]楽天ブックスマシニストTHE MACHINIST出演クリスチャン・ベイル マイケル・アイアンサイド ジェニファー・ジェーソン・リー監督ブラッド・アンダーソン不眠症で1年も眠れず、病的に痩せ衰えた機械工のトレヴァー・レズニック。自宅で不気味な貼り紙を見つけ、新しい同僚アイバンに出会って以来、彼の周囲で奇妙な出来事が頻発する。彼を温かく迎えるのは空港でウェイトレスをしているマリアと娼婦スティービー。誰かが自分を陥れようとしていると感じたトレヴァーは、疑心暗鬼になっていく。病的なまでに痩せたトレヴァーを演じたのは『太陽の帝国』でスピルバーグに見出されたクリスチャン・ベール。大人になった彼は、ありきたりの二枚目俳優よりも、なりきり演技で主人公に憑依する道を選び、今回は30キロ減量して役に臨んだ。その痩せっぷりは裸になるとより鮮明で、人間というより骸骨に近い。目も窪んでとても健康的とは言えない。いくら他人に扮するといっても、そこまで痩せてしまったら、正常な思考等出来るのだろうか、つまり、あまりにも登場人物と一体化してしまって精神的におかしくならなかったのだろうか?と危惧する。仕事場と自宅→空港またはスティービーの家の往復という決まりきった生活をしながら、トレヴァーはどんどん痩せていく。体重激減の原因は不眠症と食べない事。空港でケーキとコーヒーを注文しているが、コーヒーは飲みケーキは残す。眠りたいのに眠れない彼は、現実と夢の境目がだんだん曖昧になってゆくし、その彼の視点で我々は物語世界を見るので、ますます何が真実なのか分からなくなってくる。昼夜変わらず暗い画面もその曖昧さを助長する。彼の前に現れる二人の女性が救い手となるかに見えるが、マリアは子供と一緒に出かけた遊園地で息子がけいれんを起こし、部屋にアイバンの写真があった事からスティービーまで疑い、幸せになる道を自ら閉ざしてしまう。真相は勿論ラストに明らかになるが、その時私達は今まで見せられてきた映像を全く別の側面から見せられる。テーマは償い、あるいは「人は自分の罪から逃げられない」。映像のマジックと主演の怪演で引っ張った作品。
November 30, 2012
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みなさん、こんばんは。酉の市が始まりましたね。花園神社で餅を買って来た方から頂きました。皆さんは熊手を買いに行きますか?東野圭吾さんの小説が原作の映画夜明けの街でを見ました。夜明けの街で出演岸谷 五朗 中村 雅俊 石黒 賢 東 幹久 田中 健 黄川田 将也 深田 恭子 木村 多江 萬田 久子監督若松 節朗大手建設会社の課長・渡部は理想的な家庭生活を送っていたが、ある日、会社に派遣社員として入ってきた仲西秋葉と一夜を共にしてしまう。自分の中にまだときめく感情が残っていたことに驚きを感じた渡部は秋葉との逢瀬を重ねるが、あるとき彼女から自分は殺人犯という衝撃の告白をされ……。「不倫なんて馬鹿な奴のすることだと思っていた」が確か原作の第一行で、そのまま映画のモノローグに使われていた。でも陥ってみたらどんどんハマってしまって遂には妻子を捨ててもいいとまで思いつめるようになる…不倫をコメディタッチで描いた作品とみた。「秋葉の家で起きた殺人の犯人は誰なのか?」というミステリー要素はあるが、映画では誰が犯人なのか?というヒントすら与えられず、時効の日が秋葉にとって一つの区切りとなるというだけで、はっきりいって犯人はどうでもいいや、と思っているような印象を受けた。渡部の家庭を慮って「年末は海外旅行に行く」「バレンタインは友達とスキ―」なんて嘘をつく秋葉にほだされてとうとう外泊するようになった夫に「いい加減にせーよ」と言いたくなったが、にっこり笑っている妻が最後においしいところを持っていた。木村多江という薄倖そうな印象を持つ女優を妻にキャスティングしたのは、観客が「きっと若い愛人に夫が走ってしまうだろう」と予測するよううまくリードする意図があったからだろう。木村多江で怖いなぁと思った映画に『東京島』があった。あの時も大人しそうな顔をして、どんどんふてぶてしくなっていく彼女に女性の強さを見たが、今回も妻の強さを見た。散々ロマンティックを楽しんだ夫がこれから味わう日常という名の地獄…怖いなぁ。累計120万部を突破した東野圭吾のベストセラー小説を原作に、『沈まぬ太陽』の若松節朗監督が映画化。【中古】DVD▼夜明けの街で▽レンタル落ち中古DVDと雑貨のキング屋
November 11, 2014
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みなさんこんばんは。ダブリン出身のシネイド・オコナーが56歳で亡くなりましたね。ボディガードを頼まれた男性の格闘を描いた映画を紹介します。ザ・ボディガードThe Hunter's Prayer出演サム・ワーシントン エイミー・ランデッカー ジョエル・キナマン オデイア・ラッシュアレン・リーチ監督ジョナサン・モストウ 凄腕の殺し屋ルーカスは、スイスへ海外留学中に両親を殺された女子高生エラの殺害をマフィアのリチャードから依頼される。殺し屋稼業から足を洗い、妻と娘と静かな生活を望むルーカスだったが、依頼を断れば家族の命はない。エラを見つけ銃口を向けるが、助けてと懇願する彼女を前に、娘の姿が重なり引き金を引くことができない。ルーカスはエラを守り、ヨーロッパを逃亡しながらリチャードへの復讐を決意する。だが、リチャードによって懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋たちから命を狙われることに。非情で凄腕の殺し屋という設定の割にはあっという間に娘にほだされる。サム・ワーシントンは割と地味、もっと言うとオーラがないので寡黙なキャラははまる。孤独な独身男と家族のない娘の組み合わせといえばフランス映画『レオン』。この取り合わせは共感を呼ぶことは証明済み。とんでもないはねっ帰りの金持ち娘が、孤立無援になることでしおらしくなっていく過程は自然。しかし『レオン』の二人は長い歴史があったのに、本編の二人は短い間で疑似家族になって、ルーカスが長い間やめられなかったヤク中からも立ち直るのはちょっと無理がある。まあそうでないと話が終わってしまう。また、これもすぐ撃たれてしまうと話が終わってしまうんだろうが、警察に手を回すくらい大きな力を持っている割には追手が毎回ルーカスたちを逃し過ぎる。。クライマックスを作らんがためなんだろうがいくら悔しいからっていきなりエラが悪者まで殺しにいくかな?フツーの学生がいきなり思い切りよすぎないか? もともとフィリップ・ノイスが監督としてアサインされていた。サム・ワーシントンはターミネーター3でジョナサン・モストウと組んでいた。ザ・ボディガード【洋画 中古 DVD】メール便可 ケース無:: レンタル落ちバンプ
July 30, 2023
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みなさんこんばんは。佐藤健が温めていた渾身の企画『グラスハート』が、自らの主演、さらに共同エグゼクティブプロデューサーも担当し、Netflixシリーズとして2025年7月31日(木)より配信されますね。韓国ドラマ元敬~欲望の王妃を見ました。元敬~欲望の王妃~The Queen Who Crowns脚本: イ・ヨンミ(『マネーゲーム』)演出:キム・サンホ(『甘くない女たち~付岩洞<プアムドン>の復讐者~』、『華政(ファジョン)』)出演イ・サンミン イ・ヒョヌク チャ・ジュヨン イ・イダム1400年開京。2度の乱を経てイ・バンウォンは第3代目朝鮮王として王位に就き、王宮では王妃・元敬の内助の功をたたえる華麗な式典が開かれる。バンウォンと王妃は若き頃、民のための国を作るという大志を抱き、「全てを分かち合う」と約束を交わしていた。しかし歳月を経て、王妃に王の資質を見い出したバンウォンは、危機感を覚えるようになる。一方、私設の諜報員である易者を使って民の声を集める王妃の元には「バンウォンが幼い弟を殺して王になったことで天の怒りを買い、日照りが続いている」、「王は王妃に操られている」などの不平不満の声が届きはじめていた。第3代イ・バンウォンは、兄弟たちと二度に争い、そのために朝鮮国の祖である父とも訣別した。長らく玉璽を渡されることもなく、疎遠であった。そんな彼を支えたのは妻ミン氏の実家だったが、やがてミン氏もバンウォンの標的にされる。OPにも登場する画。バンウォンの首筋には返り血のような血痕がべったり。『太宗イ・バンウォン』『イニョプの道』などで描かれた第1代の王と第3代の王の父子確執を、妻の側から描くことで、悲劇のヒロインであった彼女の葛藤をも描くことに成功している。諜報員を常に放つなど王妃が王よりも王たる資質を備えていた(という設定)から起こる一族の悲劇を描く。次々と側室を作り王妃から逃げるバンウォン。自分を害そうとしているのを知りながら父を排せない彼は今まで描かれてきた彼よりも若干繊細。勉強嫌いな側室の子を鞭で叱ると虐待だの嫉妬だのと恨まれる王妃。弟たちは王妃よりも思慮浅く、平気で王の前で禁句を連発。父親が思慮深いのが救い。次世代には世宗大王という偉大な聖君が生まれると知っていないと悲惨でしかない。建国の祖として歴史書に称えられながら王位を巡って実の息子たちが殺し合いを繰り広げ生き残ったバンウォンを殺そうと執念を燃やすイ・ソンゲを演じた イ・ソンミン があれでカメオ出演らしいが存在感半端ない。第1話1400年開京。第2次王子の乱を経てイ・バンウォンは王位に就き、王宮では王妃の内助の功をたたえる華麗な式典が開かれる。その夜、厳しい王宮の掟をよそに女官たちの制止をも振り切り、バンウォンと王妃は激しく愛し合う。一方、2度の王子の乱で我が子を失った太上王イ・ソンゲはバンウォンと王妃に対する憎しみを募らせていた。第2話バンウォンの功臣であるハ・リュンからの知らせを王妃に伝えたバンウォンだったが、そこへ一人の刺客が現れる。王妃と共に刺客に対したバンウォンは、その最中に見えた刺客の顔に驚く。刺客を送り自分たちを殺そうとした人物が父であることにショックを受けるバンウォンは、刺客を手引した人物がその名を口にする前に手にかけてしまう。第3話突如、王であるバンウォンとの共寝を命じられたチェリョン。王妃の忠実な使用人であったが王の命令ゆえ背くこともできず、承恩を受けて尚宮となる。一方、バンウォンが王位に就く前、王妃の使用人であったヨンシルがバンウォンの血を引く男の子と共に王宮に入る。王妃は王命により、ヨンシルを側室の1人として認め孝順宮主とする。第4話ヨンシルに呼び出され王妃と自分のどちらに付くかと問われ悩んだチェリョンは、王妃の寝殿へ向かう。しかし、王妃に嘆願を拒まれショックを受け、王宮で生き延びるため王直属の尚宮であるキム尚宮を訪ねる。一方、バンウォンの態度に憤りを覚えていた驪江君だったが、王妃の言う通りに中央軍隊の中軍大将の職を辞するとバンウォンに告げる。第5話ソンゲが寺に寄進しようとした琴鐸の箱には鉄槌が隠されていた。箱の中身を知った王妃はソンゲを制止しようとするが、鉄槌は王妃の肩をかすめる。バンウォンがソンゲの臣下に拷問を行った結果、ソンゲの私兵である家別抄が関わっていることが判明。バンウォンはソンゲを問いただすが「お前を殺し、過ちを全て正す」と宣戦布告を受ける。事前に暗殺計画を知っていたらしき王妃を怪しみ実家で私兵を抱えているのではと詰問するバンウォン。父子の確執では命を狙ったのに謝るどころかお前を生んだのは間違いだったと父親に宣言されけり倒される。側室のもとへ逃げるしかない。第6話廃妃が議論される中、箱の中身を知ったのは禁じられている諜報員を使ったからだと責められる王妃は、そのおかげで助かったのだと反論する。そして、バンウォンに向かってソンゲはバングァのために動いたと知っているだろうと告げてバンウォンの怒りを買う。そんな中、バングァの腹心ナムジョンの家を、ソンゲの腹心ウォンボムが訪ねる。何度も登場するミン家による賢姉愚弟の描写。黙って廊下で聞いているチェリョンから弟たちの動きは筒抜け。ウォンボムとナムジョン、バングァとソンゲそれぞれの腹心の葛藤。第7話チョン尚宮の計らいで急きょ当日の夜にバンウォンと王妃の共寝が決まり、中宮殿は慌ただしく王を迎える準備を行う。宿直尚宮は王宮の掟に従い段取りどおりに共寝を進めようとするが、用意した鶏が途中で鳴き出し、王妃は眉をひそめる。そんな王妃を横目にバンウォンは尚宮に寝床のそばで王宮式の共寝を指南するように言う。掟に従おうとするバンウォンと激しく反発する王后。第1話ではお互いの思いのままぶつけあったのに共寝問題でぶつかる二人。かつて剣を合わせればお互いの心がわかったのに、今は一人で剣をふるう王妃。第8話ソンゲとバングァが謀反を企てていると王妃から報告を受け、さらにその件にヨンシルが関わっている可能性があると知らされ落ち着かないバンウォン。ヨンシルの使用人を拷問したチョン尚宮から報告を受け、バングァの元へ向かう。部屋を捜索し連判状を見つけたバンウォンはバングァを問い詰めるが、同調していないから謀反ではないと言われる。父や弟たちとは異なり賢明だったからこそ命を長らえた第2代王バングァ。ソンゲはバンウォンの婚家が権力を持ちすぎる危険について言及。その脅威心はバンウォンを苛み世祖の妻の実家にまで及ぶ。第9話バンウォンは自分が愛した側室ヨンシルの命を守るため王妃の懐刀を抜き、彼女の腹を刺す。数日後、バンウォンは腹心イ・スクポンとお忍びで王妃の弟たちが持つ広大な農地を訪れ、ミン家の権勢を目の当たりにする。スクポンはミン家の強大な権力を牽制するためには有力な家の娘を側室に迎える必要があると言い、名門クォン家の娘を紹介する。そうとは知らず謀反に加担したことにされてしまったヨンシルはこれ以上妊娠できないようにバンウォンに腹を刺される。「人生の価値を男に見出そうとしたからだ、これから自分の価値を見つけ出せ」とフェミニスト発言の王妃。王妃とヨンシルがいなくなった王様の空洞に入り込もうとするチェリョン。新たな側室擁立に「わたくし、実家に帰らせていただきます」の正しい使い方王妃。「良家のお嬢様の弱みをかみちぎってやる」と意気盛んなチェリョン、ずいぶん野心家キャラになってきた。第10話嘉礼色を設置してクォン家から側室を迎えると言うバンウォンに反対して実家に帰った王妃のことを、留守の中宮殿を見て思い出すバンウォン。そんなバンウォンに、バングァは側室を迎えようと王妃を切り捨てるつもりがないなら意味がないと言い、リュンも臣下にきつく当たるバンウォンの様子に王妃を連れ戻してはどうかと伝える。王妃の実家の権力拡大は防ぎたいが王妃への愛情は抗しがたい王。不在中もかつての王妃の面影にとらわれ実家に迎えにいっちゃう王様が王妃様ひとすじで泣ける。王子を生みたいチェリョンに「王様の愛に全てを賭けるな。王様の愛以外に王宮で生きる理由を見つけよ」と新たな側室に忠告する王妃。今回の王妃様はフェミニスト。王の命で王妃をスパイしていたのがばれるチェリョン。第11話勢を見せつけるため、バンウォンを招いてミン家で盛大な宴が催されるが、驪江君が明の高価な酒を振る舞ったことがやぶへびとなり、民から安く土地を買い取ったことまで言及される。そんな折、宮中をチェリョン懐妊の知らせが駆け巡り、王はチェリョンを寵愛し、王妃の権力に陰りが見られるのではないかという話が女官たちの口の端に上る。土地を手に入れ利益を得ていたことがわかりやぶへびになるミン家。世子を殺した過去回想。まるでマクベスとマクベス夫人みたいなバンウォンと王妃。王妃の忠告をよそにチェリョン 念願の懐妊。今の所琴弾いてるシーンしか登場しない両班出身の側室。第12話反乱鎮圧のためバンウォン自ら出兵すると聞いた王妃は、出兵前の一夜を共にしたいとチョン尚宮に共寝を準備させる。その頃、琴の音色がうるさく胎教に悪いと貞懿宮主に文句を付けたチェリョンは、そのことをキム尚宮から責められて自分にも権臣が必要だと言い出す。王妃はソンゲの居場所をバンウォンに伝え、迎えに行ってはどうかと言う。バンウォンのアキレス腱ソンゲ登場。新たな朝鮮実現のためにはお互いを殺し亡き者にすることができない。ソンゲから託された権門排除の筆頭に隣に立ち「いつもそばにいる」と頼もしい王妃実家がいることを告げず遷都を果たしじっと見つめるバンウォン。今後の粛清の嵐の予感第13話1405年漢陽へ都を移したバンウォン。ある日を境に急にミン家の奴婢が増えたというチェリョンからの情報を聞き、バンウォンはスクポンにミン家を探らせる。スクポンがミン家を内偵していると知った驪城君は、バンウォンにミン家の不正について報告するため王宮に入ろうとするスクポンに殴りかかり、2人は揉み合いとなる。「国の主は民」王妃は息子たちに、バンウオンは家臣にほぼ同時に告げるクロスカット。同じ方向を向いているのにミン家の存在が影を落とす。権力に向かって走り出すチェリョン。貢女の件を鮮やかに解決してみせるインギョン。愚かで権力に取り憑かれた弟たちに危機が迫っていることを察した王妃は先にバンウォンに聞きに行く。予測は全て当たり。バンウォンもまた正直に話す事話す事。第14話バンウォンの真意を確かめた王妃は、弟たちが権力を笠に着て王との対立を深めないよう、驪城君と驪江君に今後はミン家と距離を置くと宣言する。しかし、弟たちはかえって王と王妃への反発を強め、味方の大臣たちを利用し要職につこうとする。驪城君を右軍の大将にするようにとの上疏と共に現れた臣下の姿に、バンウォンは怒りをあらわにする。後に英祖が何度も行い息子思悼世子を消耗させた譲位宣言を行うバンウォン。ここでも譲位を撤回させたのはインギョン。二度目の実家に帰らせて頂きますも成功の巻。第15話世子の教育係が遅刻した一件により漢陽に遷都後、都城内での住宅不足が深刻であることを知るバンウォン。一部の権臣が土地を買い占め、暴利を貪っているのが原因だと推測し調査を命じる。そんな折、王妃は都城内の土地を仲介する栗里キム氏の元を訪ね、不当に得た土地を返すよう栗里キム氏に迫る。しかしまさにその時、驪江君が訪ねてくる。驪江君を守るために財力も権力も手放すよう命じるのに聞いてもらえないインギョン。破滅の道を歩く弟たちを罠にかける王族たち。第16話親蚕礼の直前に諜報員からの情報で驪江君が栗里キム氏の罠にかかったことがわかる。さらに、栗里キム氏の背後にいた人物がソンゲの腹違いの兄弟である明善大夫であることもわかり、バンウォンが手を出せないと察して王妃は対応策を練る。親蚕礼が始まり、明善大夫からバンウォンへ民の住居を奪い暴利を貪る権臣がいると報告があがる。不当に得た家を捧げるという臣下とそれをさせた王妃を最初は誇りに思っていたバンウォンだが、ふとその笑みが止まりハ・リュンに尋ねる。「まるで王のようでした」王の表情の変化を不審がる王妃。きました揀択の回。第17話世子嬪の揀択を控え、王族たちの支援を取り付けた安城君はバンウォンに謁見し、忠誠の証に自分の娘を嫁に捧げると直訴する。在職中に問題を起こし、免職処分となったキム・ハルロの娘よりも安城君の娘が優勢と見られる中、王妃は2人の娘に平等に機会を与えるべきだと主張し、木綿の布を機で織らせた結果で世子嬪を決めると宣言する。世子嬪選びで安城君の娘に問題があることを知るウォンギョンは王権強化のために安城君の娘に固執するバンウォンとぶつかる。機織りがうまくない安城君の娘のために一肌脱ぐチェリョン。またすぐばれそうな企みを。明善大夫の逮捕を仕向けて恩赦で元の身分に戻し弟を矢面に立たせたことをなじる王妃と「そなたは王ではない」と責めるバンウォン。決裂の時。第18話安城君の娘を世子嬪に選ばなかった王妃に対し、勢力の均衡を保とうと明善大夫らに恩赦を与えたバンウォン。それに乗り大臣たちから驪城君と驪江君の処分を求める声が上がる。そんな中、王妃の父が亡くなり、葬儀に現れたバンウォンに驪城君は弔問する資格はないと言い放つ。葬儀を終えたバンウォンは、驪城君と驪江君を免職し、流刑地に送る。 さあ外戚をやっつけようぜ!と明善大夫を誘う安城君。遂に捕らえられる王妃の間者。死の床で息子たちの助命を嘆願する王妃の父ミン・ジェ。大きな壁がなくなり動き出すバンウォン。王妃を守りぬいて死ぬ間者。彼の最後の報告で世子の悪友との交流や明善大夫のせいで米が民にゆきわたっていないことを知る王妃は安城君と繋がっていたチェリョンと決別。第19話桧巌寺に身を寄せていた王妃は、バンウォンが民を思い下賜した土地や米が明善大夫らに横領されていたという事実を手紙にしたためて、チョン尚宮に渡すよう和尚に託す。その頃、丹山府院君は流刑地にいる驪城君と驪江君を訪ねる。3人は密談でバンウォンの皮膚病を悪化させ、王妃の協力を得た上で世子を担ぎ出して乱を起こす計画を立てる。自身の不正を隠すためバンウォンの背中の膿を機に世子を立て王妃を摂政にせんとする王妃の弟の謀反をバンウォンに告げ王妃の告発の手紙を奪う明善大夫。王への手紙を書き密かに寺にしまう王妃。「お前は争いと無縁の人生を」と世子夫妻に告げるバンウォン。第20話軟禁されていた桧巌寺から抜け出し民の声を王に届けるため申聞鼓を叩かせた王妃は、やってきたバンウォンに現状を訴える。そこで初めて事実を知ったバンウォンは驚き、王を騙り王妃を軟禁するよう安城君に指示した明善大夫を捕まえるよう命ずる。王妃は不在の間に人事に介入しようとしていたチェリョンに、出ていくよう告げる。聡明な世子嬪が王妃の危機を救う。花の枝を手折った子供を餓死させた報いで石で打たれ雨の中死ぬ明善大夫。死にざまを見つめる安城君。流刑先で自分たちを待ち受ける運命を知らない王妃の弟二人は「海があんなに青くて広い」と。帰還してチェリョンの行為を正す王妃。「漢陽は何と広いのでしょう」かつて自分が言った「開京は何と広いのでしょう」を思い出し「お前は王になりたいのだな」と忠寧大君に告げる王妃。叔父に責められ黒角弓を求める世子。第21話山の上から漢陽の都城を見下ろす忠寧大君の聡明な物言いに王の片鱗を見いだす王妃だったが、バンウォンは長男である譲寧大君以外を跡継ぎに据えることは王子の乱の悲劇を繰り返すことになるのではないかと恐れていた。誰に言われることなく、民の窮状に胸を痛め解決策を求めて中国の古書を探す忠寧大君に、バンウォンは音楽書を渡す。民の苦しみに思いをはせ救済米を考える忠寧大君と狩りに駆り出す勢子のことで頭がいっぱいの譲寧大君の器の違いに気づきながらも、長子相続を実現させるため忠寧大君に音楽の本を手渡すバンウォン。自分への責めをかわすため、母の兄弟を窮地に陥れる譲寧大君。第22話宮中に世子が臣下から侮辱されたという噂が出回り、兄弟間の争いを憂慮するバンウォンによって、王妃の弟たちは用意された別の罪により処罰を受ける。犠牲を出さぬようバンウォンに伝えていた王妃は衝撃を受けるが、リュンが話す事の経緯を聞き、王の慰めを断って一人泣き濡れる。翌日、世子の元へ向かった王妃に、チェリョンが会いに来る。最後の弟たちも賜死にされてしまった王妃。芸妓のもとに通う譲寧大君に「耐えて見せる」という世子嬪に「耐えるな」という姑。流人から黒角弓を受け取った決定的現場をバンウオンにみられる譲寧大君。彼に王の資質がないと言い切る王妃。第23話愛憎渦巻くバンウォンと王妃の仲をつなぎとめていた末息子の誠寧大君が感染症にかかり、看病に明け暮れる王妃。王として同じ感染症の民のため調査と処置を命じたバンウォンも看病に訪れるがまもなく誠寧大君は亡くなり、王宮は悲しみに包まれる。誠寧大君が危篤にもかかわらず狩りに出ていた讓寧大君を見つけたバンウォンは激しく叱責する。子はかすがいの言葉通り、冷えていたバンウォンと王妃をつないでくれた誠寧大君が感染症になり死亡。そしてその時世子は狩りをしていた。廃されたことで肩の荷を下ろす世子。最終話讓寧大君を廃世子とし次の世子を決めるため大臣たちに意見をまとめるよう命じたバンウォン。そんな中、讓寧大君を連れて王妃が会いに来る。バンウォンの考える兄弟間の争いは起こらないと讓寧大君に誓わせた王妃は、誰が王にふさわしいかを考えるようバンウォンを説得する。そして、王になりたいと決意した忠寧大君がバンウォンに会いに来る。自身が起こした王子の乱で父との仲に長い間苦しんだバンウォンは、讓寧大君の子供に跡を継がせようとし、忠寧大君もまたその思いを汲み世子師を選ぼうとする。しかし本当の望みは。バンウォンに向かい歩きだし、やがて走り出す忠寧大君。名君中の名君世宗大王誕生。世子としての重圧か、かえって清々しくさえなった讓寧大君。夫婦水入らずで暮らせるようになった時に大妃を襲う病。宮殿で待つバンウォン。世宗大王の舞を見ながら目を閉じる大妃。屈指の名シーン。
July 27, 2025
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みなさん、こんばんは。昨日の地震と津波は怖かったですね。NHKの放送に賛否両論だったようですが、あれほど厳しく言わないと皆逃げなかったような気がします。逆流する川を見た時は、東日本大震災を思い出すようでした。さて、こちらはロレンスの評伝の下巻です。ロレンスがいたアラビア(下)Lawrence in Arabiaスコット・アンダーソン白水社 下巻は映画の山場となったシーンが続々と登場する。まず、ロレンスが途中ではぐれた仲間を探しに一人で戻るエピソード。この出来事は映画でも10分程度描かれ、「はぐれた男はもう死んでいるはずだ(運命は変えられない)」と皆が言った時に、ロレンスが言った台詞が「Nothing is Written=運命は変えられる」と訳されている。この後は、生きていると信じて探しに行ったロレンスが、仲間を連れて来た事で喝采が起きるという、いかにも映画的な展開になっているが、実際にはロレンスは叱られた。沙漠のような刻々状況が変わる場所で、はぐれた仲間を探す時間というロスを生じさせたことと、その間に英国側として作戦を指揮するロレンスに何かあれば、影響は計り知れないからだ。そしてこの場合、ロレンスを止めた者たちの意見が正しかった。Nothing is Written。かなり意訳になるが、書かれていたことが全てではないという意味にもなる。 この後に続くアカバ攻略、鉄道爆破など、ロレンスは期待された成果を挙げていくが、彼の表情は次第に険しくなる。英国は、オスマン・トルコ帝国を倒せば自分達の国が出来ると確信しているアラブを支援しながら、第一次大戦へのアメリカ参戦を引き出したいがために、影響力を持つシオニストの「自分達の国を作りたい」という甘い夢に秋波を送る。紳士の国という評判とは真逆のイギリスが、そこにあった。「圧倒的に敵対的な人びとに囲まれた中でパレスチナにユダヤ人国家が建国されるとすれば、それは武力によってなされなければならず、その維持も武力によらねばならないだろう (P209)」と、現在の中東を予見したコメントを残したロレンスは、後年名前を変えてあちこちに出没する。「ロレンス」という名前をつかえば、どうしても実際とは裏腹の評判がついて回る。あれほど冒険心に溢れ、出自ゆえに何かを成し遂げたいと思っていた彼が、唯一成し遂げた事から逃げ回ったのはなんとも皮肉だ。【楽天ブックスならいつでも送料無料】ロレンスがいたアラビア(下) [ スコット・アンダーソン ]楽天ブックスお試し クグロフ ミニサイズ 3個セット【送料無料】ギフト プレゼント 贈答 贈り物 ご進物 土産 引き出物 祝い 結婚式 ウエディング クリスマス 誕生日 パーティー ティー コーヒー パウンドケーキ 甘さ控えめ しっとり 伝統菓子 焼き菓子 フランス
November 23, 2016
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みなさん、こんばんは。三月になりましたね。ところでみなさんは犬派ですか、猫派ですか?さてあの有名な音楽家は何と犬派だったのです!愛犬たちが見たリヒャルト・ワーグナーRichard Wagner Mit den Augen Seiner Hunde Betrachtetケルスティン・デッカーリヒャルト・ワーグナーといえば「どうか、後生一生のお願いです。ここへ戻っていただきたい、戻ると約束してほしいのです!あなたを熱愛し、崇拝しています、あなたはわたしの人生の支配者です!どうかひとこと、行く、と言ってください!どうかわたしの言葉を信じて、でなければ死んでしまいます!」とバイエルン国王ルートヴィヒに熱く口説かれたにもかかわらずつれなく逃げたり、他人の奥様を奪ったりと周囲を振り回した音楽家としてのイメージが強い。しかしそんな彼を振り回すことができた存在がいる。犬だ。本書は、常に彼の周りにいた歴代の犬達から見たワーグナーを描いた作品だ。 最初に登場するのは、ニューファンドランド犬のロッバー。彼を旅に同行するためにワーグナー夫妻は船に密航するが、難破した船で見つかってしまい、危うく海への生贄にされかける。まるでディズニーアニメのような道中を体験し、船での体験は後に『さまよえるオランダ人』に活かされる。またパリでさっぱり売れなかったワーグナーが小説家に転身して書いた『パリに死す』では、極貧で自分の食べるものすらないのに、犬を売るよう持ちかけられて 「たとえブリタニア全土と引き換えだって、自分の友を売るものか!」と息巻く男(ワーグナーの自己投影)の姿が描かれる。実はロッバーはこの後一年間姿を消してしまい、絶望したワーグナーは「わたくしは自分をどなたかに売り渡さざるをえない状況に立ち至りました。しかしすでに頭脳も、心も、わたくしのものではありません―先生、あなたのものです―残っているものといえば、せいぜいこの両手ぐらいのものです―どうかこれを使ってやってはいただけないでしょうか?」と、後の傲慢な姿からは想像もできない言葉を列挙しては、知り合いの音楽家にすがっている。「妻とは別れられる。わが子との別れもあるだろう。しかし、自分の犬とは決して別れられない。この言葉は、ワーグナーが言ったわけではない。しかし彼の行動はその言葉通りだった。」 ところで、犬視点といったところで、犬が「実はワーグナーはですね…」と語り始めるわけはない。ニューファンドランド犬魂を持つわれわれは、根っからのアナーキストだとアナーキスト宣言をしたり、同居人となったオウムに嫉妬する、なんちゃって犬視点で書かれているので、どうしても架空の話が混じる。「そんな企画、よく通ったな。遺族は怒らなかったのだろうか?」と思ったが、ワーグナーの曾孫も高く評価しているそうだ。祖先とは違って、随分柔軟なお方らしい。【楽天ブックスならいつでも送料無料】【高額商品】【3倍】愛犬たちが見たリヒャルト・ワーグナー [ ケルスティン・デッカー ]楽天ブックス
March 1, 2016
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みなさんこんばんは。アメリカ中西部のミネソタ州で移民税関捜査局の職員による発砲で、女性が死亡した事件を受けて、この週末、全米の各地では抗議デモが呼びかけられています。トランプ政権は、発砲した職員が撮影したとみられる新たな動画を根拠に、正当防衛を主張していますが疑問の声もあがっています。昔綺羅星のごとくに少女漫画家が登場したころのことを覚えていますか?懸賞や付録もありましたよね?今回は、そんな少女漫画時代黎明期を舞台に描いた小説を紹介しますうまれたての星大島 真寿美集英社 数々の「書き手の業」を描いてきた大島さんが、近松門左衛門の次に選んだのは、なんと漫画家!はい、彼女たちも、確かに業を持っていた。作中では、鵺と表現されている。 1969年、人類が月面着陸をした年に出版社に就職した辰巳牧子は、経理補助として「週刊デイジー」「別冊デイジー」編集部で働き始める。親分肌の川名編集長が率いる「週デ」は、漫画班・活版班・グラフ班に分かれて編集部員一同、日々忙しく動き回り、「別デ」を率いる小柳編集長は、才能あふれる若い漫画家たちを見出し、次々にデビューさせていた。 半世紀以上経って、紙媒体から電子媒体に変わるなんて、誰も思っていなかった頃、少女漫画にぽつぽつとスター漫画家が現れ始めていた。昔は紙でしか原稿を渡せなかったため、漫画家も小説家と同じ缶詰目状態。売れっ子漫画家の家には何人もの編集者が押し掛けた。デイジーとは架空の雑誌名だが、「歴史ものの連載で人気になった漫画家」「連れて行ったら演劇に夢中になって演劇ものを書きたくなった漫画家」など、当時の某雑誌読者であれば、今では大御所と言われている漫画家のモデルはすぐわかる。この頃は小説でも雑誌でも、百万尾突破がニュースになり、読者アンケートの結果が連載に反映され、漫画家もかなりシビアな結果を見せられた。読者も漫画によって影響を受け、生き方が変わっていく。のちに毎号付録つき月刊誌も登場するが、二誌のモデルとなった雑誌の売りは、読者全員プレゼント。何号か買ってクーポンを集めると応募できる仕組みだ。こちらも懐かしい。 男性編集者に並んで漫画を担当したいと願う西口克子や香月美紀、少女漫画という縁のない世界に放り込まれ戸惑う綿貫誠治、暇さえあれば雀荘で麻雀ばかりしている武部俊彦、それぞれが辿る69年から73年までの五年間。少女漫画の雑誌だから、当然担当は女性…と思われたが、もともと少女漫画も手塚治虫のような男性が描いていたように、企画も出す編集は、もっぱら男性の仕事だった。いくら女性が漫画家と組んで何かをやりたいと思っても、最初からは無理な話だった。諦めて去っていく者、残って機会を待つ者、単純に漫画を好きでいる者、漫画家との相性に悩む者など、雑誌を作る側の群像劇でもある。彼らにもそれぞれ業や拘りがあり、最も強い業がぶつかった時に傑作が生まれるから面白い。うまれたての星 [ 大島 真寿美 ]楽天ブックス
January 11, 2026
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源氏物語が原作の映画なんですけど、ええーっと思う内容でした。千年の恋 ひかる源氏物語GENJI - A THOUSAND YEAR LOVE監督堀川 とんこう出演天海 祐希 高島 礼子 松田 聖子 かたせ 梨乃 常盤 貴子 竹下 景子 吉永 小百合 岸田 今日子 南野 陽子 中山 忍 森 光子 細川 ふみえ 浅利 香津代 渡辺 謙 片岡 鶴太郎 山本 太郎 本田 博太郎 竹中 直人 風間 トオル 風間 杜夫 加藤 武 神山 繁 段田 安則今より千年前、紫式部は宮中の藤原道長からの頼みで、道長の娘・彰子の教育係として京の都にやって来る。実は式部には、どうしても京の都で完成させなければいけない一つの物語があったのだ。『源氏物語』と題されたその物語の主人公は桐壺帝の子・光源氏。 容姿端麗にして武芸に秀でている源氏は何不自由のない生活を送っていたが、継母である藤壺中宮への禁断の恋心に苦悩もしていた――。式部はまだ清純な彰子に物語を説いてゆくのだが、ついに物語は源氏が姫君たちとの逢瀬の果てに、藤壺と体を重ねてしまうことになる……。冒頭、いきなり光源氏と藤壺の濡れ場シーンから始まる。「何てことを、姉上」と段田安則さん演じる弟が紫式部を止める。これは現実と物語が交錯しながら進行してゆく作品である。しかし「どうしてこの人なのだろう?」というキャスティングが多かった。上品で紫上と拮抗するような女性、明石の上には細川ふみえさんが扮しているが、もう少し紫の上とは違う大人の女らしさを感じさせる女性の方が良かったのではないか。そしてどうして水中出産シーンなのだ?女性主人公も原作とは異なる色付けがされていて、源氏の娘分として育てられ、源氏とは関係がなかったとされている玉蔓が映画では源氏と戯れている。源氏を女性が演じているから嫌らしさはないけれど、一体どこまで原作を改変すればいいのだろう。また、源氏の行列を紫式部が見たり、嘆く紫の上を紫式部が抱きしめるなど現実と空想の合体シーンがあるのだが、これは一体なにを言いたかったのだろう。もっと意味不明なのは折々に登場する松田聖子さんの歌である。何で現代風の歌なのだ?オープニング近く、下帯一つで浜辺に死んでいる渡辺謙さんに涙が出そうになった。何と言う役なのだろう。いくら一人二役だといっても、彼はただ後の藤原道長にそっくりという特性だけを持っていて、紫式部との間に愛情があったとも思えない寒々しいキャラだった。【送料無料】千年の恋 ひかる源氏物語楽天ブックス【贈答】【返礼】【送料無料】【しゃぶしゃぶ】【クール送料込】【お手軽】【簡単】【野菜】【セット】 【豚肉】【しゃぶしゃぶ鍋】【明太子】【水菜】【キャベツ】【長ネギ】【地場野菜】元祖黒豚しゃぶはり鍋セット 2-3人前 自家製明太子付価格:5000円(税込、送料無料)
September 1, 2011
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みなさん、こんばんは。厚生労働省は米ファイザーと米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチン接種後、若い男性で通常より高い頻度で報告されている心筋炎や心膜炎の症状について、通常の注意喚起から「重大な副反応」に警戒度を引き上げ、医師らに報告を義務付けることを決めたそうです。今日もP・D・ジェイムズのダルグリッシュ警視シリーズを紹介します。神学校の死DeathIn Holy OrdersP・D・ジェイムズハヤカワ・ポケット・ミステリ・ブックス青木久恵訳冒頭は聖アンセルムズ神学校の住み込み看護婦であるマーガレット・マンローの手記だ。学生ロナルド・トリーヴィスが近くの砂浜で砂の下に埋もれて死んでいるのを発見したのが彼女だった。同校のマーティン神父がマーガレットに「小説のように経緯を書き留めるように」と勧められてのことである。ところがこの手記は突然終わりを告げる。マーガレットが身近な人のふとした事から事件に関連する“何か”を思い出し、“もっとも関わりのある人”に話した後に、何者かが彼女を訪ねてくる。読者の予測通り、訪問者は死の使いだったわけだ。 一方ダルグリッシュは、殺されたロナルドの養父が貴族で事故死の見解に納得せず、副総監に怒鳴り込んできたことから、この事件に関わることに。そしてダルグリッシュはまだ知らなかったが、神学校で新たな出会いが待っていた。 というわけで、後の妻で学者のエマ・ラヴェンナムとダルグリッシュが遂に出会ってしまう(ああケイト!)。二人の出会いシーンがほぼ一目ぼれ!初めての恋じゃないのにビビビと電流が走る!(笑)「彼女は今夜ケンブリッジに帰るんですって。そりゃあ、そうよね。彼女はあそこの人なんだから」「じゃあ、君はどこの人なんだい」「あなたとロビンズ、ADと同じよ。私をどこの人間だと思っているの。これが私の仕事ですからね」と恋敵の退場にひとまず安心するケイトだが、その後ダルグリッシュとエマに「もしお嫌でなかったら、ぜひまたお目にかかりたい。お互いにもっと知り合えたらと思います」「ロンドンとケンブリッジの間の電車は今はとても便利になっています。どちらの方からも」こんな会話があった事をケイトはまだ知らない。神学校の死 (Hayakawa pocket mystery books) [ P.D.ジェームズ ]楽天ブックス
December 13, 2021
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みなさん、こんばんは。今日は中国の旧正月ですね。町で沢山中国人を見かけましたが、昔ほど爆買いはしてないそうです。池波正太郎さん原作の時代劇雲霧仁左衛門3の放送が始まりました。これまでの1、2で池波さんの原作は終わっており、今回からはオリジナルです。出演中井貴一 國村隼 春風亭小朝 内山理名 板尾創路 モロ師岡 大東駿介 松田悟志近藤芳正 手塚とおる 村田雄浩第1回「嵐の予感」藤堂家への復讐を果たし、雲霧仁左衛門が姿を消してより1年。江戸では雲霧を名乗る残虐な盗賊一党が世情を騒がせていた。これを偽者の仕業とにらんだ安部式部がニセ雲霧捕縛を命ぜられるが、この騒動は仁左衛門をおびき出そうとする藤堂家江戸家老・磯部主膳の策略だった。再び集まった雲霧一党はニセ雲霧の正体を暴こうとするが、お千代が捕らえられてしまう。その窮地に現れたのは――。それにしても手塚とおるさん随分と古株となったなぁ。遂に登場、おかしら!中井さんが随分と貫禄が出たこと。第2回「新たなる盗(つと)め」仁左衛門への復讐を誓う磯部は、剣客・関口雄介に雲霧一党の隠れ家を襲わせ、藤堂家を探ってきた定七が命を落とした。仇を討つべく盗(つと)めを再開した雲霧は、磯部の資金源となっている大店を狙う。動きに気付いた式部は雲霧を追うが、仁左衛門は新たに仲間に加わった大工小僧七松の腕を生かした一計を案じる。第3回「ほおずきの調べ」ゲスト出演:松井玲奈仁左衛門が次に標的としたのは味噌醤油を扱う大店・豊田屋。だが金は特注の錠前がつけられた味噌醤油蔵にあるらしく、容易に手が出せない。雲霧の狙いが藤堂家懇意の大店にあると察知した式部は、配下の高瀬を職人として豊田屋に潜入させる一方、七松に幼なじみのおさきを近付けて動きを探る。柄本佑さんが演じていた因果小僧六之助の代わりに、大東駿介さん演じる大工小僧七松が加わりました。若くて元気が良くて小回りがきくけれど、精神的に脆く利用されることもある。雲霧一党の大人達との対比を効かせるためのキャラクターですね。第4回「忘れ形見」ゲスト出演:春本由香 櫻井淳子 森下能幸下駄雪駄商・丸子屋の様子を探る雲霧一党の小頭・伝次郎は、店で働くおなみを見かけ、動揺する。おなみは伝次郎の昔の仲間で別れた恋人だったが、ひとり娘・お志乃の祝言のために再び盗賊の引き込み役をしていたのだ。だが金の所在がなかなかつかめないことに苛立つおなみの頭・平助は、おなみ母娘を人質に伝次郎から金のありかを聞きだそうとする。こちらも新しく加わった小頭・伝次郎。以前は小頭・木鼠の吉五郎を伊武さんが演じてました。「真田丸」でするめかじってる賤ヶ岳の七本槍の一人、平野長泰を演じていた近藤さん、今回はプライベートと一味の間で苦悩する渋い役です。第5回「奪還」ゲスト出演:渡辺哲 黒沢あすか 柄本明雲霧一党を捕縛することの出来なかった安部式部は、ついに奥の手を繰り出す。以前捕えた一党の富の市とおかねをあえて死罪でなく遠島に処し、奪還に来るところを一網打尽にしようというのだ。仁左衛門はこの挑戦を敢えて受けるが、江戸市中での計画はハプニングが起きて中止のやむなきに至る。そして最後のチャンスとなる浦賀での出航待ちの夜、偽の人別帳を紛れ込ませて番所を混乱させた一党は、まんまとふたりを救出した。だがこれを読んでいた式部は街道を2方向から進み、逃げる一党を挟撃する。アクシデントにもめげず奪還を成し遂げてしまう雲霧チーム、さすがです。柄本さんのキャラは次回に続きますね。第6回「月下の誓い」ゲスト出演:柄本明雲霧一党を救ったのは、仁左衛門の兄貴分の大盗賊・暁星右衛門だった。後日訪ねてきた星右衛門は、仁左衛門に最後の盗めへの協力を依頼する。狙いは日本橋・松井屋。かつて仁左衛門が指揮をとったものの、ことを急いで満月の夜に押し込んだだめしくじり、星右衛門に傷を負わせてしまった因縁の大店である。他の組織とは組まない仁左衛門だが、押し込み先の名を聞いて囮役を引き受けるのだった。だが安部式部は過去の記録から真の狙いに気付き、駆けつける。朝倉あきちゃんが潜入捜査に。案の定松田さんがメロメロです。かわいいですもんね。中井さん演じる雲霧が星右衛門を見送る瞳の悲しいこと。手塚さんはすっかりベテランですね。第7回「凶刃」ゲスト出演:柄本明雲霧一党はかろうじて火盗の手を逃れる。暁星右衛門が仁左衛門を裏切ったのは、藤堂家の藩医となっていた息子の立場が危うくなると磯部に脅されていたためだった。星右衛門は一万両の受領と息子の身分を担保する証文を受け取るが、磯部の命を受けた関口に殺されてしまう。一方、火盗の一員・高瀬の道場に潜り込んだおようは関口の正体に気付き――。
January 29, 2017
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みなさん、こんばんは。フランスでギロチンにかけられた王妃マリー・アントワネットはご存じでしょう。でも彼女が当時のファッションリーダーだったことは浪費のマイナスイメージで消えてしまいがちです。そんな彼女の強力な支援者の伝記を紹介しますね。マリー・アントワネットの髪結い:素顔の王妃を見た男Marie Antoinette’s Headウィル・バショア/著 阿部寿美代/訳韓国ドラマに登場する女性達も重そうな鬘を身に着けているが、ベルサイユ宮殿では何と船の模型を頭に乗せている貴婦人もいた。重くてシャンデリアにぶつかりでもしたら火事にあいそうなデザインを考案したのは本編の主人公、レオナール・アレクシス・オーティエだ。櫛一つを持って田舎から革命前夜のパリにやってきたレオナールは、最初はデュ・バリー夫人、次にマリ―・アントワネット王妃の知己を得て、一躍時代の寵児に躍り出る。パトロンに頼るだけでなく、レオナールはアントワネットに自身が流行の発信者となることを進言し、髪結いの学校を設立する。卒業した生徒達が新たな顧客を得ることで、自身のデザインを広める事ができるわけで、企業家としても優れていた。 そこまでならサクセスストーリーなのだが、周知の通りその先にはフランス革命がある。窮地に陥ったフランス国王夫妻を救うため、何とレオナールはイギリスに渡ったり先に亡命した王弟達を援助したりと、スパイまがいの事までやってのける。 とはいえ、どこまで本当かわからないという難点もある。全部がとは言わないが、ガスコン(ガスコーニュ人)は何でも大げさに言う所がある。レオナールはガスコーニュ出身であり、彼自身の記述を裏付ける第三者もいない。革命に巻き込まれて死んだ中にレオナールの名前があるが、彼には他に兄弟がおり、誰が犠牲となったのかもわからない。記述全てを鵜呑みにするのは危険であると本書でも述べられているが、その辺りが、未だにこんなドラマティックな生涯ながら映画にも小説にもなっていない所以かもしれない。【送料無料選択可!】マリー・アントワネットの髪結い 素顔の王妃を見た男 / 原タイトル:Marie Antoinette’s Head[本/雑誌] / ウィル・バショア/著 阿部寿美代/訳CD&DVD NEOWING
April 6, 2018
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みなさん、こんばんは。昨日はハンカチ王子斎藤祐樹選手の最終登板でしたね。今日はあの有名なファーブルの伝記を紹介します。ファーブル伝La vie de J,H.Fabre,Naturaliste suivie du Repertoire general analytique des Souvenirs entomologiquesジョルジュ=ヴィクトール・ルグロ 集英社連れ合いを求めて最後につかまってしまう『狼王ロボ』で名高い『シートン動物記』が動物ものの雄ならば、こちらはフンコロガシの習性について書かれた話を子供の頃に読んだ人が同じ割合できっといるはずだ。ちなみにフンコロガシの話は『昆虫記』第一巻に掲載されている。 アンリ・ファーブル、博物学の巨人だそうだ。昆虫学かと思ったが、彼の守備範囲はもっと広い。ただまあ学者はとにかく儲からない職業なんじゃないの?金にならなそうだし、と思っていたら案の定。昆虫記があまりに有名すぎて、彼の生涯は記憶に残っていない。 父親の事業の失敗で碌に学校に行けなかったにも関わらず三年かかるところを二年で課程を終えてしまうほどの秀才。頭脳も探求心も人一倍あったにも関わらず、なかなか本が出版できず、いざ資金がたまった時には随分と年齢がいっていたためできなかったと書いてあるが、八十代、九十代であれだけの文章が書けるほうが珍しい。また、貧しさを喧伝されるのも嫌ったとか。概略を書くと悲劇の人だ。その文章はノーベル賞文学賞候補にもあがったとか。私たちは翻訳文しか見ていないが魅力的な文章だったのだろう。 フンコロガシ以外の動物・植物の描写や、カソリック教徒のため進化論に否定的であったことも本書で知ることができた。ファーブル伝 [ ジョルジュ=ヴィクトール・ルグロ ]楽天ブックス
October 18, 2021
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みなさんこんばんは。台風がきていて週末はともに雨ですね。今回は実際にチェコにいたとされる女神と呼ばれた女性たちについての小説を紹介します。ジートコヴァーの最後の女神たちZitkovske bohyneカテジナ・トゥチコヴァー 新潮社クレストブックス大国の隣は、何かと気を使う。お隣さんが、声の大きい人であった場合、何かを言うのと憚れるのと同じだ。チェコスロバキアー今では分裂したが―もまた、強大なドイツというお隣さんを持った国だ。オーストリア・ハンガリー帝国に属している間は、多様な民族が共存しうる、多少自由な空気があったが、大戦がはじまると、いち早くドイツに侵略された。 物語は、民俗学を専門とする女性ドラが、研究対象として「女神」と呼ばれる女性たちを探す場面から始まる。チェコのとある辺境の寒村には、「女神」と呼ばれる女性たちが生きていた。女神は、薬草を使って病を治し、ときに天候をコントロールし、呪いを行って、医療行為や地域のトラブル等の相談を受けていた。科学的な根拠をもとに病気を診断する、医師とは別の流れであり、それらは他国にも多かれ少なかれあったが、他国同様、それらは次第に消滅していく運命にあった。 ドラは、個人的動機からも、女神の行く末を探っていた。叔母スメルナが女神であり、母もその系譜を継いだといわれる。ならば自分にもその天分があるのではないかと考えるのが妥当である。しかし自身、少しも能力の片鱗を感じず、幸福な人生でもなかった。彼女は、学術的興味と、自身の半生への問いから、研究に打ち込んだ。 全くのフィクションかと思いきや、作中にも記事が登場するように、実在したようだ。戦争中はナチスが注目し、共産主義時代には弾圧されたこともある。社会の枠組からはみ出した存在は、時の権力との距離感をうまく取る必要があるが、それでも弾圧されるのがほとんどだ。理由は、彼女たちの能力も存在も、理屈で理解できないからだ。彼女の能力が善か悪かではなく、要は、利用する側にとって、能力が有用か、それとも害になるかが問題なのだが、使う側はそう受け取らず、彼女たちの問題にする。だから迫害に回るのだ。 女神をテーマに取り扱った作品は、曖昧な要素を残したまま、余韻を残した状態で終わる。曖昧な要素を取り払ってしまったら、また排除に回る可能性が生じるため、敢えてこのままが良い。ジートコヴァーの最後の女神たち (新潮クレスト・ブックス) [ カテジナ・トゥチコヴァー ]楽天ブックス
September 6, 2026
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みなさんこんばんは。サッカーのワールドカップカタール大会、世界ランキング24位でグループEの日本は1次リーグの初戦、世界11位で西ドイツ時代も含めて過去4回の優勝を誇るドイツと対戦し、途中出場の堂安律選手と浅野拓磨選手のゴールで2対1で逆転勝ちしました。今日は実際の出来事を元にした矯正施設についての映画を紹介します。ミスエデュケーションThe Miseducation of Cameron Postサンダンス映画祭グランプリ出演クロエ・グレース・モレッツ ジョン・ギャラガー・Jr フォレスト・グッドラック 1993年。交通事故で両親を亡くした高校生キャメロンは、保守的な叔母のもとで暮らしている。プロムの夜、彼女は車の後部座席で同性の恋人とセックスしているところを同級生に目撃され、同性愛者であることを周囲に知られてしまう。激怒した叔母により、矯正治療施設「神の約束」に無理やり入所させられたキャメロンは、理不尽な治療に抵抗しながらも、同じく入所者のジェーンやアダムと絆を深めていく。 邦題は原題そのままMiseducation=誤った教育。著者は、本書がデビュー作となるエミリー・M・ダンフォース。ロード・アイランド大学の助教授で、同性パートナーと暮らすレズビアンで「同性愛者の少女の思春期の日々を、数年かけて追った成長物語を書きたい」と願って本書を執筆。実際に同性愛矯正治療キャンプに送られた16歳の男の子の話を知り、調査を行ったことが活かされている。 矯正キャンプというけれど、映画の中では姉弟によって経営されている私的なものであり、もともとは同性愛者である弟を矯正するために姉が立ち上げた。肉親の愛情がベースになっており、姉はカウンセリングの訓練を受けたのかもしれないが、頭から「同性愛者はいけない、罪である。‘治療によって治る’」と決めつけている。メインはカウンセリングであり、執拗に「あなたは同性愛者であることをどう思っているのか」と心情を聞き出されるのも、ナイーヴなティーンにはたまらない。ある事件が起ってしまうが、治すどころかかえって当事者を追い詰めてしまっている。価値観はそれぞれ固有のものであり、無理にねじまげる必要はない。例え相手が大人であろうと、価値観を曲げることは個性をなくすことだ。自分を変えようとする相手とどうしても相容れないなら逃げてしまえばいいのだ。ミスエデュケーション [ クロエ・グレース・モレッツ ]楽天ブックス
November 25, 2022
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みなさんこんばんは。昨日は板橋と戸田の花火大会がありましたが板橋はナイアガラの滝で火災が発生し中止になったそうです。今日もウィル・トレントシリーズの紹介になります。ブラック&ホワイトUnseenカリン・スローター田辺千幸 (訳) ハーパーBOOKS 夫は白バイ警官で妻は刑事。立場の上では男女逆転が起こっているが、年下夫は意に介さない。気にしているのは妻の方だ。妻の名は、レナ・アダムス。夫はジャレド・ロング。姓が違うが、サラの前夫ジェフリーの息子である。サラは妊娠できないので、彼女の子ではない。二人の家に、突然暴漢が押し入り、最初から命を狙っていたかのように発砲した。ジャレドは重体、レナは果敢に金槌で反撃し強盗犯一人を殺害する。警官を襲うのは重罪になり、仲間達が血眼になって捜査をするのが定石だ。そんな危険を冒すのは誰か? 襲撃の後間もなくレナの家に現れたのはGBI特別捜査官ウィル・トレントだった。彼は任務で彼女の家を張っていたのだ。サラは“夫が死んだのはレナを庇ったから”と思っており、ウィルが彼女と関わるのを嫌がる。そんな彼女を気遣いレナの家を訪れたことを黙っていたウィルだったが、次第に良心の呵責に苛まれる。 場面はジョージアの州都アトランタに飛ぶ。ジョージア州にまで市場を拡大してきた姿なき大物犯罪者ビッグ・ホワイティという大物の噂が乱れ飛んでおり、未だ姿を見せない彼を炙り出すために、広域捜査が展開される。ウィルが送り込まれ謎の人物の正体を探る過程と、彼の頼れるボス・アマンダ・ワグナー、メイコンの捜査指揮官デニース・ブランソン、レナ、サラ視点で描かれるそれぞれの言動が交錯して描かれる。主役といえどウィルはほぼ狂言回しポジションで、複数の女性達の物語である。女性ならではのきつい言葉の応酬、すれ違い、共闘してはすれ違いを繰り返しながら、どうしても理解できない部分/少しは理解できる部分の境目が曖昧になってゆく。サラ達がレナを嫌うのもわかるのだが、第三者として見ると、確かに彼女は頑なな部分もあるが、ストーリー上悪い時に悪い場所に居合わせたとも言えなくない。そんな彼女が幸せになるラストは、そうならない女性陣が多い中でちょっとほっとする。ブラック&ホワイト (ハーパーBOOKS 115) [ カリン・スローター ]楽天ブックス
August 6, 2023
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みなさんこんばんは。市販薬と似た成分や効能を持つ「OTC類似薬」を処方された患者に、追加負担を求める新たな仕組みをめぐり、患者や医師などの団体が19日に会見を開き、対象の患者を見直すよう訴えました。今日は中野京子さんのエッセイを紹介します。美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔中野京子PHP研究所美の基準は人それぞれである。そのため、中には、「えっ、これが美?」と驚く絵も。「醜い公爵夫人」マサイスタイトルについている通り、美しくない!いや、美の基準は様々だから、美しいと感じる人もいる?「ゾフィ大公后」ヨーゼフ・カール・シュティーラーハプスブルグ帝国の有名な皇后、エリザベートの姑だ。エリザベートにイジワルをした悪役認定されがちだが、個性的なヘアスタイルはさておき、美人でしっかり者の印象を与える。覇気のない夫ではなく、英邁な自分の息子フランツ・ヨーゼフに皇位を継がせようと考えるくらい、国の事を想える女性だった。「サラ・ベルナール」アルフォンス・マリア・ミュシャウィーンに行くとミュシャのポストカードが至る所で売っている。一度見たら忘れられない特徴的な絵。画家の経験もないミュシャが大抜擢で大女優サラ・ベルナールのポスターを作った所、大ヒット!「モンテスキュー伯爵」ジョヴァンニ・ボルディーニプルースト『失われた時を求めて』のシャルリュス男爵のモデルになった人物。スティッキを持った姿はダンディなおじさまそのもの。「デヴォンシャー公爵夫人」トマス・ゲインズバラダイアナ后の遠い祖先。生き方も似ていて、夫とは不仲でダブル不倫。「シャネル」マリー・ローランサン絵画を依頼したものの、ローランサンの描くシャネルは色調からして暗かったために、送り返されてしまう。「ユーディトと侍女」アルテミジア・ロミ・ジェンティレスキ国を救うために美人局で将軍を殺した烈女。ジェンティレスキの描く彼女は美しいというより、たくましい。美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔 (PHP新書) [ 中野 京子 ]楽天ブックス
August 20, 2026
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みなさん、こんばんは。あっという間に1月も最後ですね。年末から週末もずっと仕事をしていたので、とても早かったです。2月はバレンタインですね。さて、今回はサユリストに捧げる…というのは真っ赤なウソで、日本人から見ると「何でだろうなぁ」ってところがある映画を紹介します。でも桃井かおりさんは悪役として存在感がありました。映画「SAYURI」この作品情報を楽天エンタメナビで見る【送料無料】SAYURI【Blu-ray】 [ チャン・ツィイー ]楽天ブックスSAYURIMEMOIRS OF A GEISHA出演チャン・ツィイー 渡辺 謙 役所 広司 マコ ケーリー・ヒロユキ・タガワ 桃井 かおり ミシェル・ヨー 工藤 夕貴 コンリー監督ロブ・マーシャル音楽ジョン・ウィリアムス9歳で花街の置屋へ売られた千代は、下女として働いていた。ある日、辛さに耐えられず泣いていた千代は、「会長さん」と呼ばれる紳士から優しく慰められ、いつか芸者になって会長さんに再会したいと願うようになる。時が経ち、15歳になった千代は、芸者の中でも評判の高い豆葉に指導を受け、「さゆり」としてその才能を開花していく。そしてついに、会長さんと再会することになるが…。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の“ゲイシャ・ムービー”。共演には渡辺謙、役所広司、桃井かおり、工藤 夕貴ら日本の俳優たちのほか、ミシェール・ヨー、コン・リーらアジアの名優たちが顔をそろえる。自然や着物も含めて日本の美を効果的に撮ろうとしたのがわかる。桜が咲いているのにかき氷を売っており(夏の風物詩)、更に芸者が日傘をさし、男性達は長袖の背広を着ている。一体季節はいつなのだろう?外国の監督が日本を撮るとこんなものか。日本が舞台なのに主演女優と対立するヒロイン、助演級が中国人で占められているのが残念。これを演じられ、かつ世界にも名が知られている日本人の女優はいなかったのか。コン・リーとチャン・ツイイ―の対決を見ていると、彼女達の女優としての戦いが二重写しになって見えてくる。少女時代の千代を演じる大後寿美花がかわいい。こんないたいけな子をいじめる置屋の女将に桃井かおり。吹き替えも本人が担当している。さゆりを散々いじめて借金で縛り、いざ彼女が都イチの芸者となるところりと態度を変える計算高さを見せて厚顔無恥と、俗物丸出しの女将を好演。桃井さんや工藤さんに比べると男性の造形はあまり深堀りされていない。顔に傷を負った信さん(役所広司)も芸者のさゆりに惹かれていながら水揚げのセリに参加しないわ、肝心な所で潔癖症で、会長はひたすら優しいという類型的。女性の裏切り、嫉妬が渦巻く世界はよく描けていた。こひな-姫さくら-(人形工房天祥オリジナル 京都西陣織物)こひな-姫さくら-(人形工房天祥オリ...価格:82,490円(税込、送料込)
January 31, 2013
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みなさん、こんばんは。パラリンピックの子供観戦が問題になっていますね。やめたほうがいいと思うなあ。今日から3日間コリン・ファレル出演映画を紹介します。フライトナイト/恐怖の夜FRIGHT NIGHT出演コリン・ファレル トニ・コレット アントン・イェルチン 高校生のチャーリーは、母親とラスベガス郊外の街で平和に暮らしていた。ところがある日、彼らの家の隣にジェリーが引っ越してきてから、失踪者の数が増え始める。チャーリーの友人エドは、ジェリーがヴァンパイアだと主張し……。 オリジナルでは、主人公のガールフレンドは隣に住む性的経験豊富な吸血鬼に無意識のうちに心惹かれるばかりか関係を持ち、主人公の母親は彼とは別世界に住み、主人公が愛するホラー番組のホストは実は臆病者で、クラスメイトの孤独なオタク少年は切ない決意をする。主人公は最後に、隣家の怪事件よりもガールフレンドとのセックスを優先する大人に成長する。 リメイクでは、ガールフレンドも母も隣人に惹かれることなく、最初から主人公の味方。落ちぶれたホラー番組のホストは、ラスベガスの人気イリュージョニストに現代化され、吸血鬼退治には個人的な動機で参加する。つまり、吸血鬼VS主人公を含む正義の味方対決という、いかにもアメリカらしいわかりやすい構図になっている。 相手に招かれないと家に入れないというのは映画「モールス」でも描かれたヴァンパイアの特徴。何とかしてチャーリーの家に入ろうとするジェリーと、何も知らずに入ってもらおうとする母、正体を知っていて必死で止めようとするチャーリーという場面が登場する。 『フォーン・ブース』のコリン・ファレルがヴァンパイアを演じ、トム・ホランド監督の『フライトナイト』をリメイク。ファレルがキャスティングされたのは男臭い魅力を持っていて女性がほいほいついてきそうだからだろう。本来キャスティングされてたのはヒース・レッジャーでぐっと繊細なイメージが。イギリスのヴァンパイアはもっと紳士っぽいのにこちらはワイルド。クリス・サランドンは三つの「フライト・ナイト」に出演していたが今回はジェリーに轢かれる男としてカメオ出演。ラスベガスの人気イリュージョニスト、ピーター・ヴィントのネーミングはピーター・カッシングとヴィンセント・プライスという往年のヴァンパイア俳優へのオマージュ。フライトナイト/恐怖の夜 [ アントン・イェルチン ]楽天ブックス
August 24, 2021
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みなさん、こんばんは。ウクライナのゼレンスキー大統領による国会での演説について、衆議院議員会館内の会議場とホールを利用して行われましたね。アニメ平家物語を見ました。スタッフ原作:古川日出男訳「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09 平家物語」河出書房新社刊監督:山田尚子脚本:吉田玲子キャラクター原案:高野文子音楽:牛尾憲輔アニメーション制作:サイエンスSARUキャラクターデザイン:小島崇史美術監督:久保友孝(でほぎゃらりー)動画監督:今井翔太郎色彩設計:橋本賢撮影監督:出水田和人編集:廣瀬清志音響監督:木村絵理子音響効果:倉橋裕宗(Otonarium)歴史監修:佐多芳彦琵琶監修:後藤幸浩キャスト悠木碧 櫻井孝宏 早見沙織 玄田哲章 千葉繁 井上喜久子 入野自由 小林由美子岡本信彦 花江夏樹 村瀬歩 西山宏太朗 檜山修之 木村昴 宮崎遊 水瀬いのり杉田智和 梶裕貴#1 平家にあらざれば人にあらず平安末期の京都。平家一門は、権力・武力・財力、あらゆる面で栄華を極めようとしていた。天皇をもしのぐ勢いで野心を募らせる父・平清盛を危うく感じる長男の重盛はある夜、邸内で琵琶法師の少女・びわと出会い、平家の滅亡を予言される。重盛とびわには、ともに見えないものが見える「目」を持つという共通点があった。『平清盛』 ファンが泣いて喜ぶ禿ファーストシーン。面白い事大好きパパ清盛と面白くない(真面目)息子重盛。望まないものが見える者どうしびわと重盛。太鼓持ち時忠。優しく美しいお姫様時子。優しい長男維盛やんちゃ次男資盛。朝廷の威信失墜を嘆く後白河法皇と一言も発さないザ・妖艶丹後局。#2 娑婆の栄華は夢のゆめ資盛が天皇の摂政に無礼を働いて制裁を受け、それに清盛が報復したことで、平家に対する批判が噴出する。重盛は資盛を伊勢に謹慎させ、自身も職を辞することで少しでも批判を治めようとするが、それがおもしろくない清盛。そんな中、徳子が後白河法皇の息子・高倉天皇に入内することが決まる。今様狂いを高倉帝にディスられるごっしー。滋子が参謀役みたいになってる「忠ならんとすれば孝ならず、孝ならんとすれば忠ならず」重盛。鳥に驚く維盛後の富士川の戦いの伏線。光源氏の御代から煩悩を逃れたい女性は仏門に。先を怖れながら「いつか」という先を表す言葉が好きなびわ。#3 鹿ケ谷の陰謀維盛・資盛・清経らとともに、厳島神社に赴くびわ。入内して6年になるが子を授かる気配のない徳子のために、一行は厳島神社に祈願の舞と祈祷を捧げる。一方、重盛は藤原氏と延暦寺のいさかい、これをもてあます後白河法皇に頭を悩ませていた。さらにその裏では、源氏の力を借りて平家を討つ密議が交わされようとしていた。母と義父の子作り圧に耐えかねて小督のもとに通う高倉天皇と寂しく見送る徳子。鹿ケ谷の陰謀で話に登場し後ろ姿カットの佐殿 「鎌倉殿の13人」御輿振では平家の赤のみカラーで外はモノクロ。鎧姿の父の陣に朝廷に仕える服で単身赴く重盛の覚悟。「平清盛」でおなじみ双六頻繁に登場。#4 無文の沙汰待望の御子を授かったにもかかわらず、病床に臥せってしまった徳子。見舞いにきた重盛が片目で周囲を見ると、密議の陰謀で処分された者たちの怨霊が蠢いていた。恩赦によって流罪になった者たちが解放され、徳子の息子が無事産まれるが、平家の立場はいっそう難しいものとなっていた。「遊びをせんとや生まれけむ」を朗詠し資盛とハイタッチするごっしー。運命の子安徳天皇誕生するも行く末は海の底に。弁慶かと思った春日大明神の化身が夢に現れる重盛。鳴弦祈祷と神仏に祈る風習が色濃く残る中世。菊池寛作品ではハッピー島ライフを送る俊寛だが本編では絶望す。「無文の沙汰」は重盛が平家滅亡の夢を見て大臣葬の時に用いる無文の太刀を維盛に渡す巻第三「無文」より。重盛の命が尽きる時琵琶法師が涙を流し花がぽとりと落ちる。一人平家の成した過去の業を見続けさせられやっと死によって現世の苦しみから抜け出すことができた重盛。#5 橋合戦重盛の死を受け、「未来が見えても変えることはできない」と嘆くびわ。その左目は、いつの間にか重盛の目と同じ色になっていた。重盛に代わり弟の宗盛が平家の頭領になるが、後白河法皇は平家の勢力を削ごうと動き始める。これに反発した清盛は、三種の神器とともに幼い安徳天皇の即位を急ぐ。治承三年の政変で幽閉されるごっしーそして 「ステキな金縛り」に。武勇代表知盛気はいいが軽口。女性キラーダンディな重衡は神仏を怖れるもこの後南都焼き討ちへ。鵺退治源三位頼政散る。徳子より平家物語のテーマ“赦し”。生き残った彼女が大原御幸で法皇を赦せるか。びわにも向けられる問。#6 都遷り平家への風当たりが強まるなか、京からの遷都が決まり、慌ただしく引っ越しの準備をする資盛・清経・びわ。たどり着いた福原の海岸で、兄弟たちはいとこ違いの敦盛と出会う。月を見ながら笛を吹き、束の間の交流を楽しむびわたちだったが、清盛の邸では物の怪による変事が相次いでいた。「鎌倉殿の13人」よりまともだがやはり髑髏と院宣を疑う慎重派頼朝。徳子の今様引用にウキウキの裏でしっかり院宣を用意していたごっしー。石橋山の戦いから富士川の戦いまでスピーディ。士気を鼓舞するつもりが総大将のプレッシャーに苦しむ維盛を怖がらせてしまった斎藤別当。物の怪を撃退した清盛の勇猛さ(目競)を誇る清経に対して「そういう噂が出るのは都遷りを皆が厭がっているから」と背景まで察する資盛。琵琶を聞きながら亡き重盛に思いを馳せる父の姿を垣間見せる清盛。戦に出る日を単純に喜んでいる敦盛と戦の恐ろしさを知ってしまった維盛。「貴族と僧侶が思いのままに振る舞う世を終わらせ貿易によって国を豊かにする」福原で語られる実現し得なかった清盛のビジョン。今でこそ栄耀栄華を極め尚も執着する悪逆の極みとして憎まれる存在となっているが彼もまた世を変えたいという志を持った側の人間であったのだ。「年号は平治なり、花洛は平安城なり、我らは平氏なれば、三事相応せり。敵を平らげん事、何の疑ひかあるべき。」平治の乱の勇ましい重盛への憧れを語る敦盛だからこそ一の谷で「まさなうも敵にうしろを見せさせ給ふものかな」と熊谷次郎直実に言われ取って返し死に向かうのだろうなぁ。#7 清盛、死す伊豆に流罪になっていた源頼朝が、遂に後白河法皇の院宣を受けて挙兵した。総大将に任命された維盛率いる平家の兵は富士川の戦いであえなく敗走し、いよいよ没落の色を濃くするのだった。年が明け、高倉上皇が危篤状態に陥る。清盛は徳子に今後の身の振り方を提案するが。清盛の「後白河法皇の後宮に」の誘いをきっぱり断り決意を示すために出家を示唆する徳子。代わりとして入った厳島内侍の娘は御子姫君と呼ばれ入侍後間もなく没する。豪勢な入侍ながら寂しそうな姫君のもとを訪れる徳子に被さる法皇の言葉「お主はすでに無限の泥に絡みとられておる」「この子を守って生きていく」そう願う徳子だが本当に安徳天皇を守りたいなら法皇の後宮に入るべきだった。「泥の中に咲く花」を目指す生き方は立派だが夫を亡くし後宮に入り前夫の子供達を次々と出世させ安徳天皇のライバル即位に関わる丹後局とは対照的に女政治家にはなれなかった徳子。偶然が生んだ悪名高い南都焼討。仏罰を怖れ祈る重衡の反応が普通で面白がる清盛は冬なのに熱病で亡くなる。祖父と父を亡くし取り乱す維盛をたしなめ「北も東も西も皆源氏についた」からこそ優しい嘘でびわを安全に逃がそうとする資盛。時子の夢に出て清盛の死を語る牛頭馬頭と一瞬映る蓮の台。きちんと髑髏 (「鎌倉殿の13人」 同時放送による相乗効果がたまらん) を供えている頼朝のカットの後「頼朝の首を我が墓前に」と遺言する清盛。書類がなかった時代首は「間違いなく敵を仕留めた証」である。ワンカットのみの朝日将軍木曽義仲。頼朝を殺さなかったつけがこの後平家に巡ってくる。#8 都落ち清盛の死を受けて動揺する一門を離れ、母探しの旅に出たびわは、各地で平家と源氏の戦の状況を耳にする。奮闘する知盛や重衡らを尻目に、頭領の宗盛は京で宴三昧の日々を送っていた。源氏側につく者が増えるなか、維盛は木曽義仲に大敗を喫し、引き返せないほど精神的に追い詰められていく。平家物語 版ONEPIECE のような木曽義仲一行。正道ではなく自らがよく知る地での夜討ちというゲリラ戦法で平家7万を討ち果たす。都を焼いた平家の後に入京し征夷大将軍となるが彼もまた自らが指揮したわけではない法住寺殿襲撃により都を去る。「二人の将軍が並び立つ」ことを許さぬ頼朝。 墨俣川の戦いで負けた頼朝を叱咤激励する後の尼将軍政子。都で乱暴狼藉をはかる義仲の家来にはむかったびわを救うのは後ろ姿しか見せなかった静御前。元服しても宴より戦に興味がある敦盛。この後彼が直面する本物の戦が彼の終焉ともなる一の谷の戦い。維盛のように取り乱すかそれとも。 維盛が戦っているのに飲みニュケーションに夢中の宗盛。清盛重盛と比較され大抵無能扱いされる宗盛だが今回も安定の無能感。だが他の平家も平和ぼけで危機感共有ではどっこいどっこい。代わりに際立つ強き国母徳子「帝と三種の神器のおわす所が都」そして海の都にざっぱーん「平清盛」びわの母を訪ねて三千里旅。琵琶法師の白き髪が源氏の白旗に変わるショット。高御座に座ることもおぼつかない幼帝は物の怪を怖がり母と一緒にいたいまだ子供。かつて清盛が精魂傾けた福原の都も灰燼に帰し平家の長い都落ちが始まる。更に平家を苦境に追い込む天才武将の登場は次回か。#9 平家流るる京を捨てて西に逃れる平家一門。入れ替わりで源氏の白旗がはためく京に戻ってきたびわは、静御前らとともに丹後をめざす。後白河法皇が後鳥羽天皇を擁し、かつて重盛に仕えていた者たちも次々と源氏側に寝返っていく。福原を落ち、大宰府からも拒否され、疲弊しながら歩き続ける一門は、とうとう海まで追いやられる。静御前に「いいね」されるびわ。母との再会を果たすが「関わらせてしまった」と悔いた重盛の言葉をなぞるように平家の行く末を見届ける道を選ぶ。後の悲劇を毛ほども感じさせない明るい静のパートナーは平家討伐真っ最中。あっという間に凋落した朝日将軍義仲も都に運命を狂わされた一人。「討った方がいいかな?」(そういえば鎌倉殿の13人 で「ちょっといいかな?」と言ってたよね頼朝)総大将としての威厳がない頼朝をたきつける尼将軍政子。後に彼女たち北条家をおいつめる後鳥羽天皇即位。誰もが欲しがる院宣の使いどころを見極める今様三昧だけではないごっしー。冷徹に平家追討の任務をこなす天才武将義経。鵯越の逆落としで平家軍を一気に奈落へ突き落とす。声のトーンも低めで感情を持たないような彼がやがてあの呑気な頼朝と対立するとは想像しがたい。どんな奇想天外なアイデアでも受け入れてくれる頼もしき弁慶。「誠実さや実直さや恩義といったものは」「吾ら平家にそれがあったと?」絶望して入水した清経の笛を取りに戻り逃げ遅れて熊谷直実に討たれる敦盛。直実が敦盛の父に渡したとされる笛は清経のものという設定。討つ側も討たれる側も涙の名場面。そして平家はラストステージ海の都へ。#10 壇ノ浦旅のすえに母と再会したびわは、改めて自分も平家の行く末を見守り、祈り続けることを決意し一門に戻る。しかし、清経の入水に続き敦盛が一ノ谷の戦いで戦死、捕らえられた重衡は鎌倉に送られ、平家はひとりまたひとりと欠けてゆくのだった。苦しみに耐えかねた維盛は出家を決意し、最後にびわと短い会話をかわす。都焼討の首謀者として捕らえられた重衡。「終わるのだ平家は 終わらぬよう手を打たねば」焦る平家を尻目に総大将としてごっしーの覚え目出度き麗しの貴公子義経は静御前と出会いフォーリンラブ。優雅に使う扇の陰でにやりと微笑むごっしーは既に義経を篭絡し操らんとする大天狗の片鱗が。「鎌倉殿の13人 」に負けていないこちらもダーク義経。三種の神器と帝さえ頂ければ平家を救う事に満更ではなかった鎌倉殿だが政子の方が頼朝を引き合いに出して平家殲滅を熱心に説く。しかし実際源氏を滅ぼすのは平家ではなかった。仲良く滅びる平家と喧嘩して殺し合う源氏。戦と平家一門から逃げ俗世を捨てても「戦に出るのも逃げるのも怯えるのも終わりにしたい」尚水中に身を投じる維盛。「ここに戦いあそこに戦い人を滅ぼし我が身ばかりを助けようとした報い」と潔く死を迎える重衡。死に場所は違っても彼等は皆の待つ海の都にたどり着いたのだろうか。「自分を脅かす者をそうそう許す方ではない」徳子の見立て通り何度出しても炊きつけにされる平家の院への嘆願書。「帝だけは絶対に守ります」「帝のおられる所が都となるのですから」二位の尼と徳子の強すぎる帝への思いが幼き子を海へと連れてゆく。#11 諸行無常年が明けて季節は冬から春へ。決戦は屋島の戦いから壇ノ浦へと向かう。追ってきたのは源氏の若き総大将・義経。激しいうず潮に源平の舟が入り乱れるなか、イルカの大群が押し寄せ、遂に風向きが変わる。平氏の敗北と滅亡が垣間見えるなか、みなを勇気づけ闘う宗盛と知盛。三種の神器とともに帝の手を取る時子。びわはそのすべてを目に焼き付けようとしていた。「鎌倉殿の13人」 より10倍怖い北条政子。三種の神器譲に拘るごっしーと頼朝二人が平家助命に傾く中で頑なに一族滅亡を主張。「もずは可愛らしい鳥ですが獲物を枝に突き刺すとか 源氏の兵も今頃平氏の兵を同じ目に遭わせておりましょうな」春に散る桜の花びらは壇ノ浦に散る平家一門の命。かわいい生き物イルカが源平の戦いの行方を占う?最初優勢だった平家が、風向きが変わり劣勢に立たされる瞬間を、イルカの群れが一斉に平家に向かってくる様と旗が逆を向く様子で生き生きと鮮やかに描く。「漕ぎ手を射る」という天才武将義経の奇策も功を奏し平家滅びの時が近づく。「平清盛」 でも印象的だった安徳帝と二位尼入水。戦況を聞いた知盛が一瞬視線を逸らした事で平家の運命を悟り墨染の衣になり「参りましょう極楽浄土という美しい所へ 海の下にも都のさぶろうぞ」名文句と共に6歳の生涯を閉じる帝。「見るべきほどのことは見つ」歌舞伎で有名な碇知盛。資盛にもまた最期の時が。息子と母が目の前で海に身を投じるのを見ていた徳子も続くがびわの編んだ髪が引き上げられごっしーとの大原御幸へ。「人の世にある苦しみを全て自分の事として一つとしてわからぬ苦しみはございません」栄耀栄華を手にし全てを失った徳子が最後に至った境地。源平合戦が終わり憑き物が落ちたようなごっしー一度は夫婦話もあった徳子に尋ねる「どうすれば憎しみを越えることができるのかのう」「ただ祈る 愛する者を想いその冥福を祈る」別の場面で徳子が告げていた「赦す」と「祈り」は平家物語に込められた鎮魂の思いであり物語を貫くテーマである。平家物語 Blu-ray box【Blu-ray】 [ 牛尾憲輔 ]楽天ブックス
March 25, 2022
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みなさんこんばんは。戸田恵梨香さんが第1子妊娠を発表しました。松坂桃李くんがパパになりますね。大河ドラマ面白かったですね。鎌倉殿の13人The 13 Lords of the Shogun平家隆盛の世、北条義時は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝と姉・ 政子の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める。1180年、頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻した。北条一門はこの無謀な大博打に乗った。 頼朝第一の側近となった義時は決死の政治工作を行い、遂には平家一門を打ち破る。幕府を開き将軍となった頼朝。だがその絶頂の時、彼は謎の死を遂げた。偉大な父を超えようともがき苦しむ二代将軍・頼家。“飾り”に徹して命をつなごうとする三代将軍・実朝。将軍の首は義時と御家人たちの間のパワーゲームの中で挿げ替えられていく。義時は、二人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵を取る。源氏の正統が途絶えた時、北条氏は幕府の頂点にいた。都では後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げる。武家政権の命運を賭け、義時は最後の決戦に挑んだ。「鎌倉殿」とは鎌倉幕府将軍のこと。頼朝の天下取りは十三人の家臣団が支えていた。頼朝の死後、 彼らは激しい内部抗争を繰り広げるが、その中で最後まで生き残り、遂に権力を手中に収めたのが、十三人中もっとも若かった北条義時である。作 三谷幸喜【制作統括】清水拓哉 尾崎裕和【演出】吉田照幸【プロデューサー】大越大士 吉岡和彦 川口俊介出演小栗 旬 市川 染五郎 矢柴 俊博 中村獅童 中川大志 小泉孝太郎 杉本哲太 山本耕史 横田 栄司 阿南 健治 鈴木 京香 小池 栄子 草笛 光子 江口 のりこ 新垣 結衣 宮沢 りえ 青木 崇高 山崎 一 秋元 才加 岡本 信人 市川 猿之助 竹財 輝之助 山口 馬木也 國村 隼 梶原 善 小林 隆 栗原 英雄 佐藤 浩市 大泉 洋 西田 敏行 片岡 愛之助 迫田 孝也 田中 泯 八嶋 智人 佐藤 B作 菅田 将暉 松平 健 佐藤 二朗 金子 大地 新納 慎也 浅野 和之 品川 徹 芹澤 興人瀬戸康史 堀田真由 坂口健太郎 尾上松也 柿崎勇人 市村隼人 相島一之 三浦透子 石橋静河 平山祐介 シルビア・グラブ 山中崇 菊池凛子 関 智一 生田斗真第1回「大いなる小競り合い」1175年、平清盛が大権力者として君臨していた日本。伊豆の地では、北条義時が兄・宗時、姉・政子らとのんびり暮らしていた。しかし、流罪人・源頼朝が義時の幼なじみ八重と恋仲になり、男児が生まれたことで状況は一変。清盛から頼朝の監視を任されていた八重の父・伊東祐親は激怒する。頼朝が姿をくらます中、北条家にも捜索命令がくだり。家族を含め「自分のために動いてくれるのが当たり前」と思っている人達に全方位的アプローチされる義時。助命の代わりに「弓矢も持たぬ」と約束させられた頼朝は好意も忘れないが同じくらい恨みも忘れない。平家を始祖とする田舎豪族一家に訪れた新世界はドヴォルザークと共にやってくる。姫を守って馬を駆る主人公は間違いなくヒーローポジションだと思っていたらあっさり過去に遡り既成概念が覆される。頼朝は何も考えていないように見えて使える武器(源氏の嫡流・朝廷からの官位という箔づけ)を使って伊東家、北条家と平家筋の有力豪族の娘にアプローチしていたとも見える。息子を殺されて激おこだった頼朝もこの後木曽義高や義経と静御前のまだ目も明かない嬰児に対して残酷な命令を下す。ひとえに我が身を顧みて源氏の男子の執念深さを知っていたからだ。第2回「佐殿の腹」罪人・源頼朝を処断しようと兵を率いて迫る伊東祐親。しかし、北条義時の父・時政が頼朝をかばって対立。両勢力が一触即発の状態となる中、平清盛を後ろ盾に相模の武士団を束ねる大庭景親が現れる。一方、目まぐるしい展開に振り回される義時は、姉・政子らの助けを受けて頼朝と富士の山すそにいた。だがそれもつかの間、弓矢が放たれ緊張が走る。しーさまって誰。八重を思うと見せ嫡子もなく命を狙われる伊東を見限り政子・義時・山内と話す人とタイミングを正確に測る頼朝の説得力は挙兵の時更にパワーアップ。伊東と北条の「獲物はわたせん」子分同士の喧嘩に親分がきたぜの貫禄大庭景親。清盛に報告する重盛死後平家を率いる宗盛。アヴァンタイトルはしゃべっちゃった時政パパのテヘペロとカッコいい啖呵。をを!と思うがその責任を取るのはパパではなく義時。押し寄せる難題を次々片付けていったら自然とついてしまったスキルが彼の今後を支える。仲良し親子が決別することになる牧の方遂に登場。第3回「挙兵は慎重に」治承4年(1180)4月、源頼朝と引き離された八重は伊東祐親の家人・江間次郎(芹澤興人)の元へ嫁がされていた。対岸の江間館を見つめる北条義時。そんな折、頼朝の叔父・行家が北条館を訪ねてくる。怪しがる政子。しぶしぶ対面する頼朝だが、行家は平清盛へ反旗を翻した後白河法皇芹澤興人)の御子・以仁王の令旨を携えていた。 少なすぎる登場場面が寂しい渋い源三位頼政(品川徹 )しゃれこうべのストックどこから持ってくる文覚。八重に幸せっぷりを見せつける政子と気まずい頼朝。以仁王の乱を実は喜ぶ頼朝今回の彼を象徴する二面性。吹聴する伯父など怪しげな人しかこないガードが緩い北条家どうにかしよう。TLを見ていて気付いたけどあっそうか鎌倉時代バージョン「ステキな金縛り 」だった。義経と頼朝の仲を裂くお騒がせ伯父行家登場。平家は一枚岩だったが源氏はそれぞれの個性が強すぎる。「浪の下にも都の候ぞ」やがて海の底に沈む安徳帝誕生し清盛絶頂期。第4回「矢のゆくえ」治承4年(1180)8月、ついに挙兵を決断した源頼朝の一党は、伊豆国の目代・山木兼隆を討って初戦を飾るべく戦支度いくさじたくを始める。しかし、頼朝の乳母子である山内首藤経俊に助力を断られるなど、強大な平家の威光の前に思うように兵が集まらない。強気な兄・宗時とは対照的に、自身の浅慮を後悔する北条義時。そんな中、対岸の江間館で暮らす八重が義時に声をかけ。 挙兵まで毎夜「ステキな金縛り」 に悩まされる佐殿(段々バリエーションが)。「戦初めて」今回初々しい佐々木や新田がやがて北条執権を倒す側に。一本の矢が放たれたことで奥州の片手逆立ちできる器用なあんちゃんや木曾で知られたヤンキー夫婦で終わった人達の運命が変わっていく。第5回「兄との約束」闇夜にまぎれ、堤館と山木館を立て続けに襲撃した源頼朝の一党。見事に首級を挙げて勝利した頼朝は、北条義時の知恵も借り、坂東での政まつりごとの第一歩として土地の分配を始める。だが、これを知った平家方が激怒。相模では、奉行を務める大庭景親が梶原景時ら三千の兵を率いて出陣。伊豆でも、頼朝討伐に燃える伊東祐親が動き出す。これに対する頼朝は全軍を率いて鎌倉を目指すが。義経と因縁の梶原景時登場。地方の一代官を夜襲するのとは訳が違う大庭景親との石橋山合戦。煽るつもりが煽られるしー様。旗色を鮮明にしたくない三浦義村と義理堅い父義澄。洞窟にも来る ステキな金縛り ごっしー。平家滅亡まで続く?優秀な殺し屋善児は伊東家亡き後誰に仕えるのか。時政が冗談めかして言った「頼朝の首を持っていけば」が象徴する横行していた日和見と裏切り。だからこそ承久の乱で「いざ鎌倉」と御家人がはせ参じた堅い絆が尊くそれを作り上げるまでの過程が大変だったのであり、逆に元寇で御恩奉公の関係が崩れたことが鎌倉幕府滅亡の狼煙を上げた。第6回「悪い知らせ」大庭景親率いる平家方の前に大敗を喫した源頼朝の一党。この合戦で、北条家を引っ張ってきた宗時ら有力な坂東武者が戦死。敵の追撃から必死に逃れる頼朝は、信頼する従者・安達盛長らとともに石橋山山中に身を潜める。一方、兄・宗時の熱い想おもいに決意を新たにした義時は、再起を図るべく父・時政とともに甲斐を治める武田信義のもとへ向かった。どこへ行っても25里とごっしーから離れられず水かきだしまでやらされる貴公子頼朝。武士の情を見せたつもりが和田義盛の勘違いでボタンの掛け違い状態畠山重忠。愛息に家族が手を下した事を知る八重。実質北条家を託される義時。頼朝の書状を見もせずぐしゃりと潰すキーマン上総広常登場。 頼朝最大のピンチにして謎でもある「梶原景時はなぜ頼朝をはっきり確認したのに見逃したか」頼朝のオーラなど後から作った理由はあれど恨みも忘れないが恩も忘れない頼朝にとって景時の行為が彼への信頼感を絶対にした瞬間であり後の義経の運命への伏線ともなる。頼朝・頼家と将軍家二代にわたって乳母をつとめ更に頼家の妻もいる比企家。最強カードを持つ家の頭領が野望を持たずにいられるはずもなく今後北条家最大のライバルにのし上がってゆくキーパーソン楽しみ。第7回「敵か、あるいは」平家に幽閉された我が身を嘆く後白河法皇。丹後局へ救出に名乗りを上げない源氏への不満をもらす中、平清盛から挙兵した源頼朝が石橋山で大敗したと知らされ悔しさで顔がゆがむ。その頃、房総半島で再起を図る頼朝は有力豪族を味方に付けようと、千葉常胤のもとへ安達盛長を、上総広常のもとへ和田義盛と北条義時を送り込む。馬上で片手逆立ちが出来る人好きのする運動神経のいい奥州の兄ちゃんでいれば源平合戦で名を馳せる名将にはなれなくとも悲劇は避けられたのに「行って参ります」は笑顔でも戻ってくる時は寄る辺なき惨めな姿に。上総介に黄金を送り義経に軍勢を送る秀衡には中央に対する野心があったのか。今まで肩を抱き「そなたをこそ頼りにしている」のワンパターン台詞で皆を煙に巻いてきた頼朝が唯一「遅参するとは何事」と咎め「一戦交えても良い」と強気に出た事が功を奏するとことん運の良い男。女と見ると口説かずにいられない弱みは今回は良い方に出たが後妻打ちヒロイン亀の前登場。「新選組! 」では隊士達を一皮むけさせる通過儀礼として 芹沢鴨 だった佐藤浩市 さん 今回も頼朝&義時を一歩前に向かわせる一里塚になるか。頼朝の浮気にも動じず浮気相手の亀の前に行きがけの駄賃のように夫殺しを依頼されてもビジネスライクな三浦義村の優秀さよ。タイトル「敵か、あるいは」メインのこう疑う相手は上総広常だが考えてみれば梶原景時、和田義盛、そして最愛の弟義経でさえも、一度は味方になるものの…というわけで頼朝を巡る全ての相手を指すともいえる。流人暮らしの頼朝は相手を「敵か、あるいは」と厳しくチェックしてたわけで第8回「いざ、鎌倉」挙兵した源頼朝を討つため、追討軍を送る平清盛。後白河法皇は地図を広げ、丹後局らと戦況を占う。一方、奥州をたった源義経は、兄・頼朝との対面を夢見て歩みを進めていた。そのころ坂東では、上総広常らを加え勢いを増す頼朝が、鎌倉を目指して進軍。頼朝の命を受けた北条義時は、武田信義を味方に引き入れるため、再び甲斐へと向かう。 兄の待つ鎌倉に急ぎたい気持ちがあれどふと香る潮の香りに惹かれて海に行ったり目の前の富士山向かって駆けだしたりフリーダム義経。決断力もぴかいちで天才武将なのに選べる王道ではなく覇道派であることは冒頭エピソードでもわかる。 味方につくなり選挙の顔ならぬ先陣の顔扱いされる畠山重忠(美男だったらしい&のちに義時の義弟)。誰でもよかったお使いにだされすねる時政パパ。「親子の縁うすく主人が早く亡くなる」と全成に予言されたのに自身の性欲のため政子の鎌倉入りを一日遅らせてしまう頼朝の自業自得。虚勢を張るが学はなく頼りがいがある上総広常、いつまでも少年漫画みたいな事を言っている和田義盛、義時の懐刀的存在となっていく年下の三浦義村、序列は重んじる土肥実平、三浦義澄ら年配層と見事に寄せ集めの佐殿の軍の調整役が10代の若者義時。武田信義が「京へ上って平家を倒す」と言っていたがこの後平家を倒して京に上った木曽義仲も義経も大天狗ごっしー&丹後局に手もなく転がされ京の魔に捉われてしまうわけでぎりぎりまで上洛を粘って京に留まらず征夷大将軍のみを望んだ頼朝の作戦勝ち。第9回「決戦前夜」ついに鎌倉入りを果たした源頼朝の一党。敵対した平家方を捕らえるため、頼朝は競わせるように和田義盛と畠山重忠を派遣。これを知った北条義時と三浦義村は、祖父・伊東祐親と八重を救うため急ぎ伊東へと向かう。そのころ、都を出た平家の追討軍が東海道を進軍。甲斐では、出陣を約束した武田信義が義時の父・時政に。 武田信義と源頼朝のパワーゲームの駒に使われる平家期待の御曹司維盛率いる追討軍。戦ボケしている平家が水鳥に驚き逃走し坂東武者達の鎧は蔵から出してきたようなボロボロ。長年の平和が垣間見える両者の光景。これより形勢逆転しやがて波間に浮かぶことになる平家の赤旗。 源氏の棟梁と持ち上げてくれていても所詮所領と家が大事な坂東武者に西進を阻まれ改めて孤独をかみしめる頼朝。そこへ平清盛打倒という同じ志を持つ(顔は似ていない)弟が現れる。美しき兄弟再会の名場面。しかし強すぎる愛情はまた反対に振り切れれば同じだけの憎悪にもなりうる。頼朝が北条邸に隠れていることも石橋山への加勢も常に形成有利な方ばかりを選んできた三浦義村13歳が血を分けた祖父のために坂東武者の前に立ちはだかるこちらも名場面。八重に手をさしのべて無視されてもへこまない 新選組! 土方歳三からの転生組。平和ボケして水鳥の羽音に怖じて真っ先に戦場を逃げ出す情けない御曹司には描かれていない維盛。さすが重盛の嫡男。しかし一代の英雄清盛を越える人物は平家一門に現れず求心力を失った平家の落日「偉大な父の跡を継げない息子」という呪いは頼家・実朝にブーメランとなって降りかかる第10回「根拠なき自信」平家の追討軍を見事に退けた源頼朝。これを聞いた後白河法皇はほくそ笑み、平家の総帥・清盛は都を京へ戻すことを決断。奥州の覇者・藤原秀衡は義経の文を一読し、静かに源平の様子をうかがう。そんな中、鎌倉では八重が侍女として頼朝のそばで働き始めるが、北条義時の気づかいに亀が疑念を抱くなどそれぞれの思惑が入り乱れていた。「こちらとは比べ物にならないくらい美しい所」奥州攻めの遠因となる義経の平泉自慢。自分が頼めば3000の兵を送ってくれるくらい御館に愛されているのだと自慢する義経。当の御館は清盛と義経の両方に色よい返事を送り言質を取らせず証拠書簡も抹消と満点の回答をするフィクサー。大庭景親の決め台詞「あの時頼朝を殺しておけばとお前もそう思う時がくるかもしれぬの上総介」鎌倉幕府でこの後何度も発揮される乳母縁故により助命された山内首藤経俊とは異なり恐れも泣きもせず自分とかつての同僚の行く末を見据える大庭景親。 ヒヨドリがツグミであったように若武者姿も麗しい義経の幻に終わった佐竹の逆落とし。彼の提案した作戦は鵯越の逆落としとして背後を全く用心していなかった平家を壊滅状態に陥らせる。「九郎ほどの才があれば己一人で大願を成し遂げよう」御館の予言がやがて現実に。「戦は一人でするもんじゃねえんだよ」「しなくてもいい戦もある」と国際平和に通じる名言を義経に吐きながらも自分に対する暴言「老けた」であっさり戦を始めてしまう上総介&坂東武者。出兵してくれた見返りに坂東武者の争いに関わることを受け入れた頼朝と納得のいかない御曹司義経。平家物語 では維盛のトラウマとなってしまう富士川の戦いの結果を聞き大喜びのごっしー。清盛に助力を申し出る裏で文覚に清盛呪詛をリクエスト。義経の膝枕カウンセリングでひと財産つくれそうな政子。あんなに薄気味悪いのに法皇とのネットワークがある文覚恐るべし。 北条姉妹に厳しく都作法をレクチャーしている行為がブーメランとなりこの後後妻打ちで頼朝から酷い目にあう牧宗親登場。自分の分身・亀を育てながらわかりやすく前妻に嫌がらせをする亀の前も同様で因果は巡る。第11回「許されざる嘘」鎌倉では、源頼朝の新たな御所が完成。坂東武者に平家の旧領を恩賞として与えるなど着々と体制が整えられ、北条義時も慌ただしい日々を送っていた。だが、りくは、頼朝の舅しゅうとである夫・時政の処遇の低さに不満を募らせる。一方、都では平清盛が敵対勢力の掃討に乗り出し、その苛烈さに人々が恐れおののく。そんな中、平家討伐を焦る義経は集った兄たちの前で。親は異なる思いで名付けたろうに名前とは裏腹の悪事ばかりに手を染める善児。梶原善 さんの無表情がまたなんとも。タイトルは義経が義円についた嘘と頼朝が義時についた嘘。前者はただでさえ少ない源氏を自ら減らすことになり後者は実は許していなかった頼朝の恨みが機を得て晴らされた。源氏中心のドラマでは勇猛果敢な知盛以外大体凡庸扱いされる平家だが富士川の戦いで取り乱さない維盛を描いたように本編の宗盛も父から託された遺言を必死で果たそうとする孝行息子。予測を越えた人生を送ってきた清盛の予測すら越えたところで生き延び続ける頼朝が相手なので手ごわい。主が命じたことを特に何の屈託もなくそつなくこなせるのは確かに「善」き「児」ですよねぇ。「平清盛」 で平家全盛の頃平家に盾突く者を問答無用で斬っていた禿の無表情と通じるものがある。第12回「亀の前事件」北条義時から父・伊東祐親と兄・祐清の死を告げられ、憤る八重。義時は八重をいさめ、源頼朝から与えられた江間へと八重を送る。政子が懐妊し頼朝の嫡男誕生への期待が高まる中、比企能員が比企尼を伴い鎌倉に出仕。さらに、三善康信から推挙された官僚・大江広元らが都から下向し、新たな関係が動き出す。後妻打ちは後に尼将軍となる政子の気性の激しさを表すエピソードとして通常使われるが今回は頼朝が義時の技量を見極め時政が一旦頼朝を見限るに至る楔の回。御台所としての品格が備わる政子とまだ頼朝に拘る八重の対比。部外者だからこそ現在の鎌倉殿の問題点を指摘する大江広元。兄の愛を独占したいが働きどころを得ず鬱屈が溜まっている義経の罪を見逃さないのがいつも景時(今回の景時は讒言バージョンではない)。御家人への手前弟でも不問にできずさりとて愛情を振り捨てることもできない頼朝のとばっちりが牧宗親にふりかかる。八重の次は亀の前にアプローチする義村は女を手に入れることでマウンティング?見栄えキャラであることを受け入れる重忠。二代続けての乳人で御家人中の地位を一層高めて野心の片鱗は見せない比企。乳飲み子千寿が早々に政子から引き離されていたことが比企家接近のきっかけをつくる。当然政子の父時政に行くと思っていた乳母人の座が比企能員に行ったのは鎌倉殿と呼ばれても平家ほど結束の固い一族を持たなかった頼朝の御家人権力分散を図るバランス感覚。後に後白河法皇も同様のバランス感覚で頼朝を立てつつも京に上ってきた義経や義仲を厚遇する。第13回「幼なじみの絆」政子(小池栄子)が男児を出産し源頼朝の嫡男誕生に沸く鎌倉であったが、頼朝の浮気が大騒動に発展。激怒した北条時政は伊豆へと戻り、これを比企家の好機と捉えた能員は源義経らに近づく。そんな中、義時は八重のことを一途いちずに思い、鎌倉と江間を往復する日々を送っていた。一方、平家に敗北し再起を図る源行家は木曽義仲を頼り。比企家の企みに呆気なく乗せられ木曾行きが不意になった兄譲りの女好き義経となぜか行く所行く所女難の頼朝。“港港に女あり”を地で行きそうな年齢制限なしで出会う度口説いている従兄義村に比べ13話にしてやっと初恋が実る主人公義時の純情さよ。身内でごたごたしている源氏嫡流に比べて乳母子の今井兼平、その妹巴御前、兼平の妹との間にもうけた息子義高とミニマムゆえにまとまっている木曽源氏。厄介者の伯父行家を受け入れる懐の広さを見せ源氏同士で争わないと決めていた義仲がこの先変わってしまうのは都の魔力によるものか。僧侶二人の呪詛ならさぞや霊験あらたかに思われるがなぜかお互いの効果を消し合っているように見える。スター武将義経の陰に隠れた凡才ではなく理性的な判断ができるが間の悪いキャラクターとして描かれている蒲冠者範頼。曾我兄弟の仇討ちの時のあの一言もついうっかり言ってしまうのだ。アバンから時政がいないがその場所に違和感なくすっと入り込み会話にも無理なく混じっている比企能員の自然さがすごいなと思った。時政のように直情的ではなく世慣れていてこれは強力なライバルだ。第14回「都の義仲」嫡男・義高を鎌倉へと送った木曽義仲は、平家の追討軍を撃退して上洛。敗れた平宗盛(小泉孝太郎)は、三種の神器とともに都を落ち延びる。義仲の活躍に焦る源頼朝であったが、義仲と後白河法皇との関係が悪化すると、弟・義経を大将とし派兵することを決断。しかし、利益のない戦に御家人たちが不満を募らせる。八重も気にかける中、義時は。 木曾にいて地の利を生かしたからこそ多勢の平家にも勝てた義仲も気取った都風では身動きも取れず精彩を失っていく。義仲に三種の神器の重みがわからないように義仲の自らの武の証である刀を献上しても都人にはそのありがたさはわからない。まさかの昆虫博士だった義高のためにセミの抜け殻を渡しながらお互いにもう会うことはないだろうと思っている義高と義経。その予想は当たっているが義経が兄頼朝と夜を徹して語り合う機会もまた来ない。誰にも予測できない未来。丹後局とは不倶戴天の敵のはずだが今はまだそこまで溝はない九条兼実。鎌倉にいながら進言によって第一の褒美を得る頼朝。しかしもう一人の源氏清水冠者が現れ旗頭を得た御家人が反頼朝に立ち上がる。新選組! 歳三を前に彼の台詞「待たせたな」を言う上総介広常。理想的なごっしーシナリオは木曽義仲が都の平家を追い払い譲位が可能な三種の神器を平家から奪った後自分の領地に戻ることだったがいずれもかなわず膨れ上がった烏合の衆が暴徒化してえらいことに。大人の都合でもっと良い所へ連れていかれる安徳天皇と一生ひきずる縁を結ばれる大姫義高。第15回「足固めの儀式」源義経率いる一軍が迫っていると知った木曽義仲は、後白河法皇を捕らえて京に籠もる。一方、鎌倉では御家人たちが謀反を計画。上総広常も加わり、義仲の嫡男・義高を旗頭とし、都ばかりに目を向ける源頼朝の失脚をたくらむ。義時は御家人たちの計画を潰すため大江広元らと連携し。鎌倉殿と崇めながら所詮は我々が担いだ神輿にすぎずすげ替え可能と皆が見ていたことを百も承知の上で自分を脅かす者はこうなると皆の前で敢えて影響力の大きい上総介を成敗する作戦を立てた冷徹な頼朝。フェーズが違う作戦しか知らされていなかった(今はまだ)義時。逃げる姿に芹沢鴨み。今回の制裁は神輿に乗らなかったが間違いなくなり得る義高へのアピール。畠山重忠のいう事には何でも反対する義盛とそれを読んだ重忠のナイスパス。反乱軍が成功した場合も考えていた比企。今回は胸に一物あり本心を出さないキャラが多い。鎌倉殿とは別ルートの御家人ヘルプデスク政子。従来は義経への讒言で嫌われる景時だが今回はFBI長官フーヴァー&スパイみたいな役回りをやらされているが故に嫌われそう。これまでは「嫌だ」という権利が御家人にあったがこれからは嫌だといえばこうなると目の前で見本を見せられ言えなくなってしまう。今回で鎌倉の権力が逆転した。第16話「伝説の幕開け」御家人たちをまとめ上げた源頼朝は、弟・範頼を総大将、梶原景時を軍奉行とした本軍を派兵。八重に見送られた義時も従軍し、先発した義経と合流する。後白河法皇を捕らえ京に籠もる木曽義仲、福原を拠点に復権を伺う平宗盛に対し、鎌倉方は義経の天才的な軍略に導かれて奮戦。畠山重忠らが華々しく駆け。留守居部隊で赤ペン先生と化す大江広元。お手本梶原景時、細かすぎてわからない義時、勢いだけがある土肥などそれぞれ個性が出る中でなぜか絵手紙和田義盛。平家を倒す義のある戦であり法皇からのお墨付きを頂き最後まで頼朝と争うつもりがない。人柄的にも申し分ないにも関わらず滅びてゆく木曽義仲。この時代正しさは人を救わない。兔のような妻とは正反対の猛女巴と運命の出会いを果たす和田義盛。武運つたなく果てる木曽義仲。気配を感じたかのように立ち上がる義高は、敗軍の将の息子がどういうものかを知り尽くしている頼朝のもとに残される。何も知らない大姫の求めに応じながらも表情が今までと明らかに違う清水冠者。本作では奥州藤原氏の動きを頼朝がかなり警戒していた設定。水を得た魚の如く名だたる武将たちを従えていく義経とかなり的確に彼の計画を読む都でも人気者の畠山重忠。これだけ戦好きな義経だが戦がなくなった時彼の居場所は。狡兎死して走狗煮らるのことわざが頭を過る。スタッフは絶対 「終わりよければすべてよし」 パローレス役の 横田栄司 さんを見て史上最も可愛らしい 和田義盛 を作り上げようとしているに違いない。しかし最後に来るのが和田合戦という。武衛泣きbabyもとい金剛 俺たちの泰時 が大きくなる頃には安寧な世になることを願う義時だが承久の乱ではこの泰時が総大将となり戦を指揮する身に。義村がいきなり預けに来た未来の妻とご対面とこちらも人生のメインイベントが地味に起こっている。第17話「助命と宿命」源義経の軍略がさえわたり連勝に沸く鎌倉方。しかし、木曽義仲の討伐により鎌倉に再び暗雲が立ち込める。義仲の嫡男・義高を危険視する源頼朝は、戦勝報告のため範頼とともに鎌倉へ戻っていた義時に義高の処断を命令。大姫を思う政子は憤り、義高を救うため奔走する。一方、頼朝に試された義時は八重ら家族を思い。まるで 歴史探偵 を見ていたかのようにアヴァンタイトルで思いっきりフェイクニュースを肯定する義経。 工藤祐経を親の仇と付け狙うちび曽我兄弟。彼等もまた親の仇を忘れない息子達であり親を討った男が子供に仇討される輪廻は鎌倉将軍家まで延々続く。女装してますます麗しい義高。義時を信じなかったが故に敵の真っただ中に飛び込み敢え無く最期を遂げる。大姫の傷は一生消えることなく。 戦がない世では為政者は腕を振るえるが天才武将には居場所がなく常に闘争本能を抱えるかえって危険な相手。奥州藤原氏という有力なパトロン&法皇も味方につけた義経が頼朝にロックオンされる日はすぐそこに。かつて義仲の必死の訴えを破った義経の手紙が着てはもらえぬセーター扱いに。誰もが鎌倉殿の意向を気にする一種恐怖政治のような状態になってしまった鎌倉。政子の何気ない一言さえも御家人の生死を決する。目指していた坂東武者の世とはこんなものだったのか。巴にでれでれの和田義盛が癒し枠。実際は「捕まえたのに大姫に一言も断らずに何で勝手に殺したのか」と政子が頼朝を押す形で処刑された。私情優先御台所こわい。本当に女房姿で逃れたのか。いやお綺麗でした~。このドラマは初回から子供が戦の犠牲になる様を描いてきたけれど大姫もその一人。生き残ったにも関わらず7歳の初恋が13年も心身を蝕んでしまう。男は武家の頂点女は公家の頂点という頼朝の抜けない貴族発想の犠牲にさせられそうになりほぼ自殺のような形の病死。第18回「壇ノ浦で舞った男」苛烈さを増す源平合戦。必死の抵抗をみせる平宗盛率いる平家軍に対し、源頼朝は義経に四国、範頼に九州を攻めさせ、逃げ道をふさぎにかかる。しかし、範頼軍は周防で足止めをくらい、義時・三浦義村らが状況の打開に奔走。一方の義経軍も、後白河法皇の命により摂津から動けずにいた。そんな中、梶原景時の献策を一蹴した義経が。代筆恩人宗盛と息子を会わせたり腰越の芋の約束を覚えていたり義経が単に情のない人間ではなく“戦のためには情を捨てる”男であることをかっちり見せる。同様に“政のためには情を捨てる”兄頼朝と非常に良く似ている。そして義経の最大の理解者であるからこそその危険もわかっている景時。 父と法皇の狭間で苦労した重盛に対して頼りないと評価が低い宗盛だが、今回比較される碇知盛も登場しないまま全て悟ったような表情が印象に残る。戦いが終われば義経にの相談に乗ったり頼りになる人格者描写。頼朝が「宗盛にいざ会っても恨みよりも有難さが先に立つ」と述べるのも自然。暴走気味の義経と頼朝、義経と御家人のパイプ役として今回株が爆上がり蒲殿。御家人からはくそ真面目と言われても基本に忠実な姿勢が義経よりほんの少し長生きさせる。そして範頼と頼朝の仲を裂くのも起請文の“ある一語”で今回ドラマでは悉く手紙が人の仲を裂いていく。直接会ってれば。「平清盛 」は壇ノ浦と奥州征伐が駆け足で語られたため 神木隆之介 版義経は確か「自分が兄上の成していくことの人柱になるならば」と偉く達観して滅んでいったのですが今回の #鎌倉殿の13人 ではどうなっていくのか。第19回「果たせぬ凱旋」鎌倉入りを許されず京で悲嘆にくれる義経。義時は大江広元に知恵を借り、源頼朝と義経との関係修復を模索するが、後白河法皇はそれを許さない。愚痴をもらす頼朝に対し苦言を呈す八重。この状況を政子が憂う中、京では義経をめぐって里と静が対立。さらに源行家が義経に近づいて頼朝への疑心をあおり。彼がロックオンした源氏は全て亡びる人間デスノート行家。まがい物の髑髏にまですがろうとした頼朝の願いも空しく兄弟決裂。義経を戴き挙兵する事に積極的な国衡とずっと押し黙る秀衡の後継者泰衡。義経が辿る運命はこの時定まっており次回帰って来る九郎はおそらく完全な姿ではなく。義経追討にかこつけ地頭配備で西国統治も目論んだ頼朝だが地頭の評判が悪く大江広元VS丹後局会談であらかた却下される。平家の占有状態を長らく見て来たごっしーならではのバランス感覚だが猜疑心の強い頼朝には日和見主義に映り大天狗呼ばわりされる。 義経が静に「兄上に舞を披露」と告げた言葉は皮肉な理由として二人に跳ね返り助命嘆願するなら決して舞ってはいけない舞を舞う静御前。怒った頼朝を政子が止めて御家人の気持ちがあちこちゆれる名場面が次回やってくる。 ごっしー倒れる!シーンの3人の阿吽の呼吸がたまらない。まさか高貴なお方が自分に嘘をつくとは思っていない義経はあっけなく騙される。義経により奥州でも再び起こる兄弟不和。結束の固い(そして運の良い)一族だけが鎌倉時代を生き延びる。第20回帰ってきた義経京を離れ、奥州へ逃れた源義経。しかし、温かく迎え入れてくれた奥州の覇者・藤原秀衡が程なく死去。これを知った義時は、状況を探るため平泉行きを志願するが、義経の才を恐れる源頼朝(大泉洋)は、藤原国衡・泰衡兄弟の仲の悪さにつけ込み義経を討つように冷たく命じる。八重(新垣結衣)に見送られ、平泉へと発たつ義時。一方、捕らわれた静御前は鎌倉で。義経や義時から生きるために勧められても我が身を偽ることを良しとしなかった静御前。「昔を今になすよしもがな」で激怒した頼朝を政子が宥めて静に寄せられた同情を鎌倉殿夫妻への称賛に変えた逸話。女の意地を眼前で見せられた大姫が入内を拒むのも納得。「平家を亡ぼしたのはお前だ よくやった 大将軍だ 」兄がくれなかった最大級の賛辞を送り兄が聞く事のなかった戦話を喜んで聞いてくれた御館。若葉の中で送り出した若者に奥州を託し血のように赤い紅葉の中で斃れてゆく秀衡。奥州藤原氏の没落が始まる。わざと静御前とその子の行く末を自分に聞かせた事もわかった上で自分を信じてくれた秀衡への恩から首を差し出し奥州安堵を願い出る義経。対立しても最大の理解者だった梶原景時に託した鎌倉攻略の策。鎌倉幕府は義経の策通り新田義貞のまさかの海からの攻め稲村ケ崎攻略によって滅びる。この扮装でやり過ごしたであろう涙の勧進帳もなく弁慶の立ち往生もない。「こんなもんでどうでしょう?」と義経の前でコスプレする弁慶(最終形態は皆知っているのに!)と「世話になった」「よしてください」と少年漫画のような爽やかなやりとりをする義経の言葉にならない絆が描かれた。頼朝の子というだけで千鶴丸が殺されてからずっと続く「誰々の子(特に息子)」というだけで殺されてゆく幼子。そしてどんなに命脈を絶とうとしても生き残って仇を討とうとする男子もずっと続く。第21回「仏の眼差(まなざ)し」源義経を失った奥州に攻め込み、藤原泰衡を討ち取る源頼朝。義時・畠山重忠らが在りし日の義経をしのぶ中、頼朝は毅然と上洛に向けて動き出す。一方、京の後白河法皇は丹後局と今後の動静を憂慮し、きたるべき日に備えていた。そんな中、鎌倉では八重が子どもたちの世話に奔走。八重の明るい表情に、政子も目を細めるが。「悪であれば天が罰を下す」なら今回の事故は罰?鶴丸という名を聞き何かを思い出した表情を浮かべた冒頭から最後は決まっていた八重は水に沈んだ我が子の後を辿るように死ぬ。「御家人が争わぬ限りは戦は起こらない」フラグを立てる義村。比企と北条のマウント合戦(比企が食い気味)。 泰衡に義経を裏切らせ部下に泰衡を裏切らせて尚「これから大事なのは忠義」と言い放つ頼朝。ごっしーの八つ当たりで不憫な知康。現代ならばこっくりさんが好きなJKになっていそうな大姫。“今は”にこやか畠山夫妻と北条夫妻。妻をだしにしてうまくごっしーを振った年の功時政。新選組! 新見錦から三谷作品に戻ってきた相島一之。武家に好まれそうなはっきりした彫刻の運慶役。現妻と現夫の前で延々と元カノとの昔話をする鎌倉殿。この時生まれたのが時政・牧の方鍾愛の子であり、唯一の男子であった政範。だが彼は16歳で亡くなり彼の死が、畠山重忠の乱、牧氏事件と続く北条氏一族内紛のきっかけに。仲の良い北条ファミリーを見られるのも今のうち。第22回「義時の生きる道」源頼朝の上洛が決まり、命に従い随行する義時。大軍を率いて念願であった京へと上った頼朝は、後白河法皇、九条兼実と会談。今後の世のあり方を思い描く。そんな中、自分たちには利益のない上洛に、三浦義澄、岡崎義実、千葉常胤らが不満を募らせていた。一方、比企能員は比企家の地位を盤石にするため、一族の比奈を。息子は武士の頂点、娘は天皇家の頂点という頼朝の貴族的発想により勧められる大姫入内プロジェクト。天皇の後継者レース、頼朝は参戦すらできず、九条兼実は娘を嫁がせるが後継ぎを生んだのは丹後局の後援する源在子で土御門天皇の国母となる。夢枕その他で会い続けた腹に一物抱える傑者同士の対面で宣戦布告し孫に朝廷の権威を守り抜くよう遺言するごっしー。清盛、頼朝と時代のスターを見続けてきた法皇逝く。戦のない世を目指した頼朝が戦大好き坂東武者を抑えるために得た征夷大将軍位を巡りこの後翻弄される源氏一族。厳めしい顔で政子に近づいて次第に征夷大将軍位になった悦びを顔いっぱいに表現する所は大泉洋 ならでは。久々の心からの笑顔だったのでは。ヘッドロックをかけた過去を懐かしく思い出す北条姉弟。妻不在で大変な事になっている江間こども園。衣装の下に鎧を纏うなどどちらに転んでも良いように図る策士比企氏と鎌倉殿一点賭けの時政。義経の「どこで戦えばよいのか」という問いが今度は坂東武者に突き付けられる。朝廷の権威を守る事を託すのと同時に「楽しまれよ」が遺言とは 平清盛「遊びをせんとや生まれけむ」からのロングパスか。芝居では頼朝にマウント取りながらも裏ではスープカレーの美味しさを教えて貰った礼を言う九条兼実。第23回「狩りと獲物」嫡男・万寿の披露目の場とするため、御家人を集めて富士の裾野で巻狩りを行うことを決めた源頼朝。工藤祐経が賞賛する中、頼朝を憎む曽我十郎・五郎兄弟らが謀反を計画。梶原景時から企みを知らされた義時は、急ぎ五郎の烏帽子親である父・北条時政のもとへと向かう。不穏な気配が漂う巻狩りには、義時の愛息・金剛も。「成長著しい金剛」テロップでも優遇される俺たちの泰時 王道より覇道を伝授された真っ黒景時の必勝法は「毒餌を撒く」(万寿から却下される)万寿の放った矢が能員の足をとどめるのは彼の病気が比企一族の反映を押しとどめる比喩か。「浮気心が身を助ける」起こったシチュエーションは7話と同じ。危うく曽我兄弟の襲撃を逃れた頼朝だが声が聞こえなかったと義時にだけ語る頼朝。天運が尽きかけていると感じた時に知らされるまさかの温厚な弟蒲殿の不穏な動きが猜疑心に火をつける。第24回「変わらぬ人」源頼朝と万寿が巻狩りを終えて無事に戻り、喜ぶ政子。しかし、頼朝は自身に代わって鎌倉殿の座に就こうとした弟・範頼を許さず、余波が鎌倉を揺るがしていた。比奈(を傍らに、三浦義村、金剛と思いを巡らせる義時。そんな中、亡き許嫁いいなずけ・源義高を慕い続ける大姫(南沙良)は、頼朝が用意した縁談話を歯牙にもかけず。第25回「天が望んだ男」身に降りかかる不幸が続き、不安にさいなまれる源頼朝。政子が心配する中、過剰に助言を求められる全成は困惑し、実衣と思案する。一方、源頼家に長男・一幡が誕生。比企能員は鎌倉殿の継承に心を躍らせ、比企の台頭を危惧するりくは北条時政をたきつける。頼家から呼び止められた義時は、三浦義村から。後継誕生で悦びに湧く比企一族。これで鎌倉殿後継者の座は比企に転がってきたと喜んでいるが頼家が望む正妻は源氏縁の女性。出任せを言われて満足に抱きもしない祖父とご対面の悲劇の子一幡誕生。あれほど生きることに執着し「周り全ての者が自分を害さんと企んでいる」と疑ってかかっていた頼朝が神仏を含めた何者への恐れも執着も失くした途端に鈴の音と共にやってくる死の影。よりによってとっておきの和田義盛と巴のラブシーンを邪魔したのが惜しい鈴。結局の所思いっきり後ろを振り返った頼朝が皆に別れを告げるように残してゆく鈴の音。「どこぞの入道のように貿易をして」という台詞は 平清盛 で清盛に憧れていた頼朝を彷彿とさせる。「朝廷を支える」という意識を持っていた最後の武士頼朝が亡くなったことで後の承久の乱が。第26話「悲しむ前に」安達盛長が涙に暮れる中、義時は先を見据え、大江広元らと頼朝の嫡男・頼家を次の鎌倉殿とする新体制作りを始める。しかし、比企能員の力が増すことを嫌うりくが、夫・北条時政をたきつけてこの流れに対抗。鎌倉に不穏な空気が流れる中、狩りから戻った頼家は。 「頼朝が北条館に匿われている」という秘密が瞬く間に広まった第1回の如く頼朝危篤の報が御家人たちに広まる。「これで坂東武者の世が戻って来る」「馬から振り落とされるとはみっともない」今まで出てこなかった御家人の本音。三谷作品では水垢離をすると必ず祈願した相手が助からない。第1回と同じ問の頼朝に在原業平の「白玉か、何ぞと人の問ひし時、露と答えて、消えなましものを」を思い出す。業平もあの時答えていればよかったと悔やみ政子も人を呼ぶ前に頼朝に答えていればと悔やんだに違いない。まだ息のあるうちから半ば亡き者として死後の政権が話し合われ生前出家が行われて烏帽子が外されていく。葬儀場所の建設が進む中でただ一人助かる事を願う政子の献身と逝く主君を嘆く盛長。梶原景時畠山重忠に止められなければ医師を絶対斬る気だった。義弟より息子を取ったことで時政と政子・義時の間に亀裂が。牧の方がどんどんマクベス夫人になって来る。時政がマクベスになるには人が好過ぎる。マクベスに相応しいのは何気に態度が大きくなってきた鎌倉殿の舅比企能員。頼家の鎌倉殿就任で一歩先を行き三浦義村が御家人レースに復活第27回「鎌倉殿と十三人」土御門通親から源頼朝の死を知らされ、思案する後鳥羽上皇。鎌倉では宿老たちが居並ぶ中、新たに鎌倉殿となった源頼家が自身の方針を表明。これに北条時政と比企能員は共に困惑し、梶原景時は賛辞を贈る。その様子を政子に報告した義時は、弟・北条時連と愛息・頼時(坂口健太郎)を頼家のもとへ送り出し。ずっと蹴鞠をしながら話している後鳥羽上皇。アヴァンタイトルが名探偵後鳥羽上皇みたいになっており伝えられない頼朝の死因を一発で当てて見せる利発さを見せる。一方偽の髑髏を渡される頼家。院の近習から鎌倉の蹴鞠教師にとらばーゆした平知康。「わしはそんなに頼りにならぬか」ぽろぽろ夜に涙を流す鎌倉殿の美しさよ。13人の誘いを断りひとまず北条VS比企の闘争から逃げた重忠。「金は貰うがどっちにつくかは俺次第」一人だけクリント・イーストウッドみ八田知家。気が強くて怒りっぽく自身に実績も自信がないのもわかっているが故にもどかしくだからといって宿老に頭を押さえつけられているのに我慢がならない誇り高き鎌倉殿が見事。13人に対抗して6名の親衛隊設立を宣言し「鎌倉殿」と「13人」の対立構造を作ってしまう。「初代の息子だから二代目になっただけのことだ」と御家人も当然そう見ているしひしひしと感じるのもわかるが「俺はお前たちを信用しない。先代も信用なんかしていなかった」と宣言するのは若気の至りでそれを聞いた宿老達がどう思っているか。会社なら確実二代目でつぶれるパターン。第28回「名刀の主」北条時政と比企能員との争いにより、義時と梶原景時の構想から大きく逸脱し、13人まで膨れ上がった訴訟の取次を行う宿老たち。鎌倉殿となり気負う源頼家はこれを自身の力を侮っている結果だと捉えて憤慨し、北条時連・頼時ら若い御家人をそばに置いてけん制する。そんな中、13人の宿老たちが集まり常陸の御家人の土地争いについて評議を。 アヴァンタイトル今回はイケボ名探偵八田知家。サリエリだから他の御家人がバカに見えてしょうがない梶原景時。合議制はそれぞれが優秀であればこそ成り立つ。いきり立つと「表に出ろ!」の坂東武者には合わなかった。 安達藤九郎の嫁を無理やり奪おうとした件では母と伯父に怒られるみっともなさでミソをつけたが梶原対結城朝光の争いについては御家人の顔を立てた裁きを見せる頼家。頼家を名刀でないと見限った梶原が鎌倉を去る決意をする。あっという間に13人が11人になりパワーバランスが揺らぐ。13人の外から暗躍し始める義村。自分のアピールポイント=見栄えに納得する重忠。昼顔 が始まってしまう結城朝光&阿波局。呪詛しているのか嫉妬しているのか微妙な全成。張り合う比企VS北条に遂に運命の子が頼家の正室に宿る。 文武に優れ朝廷からも一目おかれ策略家で手を汚す事も厭わずそれ故に御家人の恨みを一手に買う大河史上最高の梶原景時をありがとう。引き際までかっこいい。伊東→梶原→北条と譲渡されるアサシン善児。第29回「ままならぬ玉」御家人たちのバランスが崩れ始めた鎌倉。義時は北条と比企との争いの激化を懸念し、頼時と比奈を前に決意を新たにする。そんな中、つつじが源頼家の次男・善哉を出産。三浦義村が乳母夫となるが、比企能員は長男・一幡こそが嫡男であるとけん制。一方、北条時政はりくから政子の次男・千幡を頼家の跡継ぎにと。盟友義澄が逝くのは悲しいが「一緒に逝こう」と言われると思わず手を振り払う時政(酷い)指示した証拠も巧妙に残さず口頭命令で全成に鎌倉殿呪詛を命じる時政&牧の方。最後に残された人形を拾った手は誰。国司となっても欲望が止まない鎌倉版マクベス夫妻。親子揃って「女子は茸好き」と信じている勘違い義時&頼時。未だ達成感が感じられないまま型破りな方法で問題を解決してきた頼時への嫉妬から頼朝縁の名前を奪う頼家。鎌倉殿のためと言いながら御家人同志が己の欲に暴走している様も冷静に見極めている決して暗君ではない頼家。梶原景時に続き安達、三浦と比較的良識派&穏健派の宿老が去り意図的にどんどん悪い顔が増えていく比企能員。頼家将軍就任の時の下を向いた時の笑みときたら。親の思惑を越えて自分と向き合って欲しいと訴えたせつにようやく心を向けて嫡男を決める頼家。「いつまで比企の好きにさせておくつもりだ」次第に自分の思いを口にするようになる義村。義時の嫡男と縁組しいよいよ中枢へ。ラッキーカラーの赤を身にまとわなくなり夫婦の間に隠し事も増えてしまった阿野夫妻だが甥を救ったことで改心した全成によって関係修復に向かう。だがその先は。第30回「全成の確率」源頼家に対して呪詛じゅそを行った疑いにより、詮議を受ける阿野全成。比企能員はその背後に北条家の暗躍があると確信し、対決姿勢をさらに強める。そのころ北条家では、夫・全成を巻き込まれて激怒した実衣が父・時政を追及。名乗り出ようとする時政だが、りくに止められる。義時は北条家を守るために一案を講じ、畠山重忠の助力を得て。鎌倉一露出が多い八田知家を嵐の中で阿野全成を斬らせる立場に回す鎌倉版水も滴るいい男。伯父の首桶を見たり若くして裁断を下す心労が強く遂に倒れる頼家。領地を多く持つ御家人が少ない御家人に分け与えるという案は決して悪くなかった。このまま彼の治世がつまずきつつも続いていれば 北条と比企の確執の犠牲になる阿野全成と実衣。彼等で終わりではなくこれは始まり。絶対呪詛が当たらない全成。もはやその名前(全て成す)さえ皮肉に見えた男が死に際で見せた大嵐を伝え聞き微笑む実衣。「全て比企に任せておけばいい」を素直に聞いてくれない孫頼家を抹殺し頼朝が立ったように武家の頂点に立つことを愚かな夢と言いつつ信じ切っている比企能員。あの圧を跳ね返して若き二代目鎌倉殿として命令を下す頼家。金子大地佐藤二朗 二人が創り出したひりひりする場面。幻のように瞬時に消えた13人宿老。毎回いろんな人から「何とかしなさい」と言われ眉間の皺が深まる義時。尼姿ケアで妹と会話のきっかけをつかむ政子。揉め事が起これば起こるほど楽しそうな義村。義時に頼られている重忠。頼朝弟についてあまりにも知らなすぎる義盛。平知康義仲・義経・頼家と全て源氏絡みのイベントで解官されるいかにも平家らしい人物。しかしこんな血なまぐさい時代を得意の蹴鞠でよく生き抜いた奇跡のような人物。第31回「諦めの悪い男」源頼家の後継者をめぐり、激しさを増す北条と比企の争い。比企能員はせつが産んだ頼家の長男・一幡を推し、早々に朝廷の許しを得ようと躍起になるが、大江広元らは取り合わない。一方、義時は比奈に頼んで比企の動向を探り、三浦義村にも相談を持ち掛ける。そんな中、政子のもとに北条時政、りくらが集まり。 「侮って平服で向かい討たれた」史実ではなく第15回御家人達の反乱を聞き前もって鎧を着こんでいたエピを繰り返しもう一人の諦めの悪い男比企能員を焙り出す。時政を信じきれずさりとて坂東武者の矜持も捨てられなかった比企能員滅ぶ。悪い顔の源仲章さりげなく初登場で源氏嫡流を絶やしていく。「坂東武者のてっぺんに北条が立つ」と言った時宗時は他の御家人を滅ぼす事まで想定していたのか。結果的にてっぺんに立つためにはかつての仲間と数限りない抗争を経なければならなくい宿命を背負う北条家。平家を滅ぼすために戦った仲間を倒すことに躊躇する義盛に対して世の流れに逆らわぬ事を決めた重忠。そうやってかつての感覚が薄れてゆき生き残るためにやむを得ぬ選択をしていく御家人達。重忠もまさか北条家縁戚の自分が次の標的になろうとは思ってもいない。眠り姫は目覚めた時には王子様はいるわ両親は喜ぶわその先には幸せしか待っていなかったのに頼家は眠っている間に出家させられてるわ妻側の一族は息子も含め母親と伯父祖父らに滅ぼされているわまるで悪夢。眠っている方が幸せだった鎌倉版スリーピングビューティ。第32回「災いの種」奇跡的に息を吹き返した源頼家。しかし後鳥羽上皇のもとには頼家危篤の報が届き、後鳥羽は考えを巡らせる。鎌倉では、政子のもとに義時、泰時らが集まり、新たな体制について話し合っていた。そんな中、一人で思いにふける比奈。一方、先を見据えるりくは時政に京との関係をより深めるように説き、愛息・政範も胸を高鳴らせる。そして、三浦義村は。あの舅が鎌倉殿が死にそうだと悲観して自害しそうには見えない程度には賢い頼家「わからないのか?次は三浦だぞ 和田だぞ」頼家の言葉がまるきりの嘘ではない事がわかるだけにもしここで御家人の誰かが頼家に加担していればと思えなくもない。絶望の淵に立たされた頼家の瞳が辛い。歴史にIFはあり得ないがもしこの時仁田の相談に義時がのっていれば。鎌倉ではいい人は生き残れない仁田忠常自身を追い詰めて死ぬ。史実では比企討伐の褒賞を受け取りに行き謀反を疑われて討伐されたことになっている。山中崇 さん初の京の雅な男。りくに花束を差しだす鎌倉マダムキラー。彼もまたこの後鎌倉に吹き荒れる嵐の起因となる。後鳥羽上皇の命名により三代目鎌倉殿源実朝爆誕の裏で少年善哉の前に現れた比企尼が「北条を許してはなりませぬ」呪いを吹き込み源氏三代滅びのゴングが鳴る。めっちゃイケボの九条兼実の弟慈円登場。この後丹後局と兼実の権力闘争の末ごっしーの第八皇子に天台座主を奪われる。しかし一代目は落馬二代目は病死三代目は暗殺とくれば鎌倉幕府は危ないと都も思うだろう。「狩りと獲物」富士の巻狩りで頼家が放った矢が比企能員の足に刺さる。今から思えば自身の病気が舅の息の根を止める暗示だったのかも。第33回「修善寺」鎌倉では政子の次男・源実朝を鎌倉殿とする新体制が始まり、北条時政が執権別当に就任。時政を裏で支えるりくは実朝の正室を京から迎えることを進言し、娘婿である平賀朝雅を通じて後鳥羽上皇に願い出る。しかし、御家人たちは派手に権力をふるう北条を敬遠。三浦義村の忠告に義時も苦笑する。一方、失意の源頼家は。 子供の頃に百科事典のコラムでこの先頼家にふりかかる運命はサイドストーリー扱いの 修善寺物語 を読んで、自分の娘が亡くなっていくのに悲しさをみじんも見せず生涯最高の面を作る夜叉王に何だこの狂気の人はと驚いた。今なら究極の美を目指す芸術家の狂気と理解できるが。三代目鎌倉殿として身に余る鎧をつけて廊下を通る実朝と酒浸りになり「鎌倉殿はこの儂」と叫ぶ頼家。アヴァンタイトルから不穏な空気が漂う。文官達が頼家について相談するなかずばっと「鎌倉殿は二人要らない」と発言する不良番長八田知家。兄の仇を知るが自分に善児は責められないと呟く義時。一幡の墓に目をやりながら次の指令=殺人を受ける善児だが現場で見た一幡の文字に心乱れ頼家が図らずも息子の仇を取る。善児もまた育てたトウに親の仇討ちをされる。親と子の仇討二題。アサシンの代替わり完了す。拾った仏像でお宝鑑定団を運慶に頼む和田義盛は義時が何も考えず酒を飲みたい相手に選ばれる。「いい顔だが悪い顔。迷いがある」と運慶に人物鑑定される義時。マクベス夫人牧の方の描く未来図を着々と実現する一代目執権時政。 朝廷を敬う心を幼い頃から植え付けるべく上皇の意を受けて都から送り込まれた知能派スパイ源仲章。さっそく実朝の乳母実衣の心をつかむ見栄えの良さと自信溢れる振る舞いは、見るからに善人の 三善康信が巻物を抱えて逃げるぶざまさと好対照。そもそもの始まりである富士の巻狩りから、偽者の獲物を見せられ褒められ周囲の望むように振る舞うことを期待された頼家。父の成した通り御家人達を従え鎌倉殿として立ちたい自我を周囲に翻弄され続け、迫り来る死に抗い力を尽くして舞台から去っていく頼家。第34回「理想の結婚」源実朝と後鳥羽上皇のいとことの婚姻が決まり、政子の心配をよそに喜ぶりく。一方、京では後鳥羽上皇が源仲章、慈円らと鎌倉の行く末について思いを馳はせていた。そんな中、北条時政から代々受け継ぐ惣検校職のお役目を返上するように求められた畠山重忠が、疑念を抱いて義時に相談。その義時ものえを。鎌倉殿英才教育開始。1限目武術(教師八田知家):2限目弓(教師和田義盛)。鎌倉殿だからといって一切手抜きをしない教師に鍛えられ3限目政治(教師大江広元)はおねむモードの鎌倉殿。課外授業の処世術(教師三浦義村)は女性を知らない鎌倉殿にはまるで訳がわからない。最後に届く政子の歌「自分を頼ってきた者を無碍にはできない」伊豆の小豪族の性根そのままに鎌倉幕府の裁きを進める頂点に立った時政の賄賂優先腐敗政治。前話にも伏線はあったが、比企の乱の時「食らいついていくだけ」と北条に従った畠山重忠も領土と地位を侵されてついに立ち上がる。畠山重忠の乱の序章。 3度目の正直で茸好きの女性が義時の前に現れた!と思ったらそんな甘い訳はなく再婚に反発していた泰時だけが、八田知家にも見抜けなかった、のえの本性を知る。当然話しても信じては貰えない。義時毒殺の噂もある継室登場。オスカー・ワイルド「理想の結婚」でも相方に秘密ありの設定。「時政の実子政範がいる限りお前は決して権力を握れない」と同じ源氏出身平賀朝雅に毒を吹き込む源仲章。最初こそ「とんでもない」という顔をしていたものの次第に笑いに複雑な感情が混じる。 雅だけではない都のミッション鎌倉リモートコントロールに利用されていく朝雅。第35回「苦い盃(さかずき)」源実朝の妻になる後鳥羽上皇のいとこ・千世が鎌倉へ到着。政子らが出迎えるが、愛息・北条政範の凱旋を心待ちにしていたりくは失意に沈んでいた。そんな中、娘婿・平賀朝雅が畠山重忠の嫡男・重保への疑惑をりくに告げる。一方、朝雅の振る舞いについて重保から相談された義時は、父・時政に。気に入った歌の作者が父と知って驚くと共に思いを歌にする思い付きを母に勧められ素直に頷く純真14歳の鎌倉殿。実朝が初めて出会った相手と交わす婚儀の杯、重忠と義時が別れを予感しつつ交わす杯のダブルミーニングタイトル。子離れして後妻巴とラブラブの和田家、かかあ天下の泰時を見て自分はこれでいいのか悩む若き鎌倉殿「お前一人の悩みではない」歩き巫女のアドバイスに救われる。「根拠なき裏表なき女子説」を唱えた八田殿と違い、さすが女性処世術講師だけのことはある三浦義村はのえの裏を一瞬で見抜くが「惚れているならいい」と達観。誰からも程よい距離感を保つ義村の処世術が三浦家を生き残らせる。義時と話しながら次第に目に涙をにじませる重忠。部屋の後ろには戦支度が。牧の方の理不尽な怒りによる討伐命令に比べ理に適った反論を繰り出し「あなたが戦うべき相手は」「あなたはわかっている」戦う相手が相手だけに躊躇う義時の背中を押して散ってゆく武蔵の雄畠山重忠。「将を射んとすればまず馬を射よ」原則に従い時政ではなく牧の方に愛息の死に絡めた畠山への疑惑を吹き込む平賀朝雅(いかがわしさ全開山中崇 さん素晴らしい)。踊らされる父を阻止しようとする北条家子供達。一言言われて大江と政子の間に何やら微妙な空気が(らぶ?)。 「一か月風呂に入ってない奴がいる」ギャグから始まり「雪の日は出歩くな」桜田門外の変で斃れる井伊直弼のような事を言われる実朝。折角の予言も「雪の日は転ぶからでは?」和田義盛の呑気な発言で台無しに。もはや癒しの最後の砦とは言え和田~!たった一人の愛息を亡くした牧の方に「皿が亡くなっても皿で食べた料理は忘れない」と慰めて(言いたい事はわかるが確かに皿の例えはちょっと)「我が子を皿に例えるのか」と火に油を注ぐ執権時政。“いい人だがそれは違う”感を醸し出す執権&父親の演じ方が素晴らしい。第36回「武士の鑑」深まる北条時政と畠山重忠との対立。りくを信じる時政は、源実朝の下文を得て御家人を招集。三浦義村、和田義盛(、稲毛重成らが集い、対応を協議する。一方、手勢を率いて鎌倉を目指す重忠。板挟みとなった義時は、政子、時房らと事態の収拾を図る。そんな中、父・義時を心配する泰時は。アヴァンタイトル今を盛りと鳴く蝉をバックに出陣を告げる重忠。蝉のBGMと言えば大河ドラマで何度も儚き命の比喩として用いられてきた。二度と会えない&戻らない事を察した二人の言葉少なき美しき別れだった。義時の便利な手札として使われ始める義村(そして本人も察している)と信条がどこにあるのかわからぬまま稲毛黒幕説を流布する八田知家。御家人達の心を執権から離すため暗躍する二人と筋書きを描く大江広元。いなくなっても寂しがられず重要視もされていないと知り寂しがる足立遠元。「皆の喜ぶ顔を見るのが好き」で他人の便宜を図っていた親分体質が自分でも気づかぬうちに利益誘導を図り御家人全てから背かれる権力者になっていた。自分を巧みに騙して窮地に追いやった息子を前に驚き→怒り→半ば息子誉め&半ば悔しさと表情をくるくる変える時政。今回どう描こうと悲劇にしかならないのに和田義盛を使って「畠山は俺と同じ臭いがする(今は精一杯否定するが後は)」と言わせたり説得で話がつかない時は腕相撲勝負を挑んだり側面作戦が重忠にあっさり【バカの一つ覚え】で見抜かれていたり喜劇にひっぱる三谷脚本。第37回「オンベレブンビンバ」政子、大江広元らと新体制を始動させた義時は、泰時を自身のそばに置き、強い覚悟で父・北条時政と向き合う。一方、時政を蚊帳の外に置かれ憤慨するりくは、娘婿・平賀朝雅を担いで対抗することを画策。三浦義村を誘い、反撃ののろしを上げる。北条家内の対立が激化する中、源実朝は和田義盛のもとへ。すっかり和田ゲストハウスがお気に入りの鎌倉殿。泰時の不在を寂しく思い御台の手をぱっとはねのけてしまうのはやはり。上総広常の話をわがものとして話盛りまくりの和田義盛と頬をつねられて取っ組み合いする巴御前を微笑んでみている実朝。理想の夫婦兼両親として見ているのでは。 永の別れを胸に秘め妻を伴わずやってきて家族と水入らずの時を過ごす時政の宴はトンでも擬音合戦に。本人に嫌がられ&怖がられているのをよそにりくのなりふり構わぬ平賀朝雅鎌倉殿擁立作戦は走り出してしまう。畠山重忠の妻で時政の娘さえ北条家へのひいきを拒む強さを持っていたのに。 鎌倉の様子を逐一報告させている情報通にして名絵描きの後鳥羽上皇の動きをよそに北条家内紛が続く。夫と息子娘を失い実父が息子を拉致するという骨肉の争いの渦中にいながら強く美しくなっていく政子。平仮名しかかけないのと京に詳しくないのが泣き所。大江殿との仲に期待!第38回「時を継ぐ者」激しさを増す北条親子による主導権争い。北条時政とりくは、三浦義村に命じて源実朝を屋敷へと連れ込み、鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅へ譲るように迫る。対する義時は、泰時、時房、八田知家らを引き連れ、時政の屋敷を包囲。攻め込む機会を慎重に見定めていた。張り詰めた空気が鎌倉を覆う中、政子は。鎌倉殿を執権時政が監禁という重要な場に居合わせながら父の必死の伝言も忘れ(こんな時にもギャグ要員なのか)三浦義村の複雑な立場も理解できずただ思いだけで部屋に突っ込んでしまう和田義盛。彼がもう少し目端が利いていればこの先の悲劇はなかったという示唆。時政から義時へ時の字が受け継がれ執権の座も。当然謀反人の子が執権の座を?という不満が出てくることは織り込み済みで展開される義村と義時の田舎芝居に騙される御家人(八田知家を除いて)。知家が優れているのは肉体だけでないことを見せつけた回でもある。「父の最期をみとることもできない。あなたがそれを奪った」時政と二人だけの場で初めて息子としての心情を吐露する義時とそれを受け止める父親の顔になる時政。平賀朝雅に度重なる恨みをぶつけたことで後鳥羽上皇の怒りを買い初めて都で注目される北条家の次男坊。監禁されているのに和田義盛と武衛武林話で盛り上げる典雅な貴公子実朝。心配した妻を抱きしめるのにも躊躇するが祖父への情愛があり厳罰を処するつもりの義時には「私が乞うておるのだ」と鎌倉殿の顔を見せる前途有望な三代目。本作の平賀朝雅はどちらかというと巻き込まれ事故パターン。源仲章のささやきにのって政範を毒殺したがために時政夫妻からなりたくもない鎌倉殿候補にかつがれいかにも鎧が似合わない源姓の武将として殺される。第39回「穏やかな一日」いまだ源実朝と千世との間に世継ぎの誕生がなく、気にかける政子と実衣。義時は、御家人たちが謀反を起こさぬように政まつりごとの仕組みを改める。しかし、傲慢なやり方に三浦義村、和田義盛らが不満を募らせていた。一方、泰時は慣れない和歌に悪戦苦闘し、源仲章に相談を持ち掛ける。そんな中、成長した公暁が。表面穏やかながら後に起きる事件の伏線が顔を出すタイトル通りの回。ナレーター長澤まさみさん侍女で登場。北条家の専横が目立ち最後の坂東武者こと和田義盛が上総介を要求。キャスティングボートを握る三浦義村は義時に協力を約束しつつもいまいましさを募らせる。恋文を送るも相手にわかってもらえず勝利を喜びたいのに幼馴染とスキンシップする姿を見せられ繊細なメンタルがぼろぼろの実朝。妻にカミングアウトして抱きしめられても心の空洞は埋まらない。少年の時はわだかまりこそあったようだが青年となった公暁ははっきりと決意を秘めているよう。太平記 では フランキー堺 が演じていた長崎円喜に繋がる平盛綱爆誕。後期は北条家をしのぐ権勢を見せるが始まりは家人から。りくが去り謀を巡らす立場に立つのは実衣。立派に政ができそうな息子に実権を渡さない弟に戸惑う政子。「私は不要のようだ」わかりやすく実朝を脅迫する義時。ヘンリー4世では散々つるんだフォルスタッフを最後王となった元ハル王子が自覚的に捨てる。フォルスタッフは昔からの縁から昇進も夢ではないと思っているが有名な「お前など知らぬ」で切り捨てられる。さて 鎌倉殿の13人 版フォルスタッフ&ハル王子コンビの切ない別れはどう描かれる?第40回「罠と罠」閑院内裏の修復を計画する後鳥羽上皇は、鎌倉に引き受けさせるという藤原兼子の進言に心を躍らせ、慈円と共に笑みを浮かべる。一方、京から知らせが届いた鎌倉では、重い負担に御家人たちが反発。源実朝からも慕われる和田義盛が旗頭となり、八田知家らが集う状況を、義時が苦々しく思っていた。そんな中、信濃で一つの事件が起こり。これだけの髭面が由比ガ浜に並んだら壮観と言っていいのか迷う和田ズ。情に厚く武に長け信頼が厚いかつての上総介のポジションのついた和田義盛-最後の坂東武者を滅ぼすことで兄宗時が義時に託した坂東武者の世が完結する皮肉。北条がてっぺんに立つ世は坂東武者の利となるのか。我が家に伝わる秘策で義盛と鎌倉殿が和解しても義時が皆に諫められ常に計画を止めても運命はそれとは逆方向に舵を切る。自分の死後を考え始め用意周到が過ぎたか義時。木曽義高の時も和田義盛の時も。「和田殿を嫌いな人なんていない」鎌倉で始まる圧倒的不利な状況で始まる和田合戦。「起請文なんてちゃっちゃっと書いちゃえばいい」なんて言ってた義盛に対して書いて飲んでしまったら破れない覚悟満々の義村&知家(でも破る)。皆に母親呼ばわりされる巴御前。しかしあんなに予言的中したら殺されそうで心配な歩き巫女。「義時が鎌倉殿になったら」後の伊賀氏の変の伏線のような台詞を口にする伊賀の方。実朝の秘密を知って自分が原因だと名乗り出る千世。普段は喧嘩していても義盛を守るために起請文を迫る巴。風雲急を告げる鎌倉のそれぞれの妻たち。皆に謀反をたきつけながらいつの間にか姿を消す泉親平。まるでフランス革命のサンジェルマン伯爵みたいと思ったら映像でははっきりとあの人の顔が。鎌倉にちょっかいを出し始める西方。第41回「義盛、お前に罪はない」鎌倉を守るために大江広元とも共謀し、反北条の旗頭となった和田義盛の転落をもくろむ義時。戦を回避するべく源実朝と政子が奔走する中、三浦義村、八田知家ら有力御家人は、義盛の陣営に集い情勢を見定めていた。そんな中、父・義盛の安否を心配する朝比奈義秀らが打倒北条を目指して決起。一方、失意に暮れる泰時は。起請文を是非にも出したい4人組のコントめいた一幕から始まり最後は一番言われたかった台詞を一番言われたかった相手に言われた和田義盛(中の人が好過ぎて生命保険CMの話が来そうとの声)の壮絶な最期で終わる濃厚な2日間鎌倉攻防戦。内部の敵を全て滅ぼしたかに見えたが義時最大の敵誕生頼朝との歴史を知る最後の宿老(北条を除き)にして義時にとっては眼の上の瘤であった義盛も重忠同様「やりたくなかった戦」で命を落とす。ヘンリー6世に無視されたフォルスタッフと異なり自分のために慣れない鎧を着て戦場まで足を運んだ鎌倉殿にほだされた心の弱さがつけいる隙を与える。忠臣を目の前で討たれ自分が誘いだす罠扱いで形だけの鎌倉殿であることを見せつけられた実時が義時に対抗できる相手として西に目を向け北条氏悲願の坂東武者の世とは真っ向から対立する源氏の世を目指す。待ってましたの朝廷&実時抹殺の名分もここに立つ。 男顔負けの武将でありながら二人の夫を戦で亡くした武士の世の犠牲者でもあった巴御前。義盛との幸せな日々を最後に仏門に入り俗世の戦乱に背を向けたのはやりきった感があったから。危険だとわかればすぐに実家を選んだのえと好対照で常に夫と共にありたかった妻であった。第42回「夢のゆくえ」決意を新たにした源実朝は、後鳥羽上皇を手本として人任せにせず自ら裁定を下すことを決意。泰時をそばに置き、自身の政を進める。一方、鎌倉内での地位を盤石なものとした義時は、のえに勧められて執権を名乗ることを決断。未熟な実朝らをけん制する。実朝と義時との関係がうまくいっていないことに政子が気をもむ中、源仲章が京から戻り。実朝の夢に生霊として現れるウキウキ後鳥羽上皇。頼朝の夢に生霊として現れ「早く救ってくれ」と訴えたごっしー。生霊として夢に出る体質の天皇家と天皇家の生霊だけ夢に見てしまう余有難くない体質の源氏。「船を作って中国と貿易を行う」などと言い出したら #平清盛 から海の民がざっぱーん!義時と時房の悪企みも知らずみるみる赤い目になっていく実朝にオトナ代表として謝りたくなってしまう。「ごめんね大人ってキタナイんだよ」母の助言に再び光を取り戻す鎌倉殿。「まだ甘えた事を言っているのですか!」政子に喝を入れた丹後局だがこちらは亡き夫の所領はごっそり前夫との間に生まれた夫は貴族の養子になり院との間に生まれた娘は宣陽門院になりこちらも日本有数の財産持ちに。政子の平凡願望はわかり得なかったかも。鎌倉の土木全般を統べる八田知家の「三善殿とそう年は変わらない」発言にえええ!と驚いた視聴者多数。それで無理して船を引っ張って心臓発作とか?と心配したがそういう退場ではなかった。何事も見通せた知的官僚の大江広元の目が見えなくなりますます混沌とする鎌倉。八田殿の諸肌脱ぎは予測できたものの観覧席ポジションだった義村がなぜ脱いでいる?と疑問だったシーン。単に視聴者サービスか。ウラ話トークでいっていた号泣シーンですね。権力の頂点にいた人が一旦落ちて妻にも捨てられて、それでもまたかかあ天下の女性に寄ってこられて日向ぼっこしながら伊豆の小豪族なら至るであろう平穏な最後に向かってゆく。まさに政子が願っていた日々なのだがそこに至るまでには修羅が第43回「資格と死角」源実朝に嫡男が誕生せず、後継者問題がくすぶっていた鎌倉。そこに修行を終えた公暁が帰還。その胸には鎌倉殿となることへの強い意志を宿しており、乳母夫めのとである三浦義村と共謀する。一方、義時と実衣も実朝の言動に不満を抱き、思案を巡らせていた。そんな中、実朝の相談に対して後鳥羽上皇から返事が届く。これに政子や泰時は。大姫入内準備の時とは見違えるほど都と渡り合える度胸と交渉力を身に着けた政子。従三位を鎌倉殿と言い合う場面は頼朝と征夷大将軍を言い合う場面のオマージュ。法皇の子を産んだ丹後局は従二位でこれが皇族ではない女性の最高位に当たる。比企・阿野と乳人が常に殲滅されてきた運命を持つ源氏嫡流。公暁の乳人義村が義時との友情も捨てて最後に出た賭けは自らがイアーゴ―となってハムレット公暁に伯父ポローニアスこと実朝への敵意を燃え上がらせること。直衣始の時には死角にいた公暁が半年後雪の中で現れる運命の時迫る。歌舞伎でいうところの“やつし”(そんなにみすぼらしくない)でトキューサの前に現れ蹴鞠勝負を楽しむ後鳥羽上皇。肩ポンする物おじしないトキューサを気に入ったらしく親王鎌倉殿計画がとんとん拍子に進む。喜びの中鎌倉殿の資格を持つ公暁の悔しさや決意のかたさが皆の死角になっている。直衣始の図面にはあの大銀杏が(まだ有名ではない)。上る途中で靴に入った小石に気づく実朝。後方からじっと見る公暁。全てを見ているのは紙視点の視聴者だけというたまらん構図。あら「大江様見えないと思って言葉が大胆に」と思っていたらあっさり推し当人から重いと言われてしまった(笑)鎌倉きっての知性派で都事情にも詳しい大江の眼病は源仲章の台頭に繋がっていくのか。第44回「審判の日」後鳥羽上皇の計らいにより、右大臣に叙されることとなった源実朝。政子が愛息の栄達を喜ぶ中、鎌倉殿への野心に燃える公暁は三浦義村のもとを訪れ、鶴岡八幡宮で執り行われる拝賀式について密談を交わす。三浦館の動きに胸騒ぎを覚える泰時。一方、義時の周りでは、朝廷と鎌倉の橋渡し役として存在感を高める源仲章がのえを。北条家一門が右大臣が出る!と無邪気に十二神ごっこで喜ぶ一方で公暁が実朝暗殺計画を三浦義村と図るシリアスな場面の対比。髭も髪ものばしとても千日参篭が出来る状態ではなく俗世の欲望にまみれた最終形態になった公暁。北条一族とは一線を引いてきた彼の孤独な半生が垣間見える。ただ一人残った息子実朝に理解してもらえず頽れる尼御台。もし実朝が鎌倉幕府六波羅転居を言うのと頼家殺害の真相を知るのが逆だったら暗殺は回避されたのか。権力の頂点に立ったものの家族の絆がずたずたになっていく北条家。「あまり悪い顔の時は気の毒で言えない」と運慶に評された義時の悪い顔。「自分のしてきたことは正しかった」自分を鎌倉に引き止めた姉の前で覚悟を決めろと迫る弟はその裏で鎌倉を捨てる決意をした甥を排除する計画を着々と進めていた。過分な官位を授けたのも実朝のためというよりは鎌倉幕府を取り込んでしまうための上皇の策だが人の良い実朝にはそこまで読めない。芯の実力者たらんとマダムキラーにいそしみつつ義時の敵として立ちはだかるが太刀持ち役を最後に変わったことは慶事ではなく誤算だったことを仲章は知らず。真相を知るなり公暁の所に出向き謝罪し「共に鎌倉を源氏の手に」と手を握り合うのは実朝の本心なのだが「お前の気持ちはわかる」と言われた後の公暁の表情が明らかに変わった事には気づけない。世故に長けていればこういいつつも義時はだめだが泰時などに裏工作をしておくものだが。第45回「八幡宮の階段」京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝の右大臣拝賀式。泰時が警固をする中、公暁は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村。今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時と時房。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章が迎えて整列すると、牡丹ぼたん雪が降り積もる中。二人の舞台を見ているような対峙。一旦短刀を手にするもゆっくり落とし抵抗しない姿勢を見せる実朝。苦しい生を手放ししがらみのない世界へ旅立つことを寿ぐような笑みの実朝。いつか二人のもっと年を取った時の芝居が見たい。言葉をかけるタイミングをずっと待っていた舞台袖の義時。「ラストワードがあれ?」と驚いていた 生田斗真 演じる源仲章。血が流れ体が急速になっていく死にゆく者の自然な言葉だった。太刀持ち役を引き受けあっという間に晴れの舞台から滑り落ちて一気に死に向かった仲章。院お気に入りの実朝と院の臣下を殺した事がこの後朝廷との火種に。義時でなく仲章を討ったと知った時に止めれば公暁の運命は変わっていたか。源氏の中で武将としての名を貰えなかった公暁が縋ったいわくつきの髑髏。鎌倉殿を討って滔々と語るつもりの口上が血がにじみ読めなくなり再起が出来ると信じ三浦を頼った事と言い全てが甘すぎた幻の源氏四代目。 姿も歌も心根も志も全てがあまりにも美しすぎた鎌倉殿散る。「天命に逆らうな」はぼけてしまったおばばの世迷い事だが心に期すところのある実朝はまともに受け止めてしまう。このあたりもシェイクスピア的。一連の流れが絵のように美しかったが実質は残虐な鎌倉でのトップを狙ったテロ。実時の「源氏の手に政を取り戻す」という台詞を聞いて人を見る目が甘いと感じた公暁が「騙されるものか」と思うが本当にそう思うべきだったのは乳人だったが御家人が次々滅ぼされる中で生き残る道をとことん選ぶ嗅覚を持つ三浦義村。第46回「将軍になった女」新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷に伺いを立てる北条義時、大江広元たち。実衣が野心を燃やし、三浦義村が暗躍する中、京では鎌倉への不信感をさらに高めた後鳥羽上皇が、藤原兼子、慈円と共に今後を見据え、鎌倉への圧力を強めていく。一方北条家では、思い悩む泰時をよそに、のえが愛息・政村を。W杯に負けぬ熱戦を戦い抜いた後鳥羽院とトキューサ。負けて勝つを成し遂げ得た新鎌倉殿三寅はまだ2歳。出自を問われて2度目も淀みなく言い切った慈円僧正の中の人お見事。りくと時政の間で繰り広げられた北条家後継者問題が義時の代で再び持ち上がる。トレードマークの赤い衣を脱ぎ捨てた後は憑き物が落ちたような表情になる実衣。あどけない少女が権力者の弟に嫁ぎ源氏嫡流の息子を持ったが故に見た夢は実の兄につぶされる。最後に残ったシスターフッドに比べ時房と義時の間には年齢差故の遠慮がありブラザーフッドと呼べる親密度はない施餓鬼をして励ますつもりが逆に励まされる政子。それはともかく「妻に5度逃げられ」と言い出した不幸続きの民は何かに呪われているのでは。大切なものを守るため変わってしまった弟に対抗するため自ら尼将軍宣言する政子。三浦義村の不敵な笑みが意味深。ちなみに今夜は脱ぎなし(笑)第47回「ある朝敵、ある演説」幕府の後継者争いが発端となり、乱れる京。朝廷の象徴である内裏が焼け落ちると、後鳥羽上皇は再建費用を日本中の武士から取り立てることを決める。しかし、北条義時は政子と大江広元の支持を得て、要求を先送りにすることを決断。泰時をはじめ御家人たちが後鳥羽上皇との関係悪化を心配する中、三浦義村は京で大番役を務める弟・胤義に。 予告された義村脱ぎ回。自分だけに院宣が来たと得意げだったが他の御家人にも送られていると知りすぐさま義時に知らせる世渡り上手の嗅覚は今回も衰えていない。京にいる弟と共にどちらにつくかわからない無気味なキャラだが義時にはその無気味さは見えていない。 伊賀の方にしてみれば後継者は泰時のままで兄は京都守護に行くなり殺され承久の乱の生贄とされ人柱にされたとしか思えない(これは誤解だが、上皇は明らかに義時の義兄だから殺したのだろう)。恨みつらみが積み重なり三度目の妻には優しい言葉で繕う事もしない義時に訪れる報いの時とは。三寅が将軍に選ばれたことで将軍になる芽が摘まれた源頼茂が内裏を焼くのは朝廷の完全なとばっちり。残り少ない源氏も無駄な事やってないで辛い時代を生き延びれば歴史に源氏の芽もあったのに。公武協調を説いた慈円が宮中を去りイケイケの藤原秀康が残る。「ある朝敵」=義時、「ある演説」=政子が言いかけてやめた「故右大将(頼朝)の恩は山よりも高く、海よりも深い」妹を守ったように弟を守る姉・政子。愛嬌しかないトキューサと真面目さしかない泰時の結束堅い残された北条ファミリーの面々。「ある朝敵」=義時、「ある演説」=政子が言いかけてやめた「故右大将(頼朝)の恩は山よりも高く、海よりも深い」妹を守ったように弟を守る姉・政子。愛嬌しかないトキューサと真面目さしかない泰時の結束堅い残された北条ファミリーの面々。第48回「ある朝敵、ある演説」最終回反目する北条義時を討ち取るため、義時追討の宣旨を出し、兵を挙げた後鳥羽上皇。これに対し、政子の言葉で奮起し、徹底抗戦を選んだ幕府は、大江広元や三善康信の忠言を聞き入れて速やかに京へ派兵することを決断。泰時、平盛綱らが先発隊として向かい、時房らが続く。そんな中、三浦義村は弟・胤義と。 全く夫に関心なしモードののえだが毒殺計画をばれたと知るやあっさり白状。これで安らかな最期を迎えるかと思いきや義時ののたうちまわる姿と声で幕。直前のあの発言があったため息子を殺された復讐なのか取り憑かれ暴走する弟を止めるためだったのか敢えて曖昧に。上皇様のため&都を守るために立ち上がったのに負けるとあっさり捨てられる不憫ズ。ごっしーの頃から朝廷の性格は変わらず 「麒麟がくる 」正親町天皇まで続く。特別出演ですらない吾妻鏡の承久の乱に読みふける 「どうする家康」 のいささか慌て者で落ち着きのない主役。 頼家を支えるために生まれた13人の宿老ではなく鎌倉幕府が確立するまでに亡くなっていったもう1ペアの13人もまた歴史を作った人だった。冒頭OPに剃髪姿の像もあった大江殿がすっかり「やっちまいましょう」の武闘派に。義時の息の根を止めるのは誰?の一種ミステリーだった最終回。クリスティのオマージュは「鏡は横にひび割れて」御家人同志の争いを見て来た泰時が御成敗式目を定め争いのない世を作り息子のためを思い穢れを全て我が身に纏おうとした父は奇しくもかつて目の前で死んだ上総広常と同じ姿に。大河ドラマ 鎌倉殿の13人 完全版 第壱集 ブルーレイ BOX【Blu-ray】 [ 小栗旬 ]大河ドラマ 鎌倉殿の13人 完全版 第弐集 ブルーレイ BOX【Blu-ray】 [ 小栗旬 ]大河ドラマ 鎌倉殿の13人 完全版 第参集 ブルーレイ BOX【Blu-ray】 [ 小栗旬 ]楽天ブックス
December 18, 2022
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みなさんこんばんは。将棋の八大タイトルの1つ、「王座戦」五番勝負の第4局が京都市で行われ、藤井聡太七冠(21)がタイトルを持つ永瀬拓矢王座(31)に勝ちました。この結果、3勝1敗で「王座」のタイトルを奪取し、将棋界で史上初となる八大タイトル独占を達成しました。ABCドラマ何曜日に生まれたのを見ました。出演シシド・カフカ 飯豊まりえ 陣内孝則 溝端淳平 井上祐貴 濱 正悟 早見 あかり脚本野島伸司第一話「死にたがる彼女を1000回救う」カーテンが閉め切られた部屋で、ボサボサ髪、スウェットとTシャツ姿の女性が、無表情にゲームをしている。彼女は黒目すい27歳。漫画家の父・丈治と二人で暮らす、10年間ほぼ引きこもりの家事手伝い。ある日、丈治に連載の打ち切りが告げられる。編集担当の来栖久美から、作画はいいが、話が絶望的につまらない、センスが古いと酷評されたが、丈治は生活のために「なんでもやります」とすがりつく。来栖は丈治に、大ベストセラー作家の公文竜炎が原作を書き、丈治が作画を担当する、異色のコラボ作品を提案する。公文からの条件はただひとつ、すいを主人公のモデルにすることだった。公文の狙いとは一体何なのか!?そんな時、すいの元に高校時代の同窓会の案内が届く。実は引きこもりになった原因は高校時代に引き起こしたバイク事故にあった。トラウマだらけの思い出に苦悩するすいに、公文は同窓会へ出席するよう説得するのだが。第二話 「カリスマの美しい彼は」10年間“コモリビト(引きこもり)”だった黒目すいは、同窓会が開催されているホテルに到着後、化粧室の個室に閉じこもる。勇気を出して化粧室から出たが、同窓会はすでに終了していた。情けない自分に落ち込みながら歩いていると、二次会のカラオケ店から出てきた元サッカー部の江田悠馬に呼び止められる。動揺したすいは、人気小説家・公文竜炎から教えられた、会話に困ったときに使える魔法の言葉「ナンウマ?」という言葉を投げかける。10年ぶりの再会を果たし、連絡先も交換。長らく引きこもり生活を送っていた娘の勇気ある行動に父親の丈治(陣内孝則)は感動するが、すいをモデルに物語を紡ぐ公文は、「高校時代に淡い思いを通わせていたすいと悠馬の10年越しの再会は物語としてはありきたりで退屈だ」として10年前に共にバイク事故を起こしたサッカー部のエース・雨宮純平との話を提供してほしいとすいに伝える。するとバイク事故の記憶がフラッシュバックし、過呼吸で震え出してしまうすい。黒目丈治は娘を苦しめる公文に怒りを爆発させるのだが、実は公文には、ある秘策があった。「永遠の1位 」「2位の反撃 」楊宇騰YU にこんな所で会おうとは!日本語完璧ですね。俺様でありながら同僚にとって全然嫌味じゃないという少女漫画のヒーローが実体化したみたいなキャラ。全体の物語の仕掛け人である公文竜炎(溝端淳平 さん託されたな)が或る程度予定調和を崩す展開を見据えながらいろいろ仕掛けているが現実がさらにその上を行ってしまうという何というか 野島伸司 ワールド。陣内孝則 さんのお父さんが可愛すぎる。第3話「匂わせ彼女は大親友」サッカー部のエース雨宮純平は生きていた!?悠馬をはじめフットサルコートで高校時代のサッカー部メンバー達と10年ぶりに再会した黒目すい。過去のわだかまりを少しずつ解消し、笑顔が戻ってきたすいの元に1本の電話が!?「もしもし、私、誰だか分かる?」それは、サッカー部時代のマネージャー仲間で親友の瑞貴だった。すいは、瑞貴からの電話を受けて、10年ぶりに会う約束をする。高校時代…瑞貴とすいは、悠馬から告白されるまでお互いに抜け駆けはなし、という約束を交わした仲だった。そして10年ぶりに再会した喫茶店で、瑞貴から2年前に悠馬と結婚したことを打ち明けられた、すいは思わず「ナンウマ?」と切り返す始末。その様子を盗み見していた小説家の公文竜炎は、悠馬の結婚に、あまりショックを受けていない様子のすいに、「理解できない!ヒロイン像がつかめなくなった」と困惑する。そして悠馬にうっかり「彼氏がいる」と言ってしまったすいは、瑞貴から、すいの彼氏を呼んで4人で食事をしようと誘われる。困ったすいは公文に彼氏役を演じて欲しいと頼むのだが恐らく夫婦仲がうまくいっていない所に蹴落としたライバルがキレイになって現れたので彼氏を呼んでマウントを取りたかったが故の瑞貴の端々の行動。動機は男子二人には丸わかり。挿入される過去の瑞貴の裏切りに過呼吸になるほど傷ついていたすい。公文は多分来るような気がしてたけど(作品でも著者が顔を出すのはタブーだが)雨宮純平が来るのは意外。サッカー部のエース2人に何となく好かれているようなすいの事が恐らく瑞貴は言葉では親友といいながら牽制しずっと嫌いだったのだろう。第4話「サイコパスな彼女の恋は」10年ぶりに再会したサッカー部の仲間・江田悠馬・瑞貴・雨宮純平とディナーにやってきた黒目すいだったが、過去のトラウマを思い出し、過呼吸で倒れ込んでしまう。そんなときに救世主として現れたのは、すいの彼氏を装った公文竜炎だった。公文は、ペンネームではない実名・三島公平を名乗り、ディナーに参加。すいも平静を取り戻す。さらに純平が実は…とある人物をディナーに招待していた。やってきたのは、すい・瑞貴と一緒にサッカー部のマネージャーを務めていた橋爪リリ子だった。一風変わった存在感を放つリリ子は高校時代、雨宮純平の事を追いかけ続ける、自他ともに認めるストーカー。現在も純平の秘書として働いている。6人の会食は和やかにお開きに。すいは楽しい時間と人生で初めて味わうお酒に、心地よく泥酔してしまう。そしてリリ子のキャラクターに興味を抱いた公文は後日、純平の不在を狙ってリリ子に会いに行くのだが、そこでリリ子から10年前のバイク事故に関する衝撃の事実を告白される。一方その頃、悠馬は、妻の瑞貴が浮気をしているかもしれないと、すい・純平に相談するのだが。10年ぶりに再会した彼らの平穏な生活は、徐々に崩れ始めていく。雨宮があれだけすいを大事にするのは江田が好きだった子だから?1「何曜日に生まれたの」即答するリリ子。物語の中にどんどん飛び込んで行き彼女に恋愛感情のなさがあっさりばれる公文。瑞貴の浮気現場を直撃する江田。10年前を知る補欠キャプテン登場。第5話「優しい人が傷つく世界線」撮影スタジオで、来栖芽衣が間断なくシャッターを切っている。彼女の視線の先にいるのは、黒目すい。芽衣の提案で、雑誌の読者モデルを始めたすいは、引きこもり生活とは打って変わって、表舞台でどんどん輝いていくのであったが、公文竜炎は、何故かすいを避けている様子。何かマズい事でもしたのかと自らを責めるすいに、漫画家の父・丈治は、それは「好き避け」の症状だと説明する。つまりクリエイターである公文が物語のヒロインであるすいに疑似恋愛しているというのだが。そんな中、公文のマンションに、すい、丈治、来栖久美、芽衣といういつもの顔ぶれが集まり、物語の今後に関しての打ち合わせが行われようとしていた。そこへスペシャルゲストとして、橋爪リリ子がサプライズで現れる。公文に「例の話」をと促されたリリ子は「10年前のバイク事故の原因は私なの」と衝撃の事実を告白し始める。10年前…自他共に認める純平のストーカーであったリリ子は、純平がすいに想いを寄せている事へ納得が出来ず、2人の恋路を邪魔するため、とある人物を脅し、その人物を使って、純平のバイクに細工をさせようと試みるのだが。10年前に一体何が起きていたのか!?衝撃の事実が次々と明らかとなる!コミカルにすいを避ける公文に話題を振るすい「好き避け」から始まるタイタニック談義で2次元おたく話をあれこれ言っていたら3次元はもっと残酷だった。持てる者がどれだけ友情を繋げても影の者には爽やかな青春の裏で渦巻いていた嫉妬と欲望が。今回青色の傘をさしてすいの所にやってくる公文。EDで泣いているすいの所に赤い傘が近づいてきて見上げるショットで終わるけれどその相手は公文?第6話「オレンジウィッグの堕天使」すいを主人公にした公文竜炎と黒目丈治のコラボ漫画は大好評で売り上げも上々。アニメ化・グッズ化も現実味を帯びてきた。喜ぶ一同に、すいが「実は…純平に温泉に誘われた」と報告。聞けば2人きりではなく悠馬瑞貴リリ子健人サッカー部の仲間たち全員が集まるという。実は…それは公文が純平に指示したことで、何も知らない6人はサッカー部時代の合宿で訪れた思い出の海へ向かう。するとそこにいたのは来栖芽衣を連れて待ち構えていた公文の姿だった。すいが引きこもりになるキッカケとなった高校時代のバイク事故。あの時一体何が起きていたのか…公文は10年前のバイク事故の真実を語るよう全員に問いかける。するとリリ子が「あの事故は、私が原因なの」と切り出す。それはキャプテンの城崎健人が女子マネージャーの着替えを盗撮したことに気づいたリリ子が、口止めの交換条件として、純平とすい2人が乗るバイクに細工するよう脅したという内容だった。衝撃の告白に驚きを隠せない一同であったが、実はそれは彼女の誤解で真実は別に存在した。とある人物が10年間隠し続けた衝撃の真実とは一体!?雨宮くんの好きな人は前回で何となく予測はついていたものの公文竜炎の部屋にいた二次元から飛び出してきたようなコスプレ女性は意外。「悪魔に魂を売り渡した」とかはっきり言わないんですもん。全てを明かしたあとで恋心に気づくヒロイン、うーん2次元ですな。第7話「1人女子焼肉3連打からの衝撃」「ホントの海」で10年前のバイク事故の真相・本音を告白し、黒目すいをはじめ同級生たちの中に存在したわだかまりは解消され、それぞれが新たな人生の一歩を踏み出そうとしていた。しかし一泊二日の温泉旅行から帰ってきた黒目すいはどこか不機嫌。そのワケは自分に好意を抱いていたはずの公文竜炎が突然、無関心となってしまったからだ。公文自身も、「作品の創作過程でストーリーに登場した三島公平として、ヒロインに疑似恋愛していただけ」とそっけない素振り。そんな中…公文は自らのマンションに瑞貴と健人を招き入れる。悠馬と離婚し、すいに悠馬を返すと吹っ切れたように言い放っていた瑞貴であったが、離婚の本当の理由は別にあった。公文に指摘され、観念した瑞貴は健人だけに明かしていた「本当の離婚の理由」を語りだす。その衝撃の理由に、すいは涙を流しながら、絶対に口外しないことを誓うのであった。さらに公文と謎の美女との関係について。秘密を知る久美が勘違いをしている丈治に語りかけるのだが。物語はいよいよ衝撃のクライマックスへ。 「別れたらしばらく喪に服す」勢いですいに打ち明けたものの冷静に離婚を受け止める悠馬。すい瑞貴リリ子三者三様の一人焼肉。盗聴を知り怒るすいは公文との出会いを思い出す。公文と妹の件はいかにも野島ドラマっぽい第8話「単行本1巻記念握手会の日」10年前。すいと純平が起こしたバイク事故を、たまたま通りかかって助けた人物。それが公文竜炎だった。公文は母親とその再婚相手を包丁で刺し、医療少年院へ送られ、その後も自傷行為を繰り返し、現在は病院に収容されている妹の蕾のお見舞いの帰り道。すいのバイク事故に遭遇していたのだ。あの日、公文は純平とすいを車に乗せ、病院まで連れて行き、不安だらけのすいに付き添っていた。衝撃の事実をようやく思い出したすいは、この10年間、自分が公文に見守られていたことに気づき、同じく引きこもり状態にあるアガサこと蕾を助けたいという想いから来栖久美を通じ、蕾への面会を試みる。一方その頃公文は、すいをモデルにした物語にいよいよ決着をつけるため、江田悠馬に「一人の男性として、彼女を支えてください」と伝えていた。「ストレスの9割は人間関係」「でも1割は素敵なことが」すいの言葉に動かされサイン会を決めた公文にあんな事が。「自分を守る優しさは弱い けど誰かを助ける優しさは強い」台詞の応酬で笑わせる所も多いけどいいセリフも多いですよねこのドラマ野島伸司すいと公文がバス停からバスに乗ってずっと喋ってる場面かなり長いロングショットなのかなぁ。普通なら乗客の声とか抑えるのに敢えてざわざわしたまま撮っていて面白い。最終回「レインボーパワーは世界を救えるのか」単行本刊行記念のサイン会で、公文竜炎が熱狂的なファンに襲われた。久美は対応に追われ、現場は大混乱に!一方その頃…黒目すいは公文の妹・蕾に会うため1人病院へ。すいは、10年前のバイク事故以降、自らを見守り続けてくれていた公文のおかげでコモリビト状態から脱出できた。そんな公文を…過去のトラウマから仮面を被り続ける公文竜炎を…そして妹の蕾を救いたい! すいは蕾とお揃いのオレンジウィッグを被り、中庭から病室へメッセージを送り続けるのであった。サッカー部のメンバーたち悠馬・純平、瑞貴・リリ子・健人も、過去のわだかまりや悩みを乗り越え、新たな人生の一歩を踏み出そうとしていた。そして悠馬は、すいを連れてホントの海へ。悠馬が伝えようとするホントの想いとは!?公文に救われたすい。すいが救いたい公文。そして新たな道を歩き始めるサッカー部のメンバー達。彼らが選んだ未来とは…稀代の脚本家・野島伸司が描くジェットコースタードラマ。衝撃の最終回!この作品はみんな難しかったと思いますが溝端淳平 さん演じる公文竜炎がサイン会で刺される所はちょっと京アニを思い出しました。フィクションのプロかつ天才が普通の人たちによってたかって騙されるハッピーエンド良かったです。なにせ 野島伸司 脚本なので。それこそ美男美女のキスシーンだから実写もありなんだけどそうすると今までのドラマと変わらないことになる。敢えてすいの父による漫画でラブシーンを見せた所がスマートでよかった。何曜日に生まれたの Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 飯豊まりえ ]楽天ブックス
October 12, 2023
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みなさんこんばんは。 歌手の橋幸夫さん(82)がアルツハイマー型認知症を患っていることが分かりました。豊臣秀吉の盟友と言われた蜂須賀小六から始まった蜂須賀家のその後を描いた小説を紹介します。秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚木下昌輝徳間書店蜂須賀家といえば、蜂須賀小六が木下藤吉郎時代の羽柴秀吉の与力として登場した。出世街道を駆け上る秀吉に追い抜かれ、息子家政の時代に阿波国徳島に入封、関ヶ原の戦いでは東軍に属したため江戸時代を生き残り、明治時代には侯爵となった。生き延び上手な一族と言える。 そんな蜂須賀家が危機に陥ったのは、十代将軍の頃である。特産物の藍玉を持ちながらも、その価格は大阪商人に牛耳られ、借金が山積みだった。おまけに足利公方の血を引く平島公方と腕の立つ部下もいた。金がかかる一方である。 財政再建としての倹約令の施行と、藩体制の変革としての役席役高の制、若年寄の創設などを行った。しかしあまりにも改革が急すぎたということで反発を食らう。低い身分の武士でも才能ある者を取り立てたということで、藩政の混乱を招いたと言われ、明和6年、藩政宜しからずとして幕府より隠居を命じられ、長男・治昭に家督を譲る。 いわば失敗した藩主であるが、本編では改革に燃える才能ある藩主として苦闘する姿が、近習として仕えた武士の目から描かれる。困難な改革に取り組むことを誓った柏木忠兵衛と重喜の身分を越えた絆が熱い。 ちなみに吉川英治『鳴門秘帖』では、重喜は幕府転覆を企んだ宝暦事件の黒幕的存在と見なされており、本編とは真逆のキャラクターになっている。秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚 [ 木下昌輝 ]楽天ブックス
May 28, 2025
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みなさんこんばんは。少子高齢化が進む中、医療や介護など社会保障の負担のあり方を検討している厚生労働省は、介護保険サービスの利用料の自己負担について支払い能力に応じて2割負担の対象を拡大する方向で調整を進めていることがわかりました。大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~を見ました。【作】森下佳子【主演】横浜流星(蔦屋重三郎役)【スタッフ】制作統括:藤並英樹 プロデューサー:石村将太 松田恭典 演出:大原拓 深川貴志出演横浜 流星 渡辺 謙 染谷 将太 宮沢 氷魚 片岡 愛之助 小芝風花 高橋克実 中村蒼 正名僕蔵 山路和弘 伊藤淳史 六平直政 福原遥 水野美紀久保田紗友 小野花梨 かたせ梨乃 西村まさ彦 尾美としのり 里見浩太朗 橋本愛生田斗真 高梨臨 眞島秀和 寺田心 映美くらら 吉沢悠 矢本悠馬 相島一之 石坂浩二市原隼人 井之脇海 飯島直子 徳井優 前野朋哉 落合モトキ 安田顕 田山涼成 冨永愛 原田泰造 風間俊介 安達祐実 愛希れいか 木村了 山村紅葉 鉄拳 関智一桐谷健太 古川雄大 岡山天音 寛一郎 山中 聡 栁 俊太郎 芹澤興人 高木渉 山口森広 浜中文一 片岡鶴太郎 橋本淳 中井和哉 松田洋治 本宮泰風 高岡早紀 水樹奈々 えなりかずき 高橋英樹 伊藤かずえ ベッキー 福田麻貴 マキタスポーツ 井上祐貴 城桧吏 又吉直樹 藤間爽子 甲斐翔真 平田広明 島本須美 新浜レオン 奥野瑛太 嶋田久作榎木孝明 井上芳雄 くっきー! 津田健次郎 谷村美月 太田光 中山秀征 榊原郁恵不破万作 モロ師岡 北村一輝語り綾瀬はるか親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎。天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期。喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽”を世に送り出す。放送100年を迎える2025年に描くのは日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時に“お上”に目を付けられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマがはじまります!(1)「ありがた山の寒がらす」大河ドラマ「べらぼう」いよいよ放送開始!主演は横浜流星。写楽、歌麿を世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の波乱万丈の物語が始まる。 謙さんの田沼意次老中の一角なのに千客万来状態でびっくり。セキュリティはないのか。いくらでも桜田門外の変ができそうだ。しっかり賄賂はもらっているが彼の頭にあるのは国益。蔦重の意見をしっかりききつつも吉原の自助努力を促す。余った弁当を使用人にあげる優しいプリンス意知。 第一話から水につけられる九郎助稲荷可愛い!なぜかスマホも駆使して使い方もお手の物。時空を超えた存在で消えるときは桜の花。貸本屋と聞いてああ江戸時代の TSUTAYA だ!と思ったら勿論そこからネーミングはきてるんですよね。命の保証もわからない戦国時代にはままならなかった庶民が読み物を読む余裕ができている江戸泰平のありがたさよ。吉原もの書いてた 山田風太郎 さんに見てほしかったな。ああ江戸中期ってこんなに華やかに文化が花開いた時代なんだなってことを感じさせてくれたOP。浮世絵が海外で大人気になったし葛飾北斎の富嶽三十六景らしき絵もでてきましたね。韓国ドラマファンは英祖による荘献世子の米櫃閉じ込め(壬午士禍)を思い出すが蔦重は出してもらえた。下の世話はどうしてるの?と心配。いや臭くてしかたないだろうなぁと。夏とか汗も出るし。(2)吉原細見『嗚呼(ああ)御江戸』蔦屋重三郎は、吉原の案内本“吉原細見”で客を呼び寄せる案を思いつく。その序文の執筆を依頼するため、江戸の有名人・平賀源内探しに奔走する「初会は花魁は会うだけだからドラマにならない」大原拓 監督が嘆いていたシーン。高級クラブだから張り込まないとだめです!と蔦重に言われてボトルキープはしないがチップを豪快にばらまく長谷川平蔵。出し惜しみしない所が坊ちゃん気質。ご褒美はあくびしていた花魁のこの笑顔。 吉原タウンガイドは情報しか載ってないからつまらない。なんかいい宣伝文句を載せて客を呼ぶ工夫(田沼アドバイス)をしなきゃと当代きっての人気コピーライターウォリーならぬ源内を探せの蔦重。マルチ天才で有名人なのに意外と源内の顔が割れていないことがわかる。源内を探す手間もお茶屋接待の手間賃も事前に打ち合わせしておかなかった蔦重の甘さよ。ほうら鱗形屋孫兵衛にいい所かっさらわれていくぞ。とはいっても自分で本が出せないから仕方がないが。ドラマ10大奥 視聴者はこの赤子の運命が劇的に変わることを知っている。今は仲良きように見える意次と治斉。やはり定信は吉宗推しで黒衣。「傀儡師になろうかな」一橋治斉の戯言ともいえる一言は後の彼を考えるとダブルミーニング。(3)千客万来『一目千本』蔦重は資金を集め北尾重政と共に女郎を花に見立てた本『一目千本』に着手。本作りに夢中な蔦重を許せない駿河屋。親子関係の行方は。すっかり花ノ井に手懐けられた後の鬼平。「グラビア本のトップになりたい」と訴えられて入銀し家財を使い果たしてしまいしばし吉原から去る。自らは知らないが吉原の救い主となった男はやがて「火盗改である!」とかっこいい姿を見せてくれるはずである(笑)。最初は花魁グラビア本(絵版)フリーペーパーを作るつもりだったが当時の技術では顔がどれも同じに見えてしまうと急遽花に見立てる企画に変更するとそれが逆にあたり客が花魁を見に来ることに。無事フリーペーパーの役目を果たす一目千本。仕事が楽しくて結果も出て嬉しい限りの蔦重。そんな蔦重を階段落とししようとして逆に落ちてしまう駿河屋の本心もっと本業に身を入れて跡を継いで欲しいという忘八らしからぬ親心を扇屋の美声で諭される。平賀源内の好みとは違うがこちらもなかなかいいナイスミドル田沼意次。掘り尽くした感のある日本で金になる鉱物探しと田安賢丸の白河養子で頭がいたい。「上様は私に転がされる程度の男だと伝えてもよろしいので?」と言い松平武元を黙らせる。着々と傀儡師を極める不穏一橋治斉。 鳥兜は文字通り男を腹上死させるおっそろしい花魁だが、逆にそんな花魁ならぜひ俺もいい思いを!と思う男心をうまくくすぐっているなぁ。合掌。 バレン懐かしい!美術の時間で使っていました。そうですね昔絵をかくのはたいへんだったでしょう。(4)『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)蔦重は西村屋と共に、呉服屋の入銀で錦絵の制作を順調に進めるが。城内では、田沼意次による賢丸の養子計画に暗雲が。 えっ皆猫語で話し始めて何なの?と思ったアヴァンタイトル。唐丸が別に驚きもせずに言う「地獄だね」絶対妓楼主が損をしないシステム。 そう簡単に素人が本屋になれるはずがなかった。既存勢力は新規参入を許さない。なぜなら仲間ではなくライバルだから。勿論技術も教えず伝手も与えない。改訂版は許すが新規発行はNG。その事を全て出来上がってから言うのは最初から横取りの意思があったから。忘八たちにも失望する蔦重。蔦重にとって「吉原のため」賢丸にとって「吉宗公」これを言われたら黙るしかないPWを押し込まれさあどうする?と一つしかない選択肢を自由意志で選ばされる若者二人。泣きながら意次を罵る 寺田心 くんは一瞬にして国民の弟になったことだろう。 未来も才能もある若者には耕書堂という立派な屋号を与える一方で田沼親子とは街中で田安家をつぶせミッションインポッシブル中の平賀源内。幕府の中枢に食い込むことで危ない情報も多く知る事に。後のどう考えても不審な刃傷沙汰はやはり何かといられては困る源内謀殺説を想起させる。みんな今回でなんとなく察したみたいですが唐丸君が後の東洲斎写楽になりそうですね。をを、上様が大奥に戻ってこられた!ドラマ10大奥 から転生して大奥で権勢を奮う高岳。今回は見事な掌返しでザ・忘八 っぷりを見せつけてくれた妓楼主たちですが土スタ 出演の横浜流星 さんによれば皆優しくて殴る時躊躇してしまうんだそうで。よかったね、リアル忘八じゃなくて。未来ある若者を応援する猫オヤジ&姐さんたちでした。第5回「蔦(つた)に唐丸因果の蔓(つる)」蔦重は鱗形屋のもとで働き、暖れん分けで本屋になる道を選択しようとしていた。そんな中、唐丸はある男にしつこく脅されていた 。はい秩父というか埼玉は土地がやせているので米はあまりとれないんですね。なので蕎麦とか芋とか。鉱山で儲かってくれればいいのですが。口八丁手八丁の早口大王平賀源内さっそく殴られるの図。唐丸の過去を知っていると近づいている胡散臭い男。いい話では明らかにないわけで蔦重を頼りたいが先の一件で呆けてしまった彼は全く当てにならない。不穏なアヴァンタイトル。 子供心に蔦重に迷惑はかけられないと自分だけで始末をつけた子供らしくない唐丸。いったいどんな過去があったのか謎のまま姿を消す。蔦重の語るプロデュース方法がまんまあの絵師なんだが。遠くない先に外圧で来る開国ができたらこうなるぞ!と熱く楽しそうに語る意次と源内。先が見えすぎて今の日本では武力が圧倒的に足りないこともわかっているのでメリットデメリットで今は仕方がないか、と嘆息。開国後の不平等をただすために「坂の上の雲 」で未来の日本が苦闘している。世に言う重版事件。これが蔦重にとって転機に。「まあ皆さんがんばってください。私は江戸で英傑といわれるようになってみせる」といって江戸にもどってきたらしい平蔵。源内との会話では先が見えすぎている意次だが将軍家の行く末を考えると「徳川家のかかりが多すぎる」と田安家をつぶしたのは一橋家の独り勝ちに繋がり自身の失脚へと繋がる短慮だったことが後追いだがわかる。(6)鱗(うろこ)剥がれた『節用集』蔦重は、鱗形屋と新たな青本を作る計画を始める。そんな中、須原屋から『節用集』の偽板の話を聞き、蔦重にある疑念が生じる。 アヴァンタイトルはきんきん。イケてないのにイケてるつもりで長い着物をお引きずりで歩いて足を取られてずっこける吉原のお客様。赤本は絵がいっぱいある子供向け。青本は筋がわかりきってつまらない。面白い読本はどこに?ヒット作で読本が彼の独壇場となる滝沢馬琴登場前夜。「青本を面白くしたい」と蔦重に言われて嬉しそうな鱗型屋が武家に海賊版辞書を納め手土産にエロ本を渡していた。武家はその過去を知られたくないために鱗型屋を売った。幻となった恋川春町『金々先生栄花夢』。けちけちでチリ紙に書き損じを使用していたことが仇に。「世直し大明神」登場。意次が武元に皮肉で「高家吉良様(浅野内匠頭の殿中の相手)のように教えを請わねば」と言っていたのも後に意知に殿中でふりかかる災難を思えばなんとなしに意味深である。ちょっと前までカモられていた良家の坊ちゃんがあれ?鬼平犯科帳?もどきの大捕物の主役に!といっても今はまだ書院番。彼がよく知られる火付盗賊改方になるのは 寺田福 さん演じる松平定信 が老中になってから。なんだこのテヘペロ顔は。 ドラマ10大奥 でも田沼を後押ししていた聡明な名君家治。吉宗時代から仕えており、何より言語不明瞭な父・家重を支えてきた意次を見ているので信頼は誰よりも厚いからこその忠言。(7)好機到来『籬(まがき)の花』蔦重は今の倍売れる細見を作れば、地本問屋仲間に参入できる約束を取り付ける。しかし西村屋と小泉忠五郎が反発し、阻もうとする。 吉原細見(今でいうところの吉原ぴあかな)を倍で売るコツ。小さくコンパクトにしてついでに横型から縦型に。小さな店を全部載せる。名跡襲名の特ダネをタイムリーにアップデートする。兄ちゃんが聞いてきたネタは今でいう所のクーポン券つき細見。それも売れるかも。 新之助はうつせみとの逢瀬のために何度も書き直しに応じる一方次郎兵衛が途中で飽きちゃってもの食ってるのが坊ちゃんっぽくて。そんな次郎兵衛が「鱗型屋の事知ってたんですよね」と言いながら仕事を続ける告白をした蔦重の頭をナデナデする所可愛い兄弟だ(笑)悪い噂を持つ瀬川の名跡を敢えて継ぐことで蔦重を助けながらも恩に着せない花の井姐さんが漢だ。自分の生涯が数々の小説「契情買虎之巻」「姉二十一妹恋聟」「跡着衣装」を生む伝説の存在になることはまだ知らない。「倍売れるかもしれませんね」と言いながらも決して心からは許していない笑顔がさわやか鶴屋。吉原者が本の世界に入ることについて手ごわい抵抗勢力に。今日の蔦重は舌が滑って煽りが最高でした。昔はこれ全部版画ですからね。そりゃあ彫師も怒って仕事道具投げたくなりますよ。一つ間違えたらそのページ全部だめですもの。お疲れ様です。(8)逆襲の『金々先生』蔦重が手掛けた瀬川の名を載せた細見で、吉原には客が押し寄せる。そんな中、瀬川の新たな客として盲目の大富豪、烏山検校が現れる。アヴァンタイトル一番最初に自分に言いに来たと知り体の心配をされてまんざらでもない瀬川。吉原道中にも一層身が入るというもの。ちんどん道中よろしく派手な仕掛けで1冊分の値段で2冊吉原ぴあ手に入るよ!とわかりやすく宣伝する蔦重。「次郎兵衛兄さんが本を読んで笑ってる!」と蔦重に驚かれる。普段何読んでるんですか次郎兵衛兄さん(笑) 後に瀬川を身請けする美坊主登場。めしいということで差別を受け、さりながら高利貸しで巨万の富を得ていることで更に憎まれるダブルスタンダードな存在。見えずとも気配を感じ気配りも十分と初回の反応はよさそう。これなら裏返しも。 使いもしない刀や槍に頭を悩ませる田沼意次に「社参道中もイベントにして見物料取って周囲の宿場町とコラボすれば?」とアイデアが湧き出る源内。吉原道中もただ見ていたのではなく24時間頭が働いているアイデアマンの面目躍如。 男衆という女郎と最も多く接する立場だからこそ「女郎に手を出してはならない」と子供の頃から言い聞かされている蔦重は瀬川の思いに一向に気づかず九郎助稲荷にバカ呼ばわり&タイトル回収。身請けは無理でも間夫でもよかったんじゃないか。吉原大繁盛で体がお疲れの瀬川。鶴屋の見事な吉原ディスリが止まらない。つまりは蔦重が何を出しても、いや蔦重ではなくても吉原者が本を出すのが僭越だと言いたい放題の鶴屋「同じ座敷=席にはいたくない」に遂に親父様が切れて階段落とし!吉原ものは蔦重にしか出させない宣言は事実上の宣戦布告。(9)玉菊燈籠(たまぎくどうろう)恋の地獄蔦重は瀬川の身請け話を耳にして、初めて瀬川を思う気持ちに気づく。新之助はうつせみと吉原を抜け出す計画を立てるがアヴァンタイトル忘八アベンジャーズかっこいい!と前回株を挙げた方々が蔦重に無茶振り。瀬川の出迎えに「遅かりし、由良助」と仮名手本忠臣蔵の台詞で返す美坊主検校。遅かりし、蔦重。 一度は年季明けまで我慢しよう、できると思った蔦重だが松葉屋主人に瀬川の仕事を見せられ彼女が年季明けまで耐えなければならない中身を知らされる。何だかんだいっても若者二人に優しい松葉屋主人夫妻。足抜けしても人別に乗せられなければ様々な優遇を得られず原因として責められる。吉原地獄から抜け出るために自分たちが夢見たもう一つの方法の結果をうつせみと新之助で見せられる蔦重と瀬川。足抜けは見せしめの意味もあり更に過酷な身分に落とされ新之助と会うのはご法度。だから『心中天網島』のような「死んで一緒になろう」というストーリーが受けるのだ。(10)「『青楼美人』の見る夢は」瀬川の身請けが決まり、落ち込む蔦重。そんな中、親父たちから瀬川最後の花魁道中に合わせて出す、錦絵の制作を依頼される。調査に出た蔦重は、自分の本が市中の本屋から取り扱い禁止になり、捨てられていることを知る。江戸城では、意次が家治から、種姫を自分の娘にして、将来は家基と夫婦にする計画を告げられる。発言の裏には家基のある考えがあった。種から思いついた田安家の種を将軍家へ計画。賢そうな寺田心くんと泣き落としのうまい女優の母上と白眉毛が組んだ種付け作戦(お下劣な)。あの一件以来すっかりアウトレイジになった忘八オヤジズ。瀬川の錦絵を出すのもなぜか「あいつらをぶっとばす」話に。3 話の北尾重政つながりで勝川春章と縁ができ『青楼美人合姿鏡』完成。勝川春章は喜多川歌麿前の役者絵の第一人者。上様献上品という鳴り物入りで人気の花魁の普段の姿が描かれた絵本が売り出される。 苦界と言われる吉原で数少ない成功者となった瀬川。大金持ちに落籍され豪華な絵本も鳴り物入りで売り出される。大通りの両方から掛け声がかかり花魁を従えた豪華な花嫁行列。松葉屋主人前回はあんなひどいことをしたが「絵本は自分で渡せ」と言い蔦重と瀬川を会わせてあげるんだな。道中最後まで行くと振り向いて八文字で蔦重の所へやってきて皆に礼をし「おさらばえ」と吉原言葉で別れを告げ大門を過ぎると八文字をやめて笑っている蔦重の横を通り過ぎて普通に歩き検校のもとへ。美しすぎる二人の別れ。 あっ次郎兵衛兄さんが仕事してる!絵本売り上げのための掛け合いまでやっている!仕事できるじゃないか兄さん!(笑)(11)富本、仁義の馬面蔦重は人気の富本豊志太夫/午之助から俄祭りへの参加を拒まれる。そこで浄瑠璃の元締め・鳥山検校を訪ね瀬川と再会する めったにない社参だから遠くからでも見物人は出るし人が来れば食べるし泊まって金を落としていく。イベントは売れる!という大文字屋の狙いよし。次郎兵衛兄さんが遠征したり午之助の吉原嫌いを聞き込んできたり仕事してる!(大事な事なので何度も言う(笑))絵も吹き替えがないというのできっと歌も吹き替えがないでしょう。独特の節回しの浄瑠璃大変だったことでしょう寛一郎。蔦重はきょとんとしているけれどただいまエレキテル発明中の平賀源内。権謀術策やってるよりこういう発明に目をきらきらさせていてほしいなぁ源内先生。もともと絵がお得意な岡山天音 さん恋川春町役。後々『鸚鵡返文武二道』で定信の政策を批判したとされる春町の金々先生を定信がじっと見ているという意味深なショットでED。第12回「俄(にわか)なる『明月余情(めいげつよじょう)』」俄祭りの企画を巡り、若木屋と大文字屋が 争う。蔦重は、祭りを描く本の執筆を源内に依頼すると喜三二を勧められる喧嘩と火事は江戸の華と申しますようで祭りも喧嘩でやったら面白い!と佐竹藩留守居役平沢も巻き込んで俄祭実行委員会始動。それにしても10分とは長いアヴァンタイトルだったなぁ。 人気作家を囲い込んだ出版社が強かったのは昭和の話。そして江戸時代も。エレキテルの改良がどんどん進む平賀源内。 源内も平沢もペンネームを持っているのでなかなかウォリーを探せない蔦重。 祭りの最後喧嘩雀の決着は!なんとサッカーの試合終了後のユニフォーム交換よろしくお互いの踊り交換。素晴らしい。祭りに神隠しはつきものでうつせみ姐さんは新様と手に手を取って大門をでてゆく。 たとえ自分の思い通りにいかなくても祭りを楽しみ絵を楽しむこの蔦重の笑顔に皆引き付けられる。でも喜三二先生から吉原ガイド本の契約と勝川春章からは俄ガイドブックの契約と一度作った縁は大切にする蔦重。 今日の次郎兵衛兄さん曽我物語の口上に喧嘩雀にと大活躍!今日も仕事していました(笑)(13)お江戸揺るがす座頭金鱗形屋が再び偽板の罪で捕まった知らせを受ける蔦重。一方、江戸城では意次が平蔵に座頭金の実情を探るよう命じる。『娼妃地理記』製作秘話。大河民には次郎兵衛兄さんが仕事していると驚喜する一定の民が存在するらしい。今日も安定のアイデアマン次郎兵衛兄さん。吉原を国に見立てるというと山風のありんす国もあったなぁ。「お前ら本業だけやってりゃいいのになぜこっちの商売に手を出すんだ」鱗形屋親子から憎まれる事はわかっていても手を差し伸べずにいられない蔦重。西村屋が持っていた本に天井に目玉が浮かぶ 京極夏彦 さんが泣いて喜びそうな絵が。うつせみ神隠しの形代にエレキテルを持っていかれた平賀源内先生。それでも居場所を言わないのはまた作れるからかな?資金は要りそうだけど…。 ええーこんなに仲良しなのにー。本編でこれでもか!と「ぬしも悪よのう」検校の悪どさを描き紀行で各方面で活躍した検校を紹介。ううむバランスが取れている。 電子化が進んで紙の本は苦しいけれど、ああずっと本は私たちにとってこんな存在だったんだなと思い出させてくれる名台詞でございます。この言葉に説得力がありすぎるカモ平。というか顔面偏差値の高さは自覚があるのね。「西の丸から目の敵にされている田沼一族も僕は面倒見るよ。田沼一族は有能だからね」と田沼の味方を任じる一橋治斉の笑いが怖い怖い怖い。田沼罷免が部下の不始末だったと知り悔しくて爪噛みする西の丸家達。今回は大向こうから「よっ田沼!」と声をかけたくなるケン・ワタナベ劇場。(のちの)悲劇の人山東京伝登場。作品と引き換えの吉原おもてなしにワクワクするがどれもこれも目移りして女郎が決まらない。二人の奥様も花魁なので本当に吉原好き。「誰でもいいんじゃないの?」蔦重。幸せなひととき。 今だったら絶対SNSを駆使してフォロワー世界中に持ってそうな平賀源内。言葉の感覚が鋭い。第14回「蔦重瀬川夫婦道中」蔦重は大文字屋から空き店舗が出ると聞き、独立し店を持てないかと考える。そして、いねからエレキテルが効果のない代物だときき。 今日もアヴァンタイトルで親父様のげんこつが炸裂。根回し得意な親父様がうまく回ったおかげで瀬川は御とがめなし。山路さんが頼れるかっこよさ。蔦重はいよいよ一国一城の主を目指す。 皆さん百人一首の本歌取りが素晴らしい。忘八たちの教養深さがチラ見え。こうして蔦重は店を出す許可をもらったのであった(笑)皆こんなに幸せそうな蔦重をずっと見ていたかったのに。瀬川が蔦重のこの先を考えて身を引きかくて美しすぎる初恋は終わる。別れの言葉でなく「ありがた山」で結ぶ瀬川退場。 嫉妬心から蔦重と瀬以を二つに重ねて斬ろうとしたけれどあくまで彼女の望むものは最後までかなえ続けて退場する鳥山検校悪徳の名とは一味違った退場。#市原隼人 さんだからかな。 検校たちの集めた金は「政府からだと言って集めたんだから政府の蔵に入れていいでしょう」と大人の理屈をこねはじめる通常運転意次と認める家定の2トップに爪を噛み続けるしかない若き家達。 先週は替え歌歌ってご機嫌だったのにパチモンを売られたから売れないんだ!と怒る源内先生。次週蝦夷開拓に乗り出す。飛ぶ鳥落とす勢いだった彼もこの先下手を打っていくからなぁ。(15)死を呼ぶ手袋蔦重は独立して自分の店『耕書堂』を構えた。そんな時、市中で様子のおかしい平賀源内に会う。一方、家基が鷹狩りの最中に突然倒れる。 なんだこのホームズっぽいタイトルは(笑)いよいよあの人が動くんだな…と ドラマ10大奥 で暗躍するあの人を見た視聴者は考える。アヴァンタイトル 瀬川が台所で味噌汁の味を見て蔦重が幸せな目覚めを迎える。えっもしかして戻ってきた?わけはなくこれもまた蔦重の夢噺なのでした。 吉原好き山東京伝と朋誠堂喜三二が蔦屋で企画会議をはじめ次郎兵衛兄さんが座を整えて「払いは蔦重」とそつがない。本屋&プロデューサーとして始まってゆく蔦重の人生。 返品エレキテルで埋まった部屋でも頭の冴えはぴかいち。お江戸ホームズは平賀源内。考えてみれば彼しかいない。あっという間に西の丸様死の謎を解き明かす。ただ明らかにできないだけにこの謎を知ってしまった源内のこの先が心配。反発しつつも忠義者として意次の才を認めていた白眉毛こと松平武元「刀のように身を守ってもくれんのに皆金の力を信じすぎる」金に踊らされない武元死す。はっきりと傀儡師=大御所一橋治斉の口元が映る。もしや高岳と組んでいるのか。(16)さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)蔦重は源内を訪ね、戯作の執筆を依頼するが源内は奇妙な言動を繰り返す。その後、意次らのもとに“源内が人を斬った”という知らせが入る。杉田玄白の言葉『嗟非常人 好非常事 行是非常 何非常死 行いも好みも全てが非常だったんだから、死ぬ時くらい普通に死ねばよかったのに、どうして非常な死に方を?』という悲痛な叫びが痛々しい。 ドラマ10大奥 では正義の人誰もが慕う文句なしの上様だったのに大河べらぼう では真逆の役。 エレキテルの不評に心を囚われずっと才能を認めてくれていた田沼からの「忘れよ」という思いがけない言葉に少しずつ心のバランスを崩していった源内。ば才と人の心の機微に長けた彼は普通ならばかわせた罠にはまってしまった。「虎は死して皮を留め人は死して名を残す」亡骸も見つからぬ平賀源内を生かすために彼の書籍を出し続ける宣言をする須原屋と彼にもらった書店名を残していくために本格始動する蔦重。第17回「乱れ咲き往来の桜」蔦重は青本など10冊もの新作を一挙に刊行し、耕書堂の認知度は急上昇する。そんな中、うつせみと足抜けした新之助と再会し、話の中で、子どもが読み書きを覚えるための往来物と呼ばれる手習い本に目を付ける。一方、意次は、相良城が落成し、視察のため三浦と共にお国入りする。繁栄する城下町を見て、ある考えを思いつく。 耕書堂前で自撮りをする時をかける九郎助稲荷。耕書堂を訪れる女性たちに望まれるままに台詞を言う蔦重ファンサ。気が付くと御三卿の中で跡取りは後の家斉しかいなくなっていた。年なのに頑張れと言われる家治に妻そっくりの女性が現れるアヴァンタイトル。瀬川、平賀源内、去っていった人たち、朋誠堂喜三二ら今もいる人たちのため日本一の書店を目指し販売網を広げていく蔦重。現代の画家風に何でも描いてこなす豊章という署名にかつての唐丸を思い出す蔦重。次回とうとう感動の再会が。家治が亡き息子を忘れ正妻そっくりの新たな側室に入れあげていると知れば怒り心頭のお知保の方。何もできない、捨て置けという田沼の読みは正しいのか。源内亡き後信用できる者がおらず、利用できない者は切り捨てていく田沼の転落始まる。神隠しカップル新之助との再会が蔦重に往来物という新たな商機を引き寄せる。一方で大文字屋の旦那が倒れたり田沼意知のもとを執拗に佐野大明神が訪れたり幸と不幸が入り乱れてやってくる。 かつて源内と共に開国によって開ける未来の日本を語った意次。相良に未来の姿を見、自分の力が及べば日本もここのように暮らしやすくなると人事刷新にとりかかる。しかしそれは一方で専横・独裁にも受け取られる。佐野への息子の訴えを聞き流す意次。これが禍根に。相良の資料館にある田沼意次の肖像画がめっちゃイケメンだった。第18回「歌麿よ、見徳は一炊夢」青本の作者を探していた蔦重は、北川豊章という絵師が描いた数枚の絵を見比べるうちに、ある考えが浮かぶ。早速、豊章を訪ねるが、長屋で出会ったのは、捨吉と名乗る男だった。そんな中、蔦重は朋誠堂喜三二に、新作青本の執筆を依頼する。女郎屋に連泊できる“居続け”という特別待遇を受けて書き始めた喜三二だったが、しばらくして喜三二の筆が止まってしまう。アヴァンタイトル山の上ホテルで缶詰めならぬ女郎屋居続けで10作を請け負った喜三二。女郎の接待アリで山の上ホテルより全然いいかも。次郎兵衛兄貴の毎度ばかばかしい二人羽織から唐丸の代筆を見抜いた蔦重。すぐに居場所を突き止めるが他人のふりをした所には曰くがありそう。いきなり大蛇がでてきたので 薬師丸ひろ子 が大蛇にさらわれる 里見八犬伝 を思い出してしまいましたよ(笑)。艶笑譚として話にしてもいいのでは(笑) 市右衛門も唐丸をもちろん心配しているが商売を始めた蔦重を心配してのこと。そんな気持ちも分かったうえで忘八オヤジたちを裏でしきっている茶屋の女将の手際のよさ。後ろ手のしっしっで阿吽の呼吸の蔦重とのコンビが冴える。火事からも母からも逃げてきたのに母の言葉が呪いのように頭に響き火にふらふら引き寄せられて居た所を救ってくれた蔦重。今日もあの日のように地獄から唐丸を救い出し新たな名前を与える。出演シーンはわずかなのに鳥山石燕先生の本物感がはんぱない。#京極夏彦 先生が泣いて喜びそうだ。(19)鱗の置き土産鱗形屋のお抱え作家・恋川春町は、鶴屋で書くことが決まった。同じ頃、蔦重も春町の獲得に狙いを定め、作戦を練るアヴァンタイトルは鱗屋が店をたたむにあたっての形見分け。蔦重は障子を開けたら営業スマイルで恋川春町や若旦那に臆せず声をかける。いろいろ越えて肝が据わった風が見える。 おこずかいで初めて買った本が鱗型屋だったと打ち明けられて涙を浮かべる鱗型屋。昔から縁があったということで蔦重と恋川春町かっさらい暮れの鐘作戦を成功させて去っていく鱗型屋。田沼意次は賄賂に染まった悪徳政治家呼ばわりされていた頃が昔日の感。家治は父家重の代から支えてくれた忠臣を守るために血筋を捨てる。あの名君吉宗が唯一親子の情に負けて?英明な次男三男ではなく愚鈍な長男の後継を決めた事が孫の代に跳ね返っている。 もうホームズシリーズは書かないと作品の中で殺してしまったのに復活させられたドイルのように新案は古臭いと切り捨てられヒットシリーズ金々先生を描くよう言われて悩む恋川春町。少年漫画によくある原案を出してもらってアレンジが得意なタイプかな。(20)寝惚(ぼ)けて候蔦重は『菊寿草』で自身の本を高く評価され、須原屋と大田南畝を訪ねる。蔦重は南畝から今江戸で人気の狂歌の会への誘いを受ける。なんだこのドラマで策謀と陰謀を繰り広げているご三人のスマホ自撮り画面の楽しそうな笑顔は。名筆の弘法大師光る君へ にも登場した中国詩の大スター李白に自らを例える天才太田南畝。御家人として働きながら趣味の世界でも活躍。いかにこの時代平和であったか。 前話で恋川春町が蔦重にもらった案思を話にした「無題記」登場。髷コレみたいだが頭が重そうだ。幕末に存在感を増していく薩摩藩とのつながりはここから。田沼と田安家との確執を生み次代で自分ではなく松平定信に田沼を排除させる布石を打つ治斉。オットセイ将軍家斉今はまだあどけない少年。そういえば 西郷どん の島津斉彬もいるようで(笑)種姫を大奥に迎えれば御三家内の婚儀でおさまるがあの姑がついてくる。かてて加えて吉宗公を尊敬する定信は大奥に倹約を強いてくる。そのあたりの事情を汲んだ種姫輿入れと島津家姫正室という選択だったのかな。 家斉の正室に選んだ種姫は ドラマ10大奥 の世界線では治斉毒殺を図る。敵を自ら招き入れてしまったわけで、ややこしい森下佳子 脚本パラレルワールド。(21)蝦夷桜上野屁音(えぞのさくらうえののへおと)蔦重は、鶴屋で政演が書いた青本が売れたことで、地本問屋との力の差を感じる。一方、意次は蝦夷地の上知の件で動き出す。一橋家に一矢報いたい将軍の意向を受け田沼意次が動く。史実では誰袖を身請けするのは別人だが父の関わる事に関わりたいプリンスに接近。甘く危険な香りの美男美女カップル。戦国の世に名を馳せた鉄砲を持ち込む北辺に巣食う鬼こと松前道廣登場。不穏な空気が漂う。死んだはずの 伊藤淳史 があまりにも早く二代目の大文字屋市兵衛に転生。 幻に終わった喜多川歌麿デビュー計画。それでも蔦重を絶対責めない歌麿。規格外の画力は既に活躍する絵師からも見抜かれている。 影に潜んでいた傀儡師が次第に存在感を増す江戸城。彼の天下に抗する現将軍&田沼のタッグが動き出す。酒でお乱れになりながらもちゃんと歌をよんでいるところが恋町先生らしい(😢)(22)小生、酒上不埒(さけのうえのふらち)にて宴会で激怒した春町は蔦重からの仕事の依頼を拒んでいた。一方、誰袖は、意知に蝦夷地の件を探る代わりに身請けを迫るが作家たちの忘年会面白すぎた。はっちゃけて恋川春町先生が殻を破った!山東京伝との仲直りもできて嬉しい年の瀬。しかし破滅の足音はすぐそこに。(23)我こそは江戸一利者なり蔦重が手掛けた狂歌の指南書などが売れ、耕書堂は大注目の本屋に。一方、誰袖は、直接オロシャと取り引きするよう廣年を口説くがアヴァンタイトル大文字屋の呼び出し花魁・誰袖の史実の身請けはあの人。田沼意知の隠れ蓑的設定か?やばい者を感じて誰袖に忠告する蔦重だが父親が乗り移ったかのようなかぼちゃ主人に反論される。 歌麿と蔦重のブラザーフッド。本当に年下に見える染谷将太 さんすごい。 日本一の利け者と呼ばれても上がるのは蔦屋と耕書堂の評判のみ。吉原者の扱いは氷雨に濡れる名だたる親父様の哀愁の背中に。遂に日本橋進出を決める蔦重。様式美の階段落としから一歩一歩階段を上って啖呵を切る蔦重のカッコよさ。歌舞伎の見得のようだ。渋沢栄一(吉沢亮)と蔦屋重三郎(横浜流星)、映画国宝 二大看板の妻になる 橋本愛。四角な卵と遊女の誠、あれば晦日に月が出る ぽろーんと流した誰袖の涙にほだされちゃだめー廣年!後ろで見ている意知に目くばせする誰袖。佐野政言はある人物を惨殺して「佐野大明神」と崇められるが本作ではある人物の希望を打ち砕く悪役。その人にヤングケアラーで家の再興を託されたバックグラウンドをもってくるのか森下脚本。第24回「げにつれなきは日本橋」吉原の親父たちの支援のもと、日本橋に店を購入する準備を始める蔦重。しかし、丸屋のていは、吉原者の蔦重を受け入れず、店の売却を拒否する。蔦重は、東作や重政に何か打開策はないかとたずねるが。一方、誰袖は抜荷の証しをつかめていなかった。意知は、次の一手に東作と廣年をつなぎ、琥珀を直接取り引きする話で誘いを謀る。恐ろしい当主にてっきり成敗されるのかと思いきや、道廣が乗ってきた!からの下をうつむきほくそ笑む誰袖と、してやったりの意知。その裏で、ヤングケアラー佐野政言の苦難は続く。天明は天災の多かった年。次回、灰が空から降って来る。 ていの言葉に平賀源内を思い出す蔦重。本への愛、思いをストレートに語れば成功したかもしれないのに、女やもめの寂しさにつけこむ吉原者扱いされてしまった。蔦重のプロポーズ大作戦、第一弾失敗。 初登場時父意次の隣で馬に乗り江戸の火事を見下ろし“これからこの国を変えていく”と日の光の下で誓った才知溢れるプリンス意知が、源内の死後、吉原の薄明かりの中で危ない陰謀に加担していき、その先に傀儡師の仕掛けた罠がある。 面白すぎてムックリに夢中になる三浦、田沼意次にうるさい!と一喝されてしまう(笑)(25)灰の雨降る日本橋蔦重が日本橋進出に躊躇する中、浅間山の大噴火が起こる。蔦重はこの機会を好機と捉え、ていを訪ね、降灰からこの店を一緒に守らないかと提案する。 眼鏡を外したら超美形!って少女漫画ですな(笑) 浅間山噴火の天災の後始末にやれやれとなる町民を面白い灰バケツリレーに引き込んでしまう蔦重の人間的魅力。これじゃあ誰も蔦重を好きになる!吉原忘八ズと鶴屋の和解もなり、めでたしめでたし…歌麿が完全に婿を取られた妻モードなのだが。次郎兵衛兄さんあっという間に家族が増えててびっくり。ちゃんと後継者もいるんだね。美男美女カップル蔦重&ていの三々九度。(26)三人の女米の値上がりは蔦重の生活にも打撃を与えていた。そんな中、蔦重の実母・つよが現れる。意次は、米の値を下げる対策を講じるがなんか絶対別のドラマが始まっているような錯覚ある…(笑)大河べらぼう で蔦重にフラれ麒麟がくる で十兵衛にフラれた染谷歌麿&信長。「生まれ変わるなら女がいい」と言いながら蔦重とおていの新床から目をそらし布団にもぐる様が切ないぞ。何なんだこのドラマ。コメの値段が上がって蔵米を出す江戸時代の米値上がり事情が令和の時代の米騒動&備蓄米騒動とあまりにもタイミングよくバッティングする神回。値上がりに乗じて儲けを企む奴がいるのはどの時代でもいるわけで…高橋英樹 さんがかつて演じた遠山の金 さんに叱ってもらいたい(笑)。 瀬川の存在を知るはずもないのに蔦重の女房には彼女のような存在がふさわしい。自分のような地味な者はふさわしくないと身を引くおていを引き留める蔦重のプロポーズ。本当の夫婦になる二人。そしてはじかれる歌麿。 いろんな人の懐にするっと入る蔦重の性格はこの生母からでは?突然現れて日本橋の店に居座り歌麿が「蔦重の念者?」と誰もが聞かなかったストレートを突いてくるくせつよキャラ。誰袖を奪われた嫉妬に狂う廣年と蝦夷地を上知にされたくない道廣。お家再興=サクラサクを願って系図を捧げたのに意知に無視され続ける佐野政言。全ての推移を見守り田沼凋落の糸を引く傀儡師一橋治斉。視線の交錯がナイスなショット。(27)願わくば花の下にて春死なん蔦重は、意知が誰袖を身請けする話がなくなると聞く。一方、道廣は、治済に蝦夷地の上知の中止を進言する迎える幸せに心弾ませる誰袖と佐野政言にまったく警戒せず斬られる意知。同じ桜なのになぜ田沼は咲き佐野が咲かないのか。相手が自分の幸福をかっさらったからだ。悪を成したからだ。政言に少しずつ注ぎ込まれた悪口が遂に決意させ悲劇を生む。殿中だったのでこの時意知は脇差を抜かず逃げる一方。やっと佐野を止めた時には意知の指が一本落ちていた。他に人がいたのに、止めたのは70歳の大目付の松平対馬守忠郷。謀殺を噂される所以。この顔で笑って心の中は嵐が吹き荒れているという心情表現が矢本悠馬 さんうまいなぁ。瀬川の時には「自分が身請けするまで耐えてくれ」と言ってからその言葉の残酷さを知らされた蔦重が誰袖の時には意知に身請けを促すことで彼の成長っぷりを示す。(28)「佐野世直大明神」佐野政言に斬られた意知の葬列に石が投げ込まれる。憔悴する誰袖を前に、意知の無念を晴らしたい蔦重は、政演の絵に企画がひらめく。いやあまさかのアヴァンタイトルにこれを持ってきましたか。ほぼ伝えられている通り、意知は刀を抜かずはい出るように逃げるが足を刺されこれが深傷に。一瞬無音になって桜散る中のとびきり幸せな誰袖とのクロスカット。そして微笑む一橋治斉父子。子はまだ父の笑みの理由を知らない。大河ドラマで狭い殿中で殺陣は珍しい。有名どころは浅野内匠頭くらい。お疲れさまでした。史実からすると信じられない敵味方の笑顔ですな。意知の施策実施と佐野の刃傷が同時だったタイミングで皆佐野大明神の伝説に乗せられる。影で煽る者がいれば猶更。不平不満が全て田沼に向けられわかりやすく投石がなされる。蝦夷地上知計画も莫大な富があるからこそ阻まれる平秩東作受難の日々。 意次には全ての黒幕に誰がいるかわかっていて、通り過ぎようとしてふっと治斉を振り向く。このシーンはケン・ワタナベ圧巻でした。自分の敵討ちはこれで、息子の志は誰にも奪えないのだと宣言する。しかしこの先頼りの上様が…という展開があるのですよね。どうコメントしてよいか困るポーズですな。チーム田沼お疲れ様でした。(29)江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)蔦重は政演が持ち込んだ絵を使い黄表紙を作りたいと戯作者たちに提案する。鶴屋は大当たりを条件に、京伝(政演)を貸すと申し出る。蔦重流仇討ちは皆が読む本に仇の文字をひそませつつ笑いに転じて大ヒット作に。蔦重の意図を知り微笑む田沼意次と険しい顔で手に取る堅物松平定信の対比。次回次に田沼政治の終わりが。劇中劇シーン皆がどの役に扮するかも含めて楽しみでした。つけ鼻は必要だったのかな(笑) みの吉の新造姿がめっちゃきれいでした。(30)人まね歌麿蔦重は歌磨に自分ならではの絵を求めるが、歌麿は描き方に苦しむ。定信は、治済から公儀の政に参画しないかと誘われ。自らが直接意次と対峙するのではなく田沼憎しで凝り固まっている松平定信とお知保の方を使って家治と意次を追い落とそうとする治斉の大雨の中の祈願とも言える舞。ドラマ10大奥 では黒木の慟哭にあわせた雨だったが今回は喜びの雨。歌麿の名が広まった所で満を持して歌麿オリジナルを出したい蔦重だがアイデアとして枕絵を言う時ためらうのは彼の過去を知るから。歌麿が過去の亡霊に悩まされる夏らしいホラー回でとどめが妖怪絵の鳥山石燕。楽しく絵を描いていた唐丸を思い起こさせる。夏にふさわしい亡霊パートキャストですね(笑)(31)我が名は天利根川決壊で大洪水の江戸。蔦重は、新之助らを気にかけ深川を訪れる。一方意次は、体調を崩した家治(眞島秀和)からある話を聞く。江戸時代から治水技術も人力もけた外れに増え&発展しているはずなのに令和になってワールドワイドな気候変化で同じように洪水に悩まされる令和のわれら。家治に供される醍醐は牛乳を精製した製品で高価なもの。醍醐味の由来。つまるところカルピス。スイーツ好き上様に迫る甘い罠。 重用する家治の病気のため遠ざけられる田沼。失脚の時が近づく。源内と夢見た蝦夷地開発印旛沼開拓が取りやめになりこの国のみらいの形が天災と将軍の死により大きく変わる。ドラマ10大奥 では退屈だったから人を次々殺していった治斉。大河べらぼう では天が決めた将軍より上に立つ=すなわち自分が天になりたい望みを持つ治斉。「天は見ておる」が治斉は77歳で亡くなり当時では長寿。将軍ににじり寄られても動じない治斉。(32)新之助の義蔦重は新之助を訪ねると、救い米が出たことを知る。蔦重は意次の対策が功を奏したと言うが、長屋の住民たちから思わぬ反発にあう(33)打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)打ちこわしが発生し、蔦重は、意次のもとを訪れ、ある策を進言する。一橋邸では治済が定信に、正式な老中就任を告げるがもうカモ平なんて呼ばせない凛々しい鬼平長谷川平蔵が蔦重を救うも、新之助は刺されて亡くなる。単なる老中の一人ではなく老中首座を望んだ定信に田安家を要求する治斉。田沼時代の終焉。 (34)ありがた山とかたじけ茄子(なすび)老中首座に就いた定信は厳しい統制を始める。処罰の危機にあった南畝は、絶筆を宣言。蔦重はある決意で意次の屋敷を訪れる皆とは違う方向を向いている蔦重が少し寂しげ。わがまま=わが心のまま突き進む蔦重のこの先は。自身で桃太郎伝説(熊を倒す)を拡散する一方でエゴサーチも怠らない新老中首座。質素倹約を叫ぶあなたの後ろの将軍が、子だくさんで幕府の財政を傾けることを彼はまだ知らない。「なんで眼鏡はずすんだよ」は限りなくアドリブっぽいアヴァンタイトル。 三浦庄司というより原田泰造がスパイではなかったことにTLが盛り上がっている!いかに原田さんの演技がうまかったということ!(35)間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶのふたみち)定信の政を茶化した『文武二道万石通』。この内容を目にした定信は勘違いをし、逆に改革が勢いづく。蔦重は予想外な事態に複雑な気持ちになる。アヴァンタイトル『文武二道万石通』を読んだ定信「をを!推しが自分をモデルに小説を書いてくれておる!そして応援してくれておる!」と大喜び。儒者柴野栗山に「自分の顔に見惚れて」と言われまんざらでもない治斉。53人という嘘か誠か日本一子だくさんの将軍の名をほしいままにする子作りが得意な家斉の第一歩。島津との癒着をあからさまに見せつける治斉に意見する定信だが空回り。次郎兵衛兄さんの名前が登場すると癒し枠がほっとする今日この頃。石燕が最後に見た怪(あやかし)は彼を連れに来たのか。話さないきよと出会い、表情から心情を察するしかなくなった事で、今までにない絵に開眼した歌麿。やっと幸せをつかんだ弟を祝福する蔦重だが後で100両をていに絞られる。「からかうのではなくもう少し肩の力を抜けば?と諫めるだけ」優しい恋川春町の思いは黄表紙で金々先生と蔦重推しになった定信の心に届くのか。ていの危惧の方があたりそうだ。 今年はツダケンイヤーといってもいいのでは。朝ドラ あんぱん から大河へ。今世界はイケボが席巻する! (36)鸚鵡(おうむ)のけりは鴨(かも)定信は、蔦重(横浜流星)の出した新作の黄表紙に激怒し絶版を言い渡す。喜三二は筆を断つ決断をし、春町は呼び出しにあうが。 アヴァンタイトル戦で手柄を立てるでもなし賄賂があって生計が成り立っていた暮らしを倹約如きで立て直せるはずがない。悉くうまくいかない所に差し出された黄表紙は自身の政策を皮肉っていた。 お気に入りの黄表紙をびりびりと破る松平定信。粛清の始まり。「あなた立ち回りがうまくないんだから死んだことにして別人になって書きます?」と言われその気になったものの松平家まで訪ねてくると言われ武士と戯作者の両方を立てるため春町が選んだ道。推しが自らをモデルに作品を書いてくれたのにファンとして楽しめず死に至らしめた定信の慟哭。律義で不器用ゆえ蔦重に直に何か一言言っておきたかったのだろう春町。盟友の喜三二はなぜか昔なじみが総登場して昔の作品にサインをねだる大サイン会となるに至り蔦重の仕組んだ計画に気づいておでこをぺち!盟友どうしのあまりにも対照的な時間。皆倹約で辛い思いばかりしているかと思えば松前は裏で治斉に賄賂を渡しており根回しもしているため上知を逃れる。享保の改革で皆が皆我慢をしているわけではなく上前をはねていい思いをしている者がいる、という不平等。(37)地獄に京伝蔦重は抱えの戯作者らが去る中、政演に執筆を依頼するが。一方、改革を進める定信は中洲の取り壊し、大奥への倹約などを実行する。主義主張を担ぐよりも単なるエンタメとして面白い作品を書く方が大事なのでは?という京伝の主張は至極まっとうだがふんどし憎しに染まっている蔦重には柔軟な考えができない。二人の決裂。 善玉悪玉のルーツ。善玉悪玉にもてあそばれる主人公。最後は善玉の息子の敵討ちになっているのがエンタメとして面白かった。いい事を言ってくれている徳川治貞。自身にとっては苦労の連続でも第三者的には若くして、恵まれた老中首座についた定信にとっては、耳に痛い事を言ってくれる相手こそ大事なのに、春町の死で我が道を突っ走らざるを得なくなってしまう。尊号一件事件の前兆がひたひたと足元に押し寄せる。 肉筆でかつての狩野派のような屏風絵をお大尽から依頼され喜びを爆発させる歌麿。このような姿を目にする日が来ようとは。 おやおや可愛い夫婦喧嘩をしているぞ。能面を被って定信と会話する治貞。絶対に本心は見せないよ、という暗示なのか。(38)地本問屋仲間事之始蔦重は鶴屋の計らいで、口論となった政演と再び出会うが。一方、定信は学問や思想に厳しい目を向け、出版統制を行う。散々新興勢力として苦労したのに今や堂々たる大店として彼等をつぶしにかかる。鶴屋さんの皮肉がそのまま蔦重の変遷を言い当てるアヴァンタイトル。やっと幸せになれた歌麿を襲う悲劇。梅毒はやがて視力も失う。市中は悪玉ごっこが流行。わかりやすく食い気味に遠山景元に町奉行の褒美をちらつかせて厄介な任務をおしつけていく松平定信。紀行は遠山の金さんこと長谷川平蔵宣以。若い頃の放蕩が後の罪人への暖かいまなざしとなり人足寄せ場に。実際は年齢が逆なのにちゃんと蔦重が頼れる兄で歌麿がだだっこの弟に見えますね。俳優さんすごいなぁ。騙されていたことをすごいタイムラグで知ってもおのれ!と怒らない所が平蔵の人の好さ。利息ですと言われてもなかなか賄賂をもらわない清廉潔白さも。そりゃあ庶民に人気でますわね。懐かしの面々も現れてザ・対決松平定信案を練る。これまでの蔦重への縁から勝川&北尾一門が加わり山東京伝も計画に加わる。出版統制に立ち向かう本屋&出版関係者たちの熱き戦い。 吉原で豪快に紙花を撒いていた頃を思えばここへ来るまで本当に長かった!本作は裏平蔵のビルドゥングスロマンだ!そしてこの名乗りに別のドラマが始まる予感(笑)(39)白河の清きに住みかね身上半減京伝作の『教訓読本』三作品を出した蔦重だが、絶版命令が下り連行されてしまう。一方、憔悴していた歌麿は、つよと江戸を離れる。逆らう蔦重に重い罪を課した後に自分の足元から出てくる人間の本性についての意見。自分の求める正しさは画餅なのか?苦悩する定信。 夜を騒がす悪党葵小僧一味を見事ひっとらえる火付盗賊改方長谷川平蔵、鬼平犯科帳ファンには驚喜エピ。かっこいい!(40)尽きせぬは欲の泉蔦重は、瑣吉(さきち)を手代扱いで店に置く。歌麿が描いた絵から女性の大首絵を思いつき、早速、歌麿に会いに栃木へ向かう。後に「椿説弓張月」「南総里見八犬伝」とヒットを飛ばす名コンビが耕書堂の前で大喧嘩。津田健次郎 さん演じる瑣吉は最初は山東京伝のゴーストライターとしてスタート。タバコを分けてもらったり再販本で儲けるからちょっと待っててねと言えたりすっかり仲良しの鶴屋&蔦屋のダブルT。一方派手に定信とぶつかった老中たちにこっそり接触し茶目っ気たっぷりに提灯を見せる治斉のアヴァンタイトル。「こっちを見ている絵は気になる」あのモナリザもそう。というわけで遂に「ポッピンを吹く女」登場か。 引退してタバコ屋をやって真人間のつもりがサインは求められるは歌をほめられてキャーキャー言われるわ、やっぱり作家業はやめられない!とまんまと蔦屋と鶴屋に自分の中の欲を引き出される京伝。突如美声を披露する中の人。声もでかけりゃ態度もでかい脇差手代の後の曲亭馬琴。町娘は皆自分に気があると勘違いしているかと思えば歌麿が「男色の相」とそこだけは鋭くつよにお髪をぐいい!と引っ張られる面白いキャラ。(41)歌麿筆美人大首絵蔦重と歌麿は「婦人相学十躰」の売り出し方を思案する。一方、城中では定信が祝いの場で将軍補佐と奥勤め、勝手掛の辞職を願い出るあら、またお忍びですか?将軍家斎はひょこひょこ江戸市中に出てきていたらしいけど…。蔦重危うし!アヴァンタイトル須原屋史実よりかなり遅い退場。後を蔦重に託す。自分を手代だと思っていない手代の俺に任せろ感がすごい蔦屋の今日の食卓。 手相ならぬ人相見で喜多川歌麿の絵を売り出す仕掛けを考え付いて得意満面の蔦重。なぜ治斉がここに?定信よく見るんだ。上様は将軍補佐と奥勤めと勝手掛を辞めたいと言った君を積極的に引き留めようとはしておらず、むしろ笑顔だ。君が引き留めておかなければならないのは上様でそうすれば父親もおさえられたかもしれないのに。そしてとうとう尊号一件とおろしや国酔夢譚 。定信危うし。(42)招かれざる客身上半減から店を立て直した蔦重は、ていの懐妊を知り、子どもの誕生を心待ちにする。一方、城中では定信が幕閣内で孤立し始めていた。時の老中が松平定信でなかったら。オロシアに心酔していたが決して敵方ではなかった大黒屋三太夫の帰還かなわず。つよが亡くなる長い長いアヴァンタイトル。治斉も知っている江戸の看板娘ブーム。彼女の出す茶にはプレミアムがつく商売上手。身近なアイドル絵の需要が供給を上回りはじめて蔦重が提案する「おおかたは弟子が書いて先生が名入れ」は後に葛飾北斎の工房に。西村屋の言った通りではないがいつの間にか歌麿の書きたいものではなく書けば売れるものを求めるようになった蔦重。更に自分の子供のために、と言われてしまうと蔦重への思いを断ち切られた思いのする歌麿。べらぼう版バタフライエフェクト。定信の目をそらすために治斉から策を与えられ歌麿の浮世絵を見せる若年寄。規制を受けて歌麿に断りもなく絵の注文を受ける蔦重。蔦重と決別しやりたい事をやると決める歌麿。(43)裏切りの恋歌蔦重は歌麿が描く五十枚の女郎絵の準備を進めていたが、ある日歌麿が西村屋と組むと耳にし。一方定信は“大老”の座を狙っていた。上方の蔦屋ファン十返舎一九が生きている源内説を土産に相良凧を担いでやってくる。子供を亡くし歌麿とも切れ生気をなくした蔦重に再び目の力が戻るアヴァンタイトル。七つ星の竜と源内軒の仇討が傀儡師治斉にはめられた者たちによって成るか?ドラマ10大奥の上様こと 富永愛 さん背が高い!蔦重と決別したがわかりやすく女遊びをしてやさぐれている歌麿。橋渡しをした鶴屋をはじめ蔦重にはいい仲間がたくさんいる。蕎麦屋に扮した密偵たちと密かに情報収集にあたる長谷川平蔵。いやここだけ見ても 鬼平犯科帳 でしょう! 馬琴婿入りしたはいいがこの先すごい苦労と悲しみとすごい傑作が待っている波乱万丈の人生が待っている!(45)その名は写楽定信らに呼び出された蔦重は傀儡好きの大名への仇討ちに手を貸すよう言われる。歌麿は自分の絵に何も言わない本屋に苛立っていた。昨日の敵は今日の友、源内先生のために!と言われてもはいそうですかと話は進まず。最後は松平定信からの一言で心を決めた蔦重の江戸大騒ぎプロジェクトが始まるアヴァンタイトル。あれだけ邪魔されながらも吟味に首席合格し幕臣として功績を挙げながら仕事つまらん!と狂歌を極め絵もうまい。太田南畝先生最強すぎる。OP 神奈川沖浪裏にちらっと現代の東京のビル街が映ってますね。久々の熊さん八つぁん登場。(46)曽我祭の変ていとともに、歌麿は蔦重のもとに、再び戻ってくる。そして蔦重は、歌舞伎の興行に合わせて、絵師・東洲斎写楽の役者絵を売り出す!うわあ、歌麿。ていにかこつけて自分の重すぎる恋心を告白!熱い、熱すぎる。しかし嫌いではない。かくてデフォルメ役者絵→写楽プロジェクト再始動。 ネーミングライツ権を得た金主越中守が命名したどこにもいない誰でもない東洲斎写楽。しかし写楽=源内説はとっくのとうに傀儡は見破っており毒饅頭攻撃が蔦重を襲う。火付盗賊改鬼平の寸止めで事なきを得るがおさまらない蔦重の前に現れたのは。シリアスな場面を演じたとは思えないこのポーズ(笑)治斉&大崎。(47)饅頭(まんじゅう)こわい治済の毒まんじゅうで定信たちは窮地に陥る。だが蔦重の驚きの策により、将軍家斉(城桧吏)を巻き込んだ仇討ち計画が再び動き出す斎藤十郎兵衛は写楽の正体と噂された男性。いずれともなく表れていずれともなく消えていく存在ならば入れ替え可能!というアヴァンタイトル。冒頭こそ「失敗したんじゃないですか!」と蔦重に言われて怒ったものの白河に戻る途中で唐言で聖地巡礼の喜びを語るわ黄表紙のきなみ持ってくわで籠でやってきたオタク大名と化した定信。悪役キャラにならなくてよかったね。毒饅頭を食わせるといっても一人だけに食べさせたら猜疑心は強いから絶対食べない。どうするんだろうなぁと思っていたら眠り薬でしたか!親殺しの大罪を犯さず写楽が消えた理由にもなってめでたしめでたし。仕掛けた側とかかった側が同じ写真におさまっているというカオス。(48)蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)写楽絵を出した後も、精力的に動いていた蔦重だったが、脚気の病に倒れる。病身ながら仲間と共に書を以って世を耕し続ける蔦重だったが、ある夜、夢をみて。願い事を聞いてあげるといいながらどこか外している九郎助稲荷、芝居は拍子木が鳴ったら終わり、これにて波乱万丈の蔦重の人生も終わり。それにしてもどこまでも手際のよいおていさんでございました。雷と共に治斉の前に現れたのは源内。大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 完全版 第壱集 ブルーレイ BOX 全4枚大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 完全版 第弐集 ブルーレイ BOX 全4枚大河ドラマ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 完全版 第壱集ブルーレイ BOX【Blu-ray】 [ 横浜流星 ]
December 14, 2025
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みなさんこんばんは。福井で大雨が続いて大変です。今日はかわいいペンギンがらみの小説を紹介します。ペンギンにさよならをいう方法Away with the Penguinsヘイゼル・プライア圷香織翻訳東京創元社ヴェロニカ・マクリーディは、スコットランドの大きな屋敷にひとりで暮らす85歳の高齢女性だ。今日言ったことを明日忘れてしまっても、通いの家政婦アイリーンは長年の阿吽の呼吸で合わせてくれる。お茶をしたり動物番組を見たりしながら、自分の遺産をどこへやろうかと考えている。ある時、自分に孫がいる事を知って電撃訪問するが、同じく天涯孤独で生きてきたパトリックとの関係は最悪。相続人にふさわしくない、とヴェロニカが見た先には、テレビで保護を訴えられるペンギンが!南極で行われている資金不足のアデリーペンギン研究を知った彼女は、遺産をゆずる相手としてペンギンがふさわしいかを見極めるべく、はるか南の大陸へと一世一代の旅に出た。 行動力がある割には、所々思い違い(優しい言い方)があるため、一人で行動するのは危なっかしい。ましてや「生活環境としては厳しい難局に単身で向かうなんて、あなたの安全を保障できませんよ」と皆が言ってるのに、頑として聞かない。何かと気難しい印象の彼女だが、過去が明かされるにつれて、彼女の株が上がり始める。そして決死の南極行は、孤独に生きてきたパトリックの人生も変えてゆく。 人は、ただ変わったのではない。変わるには、理由があったのだ。そう知ることで、人を見る目が変わっていく。 メールやペンギンについてのブログ、ヴェロニカの日記、パトリック視点、ヴェロニカ視点の地の文が入り乱れて構成されている。原題は「ペンギンと共に行く」「ペンギンと別れる」と両極端の意味がある。ヴェロニカがこれまでの偏見を手放し、新たなステージに向かう話の内容からは、いずれの意味とも受け取れる。本書は、「Call of the Penguins」、「Gone with the Penguins」三部作の第一作目。ペンギンにさよならをいう方法 [ ヘイゼル・プライア ]楽天ブックス
August 30, 2026
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みなさんこんばんは。ダルビッシュ投手が日本とアメリカで勝った試合が通算で200になりました。今日と明日は泥棒に関するノンフィクション作品を紹介します。今日は不敵な美術品泥棒カップルの実話を紹介します。美術泥棒The Art Thief:A True Story of Love,Crime,anda Dangerous Obsessionマイケル・フィンケル古屋美登里訳亜紀書房『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか』でも書いたが、盗んだ品を捌いて儲けるのではなく、個人で楽しみたい人間が盗むと、なかなか見つかりにくい。本件の主犯ステファヌ・ブライトヴィーザーもそのタイプだった。 使う道具はスイス製アーミ―・ナイフただ一本で、ねじを次々と外し、絵画や彫刻を盗んでいた。大英博物館に入る時、確かバッグの中身を点検された覚えがある。ブライトヴィーザーも、パートナーのアンヌ=カトリーヌも大きめのバッグに盗品を入れていたが、あまりメジャーではない美術品では監視カメラもなく、監視員も一人だけで、つまりは警備は手薄だった。スイス、フランス、ドイツを股にかけ、二人は盗みを続けて戦利品を屋根裏部屋に持ち込んだ。同居していた母親は、コレクションを置いておく屋根裏部屋に立ち入らせない。この時点で母親は当然気づいていたはずだが、離婚して息子を溺愛していた母親は追及できなかった。 しかしいくら息子が可愛いからといって、母親が最後に取った行動は容認できない。息子が捕まったと知った母親は、証拠隠滅を図ったのだ。少しでも現状復帰したままで返還すれば、罪は軽くなったのかもしれないのに、貴重な美術品が失われ本当に残念だ。 ところでブライトヴィーザーの行為は、個人だから犯罪だ。しかし、かつて植民地を持っていた大英帝国やナポレオンのフランスは、侵略地から惜しげもなく美術品を略奪して憚らなかった。第二次大戦時、ユダヤ人の所有財産が略奪されたのも記憶に新しい。国の犯罪は公に非難される事はなく、国を代表する美術館で展示されているのも、何とも皮肉な話である。美術泥棒/マイケル・フィンケル/古屋美登里【1000円以上送料無料】bookfan 2号店 楽天市場店
May 21, 2024
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