林檎の木から、遠くはなれて At the Edge of the Orchard トレイシー・シュヴァリエ 柏書房
原題は『At the Edge of the Orchard』=果樹園のすみっこで、くらいの意味だが、邦題はわざわざ‘遠くはなれて’となっている。しかし、意味としては邦題の方が合っている。なぜなら、物語の主人公達は、リンゴに恋焦がれながらも、離れなければならない運命だったからだ。そしてまた、底意には「 The apple does not fall far from the tree(リンゴは木から離れた所に落ちない)」という格言に反した、登場人物達の生き方も指していよう。