『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督作。主人公が大学生となった時点で終わった「6才のボク」の続編的な物語。『6才のボク~』もドキュメンタリーとの境がわからない映画だったが、本作もフィクションながらドキュメンタリーっぽい。特に劇的なイベントが起こるわけではない。高校生でもなく、また本当の大学生でもない境目の彼等が、先に来ていたメンバーとゲームしながら馴染んでいったり、新入生が無理芸をやらされるお定まりの新勧イベントや、女の子たちを招いたパーティがあったりする、日常が描かれる。何物にも属さず、勝手なことばかり言ってられるある種の自由さが羨ましい。考えることといえば女の子のことや仲間たちとのバカ騒ぎばかりに見えた学生たちの何気ない言葉の中に金言もある。 上級生ウィロビー「今を楽しめ。長くは続かない。We came for a good time, not for a long time.」