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ふたごならではの見解ってことで・・・
双子ものの作品について 語りたいと思います!
あ、あくまで、いち双子の片割れの勝手な見解です;。
自分が双子だと、 「双子もの」ってやっぱすごく気になるんですよ!
多い題材ですし。
なんで物語に双子ものが多いのか考えると、
究極の結論としては、こうだと思います。
二倍おいしい。
もう十数年前の NHKの朝ドラで、 「ふたりっ子」
という作品があります。
双子タレントのマナカナのお二人が子役で出ている作品です。
・・・コレ、我が家でもすごく楽しんで観ていたんです。朝に祖父がダビングして、夜に家族全員で見るというプロセスで。
・・・やっぱ「双子もの」だったんで^^。とても思い出深い作品です。
この作品、
大阪の豆腐屋に生まれた麗子・京子の双子の半生が描かれているんですが、
すごく対照的なんです。・・・二人のプロセスが。
片や、
豆腐屋を嫌い、憧れのハイソな生活を目指したり、事業を起こしたり、
結局は元の育った「貧乏だけど幸せな家族」を築いていくという波乱万丈人生。
片や、
将棋に魅せられ、女性初のプロ棋士となり、結婚するもそれを捨て、
最期には女性初のタイトル獲得を果たすというど根性一直線人生。
・・・ この対比がやりたかったんだろうな
・・・と思います。
作品に「双子」が登場する際、この「要素を完璧に満たすため」という役割を与えられることが多いですよね。
・・・要素補完 ・・・というか。
少女マンガとかで、
結婚したヒーロー・ヒロインの子どもに双子が多いのもコレだと思います。
大抵は片方が父親似、もう片一方が母親似です。
こういう場合って、大抵 「真逆の要素を持った双子」 が登場します。
というか、双子ものっていうと、大概そうですよね。どっちかが勉強、どっちかが運動、みたいな。
「双子の神秘」みたいなのが軸 となっているはずの物語でも、こうなんです。
秋元奈美先生の 「ミラクル☆ガールズ」
(1991~なかよし)は
テレパシー・テレポートが使えるという双子の女の子の物語なのですが、
・・・初めて触れた「双子もの」でした。・・・愛してます!!
・・・話が逸れました。やっぱりこの作品でも、 主役の二人は正反対!
ともみちゃんは運動神経抜群の優しい子。
みかげちゃんは超秀才の・・・わがままな子。
(↑イヤ、本当は優しくって・・・可愛いんです^^。)
あともう一つ、海外ものでケストナーさんの小説、有名な
「二人のロッテ」
という作品があるんですが・・・
両親の離婚で生き別れた双子が、偶然再会し、入れ代わって、両親を仲直りさせようと奔走する・・・という、
ま~ぁ可愛らしい☆作品です!
この作品なのですが、
91年に日本で 「わたしとわたし~二人のロッテ~」
というアニメ
が制作されています。
・・・これが・・・めちゃめちゃ面白いんですよぅ><!!
ふたご内4大アニメ(TVシリーズ)
↓
・らんま1/2・らんま1/2熱闘編(1989~1992)
・わたしとわたし~二人のロッテ~(1991~1992)
・十二戦支爆裂エトレンジャー(1995~1996)
・銀魂(2006~)
この作品については、今後改めて語りたいと思ってはいるのですが、
もし興味がある方は・・・。
↓
【ニコニコ動画】わたしとわたし ふたりのロッテ 第1話「出会い」
(・・・以前は全話上がっていたのですが・・・今は4話までしか・・・T△T・・・DVD出して!!本当にお願いしますよ・・・T△T・・・。)
この作品の主役、ルイーゼとロッテも、 才能・性格ともに真逆
です。
・・・双子のこうした面も、分かるんです!!
大抵、 もう一人がやらない部分を埋めようと思って行動する ので。
これは、別に双子に限ったことでもなくて、兄弟・姉妹って・・・こういうものだと思います。
・・・物語としては、この要素はすごく面白い!!!
・・・ただ、双子って・・・これだけじゃないよね!!!
って思う部分もあるんです。
それは製作者様が、
「双子」を描くのか、そうでないのかのさじ加減
次第なんですけど。
・・・あ、物語としておもしろければ、無理にリアリティなんて必要ないと思います!!
・・・だけどもし 「双子を描こう」とされている
のであれば、
絶対に抜いてはいけない部分があるんです。
それは・・・思考のプール!!!
双子は、「似ている」んじゃありません!!!
双子の恐ろしい部分というのは、 価値観が「全く一緒」
ということです!!!
・・・あくまで私達は・・・ですが;。
同じ家庭で、同じ学校に通い、同じ友人を持って、同じ経験をして、そうやって育ってきたんですから!!
周りも、扱いに優劣がつかないようにすごく気を使ってくださるし。
ある事柄が起こった時の、捉え方というのが全く一緒なんです;。
・・・なので、私は妹が何を考えているのか・・・
前後の文脈を知っていれば、100%言い当てることが出来ます・・・。
もちろん妹も同様でして・・・。
・・・双子にプライバシーは存在しません!!!
・・・「誰も私のことを分かってくれない」って、絶対に言えません!!!
・・・ココです。
悩んだ時は、双子内の思考のプールにそれを投げ込んで、
当事者の自分より少し冷静な「自分」との会話・・・
・・・「自問自答www;」
によって、答えを出します。
・・・それが双子です!!!
だらだらとわけの分からない話を・・・;スミマセン;
・・・で、 こうした面から考えた時 、衝撃的だった作品というのが、
現在LaLaで連載中の、
葉鳥ビスコ先生の 「桜蘭高校ホスト部」
・・・なんです!!!
ホスト・・・とか、
最初は「好みじゃないかも・・・;」と手が出せずにいたんですが、
読んでみたら・・・はまりました^^!!
・・・双子が!!!光くんと馨くんの双子が・・・!!!見事なんです!!!
このラブラブっぷりといい、二人の世界っぷりといい・・・。
うんうん、分かる~><!!!
と唸るシーンの連続で・・・。
葉鳥ビスコ先生が、コミックスの柱で確か、
「自分は 双子萌え
なんです!!!」
といったとを書かれていたのですが、
・・・流石~!!!って感じです><!!
よく双子を分かっていらっしゃる・・・;。
葉鳥ビスコ先生は、大好きな作品として、事あるごとに
ひかわきょうこ先生の「彼方から」
を上げられていて・・・
・・・作風も、私達が嫌いなわけがない><!!!
と、いうわけで、 「ホスト部」、コミックスが出る度に、ウキウキで読んでいます^▽^!
さ~て・・・光くんの 叶わぬ恋
は・・・どうなるんでしょうねぇ・・・。
(↑叶わないって言ってんじゃん;;)
光くんは・・・めっっっっちゃ共感キャラなんですよ><!!
幸せになって欲しいんですが・・・ライバルが殿先輩じゃねぇ・・・;
あああぁ・・・完敗の予感・・・;; 頑張れ~><!!
by姉