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5月27,28日に野草の会「ワタスゲ」で、鳥海高原に行ってきました。 昔、鳥海山の麓で育った友人と会津を旅行した時、「あれが会津磐梯山・・・?」と、落胆した様子の友人を見て、18の歳まで朝な夕なに磐梯山を見ながら育った私は、心中穏やかでなかった記憶が蘇りました。 きっと「会津磐梯山は宝のや~ま~よ、・・・小原庄助さん、なんでしんしょつぶした」という、あの歌も良くないのだ・・・などと思いながら。 それは余談ですが、雲ひとつない「鳥海山」は、さすが秀麗で素晴らしい山でした。鳥海山 オオバキスミレ(スミレ科、スミレ属) 鳥海山のふもとは初夏の雰囲気でしたが、1000m以上ある鳥海山矢島口登山道付近はまだ雪に覆われていて、マンサクの花や水芭蕉が咲く、早春の世界でした。矢島口登山道付近竜が原湿原の水芭蕉(サトイモ科、水芭蕉属) 次の日は芭蕉が奥の細道で読んだ句「象潟や雨に西施がねぶの花」で有名な、1度は 訪れてみたかった象潟、の蚶満寺に。 1804年の象潟大地震で今は「陸地」になってしまった風景、その昔ここから見た海を「うらむが如し」と表現した芭蕉は、この地で何を思ったのでしょう。蚶満寺から見た象潟風景蚶満寺にあったお地蔵さん 帰る途中に、鳥海山の日本海まで流れ出た火山の溶岩で刻まれたという、十六羅漢像も見てきました。十六羅漢像 今回の旅で、とても心に残ったのが最後に寄った「玉簾の滝」でした。 遊佐町、日向川上流にある落差63mの名瀑で、滝の落ちる中腹に岩窟があり、ここに砕けて散る水流の見事さ、神々しいと表現したら良いのでしょうか・・・。 夜にライトアップされる時期もあるとか、もう1度来て見たい。玉簾の滝
2008.06.02
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5月14日、野草の会「ワタスゲ」で、福島県水原に「クマガイソウ」の群落を見に行ってきました。 栽培されているクマガイソウは良く見かけますが、自生している物は盗掘などで荒らされ、自生地は日本で確認されているのは3ヶ所程しかなく、絶滅危惧種に指定されているそうです。 この貴重な自生地を、地元の方々が「クマガイソウの里」として、大切に守って居られ、本当に素晴らしいものを見せて頂いた、嬉しい1日でした。これが全部クマガイソウです!!クマガイソウの群落 クマガイソウ 5月16日は、「NK山の会」のグループで、岩手県江刺地方の種山高原に 行ってきました。 のどかな初夏の高原、そして物見山山頂(871m)からは、360度の展望で、焼石連峰、栗駒山、早池峰山、北上盆地などを見渡す事が出来ました。 ワラビもコシアブラもいっぱいある山でしたよ!種山高原種山高原 2キジムシロ(バラ科キジムシロ属)雉が座る座布団のような形が、とても良く分かるように、咲いていました。 やはり岩手県は、宮沢賢治の里ですね。 ここにも「星座の森」「賢治の森」がありました。 風の又三郎の彫像、雲が流れ、風が吹き渡るような、素敵な像でした。風の又三郎
2008.05.20
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今年になって始めてのブログです。 もう忘れられて、開いて貰えないのではないか・・・と、心配ですが。 4月始めに行った石垣島の写真と、4月23日の山形「置賜桜回廊巡り」の時の写真を見て下さい。石垣島最北端、平久保崎これぞ沖縄の海という、素晴らしい景観でした。ヤエヤマヤシ群落西表島、カンビレーの滝西表島、星砂の浜星型の砂を探しましたが、分かりませんでした。西表島から由布島に渡る牛車浅瀬の海を渡るには車や船という訳にもいかず、昔から牛が活躍していたのでしょうね。由布島蝶園で、オオゴマダラ蝶オオゴマダラ蝶の黄金のさなぎ何故黄金色かというと、食べたらひどいことになるよ・・・と威嚇しているとか。山形県置賜さくら回廊には45kmの中に15箇所ほどの桜の名所があり、「わたすげ」野草の会の仲間とマイクロバスで、11ヶ所の桜を見て回りました。晴天に恵まれ、満開の桜を満喫しました。あやめ公園から見た朝日連峰とソメイヨシノ伊佐沢の久保桜 樹齢1200年のエドヒガンザクラ「後期高齢者」の桜ですが、樹を愛する皆さんに支えられ、杖を付きながらも頑張って、毎年きれいな花を見せてくれます。釜の越桜樹齢800年と言われるエドヒガンザクラ(エドヒガンは長寿ですね) 樹の下に3個の巨石があり、昔八幡太郎義家がこの石でかまどを築き、兵糧を 炊いたとの伝説があるそうで、これも歴史を感じさせる威風堂々とした桜でした。
2008.04.28
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またまたブログ更新に、ながーい月日が・・・。 今回も3ヶ月分まとめて、写真のみ(旅行)を載せますので、お付き合い下さい。何故かいきなり、ベルリンの壁(9月13日)ドイツ ドレスデン 旧市街の素敵な家並(9月14日)チエコ プラハ カレル橋から見たヴルタヴァ(モルダウ)川(9月16日)ブルガリア ブタペストでのドナウ川舟下り 対岸に見えるのは国会議事堂(9月18日)オーストリア ウイーンは、街全体が芸術品のよう、建物には彫刻がいっぱいでした。(9月20日)栗駒山頂上の紅葉は、今が見頃(10月2日)今年の会津若松第3中学3年5組のクラス会は「駒止湿原」でした(10月19日)山形最上地方の巨木めぐり(わたすげの会)石動神社の親杉は樹齢1000年を超えるとか・・・(10月24日)福島 「霊山」の紅葉は、いまいちでした(11月2日)平泉 毛越寺 初めて行きましたが、良い所ですね(11月6日)多賀城城跡の晩秋景色(11月28日) もう12月、寒さの季節、皆様風邪などひかれませんように、では又。
2007.12.01
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6月13日、農業園芸センターの熱帯植物園で、コーヒーの花を始めて見ました。コーヒーの花 6月19日、焼石岳登山、東成瀬コース往復8時間半、次々現れる高山植物にひかれて歩き通した自分を、褒めてやりたい。焼石沼 花の名山「焼石岳」で出会った高山植物 キヌガサソウ ミヤマシオガマ ミヤマダイコンソウ ツバメオモト サンカヨウ シラネアオイ 6月27日 栗駒名残ヶ原のワタスゲ、遥かに見える山は「焼石岳」名残が原のウラジロヨウラク同じ日、東須川湖湿原を歩きました。見事なコバイケイソウ 7月27日、ワタスゲの会で北八ヶ岳方面を歩きましたが、雨と霧で殆ど良い写真が撮れませんでした。 雨上がりの八島ヶ原湿原(霧ケ峰高原)美ヶ原でテレビ「ポチタマ撮影隊」と出会い、パチリ。 7月25日の「八幡平」は快晴、きれいな空をディスクトップに・・・癒されます。長々とお付き合い有り難うございました。
2007.08.08
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「ブログは楽しいよ」 と、可愛い鬼嫁さんに勧められ、白萩のおつぼねさま始め、皆さんに手伝って貰い、ブログを始めて丸1年経ちました。 とりあえず月に3~4回位、1年間はやってみよう・・・と思いながら。 畑のしだれ桜さん始め、皆さんの温かい励ましのコメントを頂きながら、今まで48回、内容はともかく、一応自分で決めた目標は、達成できたのかなと。 ブログを書いていたこの1年間、なにげない日常を少しは詳しく見たり聞いたり、写真の撮り方を工夫したり、他の人達のブログを読んで学んだり、感心したり、コメントのやり取りで、心が温かくなったり・・・と、沢山の収獲が有ったと思います。 夫に 「もうブログはやめようと思って」 と言うと 「写真を発表する場が、なくなるんじゃない?」 と。 「ウーン、それもちょっとかなあ」 ということで、未練がましく 「休みます」 になりました。 これまで、何の創意工夫もない私のブログを見て頂き、コメントまで書いて下さった多くの皆さんに感謝しながら。多賀城あやめ園、ミズキの白い花多賀城あやめ園、レンゲ畑とあやめあやめの連作障害を防ぐ為、レンゲ畑にしているそうです。
2007.06.04
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野草の会ワタスゲで、猊鼻渓の舟くだりをしてきました。 藤の花も盛りを迎えていましたが、岩を覆いつくすような勢いはなく、ちょっと残念。それでも、船頭さんの歌う「南部牛追い歌」などを聞きながら、きれいな新緑とそそり立つ岩肌の見事さを、のんびりと堪能しました。新緑の中、舟くだりそそり立つ岩肌と船頭さんオオカメノキ1(スイカズラ科)オオカメノキ2アマナ(ユリ科)写真に写っている葉っぱは違う(細いほう)アイヅシモツケ(バラ科)シャク(セリ科)
2007.05.23
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連休は、母乳を良く飲み、よく眠る親孝行な、2ヶ月になる広島の孫娘と、夫の初顔合わせ・・・、プクプクとして可愛く、時折笑顔?を見せてくれました。孫の手(握った指の主はパパ) 折角広島まで来たのだから・・・と、夫と2人レンタカーを借り、瀬戸大橋を渡り高知へ。 お約束の高知城、桂浜、3大ガッカリ名所と言われる「はりまや橋」などを見て1泊。瀬戸大橋と野外音楽堂(夫撮影)高知城天守閣から見たしゃちほこと改築中の石垣 次の日は、宮尾登美子の自伝的小説3部作「櫂」「朱夏」「仁淀川」で知られる仁淀川を、その山あいの町を、横倉山の山頂から眺める事ができました。横倉山から見る仁淀川 松山に向かう途中、中津渓谷を2時間近く散策しました。 渓谷には鯉のぼりが泳ぎ、滝が流れ、キセキレイが岩を走り、コバノトネリコが白い花を咲かせていました。中津渓谷の鯉のぼり雨竜の滝(夫撮影) 松山に着いた時には、すっかり日が暮れていましたが、往復1時間はかかるという山城「松山城」を根性で、歩いて見に行きました。ライトアップされた松山城(夫撮影) 松山に1泊して、しまなみ海道を走り、帰ってきました。亀老山から見るしまなみ海道(残念ながら曇り空でした)
2007.05.05
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野草の会「わたすげ」恒例のお花見会は、北の方面ならまだ桜は大丈夫かも・・・と、山形、鶴岡、酒田方面へ。 あいにく1日中雨に降られましたが、桜は満開をちょっとすぎた頃で、「私たちと同じように、まだ十分きれいよ」などと軽口を言い合いながら、見て歩きました。 三居倉庫や、致道博物館、2階、3階を養蚕場に利用していたと言う多層民家、庄内米を運んだと言う千石船など、この地の歴史をちょっとだけでしたが垣間見ることが出来て、興味深い1日になりました。 雨降りの為、きれいな写真は撮れませんでしたが・・・。鶴岡公園(鶴ヶ丘城址)致道博物館(田麦俣の民家)多層民家(2階3階は養蚕場だった)酒田、日和山公園千石船(日和丸)三居倉庫と欅並木
2007.04.25
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当たり前の事だけれど、桜が見られるのは1年に1回だけです。 平均寿命まで生きたとして、あと何回この素晴らしい花の饗宴を見ることが出来るでしょうか。 そう思うと、この桜咲く季節がいとおしい。 娘よ、息子よ、私の足腰が立たなくなったら、車椅子に乗せてでもお花見に連れてきてね。多賀城跡の桜ですソメイヨシノ(政庁跡)エドヒガン(東門付近)ベニシダレ(南門付近)ヤマザクラ(東門付近)シデコブシ(東門付近)塩釜神社の桜です塩釜神社1塩釜神社2神社のサンシュユ
2007.04.19
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野草の会わたすげ、今年初めての例会で「青葉山から太白山」を歩きました。 毎年3月には待ちきれなくて歩き始めたものですが「3月の風はまだ冷たいよね」などと、年齢は争えないもので、4月活動開始となりました。 早春とはいえない時期でしたが、まだ咲いてくれていた、カタクリ、ショウジョウバカマ、シュンランなどに会えて、幸せな一日でした。林床に咲くカタクリの花たち(ユリ科カタクリ属) カタクリ(ユリ科) ショウジョウバカマ(ユリ科) アズマイチゲ(キンポウゲ科) シュンラン(ラン科) ニリンソウ(キンポウゲ科) ナガハシスミレ(スミレ科) マキノスミレ(スミレ科) ネコノメソウ(ユキノシタ科) キバナノアマナとヤマエンゴサク キバナノアマナ(ユリ科) ヤマエンゴサク(ケシ科)
2007.04.11
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以前、ブログに書くことがないなあ・・・と、東京に住む次男にぼやいたら「読んだ本の事でも書けば?」とアドバイス。 ウーン、昔から読書感想文は大の苦手だったし、それはちょっと・・・と思っていました。 でも本を読むのは大好きで、夜眠る前の読書タイムは私の至福の時です。 とはいえ、私の読む本は難しくないものばかり、すぐ眠くなってはつまりませんもの。 こんな便利な「読書の友」を使っていると、何時間でも疲れずに読むことが出来ます。読書の友 ・・・と、これで終るのもあんまりですから、ゲーム感覚で今まで読んだ本の中から、良かったなあと思った本20冊を、並べてみようと思いました。 作者1人に付き、1冊という基準で・・・何冊も上げたい作者もおり、悩みましたが。 (順不同) 幸田 文 「闘」 北 杜夫 「楡家の人々」 宮尾 登美子 「朱夏」 山本 周五郎 「青べかものがたり」 堀江 敏行 「雪沼とその周辺」 三浦 綾子 「銃口」 藤沢 周平 「蝉しぐれ」 村上 春樹 「ねじまき鳥クロニカル」 山田 太一 「異人たちとの夏」 大江 健三郎 「個人的な体験」 宮本 輝 「青が散る」 浅田 次郎 「蒼穹の昴」 司馬 遼太郎 「竜馬がいく」 乙川 優三郎 「喜知次」 沢木 耕太郎 「深夜特急」 宮城谷 昌光 「孟賞君」 灰谷 健次郎 「兎の目」 夢枕 漠 「神々の峰」 井上 ひさし 「4000万歩の男」 村田 喜代子 「雲南の妻」 すぐに20を越えてしまいましたが、思い出しながら書いているうちに、これらの本を読んでいた時の幸せ感が、甦ってきました。 今、若い作家も頑張っていますよね。 三浦しおんさんや、伊坂幸太郎さんなども、結構好きです。 どなたか、こんな面白い本があるよ・・・と、教えて頂けると有り難いのですが・・・。
2007.03.30
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今日はパパの休日・・・ママと赤ちゃんを頼んで、「尾道」へ出かけました。 恵まれた自然と豊かな文化を育んできた尾道は、以前にも訪れた事がありましたが、何回も足を運びたくなる、どこか懐かしい、レトロな町です。千光寺公園から見る瀬戸内海の島々、しまなみ海道新尾道大橋も見える尾道は坂道や細い路地が多い町です尾道は多くの文人にも愛され、街中には今も彼らの足跡が多く残されています。 文学の道、志賀直哉 街中にある林芙美子像 尾道は歴史ある「古寺」が多い事でも有名です。 東から西まで歩いて回れる「古寺めぐりガイドブック」には、25ものお寺さんが紹介されていました。 すべてのお寺さんを見ることは出来ませんでしたが、一つひとつ豊かな個性を持つ寺院を見ながら、ゆったりとした旅の気分を味わいました。 天寧寺 三重の塔 天寧寺の白モクレン 西国寺仁王門の2mのぞうり 西国寺三重の塔(南北朝時代) 616年、聖徳太子によって創建されたと伝えられる、浄土寺(国宝)です。 「多宝塔」は日本三名塔の一つに数えられているそうです。国宝浄土寺と多宝塔
2007.03.11
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今、広島に来ています。 3月1日、長男夫婦が結婚10年目にして、始めて女の子に恵まれたのです。 それはそれは、可愛いです。 これから生きていく世の中は、明るく良いことばかりではないと思うけれど、とりあえず日本には平和憲法があり、良かった。 そして、穏やかで優しい両親のもとに生まれてきて良かったね。 私達、何時もいつもあなたの成長を見守り、応援していますよ。生後9日目です
2007.03.09
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組紐というと、皆さん何を連想されるでしょうか? 奈良、平安の時代に中国大陸から伝わり、日本独自の発展を遂げて、武具、仏具、装身具、美術工芸品など幅広い分野で利用されるようになったようです。 私達の組紐教室は「伊賀白鳳流組紐道」で、週1回先生に加え8人の仲間と持ち寄りのお菓子や漬物などで、お茶をしながら組紐を楽しんでいます。 丸台で帯締めを編む1 丸台で帯締めを編む2 編みかけのタペストリー 編みかけの壁掛け 1年がかりで編み上げたタペストリーです。私の部屋を華やかにしてくれています。 帯締めは、○○さんの作品、ペンダントの紐も数多く編みました。 壁掛けや携帯ストラップ、壁掛けは先生の作品です。 私達の教室の組紐展示会1 組紐展示会2
2007.02.28
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穏やかな晴天です。 散歩の途中、加瀬沼の水鳥たちの写真を撮って来ました。加瀬沼オナガガモの雄と雌です。オナガガモの雄はとてもスマートで素敵です。 オナガガモ♂ オナガガモ♀ ハシビロガモは、羽の色はきれいなのですが、ちょっと強面のお兄さんのようで、頭がモヒカン刈りにしたような、ヒドリガモは、1羽だけしかいませんでした。 ハシビロガモ ヒドリガモ(手前) キンクロハジロは、分かりやすい名前です。 雄の場合ですが目が金色、全身は黒く、羽が白い・・・それでキンクロハジロかな?。 それからオオバンですが、これはガンカモ目ではなく、ツル目クイナ科だそうです。 キンクロハジロ オオバン 白鳥は、オオハクチョウでしょうか、コハクチョウでしょうか・・・良く分からないのであまりこだわらない事にしています。 ユリカモメも、目つきの良くないウミネコ(ごめんね)と違って、可愛い顔をしています。 白鳥 ユリカモメ 最後に、今日多賀城址で見つけた「福寿草」をご紹介します。福寿草
2007.02.22
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県民の森の中の「四季の森」に、マンサクの道があります。 「そろそろ咲いているかしら?」 「暖冬だから今年は早いかもしれないね」 などと話しながら、夫と写真を撮りに出かけました。 山火事の後に植えられた四季の森の木々は、まだ若いのですが、「山笑う」芽吹きの時を待ちかねるように、梢が淡いピンクに染まっていました。青空と、四季の森の林マンサクの花はやっと咲き始めといった感じで、まだちっちゃい花でした。マンサクの花(マンサク科マンサク属)接写は少しぶれてしまいました。マンサクの花2四季の森には和紙の原料になるという「ミツマタの道」もあります。まだ花は殆ど開いていませんでしたが・・・。ミツマタ(ジンチョウゲ科ミツマタ属)
2007.02.12
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「アンタのブログを、お気に入りに入れようか」と夫。 ン? という事は今まで入っていなかったの? コンピュータ歴30年近い夫が、人様のブログに全く興味がないことは分かってはいた。 しかし、8ヶ月も前から書いている妻のブログが、お気に入りに入っていないとは・・・。 私への関心は、その程度なのね (涙) ともあれ、私は日課の散歩に出かけました。 途中「アカゲラ」に会い嬉しくて、きれいな青空にたわわに実る「センダンの実」に見惚れて、 3歩歩けば嫌な事を忘れてしまう単細胞の私は、機嫌よく帰宅して、夫に「コーヒーでも淹れようか?」などと言っているのです。 「すべて世は事もなし」・・・てか?センダンの実1センダンの実2
2007.02.09
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散歩の途中、車椅子の犬に出会いました。 陽だまりの中、嬉々として走り回るワンちゃんを見て、心が和みました。 優しそうな飼い主さんに、写真を撮らせてもらう了解を得、車椅子になった訳を聞くと「交通事故で背骨を損傷した」そうです。 気の毒な怪我でしたが、飼い主さんの愛情をいっぱい受け、幸せそうでした。車椅子のワンちゃんと飼い主さん段差も平気走るのが速く、疾走する写真は撮れず
2007.01.21
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次男が東京の両国国技館の近くに住んでいて「1度位相撲を生で見るのもいいね」と、やはりその近くに住む兄夫婦を誘って、4人で大相撲初場所9日目の取り組みを見に行きました。 寺尾などが活躍していた頃には良くテレビを見ていたのですが、最近は余り熱心ではなく、それでも「魁皇」や「栃東」が現役のうちに・・・? と。国技館入り口風景桝席が思っていたよりいっぱいあり、桝席Bは随分上の方で、土俵は意外に小さかった。 東方力士土俵入り今回も朝青龍の独走でしょうか? やはりすごい横綱です。横綱土俵入りこの取り組みは琴光喜、出島戦でしょうか結びの一番です。行司の木村庄之助がかっこ好かった。
2007.01.15
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明けましておめでとうございます。 元日の朝、仙台港に初日の出を見に夫と出かけました。 堤防の上にはすでに大勢の人たちが、今年初めての太陽が昇るのを待っています。 365日朝日は昇るのですが、やはりこの日に特別な思いを込めて「この1年を平和に、穏やかに過ごせますように」と祈ってきました。仙台港からの初日の出 七ヶ浜漁港のお正月風景も好きで、車で回って来ました。 今年も大漁に恵まれますように・・・漁師さんの思いが伝わってきます。七ヶ浜 吉田浜漁港七ヶ浜 菖蒲田漁港今年もボチボチ書いていくつもりです。よろしくお願い致します。
2007.01.01
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我が家から歩いて5分の所に「多賀城廃寺跡」があります。 廃寺跡の「さざんかの森」を通り「コナラの林」を抜け、東北歴史博物館から国府多賀城駅の踏切を渡って、奥の細道でも有名な「壷の碑」まで行き、多賀城址の南門をまわって帰ってきます。 ここもおよそ50分から1時間コースです。 その日の気分、天候、時間の余裕などでどちらかの道を選びます。 この写真は、06年12月6日撮影のものです。さざんかの森(多賀城市民の結婚記念樹として植えられている)後ろに並んで見えるのが、山茶花の樹ですコナラの林多賀城廃寺と学校帰りの小学生東北歴史博物館への小道東北歴史博物館 今野家住宅壷の碑多賀城廃寺への帰り道 犬もお散歩
2006.12.10
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散歩が好きです。 車で5分走り、多賀城址の駐車場に車を止めて、加瀬沼までの道を往復すると、ほぼ1時間。 今日は天気が良いので、ちょっと長距離ですが、お付き合い下さいませ。多賀城址への階段多賀城址多賀城址東門への道加瀬沼への道加瀬沼公園加瀬沼でカモに餌をやる親子城跡への帰り道
2006.12.05
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11月26日義母の七回忌を、義父の故郷の豊橋市老津町にある「太平寺」で行いました。 お墓の傍には、小鳥が運んだと思われる千両の赤い実がたわわに実り「野草が好きだった母が呼び寄せたのね・・・」などと兄妹で話をしました。 今回初めてご住職に伺ったのですが、今川義元に追われた徳川家康を「太平寺」が匿った事があり、江戸時代には手厚い保護を受けていたそうです。 いかにも三河らしい話だなあ・・・と思いました。太平寺1太平寺2 ご法事のあと、時間が取れる兄妹夫婦で奥三河の「湯谷温泉」に泊まり、宇連川が刻む渓谷を窓の下に見晴らす宿でくつろぎました。 次の日は、国指定重要文化財の鳳来山東照宮や、鳳来寺などを見て周りました。 この季節に「もみじ祭り」の最中で・・・やはり暖かな土地なのですね。 今年はいっぱい、いっぱい、紅葉を堪能しました。鳳来山からみる湯谷温泉遥か下に見える鳳来寺紅葉1紅葉2アートっぽい崖の紅葉
2006.11.26
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野草の会「わたすげ」で、台原森林公園を歩きました。 都会の中の豊かな自然の林を、ランニングする人、犬と散歩する人、子供連れのパパ、ママ・・・こんな素晴らしい森林公園を毎日散歩できたら、どんなにいいだろうなあと夢想しました。 ちなみに、私の住んでいるところからは、電車と地下鉄を乗り継いで、往復2時間はかかるのです。 文学館のレストランで「海坂藩定食」を美味しく頂き、午後からは旭丘市民センターの一室を借りて、「わたすげ」の来年度の行事計画を話し合いました。 会の発足から20年・・・という事は40歳だった人は60歳に、60歳だった人は80歳になる訳ですね!! 当然おやめになる方も多く、経費的にマイクロバスでの遠出は難しくなるのですが、公共交通機関なども利用しながら、出来る範囲で続けていこうということになりました。台原森林公園1台原森林公園2台原森林公園3台原森林公園4ムラサキシキブの黄葉
2006.11.22
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「じゃぶじゃぶ」という水泳クラブで週1回、22年間泳いでいます。 「かなづちさん」を泳げるようにしたい・・・という執念を持っているこのクラブで、泳げるようになった人は、200人(出入りがあるので常時20人位のメンバーですが)を軽く越えるでしょう。 私もその一人で、上達はしませんが、皆さんと楽しく泳いでいます。 そのクラブの「秋のお楽しみ旅行」は、鳴子峡散策と温泉での昼食会でした。 あいにくの雨で、散策はちょっとしか出来ませんでしたが、晩秋の鳴子峡もなかなかの趣でした。鳴子峡1雨の中の紅葉昼食と温泉は水泳のコーチが理事をしている農民の家 東京にいる息子の、プェルトリコに住むgirl-friendが、日本語は分からないけれど、私のブログの写真を見てくれているというので、折角だから2003年に撮った紅葉が見頃な鳴子の写真を掲載しようと思います。鳴子峡2(2003年)鳴子峡3(2003年)
2006.11.14
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野草の会わたすげで、茨城県の五浦(いづら)海岸へ「ハマギク」を見に行きました。 バス往復440km、ここで、こんな植物が見られるよ・・・と聞くと、どこまでも出かけていくグループなのです。 五浦は、五つの浦が開けていることからその名が付けられたそうです。 晴天の五浦海岸は、紺色に輝いていました。五浦海岸ハマギク 明治39年に岡倉天心が、日本美術院の本拠を五浦に移し横山大観、下村観山、菱田春草、木村武山らと共に創作活動を行ったそうです。 海に突き出た断崖上に見える赤い建物は、天心が建てた六角堂で、彼はここで太平洋を眺め、波の音を聞きながら思索にふけったと言われています。 彼ら日本美術院の俊英たちの作品を集めた「岡倉天心美術館」も、素晴らしい物でした。六角堂1六角堂2 いかにも浜らしい風景です。 魚屋さんの軒先には、ヒラメ、ドンコ、ムツなど、昨日獲れた魚が簾状に串に刺されて、いっぱい干してありました。 一串500円で買って、夕飯にドンコ汁で、美味しく頂きました。魚の干してある風景 いわきの勿来の関跡も見てきました。 蝦夷は此処より南に「来る勿れ」という、勿来なそうです。 源の義家が立ち寄って休んだ時に弓を架けたと言われる「弓賭けの松」が、青空に映え、この老木の枝ぶりに、ほれぼれしました。勿来の関跡源義家弓賭けの松
2006.11.08
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ワタスゲ、秋の一泊旅行は、奥入瀬・十和田湖方面でした。 例年は、標高差がある奥入瀬と十和田では、紅葉の時期がずれ込むそうですが、何故か今年は同時期に紅葉の最盛期を迎えたそうで、何て運が良かったのでしょう! 子の口から遊歩道を、紅葉に染まりながら、4kmくらい歩きました。奥入瀬渓流不老の滝阿修羅の流れ 奥入瀬を歩いた後は、酸ヶ湯温泉に泊まりました。 次の朝、蔦温泉の裏山に点在する「蔦の七沼」の遊歩道を歩きました。 サルナシやヤマブドウ、ツルアジサイやイワガラミ、フジ、ツタウルシなどの蔦が周りの木々にからみ、「蔦」という地名は、そうしたツル植物が多いところから付けられた名前、という説もあるそうです。 七つの沼に写る紅葉がきれいでした。蔦の七沼蔦の七沼(鏡沼)コハウチワカエデの紅葉 子の口から遊覧船に乗り、湖面から十和田湖の紅葉を楽しみました。十和田湖の紅葉 昭和6年に発見された、大湯環状列石、通称ストーンサークルと呼ばれる、縄文遺跡をご存知でしょうか? 帰り道、駆け足で見てきたのですが、2重の輪のように並んだ帯状の組み石「日時計状組石」など、誰がどんな目的で造ったのかは、謎のままなそうです。大湯環状列石(ストーンサークル)
2006.10.25
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会津若松第3中学校3年5組、卒業後半世紀!のクラス会(年齢はバレバレですね)が、3年ぶりに開かれ、12名(男6、女6)が、会津下郷町 湯野上温泉に集いました。 たちまち昔の少年、少女にタイムスリップ、日本史のY先生が、いきなりエンゲルスの「猿が人間化するにあったっての労働の役割」から授業に入り、毎回手作りのプリントで教えてくれた想いで(今なら懲罰ものですね)、音楽の若い女先生を、皆でオクターブ違う音程で歌って泣かせたことなど、毎回同じ話でも、盛り上がります。 今回「ところで、英語は誰に習ったの?」という問いに誰も答えられず、長年英語が苦手だった原因の一つが判明? 近況報告で、私があれこれ趣味の時間で忙しい話をしたら、一人の男の子(今はおじいさんです)が「それで旦那さんは放っておかれて、大丈夫?」 私「エッ・・・」絶句。 想定外の質問・・・考えたこともなかった・・・。会津下郷町、湯野上温泉駅刈り入れの済んだ蕎麦畑皆さんへのお土産は、笹かまと手作り携帯ストラップ 次の日も快晴、皆さんと今が一番紅葉が見事だという、「観音沼」に行きました。観音沼1観音沼2観音沼3何故か観音沼への途中に「ミニモアイ美術館」が・・・。
2006.10.20
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宮城植物の会、大和町升沢観察会に夫と参加しました。 船形山登山道の升沢コース入り口、旗坂野営場からの遊歩道を、すりばち沼まで歩いて往復。 ブナやサワグルミが続く原生林は、いつの季節も素晴らしい姿を見せてくれます。 そしてこの会は、植物に詳しい人達(専門家も多い)が多数参加されるので、とても勉強になるのです。旗坂野営場のブナ林五蔵橋から見た川の流れ紅葉を写したすりばち沼ハウチワカエデ(写真、夫提供)オオカメの木の紅葉すりばち沼の落ち葉とイモリ(写真、夫提供)トチバニンジンの実帰りに、桑沼へ寄り道をしてきました。
2006.10.15
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野草の会ワタスゲ、10月2週目の例会は、山形蔵王のドッコ沼でした。 蔵王中央ロープウエイで鳥兜駅まで登り、4kmちょっと(歩き方で違いますが)の、整備された山道を歩いて、山交スカイケーブルで下ります。 手軽に1300mクラスの山の紅葉が見られる、高齢者お薦め?のコースです。ドッコ沼1ドッコ沼2 ブナとダケカンバという紅葉としては渋い色に、時折混じるモミジやドウダンの紅がきれいです。 ミネカエデの黄色、タカノツメやコシアブラの、透けたような黄色も見事ですが、今年のナナカマドの紅葉は、いまいちでした。ブナとダケカンバの紅葉片貝沼に写った紅葉目玉沼ミヤマガマズミの実 楽しみなお弁当の時間、会員の一品持ち寄りが、この会の長い間の習慣です。 皆のお料理を合わせて、こんなに色とりどりで、栄養満点のお弁当が出来上がりました。 いただきま~す。(ホイルに包んであるのはおにぎり、ホイルに載っているのは、頂き物の栗ご飯)
2006.10.11
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朝8時、土砂降りの雨の中仙台出発、野草の会「わたすげ」で頼んでいるマイクロバスは、雨でもキャンセルは出来ないのです。(泣) それが何と、山形庄内盆地を通り、地蔵蔵に着く頃には、雨はすっかり止んでいました。 「誰か日頃の行いが良かった人?」の問いに、私、私、私・・・の声が、あちらこちらから。 もちろん私も、手を上げました。四ヶ村の棚田(棚田百選の一つ)湯の台高原ソバ畑地蔵蔵の安産地蔵(お腹に赤ちゃんがいるようです)地蔵蔵から見た山々、まるで墨絵のようでした肘折温泉、旧郵便局キバナアキギリ(シソ科アキギリ属)ウドの花(ウコギ科タラノキ属)
2006.09.27
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野草の会のお仲間数人と、野草園に行ってきました。 秋空に、オミナエシ、宮城野萩がきれいに映えて、幸せ気分を味わってきました。宮城野萩1オミナエシ(オミナエシ科)宮城野萩2(萩のアーチ) サワギキョウの花は大好きです、久しぶりに会えて、嬉しかった。サワギキョウ(キキョウ科)ベニバナヤマシャクヤクの実(キンポウゲ科)潅木の実(スイカズラ科ガマズミ属)ユリの木の実を始めてみました。 葉が、半纏に似た形なので、ハンテンボクとも言うのだそうです。ユリノキの実(モクレン科) はじめ見たときはお地蔵さんかと思いましたが、瘤のように見えるのは、落羽松の根が地上部に現れた呼吸根だそうです。 これを落羽松の膝と呼んでいるそうで、とても面白いと思いました。 皆さんはご覧になった事ありましたか? 落羽松(らくうしょう)の呼吸根
2006.09.20
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わたすげの会で「雄勝海岸」白銀岬の遊歩道を歩きました。 雨が降り、野草も余りなかったけれど、夏休みの期間2ヶ月近く会わなかった会員の皆さんは、バスの中でのおしゃべりも楽しかったようです。 良い写真はないのですが、記録として載せてみました。白銀岬から見た大護呂島白銀神社の鳥居仙人草(キンポウゲ科)ツリガネニンジン(キキョウ科)
2006.09.13
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今日のパソコン教室で、ワタスゲって花なの?と聞かれ、アレッ何だろう・・・と。 今まで20年近く「わたすげの会」に入っていて、迂闊でした。 ちょっと・・・と言うか、かなり恥ずかしい事でした。 早速図鑑や、インターネットで調べてみましたので、ご紹介します。 カヤツリグサ科ワタスゲ属、別名「スズメノケヤリ」と呼ばれる。 白い毛玉を「果穂」といい、茎の先に1個つく。 白い毛は種子に生えたもので、やがて風に乗って飛んでいく。 花は黄色い糸状の花被片が多数あり、穂のようになる。 花の時には丈が低く、花も地味なので気が付かない人も多い。 もっといろいろあるのですが、大雑把な説明で申し訳ありません。 「ワタスゲって何?」 と聞いてくださった皆様有り難う。 ワタスゲの「果穂」1(インターネットから)吾妻鎌沼とワタスゲ(06年6月28日)
2006.09.11
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多賀城東門跡に、ウバユリの自生地があります。 毎年きれいに雑草の下刈りをするのですが、ウバユリも刈られて、年々少なくなってきています。 今は亡き義母が、市役所に何回も出向いて「保護」を訴え、一時は「ウバユリ自生地」の看板が立っていたのですが、それももう朽ちてしまいました。 怠惰な私はその志を継がずにいましたが、今日散歩の途中に、ウバユリだけを残して下刈してあるのを見つけ、 看板を覚えていてくれたのか、それともウバユリの質実な美しさを愛している方か・・・と、嬉しくなりました。 畑のしだれ桜さん、オオウバユリかウバユリか、はっきり分かりませんが、義母に教えてもらったウバユリで書いて見ました。多賀城東門跡のウバユリの実1ウバユリの実
2006.09.10
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キラキラ輝いた夏も終わりました。 息子夫婦や娘一家と、志津川、金華山などで遊び、 私が撮った海水浴、鹿などの写真はまあまあだったのですが、某ホテルの夜の余興で「中国雑技団」を撮った写真は、ぶれて、暗くて、惨敗でした。 ホテルは、宿の窓にカモメが遊び、海の見える露天風呂がとても良かった・・・。 掲載した写真は皆、夫が撮ったものです。 負け惜しみを言えば、夫のカメラは、私のより、数段良いのですよー。志津川の海ホテルの窓に遊びに来たウミネコ中国雑技団の演技は素晴らしかったです。
2006.09.03
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アレチマツヨイグサ・・・とはちょっと気の毒な名前です。 私たち子供の頃には、オオマツヨイグサ(月見草、宵待ち草と親しまれている)が普通に見られましたが、今はアレチマツヨイグサに追われて少なくなっているそうです。 いつもならカメラを向ける気持ちになれないのですが、○爺さんのブログに刺激されて撮って見ようかな・・・と。加瀬沼とアレチマツヨイグサ(アカバナ科)1加瀬沼とアレチマツヨイグサ2 子供の頃といえば、秋の土手にはススキ、月見草などが咲き、それが私たちの「原風景」でしたが、今はセイタカアワダチソウ(北アメリカからの帰化植物)が幅をきかせ、何故か面白くない気分です。 でも、私たちの子供達にとっては、それが原風景になっているのかもしれませんね。ススキ?オギかもしれない 今度は多賀城跡東門付近で、キツネノカミソリの群落を見つけました。始めは彼岸花かと思った位、真っ赤に咲いていました。キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)ヨウシュヤマゴボウの実
2006.08.27
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仙台市の郊外、七北田川の河口に広がる、蒲生干潟をご存知ですか? 1960年代には全国有数の野鳥の飛来地として知られていましたが、その後の仙台港建設によって、北側から埋め立てられて行きました。 自然保護団体や市民の必死の反対運動や世論の高まりによって、全面埋め立ては免れ、干潟面積の3分の2は残す事が出来ました。 「蒲生を守る会」は、水鳥の楽園を復活させる為に、その保護活動を30年以上も続けてきた,すごーい「会」なのです。蒲生干潟、カラシナサギが1羽います 干潟には世界的珍鳥カラシラサギ(世界で数百羽、日本でもまれにしか見ることが出来ない鳥ですが蒲生には1989年より毎年飛来しているそうです)が、3羽来ていました。 望遠レンズがないと、とても撮れませんのでインターネットのお世話になりました。カラシラサギ(インターネットから)干潟で観察する参加者(子供も親と一緒に)干潟のコメツキガニと砂団子 砂丘の植物達に、やはり目が向きます。彩り豊かなハマナスヤハマヒルガオ、ハマエンドウなどはもう終わっていましたが、風情のある砂丘植物に出会いました。ケカモノハシ(イネ科)ヤマアワ(イネ科)ウンラン(海欄)ゴマノハグサ科ハママツナ(アカザ科)
2006.08.20
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東京に住む姪の一家が、蔵王の「山荘」に遊びに来ました。 犬の「リオ」君も一緒でした。 蔵王は初めてという、九州生まれの姪の夫さんや子供達にきれいな「お釜」と高山植物を見て貰う事が出来、天候に感謝・・・です。お釜と名月草名月草(イタドリの高山型)イワショウブキンコウカタカネトウウチソウとカライトソウ(唐糸草)犬のリオ君川遊びをする姪の子供と孫達
2006.08.16
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多賀城南門跡に、長ーいヘビが・・・、この散歩道はとても素敵なのですが、こんな出会いはちょっと勘弁して欲しいです。 加瀬沼には「カルガモ」が遊び、散歩中の可愛いワンちゃんの写真も撮らせて貰いました。 林床には「キツネノカミソリ」が群れて咲き「ヨウシュヤマゴボウ」の白色にピンクを刷いたような花がきれいでした。加瀬沼のカルガモ散歩中のワンちゃんキツネノカミソリ1キツネノカミソリ2ヨウシュヤマゴボウ(帰化植物)
2006.08.09
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ネムの花が好きな方は多いのでしょうね。 宮城八重桜さんは、好きなものに、桐の木の花、ゆりの木の花をあげておられましたが、どちらも素敵ですね。 コバノトネリコ(あおだも)をご存知ないそうですので、昨年6月に栗駒山の麓で撮った写真を載せてみようと思います。コバノトネリコ1コバノトネリコ2
2006.08.04
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38年前に「種」から育った我が家のネムの花が、今年もきれいな花を見せてくれましたが、高くなりすぎて、花の写真が撮れません。 載せた写真は、10日ほど前に撮った、青葉山と多賀城跡のネムの花です。 ところで最近、久光光彦の「ラストソング」を読みました。 臨終の時どんな歌を聴きたいかというテーマで、いろいろな歌への「想い」を綴ったエッセイでしたが、そういわれても、聴きたいものがありすぎて困りますよね。 どの木の花が一番好きですか・・・と聞かれたら、やはり困ります。 花の妖精「ネムの花」貴婦人のような「ヤマボウシ」春に先駆けて咲く「まんさく」あでやかな「ほうの木の花」夏を彩る「百日紅」・・・「ハクウンボク」「コバノトネリコ」ああー「桜」も抜かせないなあ・・・と、一人で盛り上がってしまいます。 その中でもネムの花は、5本の指の中に入るでしょうか。 どの木も「みんな違ってみんないい」ですけれど、皆さんの一番は何ですか? 青葉山、東北大植物園近くのネムの木の花多賀城址南門跡のあるネムの木の花
2006.07.29
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野草の会の友人3人で、東北大学植物園を歩きました。 梅雨の季節、モミやイヌブナを中心とした自然林は鬱蒼としていましたが、パッと開けた広い芝生に、ピンクのネジ花の群生を見た時には、目が覚める思いでした。 「アサギリ草」という素敵な名前の草花も見つけました。 夏の終わりに、小さな黄色い花を咲かせるそうです。 アサギリ草 「いくら野草が好きだからって、遠くの花ばかりでなく、たまには私たちにも目を向けてよ」と、我が庭の花たち・・・ごもっともです。アジサイ 1アジサイ 2カサブランカ と聞いたのですが・・・。ハマユウ
2006.07.19
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刈田峠から芝草平への道を下りていくと、小さな湿原のお花畑があります。 アカモノ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、ハクサンチドリなどが雨にぬれていました。 花の終わったチングルマの羽毛状の花柱が、霧の中に幻想的な絵を見せてくれました。チングルマの花柱アカモノサラサドウダン 雨と風が強くなってきたので、刈田峠から賽の河原の遊歩道へ移動。 ここは風は強かったけれど、晴れていました。 山の天気は、こんなものなのでしょうか、風が強く写真を撮るが大変でした。トリアシショウマタニウツギ
2006.07.13
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泰山木の花 ホウノキの花とよく似ていますが、葉っぱを見れば違いは一目瞭然、同じモクレン科モクレン属です。 本来は10mから20mくらいに伸びる木ですので、この位置から花を撮ることが出来たのはラッキーでした。 多賀城廃寺から博物館に抜ける小道に咲いていました。クマノミズキの花 クマノミズキの花 加瀬沼の土手に咲いていました。 枝を扇のように張り、初夏、カッコウやホトトギスが鳴くころ、真っ白に花をつける「ミズキの花」が大好きです。 でも1ヶ月遅れで花をつけるのはクマノミズキと聞いています。 おなじミズキ科、ミズキ属ですが、ミズキは葉が互生、クマノミズキは葉が対生、そして花の咲く時期で見分けがつくようです。
2006.07.10
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我が家の垣根にいつの間にか仲間入りし、勢力を伸ばしている「穂咲ナナカマド」が、梅雨の時期になると穂を長く伸ばし、花を咲かせます。 白いきれいな花なのですが、道行く人の頬を時折なでたりしています。・・・そんな訳で、余り悪さをしないうちに、この家の主に枝を切られてしまうのです。 穂咲ナナカマドの花
2006.07.05
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野草の会「ワタスゲ」で、吾妻に行ってきました。 吾妻小富士がきれいに見え、鎌沼を背景に白いワタスゲが、ふわふわ風に揺れていました。ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、コケモモ、アカモノ、チングルマ、イワカガミ、イソツツジ、マルバシモツケ、マイズルソウ、ハクサンチドリなど、高山植物がいっぱい・・・。 写真を全部載せられないのが残念です。 吾妻小富士 ワタスゲと鎌沼 イソツツジ ハイマツの雄花 ツマトリソウとイワカガミ ハンノキの若木
2006.06.30
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もうひとつの散歩コース、砂押川の土手です。 1ヶ月前頃から、 葦原を、切り裂く声で鳴く、という名前のとおりに、ギョギョギイーギッギッギョーヂギョーヂギョギョチ・・・ギギギと、オオヨシキリの囀りが聞こえてきます。 運が良い時には頭を挙げ、思いっきり赤い口を開いて歌う姿が見られることもあります。 そんな瞬間を写真に撮るのはやはり難しいですね。 全国的に葦原が少なくなっているという話を聞き、心配です。 こんな環境をいつまでも残したいですね。 砂押川のちょっと寂しい葦原 ここは県立博物館の池です。幼児が鯉に餌をやっている時にも、オオヨシキリが大きな声で歌っていました。ここの池の辺にもほんの少し葦があったのですね。
2006.06.24
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野草のグループ「ワタスゲ」で、岩手県立自然公園 外山早坂高原に行ってきました。 シラカバ林にレンゲツツジ、キレンゲツツジが映え、アズマギク、ベニバナイチヤクソウ、スズラン、マイズルソウ、ヒメイズイなどが群れ咲いています。 ここはお花の宝庫、私達の「お気に入り」・・・バス往復8時間もものともせずに出かけていくのです。 シラカバ林とレンゲツツジ ズミの木の花 アズマギク ベニバナイチヤクソウ
2006.06.19
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