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2007/04/22
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カテゴリ: ブログ関連
ベランダ手すりに取り付けたホイップアンテナ(全長1.4m)を、アンテナアナライザーで確認してみると、常置場所における状況において、7MHzバンド全域(7.000---7.099MHz)を良好なアンテナ状態でカバーすることが不可能であることが確認できています。

そこで、エレメントの長さを出し入れして調整することで、中心周波数を7MHzの「下半分」にあわせたり、また「上半分」にセットアップして利用しています。海外からのCQDX信号は、今まで受信してみたところ、海外局が運用する周波数はおおよそ7.050---7.080MHzの間であることが多いように感じています。

もし海外DX交信にあわせてセットアップするなら、中心周波数を7.070MHzあたりにしておくと、アンテナから無線機まで電波の通りがよく(内蔵オートチューナーを利用して強制的に部分調整する必要が無く)、無線機の能力を最も効率よく利用することが出来るように思えてきました。

ベランダ手すりに取り付けたモービル・ホイップアンテナは「Diamond HF40FX
」の7MHzモノバンドアンテナです。VSWR値2.0以下になる周波数の幅はおおよそ50KHzほどでした。もっと上の周波数帯(18MHz、21MHzバンド)と比べると、アンテナがうまく仕事をしてくれる周波数の幅が小さくて、7MHzホイップアンテナだからこの狭い「帯域」は仕方が無いのかなあと思っていました。

ところが、
あるアンテナメーカーのアパート・マンション(アパマン)運用のためのV型ダイポールアンテナのデータをHPで見ることが出来て、そこに書かれている7MHz用のV型ダイポールアンテナの「帯域20KHz」を見て、びっくりしました。 V型になっているエレメントの長さは2mも3mもあるアンテナなのに、僕のところの1.4mの短縮モービルホイップアンテナのほうが実際に帯域が広いことになります。

まだ、各種類のアンテナの持っている基本的な性質などについて知識が整理されるところに至っていません。今回はただこの「帯域」に関してのみの覚え書きとして、短い一本のモービルホイップアンテナが「狭い帯域」であると思い込んでいたものが、じつは他の種類のアンテナと比較したところ、相対的に必ずしも狭い帯域のアンテナではないのかもしれない、ということをここにメモしておきます。

このアンテナの扱いやすさに直結する、アンテナの「帯域」については、今後も注目して確認していきたいと思っています。





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Last updated  2007/04/23 12:37:25 AM
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