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みなさん、こんにちは。
Office Itselfの、いっちゃん@山縣です。
****告知!****
ビジョンメイク術ワークショップ
2010年12月18日開催決定!
http://vision-workshop.jimdo.com/
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今週はデヴィット・フォスターという
世界的に有名な作曲家が来日したので
彼のコンサートに行ってきました。
あまりにも有名な曲ばかり。
古くはシカゴやセリーヌ・ディオン。
そしてマイケルジャクソンやマドンナ、名だたるアーティストの曲を書いてきた人。
グラミーも15回受賞しています。
当日はナタリー・コールやピーターセテラが登場。
普段は踊りまくるライブやコンサートが好きですがこんなに席に落ち着いて、じっくり楽しんだのは
初めてです。
ゴッホ展に行ったときと同じくらい、豊かな気持が沸き起こりました。
最後に新進気鋭のアジアの歌姫シャリースのときには
全身鳥肌が立つほどの素晴らしさ!
本物を味わうというのは、やっぱり違います。
彼のプロフェッショナルぶりと
歌い手に求めるスキルの高さ
そんなことが伝わってきました。
最近、この
「プロフェッショナルぶり」
に心惹かれています
初心で・・・
人から薦められてある本を読みました。
文藝春秋から出ている
『鮨屋の人間力』中澤圭二著 文春新書 http://amzn.to/9agOev
です。
著者である中澤氏は
四谷で鮨の名店「すし匠」を
開いていらっしゃいます。
その方がご自身の経歴や
鮨屋として何が大事か
お客様とのやりとり
弟子たちの教育
などを書いていらっしゃる本です。
その一つひとつも感銘を受けますが
全体を通じて
プロフェッショナルぶりが徹底し、
改めて「好きな仕事に打ち込む」とは
こういうことなんだと
教えてくれるものでした。
印象的だったのは
ちゃんとそのお店を味わおうとしているお客様
ではない人と自分の関係が馴れ合うと
「その店に"気"がなくなっていく」
ということ。
自分がこういうお客様に鮨を提供したいと思ってもそのときは遅い・・・。
すでにそのための"気"がそこには失われている
個人的には、プロとして仕事をすることに対してカツを入れていただいた気がします。
実は、この本を薦めていただいた方に
本を読む前に先にこのお店に
連れて行っていただいたことがあるのです。
まさにこの本通りでした。
それがあるからこそ、余計に
この本に書いてあることに
感銘を受けたのです。
このように、最近、プロの仕事についてよく考えるようになりました。
プロといっても、色々で、
プロ・アマがしっかり分かれている職業もあれば資格もあいまいで、次の日からその職業を
語れるものもある。
実績がどのくらい・・という職業もあるでしょうが、心意気で決まってしまうものもあります。
私の仕事もそれに近い。
そして、心意気だけでも難しいところがある。
周りがどのくらいそれをちゃんと認めているか。
いま、個人が何らかの形で自分の仕事をしていくことが増え始めたように思います。
自分は何のプロになりたいか、
問われる時代になってきた。企業に就職している人でさえ、
こういう傾向になってきたのではないでしょうか。
一人ひとりが腹くくりしなければいけない時がきているのかもしれません。
そして。少しここで宣言します。
私自身もさらにこのことについて自分を問いたい時がきています。
コーチ、ファシリテーターのプロとして積み上げてきたつもりです。
ですが、もっと何かのプロとして
やれるかもしれないと、
もっと自分の今のスキルが役立つところに
いけるかもしれないと、
そういう気持が湧き起こり、今、再び
初心に戻る時期がきている感じがします。
そのためにこのメルマガも2週間ほどお休みさせていただき、
初心に戻る時間を作りたいと思います。
コーチは人の人生に関わる仕事。
コーチである私自身も自分の人生を正面から見つめることがとても大事だと
思っています。
*
みなさんは、何のプロですか?
そしてその気持はどこからきていますか?
*
今回もお読みいただきまして誠にありがとうございました。
10月に入ってから、地味だけど確実に私自身に大きな変化が起きています。
今回のメルマガお休み宣言も
こうした変化の一環で、一度頭をまっさらにしたいという思いから
きました。
月末には、2人とも画家である妹夫婦が
そろってフィンランドに留学します。
同じ日に私も台湾に行きます。
何か変化があるときには
その流れを無視せず、ちゃんと向き合うという感覚を
持ちたいものですね。
次回は11月12日となります。
みなさん、それまでぜひ
元気にお過ごしください!
では、みなさん、よい週末をお過ごしくださいね!
コーチ&ファシリテーター山縣 いつ子