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ご無沙汰です。今月分のシステムトレードの成果は後日報告するとしまして、今回から何度かに分けて「システムの頑健性を測る指標」について考えたいと思います。このシリーズは教科書どおりの内容ですが、システム構築上不可欠なものでありますし、心理面にも多大な影響を与えるものですので、ここでいったんまとめておきたいと思います。システムの頑健性を測るための指標は様々なものがあり、それらは総合的にみて判断する必要がありますが、典型的な指標について、私なりに重要度を考察してみたいと思います。第一回は、「勝率」についてです。<勝率>システムのバックテストにおいて、多くの人が一番最初に目に付く指標ではないかと思います。しかし、それとは対照的に、優れたトレーダーは「勝率は何の意味もない」と断じています。このギャップは何でしょう。そして、私なりの見解も述べたいと思います。多くの人が勝率の高いシステムを追求しようとするのは事実です。それは、「勝率が高くないと勝てない」と多くの人が考えるからだと思います。これは、なにもシステムトレードの世界だけに限りません。個別銘柄の推奨の世界でも「的中率○○%」という表記があり、このような謳い文句にはついつい多くの人が騙されてしまいます。しかし、勝率90%でもトータルで見れば損をすることは有り得ます。残りの10%の負けトレードによる損失が致命的なものであるというシステムがそれです。極端な例を挙げると、「1ティックでも上に行けば利食い、評価損となっているときは絶対に売らない」というシステムなどを考えると分かりやすいかと思います。確かに勝率は高いかも知れませんが、「平均的に稼ぐ実現利益」と「平均的に被る含み損失」の割合があまりにもアンバランスだという点を見逃してはなりません。たとえ90%の確率で1ティック抜きができたとしても、残り10%の確率で、大きく株価が下がり回復する見込みが殆どない銘柄をつかんでしまったらおしまいです。逆に、勝率が低くても勝ちトレードによる利益が負けトレードの損失よりも大きく上回るというシステム(主に、トレンドフォロー型システム)であるならば、それは試してみる価値はあるかと思います。いずれにしても、「勝率」の前に「平均損益」から見なければなりません。「平均損益」については、次回述べたいと思います。平均損益がプラスであることが絶対条件の上で、勝率を見るというのがシステムの指標を見る順番としては不可欠です。その上で、勝率についてどのようにこだわるべきかについてですが、私としては「勝率が高いほうがよい」という結論に至ります。勝率の追求は、トレードにおいて心理的負担をかけないためには不可欠な要素であると思います。以下は、同じ平均損益を持つシステムですが、システム1とシステム2ではどちらが良いかという話になると、これは好みの問題があるかと思います。<例>*システム1勝率・・・60%勝ちトレードの平均利益・・・100負けトレードの平均損失・・・100→ 平均損益・・・20*システム2勝率・・・40%勝ちトレードの平均利益・・・200負けトレードの平均損失・・・100→ 平均損益・・・20また、平均損益でみれば多少悪くなったとしても、高い勝率を維持できるシステムがあるならば、心理的負担を考えると人によっては「平均損益で見れば劣るが勝率の高いシステム」のほうが良いかも知れない可能性はあるかと思います。人間は感情の罠から完全に抜け出すことが出来ませんから、連続して負けが続くとシステムを信用できなくなる可能性がありますし、精神衛生上良くないという問題もあります。もっとも、システムを100%信じきることこそが究極のシステムトレーダーであるとも言えますが・・・。
2006年01月31日
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昨日は仕掛けると言っていましたが、仕掛けられませんでした。今日はシグナルに引っ掛かった銘柄を見て検討したいと思います。(多分、仕掛けないと思います。)
2006年01月24日
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ライブドアショックの中、シグナルが大量発生したということは前回の日記でもお話しました。複数のシステムを見ていたところ、約30銘柄ほどシグナルが出ており、そのうち10銘柄を仕掛けました。結果としては、一時的な急騰局面で首尾よく利益確定できました。売買記録につきましては、近日中にフリーページにでも添付したいと思いますし、今後も継続的にそれを公表していきしたいと思います。しかし、同時にまだまだ課題があることに気づきましたので、それをまとめたいと思います。(1)取引コストの問題手数料の安い証券会社への口座に現物移管が出来ていない状態で今回は仕掛けましたので、手数料の影響が大きかったことをまず痛感しました。システムトレードにおいては、手数料の問題はやはりきっちりとしておかなければなりません。定額制手数料のライブドア証券に口座が出来たのですが、私自身が重要な点を見落としており、ライブドア証券では実はJASDAQの信用取引が出来ないことがわかりました。これはシステムトレードとファンダメンタルズ投資の両方を行うという運営面上、かなり致命的な欠陥であり、別の証券会社との併用で解決しなければならない問題であると判断し、現在、コスモ証券にも口座開設の手続きをしております。(2)ファンダメンタルズ投資とシステムトレードの両立ファンダメンタルズ投資でかなり多くのポジションを保有している中、ライブドアショックによって逆張りのシステムから大量のシグナルが発生し、今回の事態に対してはあまり多くの銘柄をトレードする余力がなかったことも今後の反省点です。システムのドローダウンや信用ポジションの維持率を精緻に管理して、効率の良いマネー・マネジメントが不可欠であると感じた次第です。(3)メンタル面の弱さ実は、18日の寄り付きに10銘柄購入したのですが、そこで購入した銘柄がその日のザラ場中にさらに下がって一時6%程度の含み損を抱える状態が続き、やや滅入ってしまいました。シグナルは19日にも大量に発生したものの、「これ以上含み損を抱えたくない」と考えてしまい、その日は資金的余力があったにも関わらず、購入することが出来ませんでした。結果的には、19日の大引けにはかなり値を戻して含み損から一気に含み益になって、20日の寄り付きで全て売却して利益を得たのですが、システムのルールに従えなかった自分の弱さを露呈してしまいました。これは、システムトレードがメンタル面での参入障壁がかなり大きいことを肌で感じたということで、それはそれで一つ勉強になりました。多分、このライブドアショックによって発生した逆張りシグナルから師匠はものすごく荒稼ぎしたに違いありません。(4)大量のシグナルに対する銘柄選別実は、これも自分なりにルールが整備できていなかったことが判明しました。19日は売買しなかったのですが、この日は約数百銘柄にシグナルが発生しました。私の現在の資金量でこれを全て売買できるわけはないので、もしこのような局面が来た際にはどのようなルールで銘柄選別をするのかも非常に重要であると感じました。18日に発生した30銘柄を10銘柄に絞るプロセスにしても、かなり恣意的な裁量の余地があり、メカニカルにトレードできているというレベルではありませんでした。今後の課題です。以上のように、システムの検証だけではなく、運営面で多大な課題が残ったシステムトレードデビューでした。これらの課題をきっちりとクリアした上で、今年は自己資金を飛躍的に伸ばせるきっかけとすることが出来ればと思います。2月には、システムトレード研究会の研究員報告会がありますので、そこで自分も何らかの成果を発表したいと思います。P.S.ライブドアショックによる株価下落が続いており、月曜日にはまたシグナルが発生しております。前回の反省を生かしながら、悔いの残らぬ形でトレードに望みたいと思います。
2006年01月21日
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私が考えている売買システムからシグナルが30銘柄ほど発生しました。新しい証券会社への移管手続きが終っていないのですが、実験的に10銘柄程度を仕掛けたいと思います。今後は、売買システムから出たシグナルと実売買記録についても、事後的に報告したいと思います。
2006年01月18日
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リンク先の「むすこ1929」さんが書いていたシグナル回数と資金配分に関する話について、私見を書いてみたいと思います。以下、引用です。+++++++++++++++++++++++++>バックテストしたデータを分析してみると、システムトレードでは、シグナルがものすごい大量に出ている日の方が、期待値が高くなる傾向があるな。うん。考えてみればわかることだけど、市場参加者がパニックにおちいっている時であればあるほど、有利だってことだと思う。>シグナルが1日に、50銘柄で発生したとする。1銘柄100万買いつけたとしても、5000万必要だわな。>一方、普通の時は、シグナルは3つか4つぐらい。暴落に備えて、5000万とか信用枠をあけといても、なんだかイマイチ無駄なんだよな。>シグナルが3つか4つの時は、一銘柄ごとに大きくポジションをとって、シグナルが大量に出たときは、分散させる。(引用終了)+++++++++++++++++++++++++資金配分について考慮しなければならない要因を3つ指摘してくれました。1.シグナルが大量に発生しているときには通常時よりも期待値が高い2.シグナルが大量に発生しているときには予め用意していた資金では購入しきれない可能性がある3.通常時はシグナルが発生する銘柄数が少ないので予め用意していた資金がキャッシュポジションとして眠っている可能性が高く効率的ではないこれを踏まえた上での、私の資金配分案は以下のとおりです。今回はシグナルが大量に発生した場合を考え、次回はシグナルが少ない場合を考えます。+++++++++++++++++++++++++*シグナルが大量に発生した場合の資金配分例として、・用意している資金が5000万円・通常時の1トレードあたりのポジションが100万円の場合を考えます。一般的には、以下の3通りのやり方が考えられます。(1)1トレードあたりのポジションを、通常時のそれよりも少なくする。1トレードあたりのポジションを50万円にして、全ての銘柄をカバーできるようにします。(2)信用枠を使って、用意している資金以上のポジションを建てる自己資金の2倍のポジションを許容することで全ての銘柄をカバーできるようにします。ただし、信用枠の活用には十分に気をつけなければなりません。バックテスト上において、最大ドローダウンがどの程度であるのかを把握して破滅する可能性がないかを常に考える必要があります。(3)何らかの基準で優先順位を付けておいて、シグナルが発生した銘柄のうちの一部だけをカバーする売買ルールとは別に、何らかの基準で優先順位を予め決めておいて、シグナルが発生した100銘柄のうち上位50銘柄だけをカバーして残りの50銘柄は諦めます。+++++++++++++++++++++++++実際の資金配分案は、上に示した3通りの方法をミックスさせて破滅リスクを押えながらも、期待値の高さを享受できるようにすることが良いのではないかと考えております。
2006年01月15日
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昨日ついにライブドア証券口座開設案内が到着しました。システムトレード実施に向けて、可能な限り早い時期に現物移管を実施したいと思います。現在使用している証券会社から移管させるのですが、こちらでも信用ポジションがあって一回で現物移管をすることが出来ないので2回に分けることになります。その現物移管のための書類を昨日請求しました。1月中は難しいかもしれませんが、2月からは確実に実施できる予定です。
2006年01月14日
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テクニカル指標が紹介されている書籍は多数ありますが、テクニカル指標がどの程度有効であるのかを検証している書籍は本当に少ないですね。同様に、「この指標から株価はトレンドを形成した」とか、「この指標から株価は反転の兆しを示した」などという相場解説がありますが、これとて何らかの検証による統計的裏づけとして公表されることが殆どありません。このように、テクニカル指標というのは、大した統計的検証がされていないにも関わらず大衆に広がっていったという歴史的経緯があるように感じられます。なぜか?---これは、厳密に検証されると、本当に利益が出るパターンが限られているからではないかと思います。すなわち、殆どのテクニカル指標は有効性に乏しいのではないかという推測です。事実、こうした私の推測について、成功しているシステムトレーダーは既に気づいている節があります。特に、マメな検証を実施したトレーダーであれば、様々なパラメータで実験した結果としてうまくいったテクニカル指標は殆どなかったと分かっているかもしれません。これはまた聞きベースによるもので、私自身の検証結果によるものではないのですが、これが事実ならば、時間と労力の無駄になる分析に陥り過ぎないように気をつけなければなりません。間もなく、値動きに関する基礎統計の結果の一部を公表できるところまで検証は進んでいるのですが、私が今実施している基礎統計の結果よりも結果が芳しくないテクニカル指標には深入りする必要はないのではないかと考えております。世の中にはさまざまな検証用のソフトウエアがあり、そのためにテクニカル指標が多数用意されているのですが、有効性に乏しいテクニカル指標までもがとりあえず用意されているんだという認識が大切です。分析できる指標が多いことは、成功できるシステム構築ができることを約束するものではなく、むしろ、テクニカル指標に関する情報過多のために成功を邪魔している要因であるかもしれません。大して有効ではないテクニカル指標を検証することに一生懸命になっているトレーダーの卵がいる可能性は高いとおもいます。テクニカル指標が多すぎること---この事実は、システムトレードの一つの参入障壁になっているのではないかと考える今日この頃でした。
2006年01月12日
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昨日の夜は、システムトレードの師匠が最近行ったセミナーのDVDを観賞しておりました。それ以前に行っていたセミナーのDVDも観ていたのでこれで2本目です。あまり内容の詳細を書きすぎるのもなんですので、ここでは割愛させていただきますが、私が事前に知っていたことも含めて、システムトレードの検証の進め方についていくつかのヒントは得られました。その中でも、重要だと思ったのは、「自分なりに仮説を立ててそれを数量的なストラテジーに落とし込む」「単純なストラテジーで上手くいかないものに固執しない」という2点でしょうか?テクニカル分析そのものに嵌るのではなく、あくまでも利益を上げるためにどのように考えるべきかが重要ではないかと思った次第です。その他では、リスク管理(資金管理)の重要性にも振れておりました。今後の検証と実践のための糧にしたいと思います。
2006年01月09日
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私事で恐縮ですが、メモとして。+++++++++++++++++++++++++++++++*進捗状況メモ1.ライブドア証券の口座開設と現物移管昨年末に、定額制の証券会社であるライブドア証券に口座開設のための資料は送ったのですが、口座開設のお知らせがまだ届いていないため、現物移管の準備が出来ていません。ちょっと遅いのではと思い、連休明けにでも電話してみようと思います。2.システムの検証年末年始はまとまった時間があまり取れなかったのですが、ここにきてようやく落ち着いてきましたので、システムの検証を再開したいと思います。ちなみに、現状では、逆張りで有効だと考えられるシステムを一つ見つけており、これについては、ライブドア証券の口座開設と現物移管が完了次第、適用したいと考えております。ただ、これとは別のシステムを探すことで戦略分散も図りたいと考えておりますので、基礎統計のまとめを含めて、システムの検証をどんどん実施していきたいと思います。+++++++++++++++++++++++++++++++*研究員の募集システムトレードの検証を行っていると、さまざまな困難にぶつかると共に、いろいろとやってみたいことがあるということが分かってきました。また、「パイロン」や「オメガチャート」などの既存のソフトウエアだけに留まらない独自環境を構築したいとも考えているのですが、これは一人の力で出来るものではありませんし、仮に出来たとしても、かなり非効率であると考えております。そこで、当システムトレード研究会では、優秀な研究員を随時募集しております。システムトレードで収益を上げたいと本気で考えている方で、以下の条件に合致している方と一緒に研究が出来ればと考えております。1.システムトレード用の資金が1000万円以上あることシステムトレードを安定的に稼動させるための最低資金であると考えております。したがって、この最低資金に満たない方が研究員になられても、当事者意識をもって研究できるかどうかという点に疑問が残りますので、申し訳ありませんが対象外とさせていただきます。2.トレード(もしくは、投資)で一定程度の実績があることどんなトレード手法(もしくは、投資手法)でも構わないのですが、一定程度の実績を残していることを前提とさせていただきます。こうした実績がないと、深い洞察をもって現実のトレードに関する研究ができるとは思えないからです。したがって、「今年(もしくは、昨年)から株式投資を始めました」とか「今まであまり儲かってなかったのですが、システムトレードで挽回したいと考えています」という、初心者に毛の生えた程度のレベルの方は対象外とさせていただきます。3.以下に示すスキルのうち、いずれか1つ以上を保有していること(1)システムトレードで既に一定の実績があること言うまでもなく、大歓迎です。(2)本職のプログラマーと同等の、プログラミング関連・データベース関連のスキルがあること独自システムを構築するために不可欠なスキルであると考えています。(3)大学1~2年レベルの数学(特に、統計学)の知識があることシステムトレードを理論面からサポートするために不可欠なスキルであると考えています。(4)ファンダメンタルズ投資に関する知識と理解があることシステムトレードと併用することで大きな成果が上がると考えています。(5)英語で書かれたウエブサイトや文献がすらすらと読めることシステムトレードの本場であるアメリカから有用な情報を収集するために不可欠なスキルであると考えています。(6)ファイナンス関連の研究者、もしくは、それと同等の実務経験者ただし、現実の市場で利益を上げることに興味がない方はハッキリとお断りいたします。
2006年01月08日
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今日は都内某所にて、システムトレード研究会の決起集会を開催しました。現在のところ、研究員は私を含めて4名です。細々ながらも、システムトレード時代の幕開けとなるような、歴史に残る1日の始まりになればと思います。
2006年01月07日
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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。年明け最初の日記は、「隣接パラメータでの検証について」書いてみたいと思います。隣接パラメータとは、文字通り「近い数値」という意味です。*******************************「移動平均のクロス」を事例にこれを説明したいと思います。例えば、「25日移動平均のクロスで売買する」というシミュレーションを実施して仮にそれがうまくいったとき、それに近い値である24日移動平均とか26日移動平均についても、同様に検証するべきであるということです。仮に、25日移動平均で上手くいったものが24日移動平均だと上手くいかないというならば、すなわち、隣接パラメータでの検証で上手くいかないということであれば、移動平均のクロスというその売買システムは頑健でなく「たまたまうまくいっただけ」と考えるべきです。*******************************パラメータを少しずらすと検証結果が大きく変わるのではなく、少しずつ変わるというシステムこそ頑健なものであると言えます。これは「過剰最適化」の罠に陥らないためにも、必要不可欠な配慮だと思います。「ラリー・ウイリアムズの相場で儲ける法」の第3章には、先物市場における移動平均のクロスに関するフォワード・テストについて書かれています。フォワード・テストとは、過去の価格データを最適化部分(前半部分)と売買部分(後半部分)の2つに分けてシミュレーションする方法です。詳細は本を見ていただければと思いますが、最適化部分(前半部分)のデータを使って過去一番フィットした移動平均日数を利用して、それを売買部分(後半部分)のデータに当て嵌めると、結果は散々だったというものです。仮にある売買ルールが過去の数値テスト上で有効だったからといって、「金のなる木を見つけた!」と有頂天になり、いきなり大金を投入すべきではありません。隣接パラメータでの検証を忘れてはいけません。隣接パラメータでの検証もパスして、初めて頑健であると判断できるのですから。もちろん、売買の再現性や売買コストなど、基本的な要素も見落としてはなりません。
2006年01月04日
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