高鳥氏は安倍派議員として、2019~20年には自民党総裁特別補佐を務めた。今年1月には、自身が代表を務める政治団体の政治資金収支報告書を訂正。5年間で計544万円の不記載が発覚し、2月に自民党新潟県連の会長を辞任し、今回の衆院選では比例重複立候補が認められなかった。
高鳥氏はXで「安倍元総理は、支持率アップのために仲間を切り捨てるようなことはしませんでした。今回は選挙直前のドタバタで相手の土俵に乗り、一事不再理の原則を覆すもの。結局、有権者に見透かされ、かえって不信感を強めたと思います」と持論を展開。
さらに「私に関しては、逆風の中でも92.589票を獲得し、落選した議員では最多。惜敗率も80.91なので、北信越ブロックで比例復活した議員の79.36より高く、普通に選挙をしていれば、今回も私は当選していました」とし、「安倍派が落ちた分、より負けた他派が繰り上がる、安倍派潰し高市派潰しと言わざるを得ません」と、自民党執行部への強い不満を示した。
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