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2023.09.05
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カテゴリ: 月初の挨拶






9月になってもう5日経っていたんですね、まだ少し残暑が続きそうですが空気が秋めいているのを日々感じています🍂

去年の9月は少し苦しい時期でした。
人間関係の断捨離をしなければいけないタイミングがこの頃に訪れました。

人間関係と大きく括ってしまえばよくあることのように思われるかもしれませんが、切り離したのは両親や実家との繋がりでした。

特に母親からは何が何でも離れなければなりませんでした。
過干渉と支配を無遠慮に私に向け続け、私が結婚をして家を出た後もそれをやめないことがわかったのが家の住み替えを検討していた頃。
私を娘としてではなく操り人形のようにしか見ていないんだなと、20年近くずっとそれを感じながらもその気持ちを隠して明るく振る舞って、きっと母はいつか気づいて変わってくれると思って我慢していましたがさすがにもう限界でした。

母親だけでなく、私の育った家庭は大人が子どもに好き勝手命令をしたり人格否定をしたり、大人同士のわだかまりの捌け口にされたり、自分の意見を持つなと言われたり、少なくとも私の精神衛生には良くない状況でした。
それでも外面が良く多くの人に感謝される人達で、側から見れば何の疑いもない幸せな家庭にしか見えなかったと思います。

一緒に住んでいた祖父はよく私に「人生は我慢だ」と言い聞かせていました。 祖父は間違いなく我慢“させる”側の人でした。 あらゆる人に対して我慢をさせているのを孫の立場でしっかり見てきました。 我慢は他人にさせるものではなく、自分ですると決めてこそ意味のあるものになります。 理不尽に我慢させられる状況になんて絶対巻き込まれませんし、そんなことする人を許しはしません。

お金に困らない衣食住にも困らない、むしろ裕福だと言える環境で育っても、大人達への感謝の気持ちより恐怖や恨みの気持ちが何倍も大きく強かったです。

誰からも干渉されず、自分の意志で人生を歩み始めたのはここ数年のことです。
いまだに人との関わり方をどうすればいいか分からず戸惑う瞬間があります。
違和感や嫌悪感を感じるとスッと縁を切ったり、相手の機嫌を損ねないことばかり考えて上手く自分の意思で動けなかったり、かなり不器用で不自然で自分でももどかしいです。
少しずつ、自分の気持ちに正直に表したり下手でもいいから自分の言葉で伝えたすることを、旦那さんや妹達、文通をしている友達を相手に練習させてもらっています。
いつも拙く散らかった話を聞いてくれて、読んでくれて、言葉を返してくれてありがとうございます🙇‍♀️

私は、私の家族だと思える人達を、私の友達だと思える人達を自分でしっかり選びたいし、大事にしたいと強く思っています。
その気持ちは絶対に誰にも曲げられないしブレないです。

人間関係で悩むこと苦しむことは誰もが直面することだと思います。
戦う人、逃げる人、助ける人、守る人、悩み続ける人、その他様々な選択をする人がいるかと思います。
どんなに時間がかかっても、どんなに共感を得られなくても、どうか自分の尊厳だけは手放さず、自身が幸せになれる結果が迎えられることを願います。

長く重たい話になりましたが、決めた覚悟が1年経つ9月の記事に覚書として残します。

ishikayaka






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Last updated  2024.03.16 17:06:26
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