奔るジャッドンたのうえ、追っかけ帳

奔るジャッドンたのうえ、追っかけ帳

2012.01.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類

米穀店の例で話を進める。

米が売れなくなった、としょう。
その理由は、地域住民が米断ちや断食を始めたせいではない。
他の店で米を買っているか、パン食が増えたといったことだ。

それに、例えば地域の人たちが観光の旅などが増えれば、底の地域の米穀店の売上は落ちる。

つまりは、消費者がA店ではなく、米ではなく、
他の土地、他の店、他の商品を選択した。それで購買が落ちた。だからA店の売上げが落ちた。
そういうことになる。

としたら、対策は、
「他の土地ではなくここの商店街」
「他店」ではなくそれもウチの店で米を購入」
して頂く。
この2つの条件の充足を図る、ということになる。


つまり米を購入するのは他者。
だが対策を講じて、2つの条件を創るのは
売り手、こちら。

この2つは主語が違うのである.役割が異なるのである。

購買の主語は、
ウチでもなく、米でもなく、消費者ないしお客様。
すなわち他人。他者。ここが重要である。

念押しするが、私(米穀店お経営者やその家族、従業員など)ではない。

何をわかりきったことを、といわれるであろうから念押ししているのである。

わかっているのなら、
「どうしたらウチのお米が売れるか」
といった対策が講じられるはずがないではないか。

まして対策が,国による保護策、救済施策といったことで、あるはずがない。


このように、米穀店の対策は、
主語を取り違えた、的外れの対応、といってよい。

それも、それが国策で行われているのだから呆れる。
しかも呆れるだけでは済まされないのである。
続く






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Last updated  2012.01.12 08:23:33
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永野さおり@ Re:ママならず(04/07) 100%品質保証!LV、GUCCI、CHANEL直営店 2…
バレンチノ バック@ vjdamn@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…
jatsudon @ Re[1]:馬鹿殿養成学校化(03/23) みっくんやさしさん ありがとうございます…
みっくんやさし@ Re:馬鹿殿養成学校化(03/23) 日銀の人事も そういうことなのでしょうか…
jatsudon @ Re[1]:楽ちん経営のために(01/30) 小濱信夫さん ありがとうございます。他…

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