ようやく覚悟を決めて手に入れたレンズ「Ai Nikkor 35mm F2S」だが、ご先祖さんのNikkor-O・C Auto 35mm F2と比べても少し毛色が違った画を吐き出す事がわかってきた。
<Ai Nikkor 35mm F2S>
(f/2, 1/2500, ISO200, -0.3EV)
日陰のにゃんこだが...「おまえ、いつも近いんだよ」というような良い表情をしてくれました^^。
(f/2.8, 1/2000, ISO200, -0.3EV)
半逆光ですが、これだけ午後の傾いた光を受けてのf/2.8ですので自然光下での高い臨場感も期待できそうですね。
D700の持ち味である豊かな階調も手伝ってけっこう陰影をきれいに描いてくれます。
(f/2, 1/2500, ISO200, -0.3EV)
インフォーカスのバラの中心部など花びらの重なり具合の描き方といいけっこう精細感があります。これはピンクがきれいに出るように自分の体で花に影を作って撮ったものですが、まわりの明るい部分に少しグルグル感が見られるのはご愛嬌です^^。
ただし逆光にはそれほど強くはない感じですね、ゴースト・フレアは結構盛大に出ます。がしかし、使い方でいいアクセントになりそうかなと感じさせてくれたのが次の一枚です...
(f/8, 1/800, ISO200, -0.3EV)
光条も比較的きれいに出ているなかで太陽の入れる比率を変えていくと(下部に)小さなゴーストがまるで光のしずくのように出てくれました...なかなか雰囲気のある出方ですよね。
とまあこんなところでしょうか...これからの写真に期待したくなるレンズで楽しみです。特にフィルムでは定評のあるレンズらしくて、近いうちにF3につけてプリントしてみようと思っています・・・久しぶりのフィルムカメラということでも楽しみです。
2019年11月 氷川神社ほかにて
(D700 + Ai Nikkor 35mm F2S)
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