エワクの気付き 

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カテゴリ: 人から学ぶ



 やる気を全開に燃やしたい時に行くサイトがあります。

 ↓ ↓ ↓
PRESIDENT BLOG(プレジデントブログ)

 増永社長が毎回魂を揺さぶる熱いメッセージを
 書いており、朝出勤前など1日の始まりの時によく読んでいます。
 (みるみるやる気が出てきますので。。。)


 魂込めて作成しいるサイトなので 
 興味のあるかたは、是非御覧下さい。


 それと、
 来週からまた研修の為福岡に行ってきます。
 今回はいろいろ試験がある為
 試験必勝ということで、
 増永社長作成の文を完コピーしました。
 (かなり長文になってしまったが、是非読んで頂きたい。)


 自分自身が試験に受かる為にも、
 何度も読んで学習に励みたいと思います。

 ではでは。




【消しゴムは使えない】

私は『PV WEEKEND』において
受験勉強を例に挙げてお話しすることがよくある。


お読みになっている方の中には、
お子さま(あるいは、先生にとっては教え子)の



実際、私のところには
「増永さんの勉強法のおかげで短期間で成績が上がりました」という
ご報告が何通も届いている。

実を言うと、
私は大学・大学院の5年間を通じて進学塾の講師をしていたので、
受験勉強のやり方を教えるのは得意中の得意なのだ。
現在でも読書や素晴らしい経営者のお話等を通じて毎日勉強を欠かさない。
基本的に学ぶことは大好きである。


さて、いただくお便りの中には次のようなものも少なくなかった。

「糸川英夫さんと似ていますね」

私は最近まで故糸川先生のことは存じ上げなかったので
『糸川英夫の入試突破作戦』を古本で入手して読んでみた。


すると、確かに私の「入試テクニック」と彼のテクニックが
酷似していて驚いた。
考えることは皆同じなのか、
それとも、糸川先生と私が偶然似ていたのか。


ただ、読了後に私が感じたこととしては
「志望校に絶対に合格しようと思ったら結論としてこうだった」
ということなのだと思う。
つまり、お互いが必勝法を考えたら結論が同じだったということだ。


私は東大であろうが司法試験であろうが国家公務員試験であろうが
絶対に合格する自信がある。
興味がないからやらないだけで、
それをやらざるを得ないとなったら合格できる。


中学校でオール5を3年間取れたのは、取ると決めたからである。
横浜国立大学にいったのはB'zの稲葉さんが好きで、
その出身校に行きたかったからであり、
大学院で早稲田大学大学院に進学したのは、
偶然にも私が志望していた東大の先生が海外に行ってしまい、
その年は入試そのものがなかったからである。


ちなみに、上記の試験はどれも満点に近い点数を採って通過した。


私は受験生当時
「自分が今受けたテストの点数がわからない人はセンスがない」といっていた。
受けた直後にどの問題が解けて、
どの問題が解けなかったかわかっていたし、
配点も「傾向」があるので、それさえ調べていれば、
ほぼ正確な点数が割り出せるはずなのである。


「どうして、点数がわかるんだ」と思われるかもしれない。
当時もよく言われた。
そして点数をピタリとあてるので「未来がわかるのか」ともいわれた。


糸川先生も次のように書かれている。


何題かの問題を生徒にやらせて、あとで「どれくらい出来たと思う?」ときく。
大体できたと思う、と答える子は見込みなし。
何番と何番を間違えたと答える子は見込みあり。
出来たところと、出来ないところの区別がつかないのは
落第の部類にまず間違いなく入るからである。


学校のテストというのは「解けるか、解けないか」という
非常にシンプルなルールで成り立っている。
解けたら点がもらえて、解けなかったら点がもらえない。


私がテストに望むときのスタンスは「全部の答えを知っている状態で臨む」
ということであったから、
答えを知らない問題が出たらアウトとなる。
答えを知らないものは解けなかったということで100点から減点すればいい。


いつも90点は採るようにしていたので、
せいぜい間違えた問題をカウントしても2問から5問の間、
故に、100点から90点の間で点数をあてればいいだけなのだから、
試験終了直後に自分の得点をあてることなんて難しいわけがない。


「点が採れるのは、頭がいいからではないか」といわれるかもしれない。
特別な才能のように思われるかもしれない。
しかし、入試くらいのレベルには関係ないと思う。
糸川先生も「私は記憶力がよくない」とおっしゃられている。
私自身も記憶力はよくない。


それでも入試に合格できる。なぜか。


入試は決められた範囲の、決められた時間での戦いである。


入試の範囲を網羅的に勉強しておく、
60分の試験時間なら60分の間で解答を書く。


テスト中に「考えている」というようでは駄目だ。
問題を見た瞬間に答えがわかるくらいでないと高得点は採れない。


「社会ならできるだろう。数学や国語でできるのか」と思われるかもしれない。
できる。


数学なら数字が違うだけであって
「問題の文章」や「図形」は「解いたことがある」という問題ばかりである。
「見たことがない問題が出たら」という人は、受験勉強が足りなかっただけだ。


国語も同様に出題されている「物語」が違うのであって、
設問そのものやパターンは解いたことがあるものばかりだ。


したがって「この問題は知っている」という状態なので、
手順どおりに解答すればすぐに答えは出る。


ちなみに英語であれば、
私は出題された英語の文章を「日本語」で読んだことがあったので、
英語を見ながら日本語で読んでいるようなものだった。
それくらい先回りして勉強したということだ。


記憶力がない私はどうしたかというと、
反射的に答えるように訓練していた。
見た瞬間に答えが頭の中に浮かぶかどうかだ。


反射的に答えられるということは、
覚えているというよりも習慣であったり常識なのである。
あなたが食事をするときに利き腕で
スプーンを持つのと変わらないと思って欲しい。
スプーンを持つ手をわざわざ暗記している人がいるだろうか。


これも偶然だが、受験勉強に最適なのは「入試の一年前から」
というのが糸川先生と私の共通の認識である。


この一年の間に試験の範囲を網羅的に何周か勉強してみるのだ。
その際に「解けなかった問題だけ」を次から勉強する。
一度解けた問題は2度もやらない。
簡単に解けたということは覚えるまでもなく解けるということだからである。


こうやって何周もしていると解けない問題の方が少なくなってくる。
そのような状態までやると、
これは記憶力で解くというより反射神経で解いているようなものなのである。


糸川先生と私の勉強法はほとんど同じだったので、
お子さまの受験勉強に興味がある方は『糸川英夫の入試突破作戦』を
何とか探し出して読んでみていただきたい。
今後も当コラムでは入試テクニックを例えにすることがあると思うけれども。


彼が編み出した勉強の第一の秘法をご紹介しよう。
それは「消しゴムを使わない」ということである。
子供に消しゴムを持たせるなという。


私も消しゴムを使わなかった。
黒の油性ボールペンと赤の水性ペンを使っていた。
受験勉強中も学校の勉強中もシャーペンと消しゴムは使わなかった。
使ったのはテストのときだけである。


まず、間違えたときに消しゴムに持ちかえる時間がもったいないではないか。
間違えたら線を引いて、そばに正しい答えや文章を書けばよい。


シャーペンは芯が折れるし、
カチカチ出すのもわずらわしいし面倒だし時間の無駄だ。


赤ペンは「重要なところ」や「答え」になりそうな部分に使う。
例えば「1560年に織田信長はわずかな兵で、
大軍を擁する今川義元を桶狭間の戦いで破った」という
文章をノートに書く場合は、「1560」「今川義元」「桶狭間の戦い」等を
赤い水性ペンで書く。


こうしておけば赤い透明な下敷きで隠した際に見えなくなる。
この見えなくなった部分を反射的に答えられるようにしておく。
水性ペンを使ったのは「油性」だと、
単にうっすらと見えてしまうからである。


糸川先生はこういっている。


大きな×がついているのを見るのは、
カッコよくないし、不快である。
だから、こどもは、すばやく消しゴムで消す。
成績をよくするには、多少の苦痛に耐えなければならない。
人生で大切なのは失敗の記録である。
すべての成功は失敗の裏返しである。


受験勉強には確かにいろんな弊害があると思う。
しかし、糸川先生と同様に私は受験勉強を肯定的にとらえている。
なぜならば「自分との戦い」を若いうちに体験できるからである。
受験勉強で覚えた知識は、
大人になってから役に立たないかもしれないが、
受験勉強で培った「勉強法」「戦略・計画立案能力」「忍耐力」などは、
経営者となった今も非常に役立っている。


塾講師時代、たくさんの親御さんに勉強の相談を受けた。


「どうして、うちの子は勉強が出来ないのでしょうか。
どうすれば、勉強が出来るようになるのでしょうか。」


そのほとんどは「どうすればテストで点数を採ることができるのですか」と
言い換えることができる。
私としては、
「どうして親御さん自身が点の採り方を勉強しないのに、
 子供には勉強しなさいというのか」と感じていた。


まず親御さん自身が
「こうすれば絶対に点が採れる」という勉強法を知らないし、
今も勉強しようともしないし、
かつて子供だったときも知らなかったではないか。
それでいて盲目的に点数を採るように祈っている。


子供を教育するのは学校の先生や塾の先生だけでなく、
親にだって責任がある。
だから、子供の成績を上げたければあなたも
「どうすれば勉強(点数を採ることが)できるようになるか」
を考えるべきだと思う。


「テストなんて無駄だ」などというなかれ。
現実問題として、免許を取るにも資格を取るにもテストは避けて通れない。
であれば、テストは出来ないよりも出来たほうがいいのである。
簡単に採れるならそれに越したことはあるまい。


人生において消しゴムは使えない。
過去は過去として水に流せるときもあれば、
ついてまわるときもある。
「今」は必ず「過去」となる。


だから、「今」を消す必要がないくらいすばらしいものにし、
「今」に全力を尽くし、
「今」を功績や実績となるように生きるべきではないか。


その積み重ねが将来「信用」となって報いられる。


「あとで消せばいいや」と思い続ける人に、栄光の過去は刻まれず、
明るい未来も訪れることはない。


                               by増永

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Last updated  2005.05.05 09:10:12
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王様@ 潮 吹 きジェットw サチにバ イ ブ突っ込んだ状態でジェット…
ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
steady7 @ Re:福岡研修終了。沖縄へ戻る。(06/03) 長い研修お疲れ様でした。 これからも、…
steady7 @ Re:沖縄へ戻る。(05/20) お疲れ様でした!
steady7 @ Re:福岡から・・・・(05/14) かなり大変そうですね? 身体を壊さない…

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