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2019.07.13
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J1第19節 セレッソ大阪vs名古屋グランパスの試合をヤンマースタジアムで観戦。3-0でセレッソの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)

【得点】
21分 丸橋(セレッソ大阪)
77分 高木(セレッソ大阪)
93分 Bメンデス(セレッソ大阪)

【戦術】
セレッソは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチとのビルドアップから、両サイドとメンデスのポストプレーを基点にしてパス交換を主体に、またグランパスの縦パスを奪取してからメンデス、奥埜が裏のグランパス3バック裏サイドのスペースを使ってカウンターを仕掛けて攻めていく。守備では、4-4-2のブロックを主体にサイドのスペースに追い込み、グランパスのバイタルへの縦パスをカットして攻撃に繋げていく。
グランパスは、攻撃では、ディフェンスラインとEネットのビルドアップをベースにシニッチ、米本が両サイドとポジションチェンジしながらボール支配を高め、バイタルエリアに入ったジョーや長谷川への縦パスを入れて攻めていく。守備では、前線からのチェックとディフェンスラインを積極的に押し上げてプレスをかけていく。セレッソがセンターラインに入ったときには、5-3-2システムを基本としたリトリートで対応する。

【試合の流れ】

序盤は、グランパスがEネット、シニッチ、ディフェンスラインとのビルドアップからポジションチェンジをしながら両サイドを使ってポゼッションを高めて、ジョーや長谷川への縦パスを狙い、セレッソが4-4-2のリトリート対応しながらバイタルエリアをディフェンスする場面が続く。
10分に、ジョーを基点にシミッチを経由して和泉が左サイドに進出してあげたクロスにジョーが反応して押し込むもタイミングが合わずに左に外れて得点にはならず。
これに対し、セレッソは、15分に、右サイドに流れたメンデスのクロスを左サイドで拾った丸橋がゴール前にいた奥埜にクロスを送るも、奥埜がうまく処理できず、シュートまで持っていけなかったが、徐々にリズムをつかんでいく。
そして、21分に、奥埜からの右への展開でボールを受けた水沼がマークに入っていた吉田をかわして上げた右クロスに、フォアに走り込んだフリーの丸橋がボレーで左隅に叩き込み、セレッソが1-0と先制する。
その後もセレッソは、24分には、左ペナルティエリア付近に進出した丸橋の左クロスにメンデスが合わせるも枠を捉えられず、29分には、木本からくさびのパスを受けたメンデスを基点に清武が水沼とのコンビネーションを利用して放ったシュートが惜しくもグランパスディフェンスに当たって枠を外れ、さらに41分左サイドからの清武のロングパスにディフェンス裏に走り込んだ水沼のシュートがGKランゲラックの正面を突いてしまうが、試合を優位に進める。
グランパスは36分に、吉田からの左クロスが右サイドに流れた後に反応したEネットの右クロスをGKキム・ジンヒョンが右手で反応してグランパスに流れを渡さない。
結局、グランパスは決定機を作ることができずに、セレッソが1-0とリードして前半終了。

(後半)
グランパスは、後半開始から決定機を作れなかった前線の長谷川から櫛引に代えて、ディフェンスの一角に入れて4バッグに変化したうえ、中盤の米本を前線に入れて、Eネットとシミッチのダブルボランチとする4-4-2システムに変更して反撃の機会をうかがう。53分には、和泉からボールを受けた吉田の左クロスにマテウスが頭で合わせるもバーを超えてしまい、さらに64分にシミッチの浮き玉のパスを出し、ジョーを経由して反応した宮原のシュートがキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。
これに対し、セレッソは、4-4-2のブロックを敷きながら、グランパスの両サイド攻撃やジョーへの縦パスに対し、適切にマークの受け渡しを行いつつ、かつ数的優位を保ったハードワークで対抗する。また、メンデスや奥埜が両サイドに流れてチャンスを作り、グランパスの両サイド裏のスペースを突くカウンターを狙う戦術がうまくハマる。68分に、瀬古からのロングフィードからの清武がディフェンスライン裏に抜け出して、清武からパスを受けたメンデスのシュートがグランパスディフェンスを阻まれるも、77分に、右サイドでのカウンターから、メンデスからボール支配率受けた高木(奥埜と交代)が抜け出して放ったシュートが一旦はランゲラックにセーブされるも、そのこぼれ球を左隅に流し込み、セレッソが2-0と突き放す。
グランパスは73分に、相馬を投入して右MFに、シミッチ、米本のダブルボランチに、前田を前線に配置してジョーにボールを集めて反撃する。90分に中谷からの右クロスにジョーが頭で合わせるも、左に外れ、得点にはならず。


【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン
DF 松田、ヨニッチ、瀬古、丸橋
ボランチ 木本、藤田

FW Bメンデス、奥埜(74分)
(守備時も4-4-2)

(名古屋グランパス)3-1-4-2(右から)
GK ランゲラック
DF 宮原、中谷、吉田
アンカー Eネット(73分 相馬)
MF マテウス(58分 前田)、米本、シニッチ、和泉
FW 長谷川(45分 櫛引)、ジョー
(守備時は5-3-2またはサイド対応時は4-4-2)

【勝負の分かれ目】
セレッソが3バック攻略の定石である。両ウイングバック裏のスペースを有効に突くことができたことと、グランパスの攻撃に乗じてカウンターからディフェンスライン裏のスペースを突けたこと。また的確なマークの受渡しができた4-4-2システムの守備的対応。

【まとめ】
セレッソは、序盤こそグランパスのボールポゼッションにより押し込まれる場面があったが、前線がグランパスの両サイド裏を有効に使うことができ、先制できたのが大きかったため、後半のグランパスの攻め上がりに対して、有効なカウンターを打つことができた。ジョーへの有効な縦パスを封じたことも大きかった。次節、守備的布陣を敷くベガルタに対しどのような戦術で臨むか注目したい。
グランパスは中盤がポジションチェンジを頻繁に行い、ボール支配率を高めてセレッソディフェンスを崩そうとしたが、逆にセレッソの両サイドのハーフスペースやバイタルエリアでボールを奪われたうえ、サイドのスペースを使われて有効な攻撃を許してしまったのが痛かった。ボールを奪われてからのディフェンスが孤立してしまう傾向にある。システムを4バックを戻したうえでの立て直しが現実的ではないか?








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最終更新日  2019.07.13 23:48:08


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