フットボール(サッカー)戦術研究

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2019.08.11
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J1第22節 セレッソ大阪vsサガン鳥栖の試合をヤンマースタジアムで観戦。2-1でサガン鳥栖の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)

【得点】
19分 奧埜(セレッソ大阪)
87分 林(サガン鳥栖)
94分 豊田(サガン鳥栖)

【戦術】
セレッソは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携したビルドアップから、両サイドを基点として、サイドチェンジを使いながら、バイタルエリアでのポストプレーを交えて細かいパス交換から崩していく。
守備では、4-4-2ブロックを基盤として、サガンディフェンスがボールを保持しているときは、前線からプレスをかけ、通常は数的優位を確保しながら対応するり
サガンは、攻撃では、ディフェンスラインがGKを交えて数的優位を作りながらボランチと連携してビルドアップし、両サイド、特に左サイドのクエンカを基点として、トーレス、金森との連携から、また空いた右サイドのスペースにおいて安、小林を使って攻めていく。


【試合の流れ】
(前半)
序盤は、セレッソがビルドアップから両サイドを基点にして、サイドチェンジとメンデスのバイタルエリアでのポストプレーを使ってチャンスを多く作っていく。
11分に、バイタルエリア付近での清武とのコンビネーションで水沼が放ったミドルシュートはGK高丘にキャッチされたが、18分に、藤田の右CKのクリアボールを奥埜がそのまま右足のボレーで右上隅に叩き込み、セレッソが1-0と先制する。その後も23分に、藤田、水沼がシュートを放つ。
これに対し、サガンは、セレッソに両サイド、特に、クエンカ、安のサイドスペース裏を突かれ、ラインが下がり気味で対応する場面が続いていたが、左サイドのクエンカを基点にチャンスをうかがう。
31分に、クエンカからサイドチェンジのパスを受けた安が丸橋とのマッチアップで右サイドからドリブルで切れ込みながら放った右足のシュートがGKキム・ジンヒョンにセーブされ、続く32分には右サイドで安からバスを受けた小林のクロスにトーレスが頭で合わせるも、バーを超え、得点には至らなかったが、試合の流れを押し戻す。
サガンは38分にも、縦パスを受けた安からスルーパスを受けた金森が右足でシュートを放つも、左隅に外れてしまうが、セレッソも40分に、水沼の浮き球の右クロス奥埜が合わせるも、ジャストミートできず、シュートには至らず。
結局、前半はセレッソが1-0とリードして終了。

(後半)
序盤は、サガンがクエンカから右サイドへのサイドチェンジを多用してチャンスをうかがうのに対し、セレッソは両サイドを基点にチャンスをうかがい、早々にビックチャンスをつかむ。
48分に、清武からのフィードにメンデスが反応してシュートを放つのをキッカケに、55分に藤田の右CKからのこぼれ球を奥埜がボレーで合わせるもGK高丘の好セーブに阻まれ、続く藤田の右CKにヨニッチが頭で合わせるも、またもや高丘の好セーブに阻まれてしまう。

これに対し、反撃したいサガンは、64分に、右サイドからのアウベス(60分に投入)の右クロスに反応してフォアにいた金森が落としたボールをトーレスがシュートを放つもバーを超えてしまうが、74分に前線をトーレスから林に代え、さらに82分豊田を投入した交代策がズバリ当たる。
85分にカウンターからのアウベスのミドルシュートはキム・ジンヒョンに阻まれるも、87分にアウベスの右CKから、フォアいた林がヘッドでゴールに叩き込んでサガンが1-1と追い付き、さらに終了間際の94分に、セレッソがチャンスで全体的に上がっていた裏のスペースをサガンがカウンターにより有効に活用し、ドリブルで仕掛けたアウベスからスルーパスを受けた豊田の左足のシュートがキム・ジンヒョンの手をかすめながらゴール右隅に吸い込まれ、サガンが2-1と逆転してタイムアップ。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン

ボランチ デサバト、藤田
MF 水沼、清武
FW Bメンデス、奥埜(80分 柿谷)
(守備時も4-4-2)

(サガン鳥栖)4-4-2(右から)
GK 高丘
DF 小林、パク・ジョンス、高橋秀、三丸
ボランチ 松岡(82分 豊田)、原川
MF 安(60分 Cアウベス)、クエンカ
FW 金森、トーレス(74分 林)
(守備時も4-4-2)

【勝負の分かれ目】
サガンが後半の中盤からクエンカがセレッソのラインを右に引き付けた上で逆サイドにスペースを作り、アウベスら有効に活用したこと。アウベス、豊田、林の交代策の的中とGK高丘の再三のビッグセーブ。

【まとめ】
サガンは終始、クエンカが基点となり、特に後半途中から、右のアウベスをうまく使って劇的な逆転劇を演出した。また、メンデスの突破を苦労しながらGK高丘を中心とする粘り強いディフェンスで大きな勝ち点3を得た。ただ、ディフェンス面では、クエンカ、安のサイド中盤のスペース裏を突かれやすく、ボランチがその対応に追われ、前半セレッソにバイタルエリアでのポストプレーを許していたので、ディフェンス面での修正が必要。この勝利にキッカケに降格圏から脱出できるか?
セレッソは、両サイドを基点しての攻撃が有効で前半はサガンを圧倒し、後半もメンデスや清武、水沼がカウンターやサイド攻撃で再三ゴールを詰め寄ったものの、GK高丘の壁は厚く、サガンに決定機を確実に決められてしまった。強いてあげれば、ディフェンス面で、クエンカを止められずに、基点にしてしまったことか?








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最終更新日  2019.08.11 22:01:45


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