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2020.08.23
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2020年J1第12節 セレッソ大阪vsベガルタ仙台の試合をヤンマースタジアムで観戦。2-1でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【得点】
18分 清武(セレッソ大阪)
46分 蜂須賀(ベガルタ仙台)
60分 坂元(セレッソ大阪)

【警告】
清武(セレッソ大阪)
柿谷(セレッソ大阪)

【戦術】

攻撃では、ディフェンスラインとボランチ藤田、デサバトのビルドアップ(時に、ボランチがディフェンスラインに加わって3バックでのビルドアップあり)を基点に、両サイドへのサイドチェンジを多用しながら、右はMF坂元とSB松田、左はMF清武とSB丸橋のコンビネーションに、ポストプレーなどでFWメンデス、奧埜が絡んで攻めていく。
守備では、4-4-2システムのブロックを基調として、前線と中盤が連携して前からプレスをかけるとともに、ブロックによりバイタルエリアで確実にボールを奪う。また4ボール奪取する。奧埜がベガルタ両ボランチ浜崎、椎橋を見る。

〈ベガルタ仙台〉
攻撃では、ディフェンスラインと浜崎、椎橋の両ボランチのビルドアップから、FW長沢への縦パスによるポストプレーを利用して、またFW真瀬、西村の両ウイングにトップ下の関口、両SBの柳ら蜂須賀が連携して両サイドのスペースを使って攻めていく。ボランチからは速い攻めを志向。
守備では、4-4-2のブロックを作って、長沢と関口から連動してプレスをかけ、また両サイドを使われたときは、4-4-2のリトリート対応する。関口がセレッソ両ボランチ藤田、デサバトを見る。

【試合の流れ】
(前半)
序盤から、ベガルタの前線からのプレスに対して、セレッソはディフェンスラインからのビルドアップを基点にして、ベガルタの両サイドのスペースを狙っていく。
セレッソは、10分に、右からのサイドチェンジから左SB丸橋のクロスはベガルタGKスウォヴィクにキャッチされる。
その直後11分に、ベガルタもサイド攻撃から3本連続CKを得て、ショートコーナーを使いながらゴールをうかがうが、シュートまで持ち込むことはできない。
その後、セレッソはディフェンスラインや両ボランチから左右へのサイドチェンジのパスが有効で、両サイドの深いスペースに進出でき、ベガルタは徐々にリトリート対応せざるを得なくなり、セレッソが決定機を作ってチャンスをモノにする。

また、セレッソは試合を優位に進めて、37分に、丸橋のFKからDFヨニッチのミドルシュートや、40分にはFW奧埜がバイタルエリアに切れ込んだ左足のシュートがスウォヴィクにセーブされる。
これに対して、ベガルタは、FW長沢のポストプレーを交えながら、真瀬、西村を中心に両サイドを基点としてチャンスをうかがうが、セレッソの両サイドの堅いディフェンスを阻まれてしまうが、ロスタイムにチャンスをモノにする。
まず、46分に、ボランチ浜崎からのニアにいた長沢を狙った左CKはセレッソディフェンス陣にコーナーにクリアされるが、続く浜崎からの左CKで、長沢を始めとする選手がニアサイドに流れたことにより生まれたフォア側のスペースに左SB蜂須賀が飛び込んで頭で右隅に叩き込んで、ベガルタが1-1と同点に追いついて前半終了。

(後半)
序盤は、ベガルタが同点に追いついた勢いを利用して、ディフェンスラインから右は真瀬、左は西村がセレッソの両サイド深いスペースを狙って走り込んで、チャンスをうかがう。

その後、ベガルタが前線からのプレスをかけ、セレッソ、キム・ジンヒョンやディフェンスラインからのビルドアップを崩しにかかるが、セレッソはベガルタのプレスをいなして、その空いたベガルタの裏のプレススペースを使ってチャンスをモノにする。
60分に、ベガルタのプレスをかわして左サイドに展開して、中央でパスを受けた清武がドリブルで持ち込みながら坂元にスルーパスを出し、反応した坂元が中に切れ込んで放った左足のシュートが右隅に決まり、セレッソが2-1と逆転に成功する。
これに対して、ベガルタは、68分に、長沢から赤崎に代えたのを機に、赤崎をセンターフォワードに、トップ下の関口を右ウイングに、64分に真瀬から代わったアレクサンドルをトップ下に変更して反撃のチャンスをうかがう。
その後、ベガルタは、ディフェンスと浜崎、椎橋を中央にボール回しにより、セレッソの4-4-2ブロックを崩しにかかるが、セレッソはバイタルエリアを開けず、縦パスに入れさせないディフェンスと両サイドの堅いディフェンスにより、ベガルタの反撃を許さない。
ベガルタは72分に、左展開から蜂須賀とのコンビネーションによりアレクサンドルが左ペナルティエリア付近からシュートを放つが、バーを超えてしまい、その後も決定機を作ることができず、セレッソが2-1で勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン
DF 松田、ヨニッチ、瀬古、丸橋(61分 片山)
ボランチ デサバト、藤田(92分 木本)
MF 坂元、清武(61分 柿谷)
FW メンデス(75分 高木)、奧埜(61分 鈴木)
(守備時は4-4-2または4-4-1-1)

(ベガルタ仙台)4-2-1-3(右から)
GK スウォヴィク
DF 柳(89分 飯尾)、吉野、平岡、蜂須賀
ボランチ 浜崎、椎橋
トップ下 関口
FW 真瀬(61 アレクサンドル)、長沢(68分 赤崎)、西村(64分 石原)
(守備時は4-4-2または4-4-1-1)

【勝負の分かれ目】
セレッソがまず、両SBと中盤が連携してベガルタのサイドアタックを封じたことと、ブロックによりベガルタにバイタルエリアへのパスや侵入を防ぎ、長沢を封じたこと。 
清武、坂元の高い技術による得点。

【まとめ】
セレッソはベガルタに前半終了間際にセットプレーにより失点し、後半序盤、ベガルタにペースを握られるも、逆転後はディフェンスからリズムを作って、ベガルタに決定機を作らせなかった。
今日のセレッソらしいサッカーでフロンターレ戦の敗戦を払拭できたか?

ベガルタはセットプレーよる得点でリズムを掴みかけたが、セレッソの堅いディフェンスを崩すことはできなかった。
今シーズンから3トップにシステムを変更して、両サイドを基点にして攻める戦術で戦っていく中、バイタルエリアやハーフスペースをどう攻めていくか?後半途中、ディフェンスラインからのビルドアップで苦労したように、遅功で崩す方策が必要であり、その方策が下位脱出の解となる。







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最終更新日  2020.08.23 23:04:03


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