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2020.09.02
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2020年ルヴァン杯準々決勝 セレッソ大阪vs柏レイソルの試合をヤンマースタジアムで観戦。3-0で柏レイソルの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)

【得点】
39分 呉屋(柏レイソル)
83分 江坂(柏レイソル)
89分 江坂(柏レイソル)

【警告】
鎌田(柏レイソル)
柿谷(セレッソ大阪)

【戦術】

攻撃では、ディフェンスラインとアンカー木本が連携してビルドアップを図り、両SBを高めに張らせながら、3トップとMF前川、奧埜がポジションチェンジしつつ、バイタルエリアへの縦パスと両サイドのスペースを利用してせめていく。4-1-2-3システムと木本、奧埜をボランチとした4-2-3-1システムの併用(可変システム)
守備では、前川を含む3トップがプレスをかけ、4-4-2システムを基調としたリトリート対応しつつ、コンパクトな陣形を保ってディフェンスする。

[柏レイソル]
攻撃では、ディフェンスラインとボランチのヒシャルジソン、三原とのビルドアップから両ウイングバックの高橋、三丸が両サイドを利用しつつ、2シャドーの戸嶋、江坂と1トップの呉屋のコンビネーションを中心に攻めていく。
守備では、呉屋と江坂が2トップを形成し、ボランチ2名と戸嶋の3名が中盤を構成する5-3-2システムを基調として、前線からプレスをかけ、またリトリート対応しながら、バイタルエリアでボールを確実に奪う。

【試合の流れ】
(前半)
セレッソはいつもの4-4-2システムとは異なる3トップのシステムにて試合に入る。
序盤からレイソルがディフェンスとボランチとのビルドアップを基点に、両サイドのスペースを有効に利用して試合を優位に進めていく。
まず1分に、レイソルがディフェンスラインからのロングパスに反応したFW呉屋が裏のスペースに抜け出してヨニッチと1対1になって放った左足のシュートがバーを直撃し、さらに7分には、右ウイングバック高橋のクロスを基点にボランチのヒシャルジソンからパスを受けた戸嶋のシュートが惜しくもバーを超えてしまう。
続く、12分、レイソルはカウンターから中央エリアでヒシャルジソンがボール奪取してパスを受けた江坂からのスルーパスに右サイドから走り込んで反応した高橋のシュートがGKキム・ジンヒョンの正面を突くが、ボール奪取からの速い攻めが有効となる。

セレッソは、35分に、バイタルエリアでの混戦からの奧埜のミドルシュートがバーを超え、続く37分には、同じ混戦から前川のシュートがGK中村の正面を突いてしまう。
これでセレッソが試合の流れをつかむと思いきや、すぐさまレイソルが効果的カウンターによりチャンスをモノにする。
39分に、カウンターから江坂がセレッソのプレスをかわしてドリブルでバイタルエリアまで進出し、江坂からスルーパスを受けた呉屋が左足でゴール右隅に流し込み、レイソルが1-0と先制する。
さらに、45分には、中央でのヒシャルジソンの展開から左ウイングバック三丸の左クロスに呉屋が頭で合わせるもGKキム・ジンヒョンにキャッチされるが、前半はレイソルが試合を優位に進めて、1-0レイソルリードで終了する。

(後半)

まず、チャンスをつかんだのはレイソルで、47分に、高橋からの右クロスに呉屋が頭で合わせるも、バーを超えてしまう。
これに対して、セレッソは試合の流れを変えるべく、55分に、ボランチ木本から藤田に、FWメンデスを鈴木に、右シャドーを前川から坂元に替えてリズムを変えようとする。
セレッソは藤田、奧埜の組み立てから両サイドを活用してチャンスをうかがう。
59分に、坂元へのファールで得た丸橋の右FKがGK中村にセーブされ、続く62分にも、右ペナルティエリアからの坂元のクロスにFW鈴木がニアサイドで合わせるも、ゴール右に外れてしまう。
その後、セレッソが両サイドを基点にしてチャンスをうかがい、レイソルが5-3-2システムのブロックによりディフェンスする場面が続く。
71分に、バイタルエリアから西川が放ったミドルシュートはバーを超えてしまうが、75分に、レイソルディフェンスラインの裏を抜けてスルーパスを受けた柿谷がGK中村と1対1になり、シュートを放つもGK中村の好セーブに遭い、続く78分にも中村がセレッソのシュートをブロックして好セーブを連発する。
その後もセレッソが攻勢に乗じて両サイドを基点に前がかりに仕掛けていくが、レイソルのディフェンスに跳ね返されてしまい、逆にレイソルの鋭いカウンターが連続して炸裂する。
まず38分に、江坂のドリブルを基点にして、ペナルティエリア左にいた仲間(65分に戸嶋から交代)からボールを受けた江坂のシュートがセレッソディフェンスに当たりながら右隅に吸い込まれて、レイソルが2-0と突き放し、さらに89分には、自陣から仲間がドリブルで仕掛けて、右スペースに走り込んでいた江坂にスルーパスを出し、このボールを江坂がゴール左隅に確実に決めて、レイソルが3-0とさらに突き放して終了。

【システム】
(セレッソ大阪)4-1-2-3(右から)
GK キム・ジンヒョン
DF 片山、ヨニッチ、庄司、丸橋
アンカー 木本(55分 藤田)
MF 前川(55分 坂元)、奧埜
FW 西川(75分 清武)、Bメンデス(55分 鈴木)、柿谷
(守備時は4-2-3-1または4-4-2)

(柏レイソル)3-4-2-1(右から)
GK 中村
DF 北爪、鎌田、古賀
MF 高橋、ヒシャルジソン(67分 小林)、三原(72分 大谷)、三丸
2シャドー 江坂、戸嶋(65分 仲間)
FW 呉屋(72分 細谷)
(守備時は5-3-2)

【勝負の分かれ目】
レイソルが守備時の5-3-2システムをフルに活かして、サイドではウイングバックと中盤が連携して、バイタルエリアでは前線と中盤が連携したタイトなディフェンスと、タイトルなディフェンスを活かした、江坂、呉屋らを中心とする鋭いカウンターを行ったこと。システムのメリットと先制点を活かしたネルシーニョの巧みな戦術とGK中村の好セーブ連発。

【まとめ】
レイソルは、セレッソのバイタルエリアやハーフスペースでのタイトなディフェンスにより鋭いカウンターを発揮するとともに、後半、セレッソが攻め疲れたチャンスを逃さずに、確実にチャンスをモノにした。ネルシーニョの戦術的勝利。
2ゴール1アシストの江坂は文句なく今日のマンオブザマッチ。

セレッソは、いつもとは異なるシステムで臨み、前半はポジションチェンジを積極的に試み、また後半は両サイドからの攻めを試みたが、レイソルのタイトなディフェンスによりボール奪取され、またサイドチェンジを封じられて自らのゲームプランを実行できなかった。今日は完敗。








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最終更新日  2020.09.02 23:16:54


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