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2020.09.19
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2020年J1第17節 セレッソ大阪vs鹿島アントラーズの試合をヤンマースタジアムで観戦。2-1で鹿島アントラーズの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【得点】
31分 アラーノ(鹿島アントラーズ)
35分 メンデス(セレッソ大阪)
46分 エヴェラウド(鹿島アントラーズ)

【警告】
三竿(鹿島アントラーズ)
瀬古(セレッソ大阪)

【戦術】

攻撃では、ディフェンスラインとボランチのビルドアップ(時に、ボランチがディフェンスラインに加わって3バックでのビルドアップあり)を基点に、両サイドへのサイドチェンジを多用しながら、右はMF坂元とSB松田、左はSB片山が上がり目に張り気味で、両サイドを基点にしてパスコンビネーションを主体に攻めていく。
守備では、4-4-2システムのブロックを基調として、前線と中盤が連携して前からプレスをかけるとともに、ブロックによりバイタルエリアで確実にボールを奪う。

〈鹿島アントラーズ〉
攻撃では、ディフェンスラインとボランチの三竿、レオ・シルバとの連携したビルドアップを基点に、ボランチから両サイドへのパスや、またはFWエヴェラウドのポストプレーにトップ下の土居、右MFアラーノらが絡みながら、両サイドを基点として攻めていく。
守備では、4-4-2を主体としながら、セレッソのビルドアップをさせないため、4-3-3の前線3枚が積極的にプレスをかけていくとともに、中盤の1対1は厳しく対応する。

【試合の流れ】
(前半)
序盤は、両チームとも、ディフェンスラインとボランチとの連携した丁寧なビルドアップから試合を組み立てていく。
まず、チャンスを作ったのはアントラーズで、12分に、中央のバイタルエリアにドリブルで進出したアラーノから左ペナルティエリア付近でパスを受けた左MF和泉のシュートが右に外れ、続く15分には、左バイタルエリアでポストになったエヴェラウドから中央でパスを受けたアラーノにシュートは左に外れてしまい、得点には至らず。
その後、セレッソがボランチのデサバトらから左右のサイドチェンジを使いながら両サイドのスペースを狙っていくのに対して、アントラーズはボランチのレオ・シルバや三竿からバイタルエリアやハーフスペースへのエヴェラウドへのポストプレーや両サイドを使った攻撃を展開し、徐々にアントラーズペースになっていく。
27分に、中央でドリブルで仕掛けたアラーノからパスを受けた土居の右クロスにエヴェラウドが頭で合わせるもバーを越えてしまうが、間もなくチャンスをモノにする。

これに対して、セレッソはアントラーズの前線からのプレスや中盤での1対1の厳しいチェックに苦労していたが、35分にチャンスをモノにする。
右サイドの展開から、アントラーズディフェンスを背にしながらダイレクトでパスを連続してつないで、右SB松田からパスを受けたFW奥埜が右MF坂元にパスをつないで坂元が上げたグラウンダーの右クロスにフリーでペナルティーエリアに走りこんだFWメンデスがアントラーズGK沖を見て冷静にゴールに流し込んで、セレッソが1-1と追いつく。
その後は、激しい両チームの中盤の戦いが展開されたが、前半は1-1で終了。

(後半)
序盤、開始早々に、アントラーズがチャンスをつかんでモノにする。

その後もアントラーズが両サイドのスペースを有効に利用して試合を優位に進め、59分にインターセプトから、アラーノを基点に、エヴェラウドのポストプレーからボールを受けたレオ・シルバのシュートはGKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。
これに対して、セレッソは、試合の流れを変えるために、61分に、左SB片山から丸橋に、FW奥埜から柿谷の2枚替えを行い、サイドチェンジから両サイドのスペースをうまく利用して試合の流れをつかんでいく。
70分に、右サイドで坂元がアントラーズ左SB永戸のファールを受けて得た左MF清武のFKにDFヨニッチが頭で合わせたが、アントラーズGK沖のセーブに合い、続く清武の右FKにこぼれ球に反応したデサバトのミドルシュートはまたもや沖の好セーブに合い、得点には至らず。
サイドのスペースを利用して試合を優勢に進めていたセレッソに対して、アントラーズは78分に、FW土居から荒木に、アラーノから町田の2枚替えを行ったうえ、町田をセンターバックに配置して、従来の4バックから5バックという、5-4-1または5-3-2のシステム変更を行ったところ、セレッソの左右からのクロスに対応できるようになり、その後はセレッソのクロスをアントラーズDF犬養を中心にことごとく跳ね返してアントラーズがカウンターを狙う展開となる。
得点できないセレッソは、86分に坂元からFW鈴木に、清武から西川の2枚替えを行い、メンデス、鈴木の2トップ、右に西川、左に柿谷の布陣に変えてチャンスをうかがう。
92分に、左サイドの展開にて丸橋からの左クロスにボランチ木本が頭で合わせるもバーに嫌わててしまい、得点には至らず。
その後はアントラーズが交代枠をフル活用して残りの時間をうまく使ったこともあり、アントラーズが2-1で勝利。

【システム】
(セレッソ大阪)4-4-2(右から)
GK キム・ジンヒョン
DF 松田、ヨニッチ、瀬古、片山(61分 丸橋)
ボランチ デサバト、藤田(50分 木本)
MF 坂元(86分 鈴木)、清武(86分 西川)
FW 奧埜(61分 柿谷)、メンデス
(守備時は4-4-2または4-4-1-1)

(鹿島アントラーズ)4-4-1-1(右から)
GK 沖
DF 小泉、犬飼、関川、永戸
ボランチ レオ・シルバ(94分 永木)、三竿
MF アラーノ(78分 町田)、和泉(94分 遠藤)
トップ下 土居(78分 荒木)
FW エヴェラウド(91分 上田)
(守備時は4-4-2が基本。時に前からのプレス時は4-3-3)

【勝負の分かれ目】 
アントラーズが積極的なハードプレスの実行により、セレッソのビルドアップを困難にしたとともに、エヴェラウドのポストプレーや両サイドを有効に使うことができたこと。
時間帯のいい先制点や逆転のシーンと守るべきところを明確に区別してメリハリの効いたゲーム遂行。

【まとめ】
アントラーズは、1対1の厳しいチェックが有効で、また逆転後の5バックへの変更という適切かつ臨機応変な戦術変更により、セレッソの追撃を抑えた。
試合の入り方で重要な後半開始早々での得点はセレッソの反撃を重くさせることができ、伝統の試合巧者ぶりを如何なく発揮。ザーゴの戦術も浸透して6連勝で上位戦線をかき回すか?

セレッソはサイドを有効利用して一時は同点に追いついたものの、アントラーズの厳しいチェックに苦労して、またアントラーズの5バック変更により、サイド攻撃がことごとく跳ね返されてしまい、試合巧者のアントラーズに良さを消されてしまった。相性の悪さが出たか?







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最終更新日  2020.09.19 22:32:59


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