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2020.09.23
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2020年J1第18節 ガンバ大阪vs名古屋グランパスの試合を吹田パナソニックスタジアムで観戦。2-1でガンバ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)

【得点】
21分 金崎(名古屋グランパス)
52分 山本(ガンバ大阪)
86分 宇佐美(ガンバ大阪)

【警告】
高尾(ガンバ大阪)
米本(名古屋グランパス)
中谷(名古屋グランパス)


〈ガンバ大阪〉
攻撃では、ディフェンスラインとボランチ井手口と山本が連携したビルドアップを基本にして、右SB高尾と右MF小野瀬、左SB福田と左MF倉田がそれぞれ連携して両サイドを基点としたうえ、FWパトリックへの縦パスを多用して、かつFWアデミウソンが要所要所に絡みながら攻めていく。
守備では、4-4-2のブロックを基調としてバイタルエリアを固めて数的優位を維持してディフェンスする。

〈名古屋グランパス〉
攻撃では、ディフェンスラインとボランチ米本(シミッチ)、稲垣との連携したビルドアップを基本に、右SBオ・ジェソクと右MFマテウス、左SB吉田と左MF相馬がそれぞれ連携してサイドチェンジを交えつつ左右サイドを基点として、FW金崎のポストプレーにFW前田が絡んで、バス回しから崩していく。
守備では、4-4-2のブロックを基調としてバイタルエリアを固めて数的優位を維持してディフェンスする。

【試合の流れ】
(前半)
ガンバは4-4-2システムにて試合に臨む一方、グランパスは試合当初の4-2-3-1から序盤途中、前田を一列上げて金崎との2トップで試合に臨む。
序盤は両チームともディフェンスラインからのビルドアップにて、試合を組み立てようとする。
まずチャンスを掴んだのはグランパスで、4分に、左MF相馬からの左クロスのこぼれ球に反応したボランチ稲垣のシュートがバーを超えてしまい、続いて10分には、ペナルティエリア深い付近でポストプレーに入った金崎のシュートはガンバGK東口にセーブされてしまう。

グランパスは両SBと中盤が連携して両サイドのスペースを有効に活用して、徐々に試合の流れを引き寄せていく。
21分に、相馬の右CKにボランチ米本がニアサイドにて頭で後ろにすらしたボールをフォアサイドに走り込んだ金崎が押し込んで、グランパスが1-0と先制する。
36分にも、左SB吉田からのロングパスに反応して裏のスペースに抜け出した右MFマテウスがガンバDF昌子を振り切ってGK東口と1対1になって放った左足のシュートはバーを直撃し、追加点には至らず。
これに対して、ガンバは、FWパトリックのポストプレーを多用しつつ、両SBと中盤が連携して両サイドを崩しにかかるが、グランパスの4-4-2ブロックに引っかかり、決定機を作らないでいたが、ロスタイムの46分に、左サイドの展開から左SB福田からのパスに左MF倉田がスルーしてペナルティエリア内で反応したFWアデミウソンのシュートはグランパスGKランゲラックの正面を突いてしまい、前半はグランパスが1ー0とリードして終了。

(後半)

序盤はまずグランパスがシュートチャンスを作り、49分に、左サイドで相馬からパスを受けた前田のシュートが右に外れてしまう。
そのすぐさま、ガンバが右MF小野瀬がバイタルエリアにドリブルで侵入したのをグランパスDF中谷が倒してしまい、ガンバがペナルティエリア付近でFKを得て、チャンスをモノにする。
52分に、そのFKをボランチ山本がグランパスの壁に当たりながらゴール左隅に決めてガンバが1-1と追いつく。
その後、ガンバが試合のテンポを上げ、両サイドへの展開やパトリックへの縦パスなど素早いパス回しで、グランパスのブロックを下げさせることに成功し、試合を支配する。
そこでグランパスは流れを変えるために、57分に、前田から阿部に代えてトップ下に配置し、また相馬からシャビエルに代えて右中盤に配置し、右MFのマテウスを左中盤に変えて4-2-3-1システムに変更し、さらに62分に金崎から山﨑に代えてチャンスをうかがう。66分に、左サイドでの展開から、マテウスからパスを受けた山﨑のシュートはGK東口の正面を突いてしまう。
しかし、試合の流れは依然ガンバが握り、75分に、パトリックのポストプレーから小野瀬のスルーパスをペナルティ右外で受けたアデミウソンのシュートが右隅に外れてしまい、チャンスを作るが、あと一歩のところで決めきれない。
そこで、76分に、アデミウソンから宇佐美に、パトリックを渡邊に代えて2トップにするとともに、ボランチ山本から遠藤に代える3枚交替でさらに攻勢に出る。
宇佐美、渡邊がバイタルエリアやハーフスペースに動いて中盤との連動性がよくなってグランパスのラインが下がったままになって86分にようやくチャンスをモノにする。
中盤エリアでの遠藤からのスルーパスに反応した小野瀬がGKランゲラックと1対1になり、フェイントをかけて横にいた宇佐美にパスし、宇佐美が冷静に右隅に決めてガンバが逆転に成功する。
その後もガンバがボールを支配して2ー1で勝利。


【システム】
(ガンバ大阪)4-4-2(右から)
GK 東口
DF 高尾(45分 藤春)、昌子、キム・ヨングョン、福田
ボランチ 井手口、山本(76分 遠藤)
MF 小野瀬、倉田
FW パトリック(76分 渡邉)、アデミウソン(76分 宇佐美)
(守備時も4-4-2)

(名古屋グランパス)(右から)
GK ランゲラック
DF オ・ジェソク、中谷、丸山、吉田
ボランチ 稲垣、米本(43分 シミッチ)
MF マテウス、相馬(57分 シャビエル)
FW 金崎(62分 山﨑)、前田(57分 阿部)
(守備時も4-4-2)

【勝負の分かれ目】 
ガンバが後半開始から、フィールドを広く使った速いパス回しにより、グランパスのブロックを下げさせたとともに、76分の3枚交替でFWと中盤との連動性を高めることにより、試合を支配できたこと。

【まとめ】
ガンバは4-4-2システムへの変更により、攻撃面では中盤と前線の連動性を高められたとともに、ディフェンス面では終始数的優位を維持して対応することができ、特に後半はグランパスに決定機を与えなかった。
システム変更により、再浮上できるかが今後の鍵。

グランパス、前半、CKでの先制点で幸先のよい試合展開を目論んだが、後半、ガンバのパス回しによりラインが下がってしまい、最終的にはバイタルエリアにスペースを作ってしまった。
攻撃面では、金崎、山﨑らが基点となれず、上位争いに踏みとどまるためには、攻撃面での再構築は必須。





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最終更新日  2020.09.23 23:32:47


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