2005.03.13
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カテゴリ: 留学-学習編
ちょっと前の話だけど。

E! Entertainmentっていうチャンネルでやってる E! True Hollywood Story っていう番組がある。

有名なスターの生涯を追っていくドキュメンタリーもので、本人の過去のインタビュー、芸能界に身を置く人や家族の意見など取り混ぜて、結構面白い。

この間見たのはトークショーホストの女王、Ophra Winfreyだった。

貧乏な家庭に加えて人種差別も根強かった時代に、「黒人の女性」というハンデをものともせず、その人間的魅力と才能で、周りが口をあけてみている間にものすごい勢いで出世した様子が語られていた。

最初はローカルのニュースパーソンとして頭角を現したのだそうだ。それを上に認められ、どこだか忘れたが都会のメジャー番組で司会を務めて欲しいとオファーが来る。

彼女の父親はそれに反対したそう。理由は、彼女がまだ大学に行っていて、大学を中退してそんな仕事についていいものか、と考えたから。

それを聞いた父親の友人はこういったそうだ。

"Whar are you talking about? That's why people go to college, to get that kind of job!"




せっかくアメリカの名門校に入学したのに、ろくに授業に出席もしないで中退した、とメディアに叩かれていたけど。

十代ですでに日本で一番有名なアーティストになって、そこらの大学出(おそらくコロンビア大を卒業した人も含めて)のビジネスマンが一生かかっても稼げない金を20になる前に稼ぎ出した彼女、そもそも大学に行く必要があったのか。

「大学」という場所は、つまるところ仕事を得るための下準備期間である、という、先のOphraの父親の友人の考えに当てはめれば、Ophraや宇多田のような、学ぶことでは決して得ることの出来ない「才能」を持っていて、かつ自分のやりたいこと、それを達成するためには何をするべきかを心得ている人、というのは、大学など、行かなくてもいいのでは。

もちろん、大学は就職の為にだけ行くものではない、という人もいるだろうし、宇多田ヒカル自身が進学を決めた理由も、やめた理由も知る由もない。まあ、あまり事情を知らない自分が言うのもなんだが(テレビで顔を拝見したことすらない…って、私ホントに日本人か??)本人も、自分の本当にやりたいことを発見したうえで中退を決断したんじゃないかなー、と思う(あれ、その前に結婚したんだっけ?)。だったら最初から行かなきゃよかったのだろうが、彼女だって当時18歳。そこまで割り切れてなかったんなら周りの「オトナ」がそれを責める理はない。

そもそも、こういったメディアの意見を聞いていると、日本の「大学でてる人は偉い」の風潮がありありと見えてくると思う。

逆に、アメリカで成功している人って、大学ドロップアウトしている人が多くない?

留学したんなら、好成績で卒業して帰って来い!と、個人的にはいいたいところだけど、本当に才能のある人なら、アメリカの実力主義の空気に触れて、そこで大学やめてビジネスはじめちゃう人がいたっておかしくないのかな…というか、そんな豪快な人が、日本からも現れてくれないかな、なんて、期待してしまうのだった。






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Last updated  2005.03.13 06:18:00
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