2005.04.29
XML
カテゴリ: 留学-学習編
先日読んだ本の中に

「知識と知恵」

という言葉が出てきて。

留学に関する本ではないんだけど、

「知識は専門分野の本から吸収する、知恵は、どこからでも得ることができる」
(例えば、お年寄りの話を聞いて現代のビジネスのヒントを得たり)

っていうのが、すごく心に残った。

この本です。(上手くリンクできてないかも)

中谷彰宏 著 「超高速右脳読書法」

これって、たぶん日本人が一番苦手なこと。読んだり、勉強したりしたことは、そのまま「知識」として覚えるのはすごく得意だけど、それを他の分野に応用する「知恵」がない。



とかつて豪語してた自分。

こーいう考えを持ってる人は、確かに一生天文学は役に立たない。天文学って「知識」に興味がないから。

でも、天文学を習った時に得た「知恵」を使えば、いい男を捕まえることも可能なのだ(ホントかよ…)。

でも、実際、多くの学生は、地球から太陽までの距離とか、惑星の名前丸暗記して、テストに書いて、点もらって、社会にでたらさっぱり忘れる…っていうパターンのような気がする。

私もそうだったから、大学にいって、「知恵」を使わされることを要求された時は、ホントに参った。

例えば社会学。「マルクスが説明している資本主義について読んできなさい」というんで、分厚い本を読みながら、線引いて、単語調べて、訳本日本から送ってもらって、要点ノートにとって…とりあえず内容は分かったぞ。と自信満々、Aとは何か、Bはいつ起こったか、なんてことを書いたノートを持って講義にいったら。

教授の質問は「じゃ、今のアメリカの社会にこの制度を当てはめたらどうなる?」みたいなもので。

生徒は

「アメリカは階級主義だけど、経済じゃなくて人種で階級が分かれる」
「じゃあ、マルクスによると、最終的にはマイノリティーの革命が起こるのか?」

「ちょっと、女性についてはどうなのよ??」

と、まあ、発言が出るわでるわ。自分のノートの内容は、ぜんぜん役に立たなかった。

テストやレポートも似たようなもんだったな。記憶力だけじゃ、どうにもならない。

もっとも、こういう雰囲気に慣れてくると、明らかに課題のリーディングを読んでない(それに関する知識がない)くせに、ディスカッションに参加してどんどん話を違うほうに持ってく生徒も(かなり)いる、ということに気がつくようになり、やっぱ、知恵を使うにはその基本として知識を持ってないとダメだな、ってことが分かるようになった。

知識の詰め込みだけで知恵が使えない日本の学生、知識を持たずに知恵を披露しようとするアメリカの学生。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.04.29 21:10:35
コメントを書く
[留学-学習編] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

junquito55

junquito55

Archives

2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02

Comments

DC在住@ Re:留学先の大学選択とネームバリュー(12/02) 貴殿はネームバリューにこだわる日本人の…
www.bfdff.com@ ディーゼルダウン偽物が登場、広告モデルの水原希子らが着た服   ディーゼルダウン偽物が登場、広告モ…
ぷりん@ はじめまして こんにちは。 私は今アメリカに高校正規…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: