2005.06.06
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カテゴリ: 洋書紹介
昨日の記事で紹介した Bibliomania から読める本を一冊紹介。

  Lady Chatterley's Lover


オンラインで読めるんだなー、いいなあ、買うときの気まずさがなくて(笑)。

いや、この本は、書店で堂々と買える唯一のエロ本ですな。私も、古本屋でハーレクイン文庫(あの、表紙がちょっと恥ずかしいやつ)はさすがに買えなかったが、チャタレイ夫人は授業でも使ったので、他の本と混ぜることもなくちゃんと買って持ってました。

D.H.ロレンスの作で、イギリスで発表されたのは1920年代の後半(第一次大戦後)だけど、アメリカにわたったのは50年代だったというから、当時としてはかなりショッキングなないようだったようで。

確かに、そんな時代にこんな描写が…って言うのはありますが、ポルノ本としては現代じゃそんなにすごいってわけでもないので。期待して買いに走らないように(笑)。

えーと、授業で使ったのは、「人種間恋愛と階級間恋愛」についてペーパーを書いた時で、人種間の恋愛が反対されたり、うまく行かない要素は、実際は階級の違い(マイノリティーは、経済的階級も低いし)じゃないか??みたいなことを映画や小説の例を比較しながら説明してく、ってことをしてて。

この小説のConnieとMellorsは、主従の関係で(女のほうが主人)、そのせいで2人の間に確執が起こったり、結局は結ばれずに終わるあたり、「階級は人種より恋愛において大きな障害となる」証拠になるシーンが結構あったので、使ってみた。



そういう点に注目すると、ただのポルノよりずっと奥の深いものだってのが分かります。当時のある身分に対するステレオタイプみたいなのも分かる。
(上流階級vs下級階級の男女の性に対する考え方とか、2人の会話から見て取れる、とおもう)

いちおー文学作品なので(しかもなぜか誰もがいつの間にか読んでる)。オンラインでさわりだけでも読んでください(^^)

あ、ちなみに、英語のほうは、会話に見慣れない言葉が結構出てくるけど、それほど難しいということはないです。ただ、Mellorsの方言を書き言葉にしたやつ、(IがAhになったり)、ハックルベリー・フィンのジム張りに解読が難しい(汗)





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Last updated  2005.06.06 18:31:05
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