2008.03.27
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さて、日本帰国、今回は一時帰国でなく、無期限に住む前提なので、前に帰ってきた時といくらかものを見る目も違っている。

そもそも、高校卒業から海外に出て、12年以上日本でないところで住んでいたわけで(途中、就職したことが2年ほどあったけど)、自分の日本における常識度、というのは、15年前の高校生並みなのである。当然、振る舞いや言葉遣いが、ふつーの大人とはちょっと違っているかもしれない、と、家族はともかくとして、町に出て人に接する時は、内心かなり不安になる。

これが、「一時帰国」だったりすると、逆に「オレは外国住んでんだぞ!」とばかり、ぜんぜん場違いな服を着て町を闊歩してみたり、わざとらしく外国語で独り言を(みんなに聞こえるように)言ってみたり、電車で洋書や英字新聞を広げちゃったり、「外国人みたいに振舞う」ことで、人と違うという自己主張したい気持ちに駆られるのだけどね。高校の交換留学から帰ってきたころが、そんな感じだったかなあ。これって、他の人もそうなんだろうか(笑)。

いまは、どちらかというと、そういう「外国暮らし歴あり」アイデンティティーを主張するより、「ふつーのお母さん」というアイデンティティーをうまく演じることができるのか、が関心ごと。買い物行ったときのお店でのやり取りとか、道端ですれ違った親子連れにどんな風に挨拶するかとか、そういうどーでもいいことにすごい気を使ってる自分がいる。それでいて、外国人顔した子供らが店やレストランなんかで周りの注目浴びてることに気づくと、なんか誇らしくなったり←完全親ばか。

そういえば、自分が初めて海外に行った当時から「海外暮らし」「国際結婚」「ハーフの子供」なんてのに対するイメージというか、意見もだいぶ変わってるんだよね。一言で言ってしまえば「もう珍しくもなんともない」(笑)。だから、普通に振舞っていいのに、自分が高校時代に抱いていた「海外で生活してる人はこんな人」っていう概念に引きずられて、それに今の自分を当てはめて、「自分は常識はずれなんだ、もっと気をつけなくちゃ」と、過剰に意識してギクシャクしている自分がいるような気がする。

海外帰りとか、片親とか、結局自分がそのアイデンティティを全面に押し出そうとすると、本当の自分がそれに隠れて、相手にも自分のそんな面しか伝わらないんだろうなあ。そういうのを取り除いた自分、というのも、もちろんないわけだけど、それら全部ひっくるめた本当の自分のアイデンティティ(海外帰りの日本人である前に日本人であり、その前に人間である、ということ、ハーフの子供の母親や、シングルマザーである、という前に、母親であること)をしっかり持っていれば、どの時代にどんな場所にいたって、うまくやっていけるんだけど。
実行は、案外難しいもんだ、と思う今日この頃。明日は日本帰国一週間目です(^^)。






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Last updated  2008.03.28 04:58:54
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