ミニピン・ジョウと歩む道

ミニピン・ジョウと歩む道

2021.05.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類

ネギ類、チョコレート、キシリトール、ブドウなどですね。
新玉ねぎのイラスト手作りチョコレートのイラスト
わが家ももちろん、玉ねぎなどのネギ類の調理時、歯磨きの時(歯磨き粉のキシリトール)など、ワンコにとって危険な食べ物には注意をしていました。

でも、まさか家庭菜園でおなじみの○○○の栽培が、犬にとっても危険な上、パッチ(クリサジーク)の命を危険にさらすことになるとは思ってもみない出来事が・・


事件が起きたのは3年前の初夏

子どもの知育教材の付録で、○○○の栽培キットが自宅に届いたことが事件の始まりでした。
観察記録をつけたり植物の育つ方法を学ぶため、栽培キットを室内窓辺において育てることに。○○○はすぐに葉をつけ、ぐんぐん大きくなり、子供達も喜んでいました。

ある日の夕方、ジョウママが仕事から帰宅すると、家中あちこちの床に血の塊(ほとんど鮮血)が落ちているのです
子どもたちが栽培していた○○○の葉が血便や嘔吐物に大量混じった状態。
恐らく、○○○の葉をたくさん食べてお腹を下した可能性が高い!と思いました。

ワンコのペットシーツにもいつものウ〇チの他に血便があったので、ジョウかパッチのどちらかがお腹の具合が悪いのでは??と思い、2ワンコの様子を確認。


すると、ジョウは元気だけど、パッチが震えていて元気がない様子。

時々、下痢をすることはあったので、今回のも「一時的なものかも・・」と夜遅かったこともあり、床を片付け、その日は就寝しました。

が・・その日の夜

ジョウママがパッチと一緒に寝てたのですが、パッチのお腹は「ギュルル・・」と音が鳴り続け、30分置き位に血便が続いてとてもつらそうな様子のパッチ

翌朝、食欲も元気もなく、食べようとしません。

さすがに、病院に行かなくては!とかかりつけ獣医さんに連絡したところ、院長先生が学会で数日不在とのこと。ぐったりしているから、そんなに様子をみると危険!

急いで、他の獣医さんを探し、受診したところ、血液検査の結果から、ひどい炎症と急性中毒のが疑われるとのことで、5日間の入院になってしまいました号泣

その時の獣医さんには、「口の中がただれている。コンセントや電気ケーブルをかむなして、感電したのが原因ではないか」と言われました。
ジョウママは、ビックリして、その可能性は低く、○○○の葉を大量に吐いたり、便に出ていたことを説明しましたが、獣医さんには「その○○○の葉が原因とは考えにくい」と言われました。

入院中の1週間、入院をしていましたが、血液の数値もあまり改善せず、さらに入院を延長することを提案されましたが、感電が原因とされる可能性が高いという診断など、不信感もあったため、かかりつけ獣医へ転院することを申し出て退院。

かかりつけ獣医さんでの検査の結果は中毒による急性腎不全。確かに粘膜もただれているとのこと。
ジョウママは原因が「○○○の葉である可能性が高いと伝えたことや、ネットで色々調べたところ、その葉が原因のアルカロイド中毒ではないか」と伝えました。

その○○○の葉とは・・・



         そう、、トマトです(うちのはミニトマトでした)

かかりつけ獣医さんも、「基本的には実は犬にとっても栄養があるが、葉には中毒症状を起こすものがある」とのこと。また、かなり腎臓の数値が悪く、危険な状態であることを伝えられました。

また、入院して点滴でもよいが、少しでも口から水分が取れるのであれば、パッチ自身が落ち着く自宅での療養でもよいと進めてくださり、1週間も酸素室の中で心細かったパッチを自宅に連れて帰ることに。

その後、食欲がないパッチにどうやって、少しづつ水分や食べ物をとってもらうか、試行錯誤の日々。

1時期は体重が2Kgから1kg前半まで落ち、ガリガリになりました。
消化器療養のためとのフード(ウェット)も購入しましたが、食べず・・
※何とか食欲がなくても食べてくれたもの→ササミのすりつぶしたもの、鯛の刺身を茹でてほぐしたもの、「ぜいたくササミ生ハム風⇓」を少しふやかしたもの                             



その後、水分や栄養が取れるよう食事の工夫をしていき、3か月目頃には通常の半分くらいの食事ができ、腎臓の数値も改善してきました。食事や元気が戻ったのはなんと5か月後でした。

この経験から、うちでは毎年恒例だった家庭菜園も怖くてネットかけたり、種類もかなり調べています。

今回原因となったトマト、ジャガイモなど 「ナス科」 の家庭菜園でもおなじみの植物はアルカロイド中毒を起こすので、要注意です。

調べると他にも色々な食物がワンコには NG のよう→​ 自然界にある毒物について

今回のトマトの葉事件も、量が多くなければこんなことにはならなかったと思います。
獣医さんによると、胃腸が強くないワンコは暑くて胃がムカムカすると、草をたくさん食べてすっきりさせたがるとのこと。そのため、キュウリなどをすこしだけ刻んで食べさせるだけも違うとのことなので、時々与えています(ちなみに、パッチはペット用の草は食べませんでした)。

今はすっかりあの時のことを忘れてのんびり過ごしていますが、当時は本当に命の危機でした。
本当に元気になって良かった号泣

 春の花をクンクン。今はちょっとポッチャリのお腹のパッチ










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最終更新日  2021.05.02 15:01:08
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