空想作家と専属イラストレーター＆猫７匹の　　　愛妻家の食卓

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2010.07.29

『ジュネとエルフの砂』・第２５話　『砂の力』　その１

(21)

テーマ：猫のいる生活(143722)

カテゴリ：良平＆敦聡

２５話・『砂の力』　その１

〔モルテ様！ジャクリーン様！〕

ジャクリーン
[今度は何事じゃ、開いておる入れ]

息を切らし、入ってきたのは近所のおばさんだった。

「やはり、ここに・・・大変です、カイリが毒を飲んで・・・息がもう絶えそうに」

ジャクリーン
[アルマの娘か]

モルテ
[見張っておけと言ったはずじゃが]

「見張っていたのですが・・・」

衝撃だった・・・アルマおばさんの娘、カイリさんは

私より少し年上の私たち見習い魔女の近い目標になっていた優れた魔女だった。

「カイリさんが・・・」

モルテ
[すぐ行く]

ジャクリーン
[村の者の不幸はもう許さぬ]

そう言うと、お婆様とモルテ様は素早く、飛び出す姿勢をとった。

「私も、私も行く！」

ジャクリーン
[悪いがジュネ、一刻を争う！]

そう言うと、お婆様とモルテ様は私に眼もくれず、飛び立って行った。

私は私が行っても邪魔になるだけだし、お婆様たちのスピードについていけるほど、

飛行力もなかったから諦めかけた。

でも、その時、腕輪がキーンと鳴り、震えた。

「私に行けといっている・・・」

そう感じた。

「分かったわ、力を貸してくれるのね、お願い・・・エルフの砂よ・・・」

そう、祈るように腕輪に言い、信じて私は飛んだ。

「凄い・・・なんて力なの」

私は信じられないスピードで飛ぶことができた。

そして、すぐにアルマおばさんの家に到着した。

　　　　　　　つづく。

お疲れ様でした。読んでくれて感謝しますm(__)m

エルフの砂が活躍し始めましたね。お楽しみに・・・

それじゃあ敦聡、あとは宜しくね

良平でしたm(__)m

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敦聡です。

昨日は更新をサボってしまったので今日は早めの更新です。

時間が無かっただけです(汗)

（物語りも預かっていたのにすみませんm(__)m）

応援に来てくださった方々　ありがとうございました(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ

ニノの結膜炎ですが病院に行った次の日の夜の写真です。↓