琥珀色のPENGUIN

2005年09月10日
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 バイキングの言葉で「貝床」を意味する『スキャパ』

 その蒸留所があるオークニー島はスコットランド最北の島です。

 仕込み水に使われているのはリングロ川とその周辺の泉の水。
 これが大変にピート色の濃い水なのだそうだが、反対に原料の大麦麦芽にはピートをまったく焚かないそうです。

 もともとはブレンド用にすべてを回していたスキャパですが、数年前からオフィシャルボトルが販売されるようにもなりました。

 そんなスキャパは『バランタイン』の原酒のひとつでもあります。


 「キュポッ」っという音を立てて開いたボトル。
 グラスに注ぐととても美しい黄金カラーを呈します。
 口元にグラスを運ぶと酸味のあるアルコールの香りが漂い、飲んでみると、トロっとした口当たり。 麦独特の柔らかい甘味をまず感じました。


 余韻は喉にアルコール感が残り、口の中にはほわーんとした甘味。
 あまり香りの余韻はあまりありません。
 丸みを帯びながらトゲトゲ感がある。
 エゾバフンウニの殻。

 ほんのりオイリーで甘さとスパイシーさとアルコール感が複雑なモルトです。


◆スキャパ◆


スキャパ12年
■スキャパ12年■
ドライでありながら丸い…そんな複雑さがあるモルト。




【特売中】ハイランド パーク 12年 750ml 43度(Highland Park 12YO)
■【特売中】ハイランド パーク 12年 750ml 43度■
同じオークニー島にもうひとつ存在する蒸留所がハイランドパーク。
ピートの甘い香りとスムーズな飲み口が人気のモルトです。






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Last updated  2005年09月10日 17時00分29秒


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