指導者との相性、会社との相性、これも運か？

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2003/09/01

カテゴリ：人生・教訓！

世界陸上女子マラソンで、日本女子が２・３・４位になるという快挙をやってのけた。
２位野口、３位千葉、４位坂本、転んで27位？に終った選手は可哀想だったが、次は、頑張れ。

３位になった千葉真子。
彼女は、最初、旭化成に入社し、２０歳位のときに、確かハーフマラソンで日本記録を出している。(記憶違いでしたら、すみません）

９７年のアテネの世界陸上で、１万メートル３位の快挙をやってのけ、将来はスピードランナーとして、マラソンの記録を塗り替えるのは、間違いない存在だったのではと思う。

その後、マラソンに転向後、彼女は低迷した。旭化成は、男子選手は、歴代の名選手を輩出しているが、女子は殆んど出していない。

そして、引退騒動を起こして、退社。

諦めきれない彼女は、高橋尚子を育てた、小出監督の門を叩き、アテネから６年後の今回、マラソンで銅メダルを取ったのだ。

指導者（管理職）、環境（会社）との相性がどうしても合わないことがある。

付け加えれば、旭化成が悪いのではなく、旭化成が選手を育てるプログラムが、合わなかったのだろうと思う。

どんなに実力があっても、その時の巡り合わせで、将来が決まる。よく言われる、相手の立場になって考え、相手を受け入れる。これは、若い時にできるだろうか。そこまで、オトナになる必要があるだろうか。

大リーグに行った新庄は、のびのびと明るくやっている。３Ａに落ちた事は、結果であって、他人がとやかく言うことではない。

私も、どうしても上司と合わなくなり、８年勤めた会社を辞めて独立した。計画的な独立ではなく、辞めたい、さて、どこに行く・・・独立しようという、あまり褒められない行動だったが。

転職、独立、いろいろな選択が、あるだろうが、どうしても合わないときは、環境を変える決意も、必要ではないだろうか。

経営者も、売上だけを考え、客先に媚びる仕事をやっていると、そのうち、どこかで歯車が狂ってくると思う。
これは、私の自戒をこめて。

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