手術記念日？上を見たら切りがない。下を見ても切りがない。

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2003/09/07

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カテゴリ：人生・教訓！

９／７の日記を９／８に書いています。

昨年、首の手術をして、１年が過ぎた。
正確には、９/６が記念日？ということになる。

首の骨を削って、自分の腰骨の一部を移植するものだが、手術そのものより、首輪？（カラー）には参った。
私が、付けていたのは、アゴと後頭部を挟みこむようなやつで、それを、風呂へ入るときも（予備のものに変えて）、寝る時も付けたまま。
これを、３ヶ月。手術した人は、皆やっていることなので、我慢してはいるのだが、当初、９月とは言え、まだ、暑かったので、夏に襟巻き状態(笑）。

発症したのは、一昨年の１０月。と言っても、数年前から、背中が痛かったので、前ぶれは、あった。これは、今になって言える事で、ただの腰痛と思っていましたね。

夜中に、激痛が来て、その後、左足が動かなくなって、大変でした。見栄っ張りの私は、朝になると痛みが少し収まったので、救急車は呼ばずに、タクシーで病院に。

結果的に、これがあまり良くなかった、脊椎・脊髄専門というわけでなく、普通の整形外科だったため、私の症状は、腰のヘルニアだということで、２ヶ月半入院。

退院する時は、左足の麻痺は、ゆっくり歩けるように回復。左手の握力も、８０パーセント回復。
訳がわからなかったのが、右側。
胸の下、脇腹から足の先まで、痺れていました。それに、痛いとか熱い冷たいの感覚が、かなり鈍っていましたね。
これを、どんなに訴えても、何も応えてくれませんでした。

しかたがないので、色々な病院に行ってみました。
脊髄炎と診断する病院もありました。最終的に、脊椎の専門病院に紹介してもらい、私の症状は、首が原因と分かったわけです。
私も、入院していたときから、首じゃないかと訴えてはいたんですが、・・・今となっては。

私は、腰のヘルニアは聞いた事はありましたが、首のヘルニアなど初耳でしたので、私自身、なぜか笑ってしまいましたね。

手術後も症状は、中々元には戻りませんね。
一度、傷ついたり、切れてしまった中枢神経は、元には戻らないと聞いていますが、私の神経もちょっとおかしくなっているようです。

しかし、歩くのは１時間歩いても、大丈夫ですし、車もマニュアル車を運転できます。片足ケンケンとか、つま先立ちする力がないので、階段を上るのが苦手で、走ったりはできません。

この楽天日記仲間の釈円融さんも、５８０万分の１の確率で、難病に掛かって、車椅子生活。
しかもそれを受け入れて、皆さんを励ます立場で、頑張っておられます。
脱帽です。真似できることではありません。

以前、楽天日記の中に、Ｆさんという方が紹介されていました。
彼は、寝たきりになったあとも、セルフサービスの駄菓子をやり、子供さんたちを育てられたそうです。

Ｆさんが素晴らしい事を言っておられます。
人から、大変だと言われますが、そんなことはない。これは、私の生きる知恵なんです。

感動的な話ですが、この生きる知恵という言葉には、病気とか関係なく、生きていく上での、重要なヒントがあるように思います。

上を見たら切りがない。下を見ても切りがない。マイペースで、自分に合ったもので、生きていければ最高です。
というのが、目標ですね(笑）。

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