2003/12/07
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カテゴリ: 人生・教訓!
7日は、パソコンに触れることもなく一日過ごした。

楽天日記を書いておられる方は、殆んどが毎日パソコンのキーを叩いても何ともないかもしれませんが、私の場合、時々『ちょっとあっち行ってくれ』という気持ちになる(笑)。

月に一度くらいそういう気分になる。


だからと言って書くのではないが、以前にも書いたが、デジタルの世界しか知らないと、ボケたり或いは人間の本来の本能がおかしくなるのではと思うことがある。

最近よくある事件は、余りにも簡単に人を殺したりするが何故なのか。

これが全てではないと思うが原因の一つではと思っていることがある。

私が子供の頃は、田舎では鶏は自宅で料理するのが当たり前だった。

父がまず鶏の首を縄で締めて殺し、それから羽や毛をむしり取り、料理する。

私も父から教わって絞め殺したこともある。



それによって自然と命の尊さ、人は何かを犠牲にして生きていることを学んだのではないかと思う。

少なくとも、目の前で血が流れるのを見れば、命というものを実感していた。

暴言かもしれないが、ある意味情操教育とも言えるのではないだろうか。

ある雑誌に日本で数少なくなった鯨の町で、陸揚げされた鯨を大勢の人が見守る中で、血だらけになりながら、切りさばいている写真が載っていた。

みんな明るい笑顔なのだ。

ただ、今注目されるのは、海岸に打ち寄せられた鯨やイルカを逃がしてやることばかりだ。

本当に、逃がしてやるだけで、命の尊さがわかるのだろうか。

元々日本人は、鯨やイルカは食べていたというのに、僅かでも食べた人が居れば非難される。

私の取引先の社員の実家が、長崎の五島?だったと思うが、子供の頃、母親がナタでイルカを血だらけになりながら、切りさばいているのを見て、反抗するのは止めておこうと思った話を聞いた(笑)。


今までの話では納得されない方もあると思うが、こういう話しもある。

日本国籍を持たない孤児の日本国籍取得を願って世話している外国人の牧師夫妻が、月に一度子供達の前でやっておられることがあった。



命の尊さを学ばせるためだけではなく、生きるために食べることも学んでいる。

日本人は昔から同じことをやってきたのだが、日本人が言えば嫌われるが、外国人が言うと何故か納得する人が多いので念のため。

具体的な牧師夫妻の名前は忘れてしまったのだが、作り話ではない。


なにも動物を殺して血を流すのを見せろとは言わないが、バーチャルの世界では、余りにも簡単に殺しているので、やはり気になる。

私は格闘技は大好きなのだが、以前は、倒れている相手を殴るとか頭をサッカーボールのように蹴るのは、残酷で卑怯者のやることだと教えられたが、今は限界がなくなった。



もちろん私もその中の一人ではあるのだが。


人は死と向き合わなければ、命の尊さは分からないのではないかと思う。

これが命を粗末にする要因ではないだろうが、原因の一つではと考えている。






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最終更新日  2004/08/07 01:06:23 PM
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