2004/02/11
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カテゴリ: その他
夕方、近くの公園を歩いていたのだが、どうも調子が悪かった。

先日歩いている時に、新しいシューズだったので、足の皮が剥けて、10日程間が開いたからかもしれない。

足が常に痺れた状態なので、痛感が鈍く、気が付いた時には、普通だと歩けないくらい剥けていることがある。

痛みというのは嫌なものだが、なければないで、困ると言うか危ないと言っていいかもしれない。

事故や病気で神経の障害を起こしている人は、痛さや熱さを感じないことは見た目には分からないだけに、大変だろうと思う。


昨日糖尿病の人のことを書いたが、糖尿病というのも怖い病気で、酷くなると、やはり痛みや熱さを感じなくなるようだ。

たまたま親戚に行っていた時に、そこのお客さんと飲むことになり、その人の話を聞いて驚いた。

その人は、足の親指がないのだが、何故なくなったか?。

冬、こたつで寝ていて、足の親指がこたつの中のヒーターに触れるか触れないかの近さだったそうだ。



そして、気が付いた時には、足の親指は見事に芯まで焼けて、丁度食べごろになっていたそうな(笑)。

冗談はさておき、糖尿病は怖い病気で、少しずつ神経を麻痺させ、こういうことが起こるらしい。

高温だと気付いただろうが、低温でじりじりだと気付かないのだ。

おまけに低温火傷は、じりじりと時間が掛かった火傷なので、治り難いようだ。


これを人生や仕事に置き換えて考えるとどうでしょう。

一気に悪くなることもあると思いますが、総じて親指を無くすことになった低温火傷のように、じりじりとじりじりと気が付かないうちに、ダメージが大きくなり、気が付いたら取り返しがつかないことが多いようです。

バブル崩壊で一夜にして、奈落の底に落ちた人はいますが、表面的には一夜でも、これもじりじりと親指が焼けているのを気付かなかったように、気付かなかっただけだと思います。

例えがあまりよくありませんね(笑)。

それでは逆はと言えば、こつこつこつこつと地道にやるしかないようです。

表面的に派手に見えて成功した人でも、やっていることは、なんと地味なことか。


じりじりとこつこつ、あまりにも地味過ぎて、忘れてしまいそうですが、忘れてはならない基本だと思っています。






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最終更新日  2004/02/12 12:59:27 PM
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