2004/02/22
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今日昼間テレビを見ていたら、タレントの片岡鶴太郎が富士山を描く番組が放送されていた。

私は、絵について全く分らないが、この鶴太郎という人の絵を最初に見た時に、どっかで見たな?と思ってしまった。

魚や果物、そして野菜を描いて、その横に墨で字を書く・・・・。

私の家に武者小路實篤の絵が飾ってある。

桃が3個並んだ絵の横に『仲よき事は美しき哉 實篤』と筆書きしてある。

これは、亡き父が知人から譲ってもらったもので、『何でも鑑定団』に出してみようか・・・というのはもちろん冗談で、印刷物です(笑)。

名前は浮かばないが、この手の手法の絵は、他にも書いてある人がいたのでは?。

私の偏見だと思うが、どう考えても鶴太郎は、真似ではないか。

タレント鶴太郎の名前がなかったら、本当に画家として売れていたのか。



この二人の方が、私は好きだし純粋に絵を描いているのでは、と逆に思ってしまう。

やはり偏見があるのか(笑)。


『名を捨てて実を取る』『名を取るより実を取れ』と色々な言い方はあるだろうが、従来良いと言われていたことと違って、片岡鶴太郎を見ていると、『名を売り実が生まれる』という生き方も『あり』かなと考えてしまう。

一つの仕事である程度名が売れたら、異業種に挑戦してもその名で実が生まれ育っていく。

もちろん一つの仕事で名を売ると言っても、かなりの成功を収めないと次の実が生まれるわけがない。

なにを隠そう、私は次の実が生まれなかった(笑)。

『名も無き者は一つの実しか生まれない』のに、二つ目の実を取ろうとして、見事空中分解?。


しかし、最近の楽天は別の意味と言うか、新しい意味の『名を売り実が生まれる』が生まれてきそうな雰囲気がある。

先日お会いしたボッキーさんは、その筆頭だろう。

楽天日記に自分の名を売ることを仕掛けて、実が生まれる可能性があるのではないか。

もちろん、ボッキーさんのように、類まれな個性があって初めてできることで、誰でもがやると、足元をすくわれて倒れるしかないので、真似は出来ない。



これは、楽天だけのことではなく、今度の芥川賞などは、『名を売り実が生まれる』ことを出版社が仕掛けたのではと思う。

文学的なことなど全く分からない私が言うのも笑われてしまうが、ある週刊誌にもこのことは指摘されていたので、まったくの『下衆の勘繰り』でもないかもしれない。

もちろん、受賞された方は、実力があるのには間違いないのだろうけど、こんな『仕掛け』をしないと本にしろ他のものにしろ売れなくなっているのかと思うと、凡人は余程頑張らないと対抗できませんね。


『名を捨てて実を取る』これが出来た人、『名を売り実が生まれる』が出来る人。

色々な人がいるだろうが、これを自分に重ね合わせると、やっぱり『名も無き者は一つの実しか生まれない』しかないようです(笑)。











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最終更新日  2004/08/07 01:57:50 PM
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