2004/05/17
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今日は午前中にメルマガを出しましたので、夜発行のメルマガは休みます。


今日のメルマガの編集後記に書いたことと重複するが、『天職』について考えてみた。

私は、自分の天職は一体なんだろうと若い頃から考えていた。

未だに考えることはある(笑)。

講演をやると言ってから、光が少し見えてきたように思うが、『天職』はいくら考えても見つかるものではない。


リンク先の経営コンサルタント 高柳全孝さん の日記に紹介してあったので、ホームページを覗いたのだが、この時代になんと蚊帳(かや)を売っている街のふとん屋さんだった。

『安心で健康な眠り 蚊帳の菊屋』

最初は、高柳さんが書いてあった真意が分からなかったが、ホームページを読み、メルマガを読んでみると、『たかが蚊帳、されど蚊帳』なんと奥深い。

家業の『ふとん屋』を、ご両親が早く亡くなられて、若くして後を継がざるを得なかったようです。



そんな中、インターネットと出会い、偶然にもお客さんからの問い合わせで『蚊帳』はないのかと言われ、それがきっかけで、物としてのふとんの販売から、質のよい『眠り』の提供に仕事の質を変えられた。


そうすると『売り』を先行して上手くいかなかったのが、売上もお父様の代の水準まで戻っているとか。


元々お父様も、質のよい『眠り』の提供を、勉強されていたようですが、蚊帳という過去の遺物としか考えられなかった物に光を当て、改めて質のよい『眠り』の勉強されて、それを提供されているのです。

5月10日のメルマガに書いてあります。

『振り返ってみますと、この蚊帳をネット上に吊ったのが小我から大我への第一歩ではなかったのかと、
 思い出されます。』

ふとん屋の息子として生まれ、ご両親が亡くなり、自分の意志とは関係なく若くして家業を継ぎ、ただ目の前の仕事に一生懸命打ち込んでいただけだったかもしれません。

天職とか意識せず、ただ食べるためにということだったでしょう。

それが、お客さんからの『蚊帳』の問い合わせで、今まで隠れていたものが、一気に噴出して、自分の道を見つけられたのです。

著書の中で、これは自分の天職だと、言い切ってあります。

目の前のことを、ただ一生懸命やって、それがいつの間にか『天職』になる。





現在は、テレビや新聞の取材も多く、私が知らなかっただけで、有名な方のようです。

先月、静岡県磐田市を紹介していた、テレビ番組『遠くへ行きたい』にも出演されていました。

そのなんとも言えないお人柄、優しい笑顔には、気負いは全くありませんでした。

正に自然体です。


御著書『どうぞ蚊帳(かや)の中へ』も、ホームページから購入できます。




蚊帳の菊屋店主三島おさむさんは、『天職』とは何かを教えてくれます。






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最終更新日  2004/05/17 08:59:16 PM
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