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2009/03/20

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テーマ：自分らしい生き方・お仕事(41186)

カテゴリ：人生・教訓！

今日は御彼岸だったので菩提寺に参り、その足で、亡き父が懇意にしていた遠方の方のご自宅に行った。

今年の初め、亡くなったことを記された葉書をいただいていて、母が気にしていたので、遅くなってしまったが漸く伺うことができた。

漸くと言っても、私が時間を作らなかっただけなので、偉そうなことは言えないが。

３連休の初日ということで、やはり車は多かったが、駅前などで客待ちをしているタクシーなどを見ると、人が遊んでいる時が稼ぎ時？みたいな感じで、休日も頑張っている人たちも多い。

先日乗ったタクシーもそうだった。

運転手さんの言葉のアクセントが博多とは違うので、宮崎か鹿児島の出身の方かと思ったら、長崎の対馬出身の方だった。

気さくな方だったので、会話が弾んだが、聞けば博多に来てまだ数ヶ月だとか。

失礼ながら、お年は６０歳近いのではないか。

あまり個人的なことを聞くのも悪いと思い、それ以上聞くつもりはなかったが、運転手さんの方から身の上話を始められた。

「対馬に仕事はなかったですか？」

「いや～、後２年もすれば６０ですからね。ありませんよ」

「しかし、なんでまた博多のタクシーに・・・」

「知り合いが勤めていたので、紹介してもらいました」

６０歳になろうとしておられる方が、単身で不案内な土地に来て、それまでやったことがないタクシーの運転手をされるなんて、驚くしかなかったですね。

確かに不景気ではあるが、そんな中でも、これだけ懸命に頑張っている方が現実におられる。

大したものですね。

それに、至って元気で、明るく身の上話をされたので半ば笑いながら聞かせていただいた（笑）。

明るく楽しくしていれば、どんな状況になっても乗り越えられるような気がしますね。

降りる時に「お互い頑張りましょう」なんて声を掛け合ったが、私の方がこの運転手さんにとても「元気」をいただきました。

どんなことがあっても、みんな懸命に頑張っている。

それではまた。

苦労話も明るく話せば笑えるから不思議だ。まっ、開き直ってやるくらいが丁度よいのかも？？？
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