さりげなく、奥床しく！

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2009/11/21

テーマ：ものづくり・人づくり！(601)

カテゴリ：ものづくり！人づくり！

今週は、昼間はもちろん仕事に専念し、夜は教習所へ毎日行っていましたので、ブログ更新をさぼっていました。

左手首を痛めてから、ちょっと休んでいましたが、前の日曜日に教習所でシミレーションの講義があったので行ったら、なんとその日が検定試験の日だったんですね。

休憩時間に覗いたら、これはもう皆さん大変な緊張感で、顔見知りと一言二言交わしましたが、邪魔しちゃいけないと思い、直ぐその場を離れました。

それにしても、若い人ばかりでなく、色々な世代が一緒に並び試験を受けるなんて、面白いものですね。

色々な資格試験に挑戦している方々も、同じような緊張感の中、頑張っておられるのでしょうね。

しかし、人のを見て手をこまめいているだけでは、意味がありません。

これで、尻に火が付いたような気持ちになり、月曜から手首に補強用のバンド巻いて、いざ、出陣？。

いい年をしたオヤジが何をやってる、と我ながら思ったりもするが、いい年だから遣るということも大事かと。

単なる言い訳ですが（笑）。

ところで、爽快という言葉で数日前の小さな出来事を思い出した。

爽快とはちょっと意味合いが違うが、その小さな出来事は、私の心を癒してくれた。

その日のお昼前だったか、一人の御婦人が玄関の外に立ちこちらを見ておられる。

ガラス越しに見える顔はマスクをしてあるので、表情が読みとれない。

よく見ると会釈をされたので、外に出てみた。

「こんにちは、よろしかったら・・・どうぞ」

こんな挨拶をされながら、何か？を差し出された。

私は、挨拶を返しながら、その何か？を見て驚いた。

会社写真091118

それは、我が社の駐車場の隅に咲く桜と玄関脇のブーゲンビリアの写真だった。

桜は春だと思うが、ブーゲンビリアを撮られたのは夏だろうか？。

「ご近所の方ですか？」という私の問いに。

この一言だけ答えられた。

「わざわざ、ありがとうございました」と私がお礼を言うと。

会釈をして、それ以外何も語らず帰られた。

マスク越しに見えた目元は、優しそうな微笑みで一杯だった。

さりげなく、おしきせがましくもなく、名も言わず・・・。

こんなことは、私には中々出来ない。

おしきせがましい親切や好意は、時として人を不快にする。

この御婦人のようにありたいものだ。

おっと、一つ言うのを忘れていた。

会社の敷地に入るのを遠慮されて撮ってあるので、構図に困られたのでは？。

「今度は、遠慮なく中へ入って撮ってください」

奥床しい御婦人に、こんなことも言えない私は、まだまだ修行が足りない。

それではまた。

先日、公共のトイレで用を足していたら、御婦人？がドカドカと数人入ってきた。

「ほらっ、空いてるよ」

どうやら女子トイレが満杯だったらしい。

何故か私のほうが恥ずかしくなり、出るものも出なくなるような？。

奥床しい御婦人に、こんな逞しい御婦人！。

御二方とも、私は心より尊敬しております？？？

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