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2010/01/01

(16)

テーマ：ものづくり・人づくり！(601)

カテゴリ：人生・教訓！

明けましておめでとうございます。

昨年中は、大変お世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

10元旦A

元旦の朝、近くの氏神様に初詣。

人もまばらな風景ではあるが、宮総代（世話人）の人たちが昨夜から夜通しで参拝者を迎えてくれている。

参拝した後、宮総代から縁起物のスルメと昆布を頂き、そして御屠蘇を頂く。

それから、用意されている善哉を頂く。

本当は、甘い善哉は食べたくないのだが、宮総代は地元の大先輩ばかり、断る訳にはいくまい（笑）。

自宅に戻り、改めて御屠蘇を頂き、そして酒を飲んだ。

その間に携帯に電話があったようだ。

目が覚めた時見てみたら、それは毎年の元旦恒例となった年賀状を出さない不精者さん（失礼？）からの電話（笑）。

昨年、自宅にお邪魔して迷惑を掛けた釈円融さんだが、酔っていたのか、すこぶる明るい。

酔っていなくても明るいけど（笑）。

彼は、不幸にも車いす生活となっているのだが、不幸という言葉は似合わない。

いつも私の方が激励されているほどだ。

しかし、年賀状を出すようなマメなことはしたくないようだ（笑）。

彼を見ていると、人間後がないようなことを経験すると、やる必要がないと思ったら、あっさりやらなくなるのではと思う。

我が道を行く！、良いではないか。

夜、もう一人電話をいただいた。

それは、私が首の手術をした県内の脊椎脊髄専門病院で同室だった人。

同じような手術をしたので、大げさに言えば戦友みたいなものかもしれない。

この人は、再発し翌年も手術をしている。

私も経験したが、首の骨を削った場所に骨盤の端を削って移植するものだが、あの手術を２回もやるなんて・・・。

（病気自慢のようになって申し訳ないです）

年賀状の返事が来ないはずだ。

おまけに、驚いたことに１年半前には肺ガンとなり片肺を摘出したとか。

ヘビースモーカーではあったが、それが関係あったかは分からない。

それにしても、こんな話をしているのに、彼はすこぶる明るい。

後がないようなことを経験したもの特有のものなのか？。

同じ年の彼に、こんな話をした。

「私の母もガンになって余命何年と言われたけど、手術して１０年経つけど元気ですよ」

「えっ、あのお母さんですか？」

そう言えば、病院に来た私の母の元気な姿を彼は見ている。

彼は言っていた。

「最近は、開き直ってますよ。ガンのことも詳しくなりましたしね。ホ○タさんもガンになった時は教えてあげますよ」

電話の向こうで声を立てて笑っていた。

私の治らない症状は、彼に比べたら何てことはないが、同時期に手術をした人が再発し、最近また入院したという。

二輪に乗るなどもう一生無いと思っていたが、ある想いがあって挑戦し大型二輪の免許まで取得したが、彼の話を聞いてちょっと臆病風に吹かれてしまった。

再発したら、なんてことも考えたりするが、彼の明るさの前では、そんなことは取り越し苦労というものだろう。

以前、私が釈さんに「上を見ても切りが無い、下を見ても切りが無い」と言ったら、こんなことを答えてくれた。

「上を見ても切りが無い、下を見たら後が無い」

これを名言と言わずに何を言う？（笑）。

今日、二人と話してつくづく思ったのは、正に『生きてるだげで丸儲け』ですね。

元旦なので、今年の目標なり色々と書こうと思いましたが、『生きてるだげで丸儲け』の前には、何も書けません（笑）。

勝手気ままに生きてきて、周りの方に迷惑を掛けてきましたが、今年は、ご縁ある方たちに感謝して、思いやりのある優しい人間になりたいと思います。

『生きてるだげで丸儲け』

今日、二人と話したのは、偶然ではなく必然だったような気がする。

皆さまにとって、幸多き年となりますようにお祈りいたします。

それではまた。

今朝、体重を計ったら昨年の元旦より8.5Ｋ減っていた。

それでも81.5Ｋだが（笑）。

75Ｋまで落としたいと思っているが、不思議と周りはそれ以上やせない方が良い言う。

鍛冶屋の息子らしさが無くなるとか？。

あたたは、どう思いますか？。

どうでも良いことですが？？？

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