『茹でガエル』を呑む『蛇』！

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2010/08/25

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テーマ：自分らしい生き方・お仕事(41186)

カテゴリ：人生・教訓！

サッカー日本代表監督の選考が迷走している。

強化担当技術委員長なる人が自ら海外に出向き交渉したらしいが、余りにもお粗末。

帰国し会見したまでは良かったが、「なぜ新監督が決まらないのか。その理由は最後まで分からなかった」とある記事で酷評されていた。

言語明瞭意味不明ということなのか。

それにしても、何故代理人を立てなかったのだろうか。

当然、相手は代理人を立てたはず。

日本のプロ野球を見ても、代理人を認めるようになったのは最近で、それも限定的。

日本人は、代理人やブローカーを好まないが、野球バカ？やサッカーバカ？が海千山千の相手とそう簡単に交渉など出来はしない。

バカという表現を敢えて使ったが、例えば私のような業界のことしか知らないバカが、建設業登録などの手続きをする時、やはり代理人とも言える専門家の手を借りないと出来ない。

専門家に頼らずとも確かに自分でもやれるのかもしれないが、その労力と時間を考えると依頼した方が無駄がない。

『蛇の道は蛇』

蛇の気持ちは、やはり蛇じゃないと分からない。

綺麗事では済まされない。

話は飛躍するかもしれないが、この日本代表監督選考の迷走と酷似しているように思えてならないのが、止まらない円高に対する我が国政府の迷走。

私のような零細製造業の周りでも、「これは、また大変なことになるんじゃないか」と心配している人も多いというのに。

大臣はもちろんだが、サッカーバカ？という表現をした技術委員長も、エリート校出身の優秀な人物だ。

なのに、何故これほど鈍い？。

『茹でガエル』

カエルを冷水に入れ、緩やかに温度を上げていくと、水温の上昇を感じないまま死んでいく。

およそ人間は環境適応能力を持つがゆえに、暫時的な変化は万一それが致命的なものであっても、受け入れてしまう傾向が見られる（例えば業績悪化が危機的レベルに迫りつつあるにもかかわらず、低すぎる営業目標達成を祝す経営幹部や、敗色濃厚にもかかわらず、なお好戦的な軍上層部など）

これは、私にとっても強烈なメッセージですね。

油断をすると誰でも『茹でガエル』になってしまう。

いや、もう『茹でガエル』になっているのかもしれない。

油断大敵、『茹でガエル』を呑んでしまう『蛇』になることもたまには必要かと。

それではまた。