ものづくり・人づくり！ブローカー！

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2011/04/12

カテゴリ：ものづくり！人づくり！

今日は、朝から幾つかの会社に問い合わせ。

近々現場で使う部品が入らず、探してくれと頼み込む。

インターネットのなかった時代は、こんなことはよくあった。

私は、部品商社にいたのでルートを知っていて、人からも探してくれと頼まれることもあった。

そのルートも、ネットの発達と共にあまり役に立たなくなっていたが、時代が戻ったような気分だ。

それにしても、メーカーの納期回答が未定という返事など、この業界に四半世紀以上いて初めて聞いた。

今日も、こんなことがあった。

この震災で東北に送った機械が行方不明になっていたお客様を訪問したら、工場に戻って来ていた。

地震が起きた時、まだ現地に着いておらず、行き場を失い漸く戻って来たとか。

母体がしっかりしたユーザーなので、大丈夫だとは思うが。

ただ、この震災で忙しくなったお客様もあるから、世の中何がどう転ぶか分からないが。

こんな時に、福島第一原子力発電所の事故レベルが「レベル７」に引き上げられた、というニュースを知り、二重にパンチを食らったような気分になった。

まさか、チェルノブイリと一緒になるとは。

この事故が収束すれば、一気に流れが変わると思っているだけに、残念で仕方がない。

現場で復旧工事にあたっている作業員のニュースが、最近あまり報道されなくなったが、どうなっているのだろうか。

一日も早い収束を祈るばかりだ。

先日、友人の「これからどうなると思う」という問いに、思わず「分からない」と答えたが、本音を口にするのを躊躇した。

もちろん、どうなるか分からない、というのは事実なのだが、此処は腹を括るような強い覚悟で臨む必要があるようだ。

ある友人は、「なるようにしかならん」と笑っていた。

疲れるだけの取り越し苦労をしても仕方がない。

さすがは、その昔ブローカーと呼ばれたこともある鍛冶屋の息子の押しの強さであります（笑）。

揶揄してブローカーと呼ぶ人と、その逆に人から一目置くような褒め言葉としてブローカーと呼ぶ人がいますが、私はもちろん後者（笑）。

此処は原点に返って、腹を括って、もう一度ブローカーと呼ばれるように動いて見せましょうぞ。

それではまた。

がんばれ東北！元気出せニッポン！
チーム無駄使い10中