鴎座俳句会&松田ひろむの広場

鴎座俳句会&松田ひろむの広場

PR

×

Calendar

Profile

ひろむ193808

ひろむ193808

Favorite Blog

12年前の大阪俳人… New! しぐれ茶屋おりくさん

人生日録・性・愛・… New! 風鈴文楽さん

ルチアーノ・パヴァ… こっぱんさん

天声人語:消えゆく… 天地 はるなさん

写真俳句Ryo 俳句 … --綾--さん
2010年01月24日
XML
テーマ: 歳時記(403)
カテゴリ: 季語
kibukure


2010年1月24日の「着ぶくれて強情・頑固・石頭」(西宮舞)の

「着ぶくれ」は洋服を着るようになってから生まれた季語。重ね着をして体がふくれたさまを言う。今日の俳句の主人公、これくらい悪口を言われたらたいしたもの。堂々の着ぶくれようだ。

には、思わず拍手喝采しました。
ただ、私も「ザ・俳句10万人俳句歳時記」(第三書館)の編集に携わっているため、季語にはいささか敏感になっています。あれ「着ぶくれ」は「洋服を着るようになってから生まれた季語」なのかなと気になりました。
 私の感覚では「着ぶくれ」は洋服というよりも、十二単まで遡らなくても和服(着物)の感じでした。
 そこでいろいろ調べてみると、『古典俳文学大系』(集英社)に、

着ぶくれて日南(ひなた)歩行(あるき)や花の春 卓池(「青々処句集」嘉永4年)

がありました。季語は「花の春」で新年ですが、「着ぶくれ」は和服(着物)の時代にもあったことが分ります。

 これも和服(着物)です。
 さらに改造社『俳諧歳時記』(冬の部)では、「季語解説 冬は寒いから著物を沢山に重ね著して、著ぶくれるのである。」とし、例句として次の句をあげている。
著ぶくれて舵をあづかる女房かな 方舟(ホトトギス)
著膨れてジャガタラ蒔の夫婦かな 花図司(ホトトギス)
著ぶくれてあそぶ子供も大原かな 霞村(続ホトトギス)
従いてゐる人も著ぶくれ雀さし  草餅(続ホトトギス)
がありますが、これも和服(着物)の感じです。
 以上、異論というよりもご参考までにお知らせします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年01月24日 23時00分01秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: