楽しい毎日  「Every Day is a happy day ♪」

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2012.09.28
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カテゴリ: どこかへお出かけ




季節遅れの真夏のよさこい写真はちょっと横に置いておいて、たまにはリアルタイムな更新を。



やっと秋らしい季節になって来ましたね。


日中はまだまだ暑いですけども、夜や朝方にはずいぶんと冷え込んで、真夏のままのタオルケットじゃ風邪をひいてしまいそうです。








そんなこの季節に


以前の仕事でずいぶんとお世話になった足助の「マンリン書店」さんがリニューアルオープンしたとの事で遊びに行って来ました。







古くからの蔵を利用して、ギャラリーとカフェが併設された本屋さんなのですが、店舗中央の本棚をとっぱらって、大きなテーブルを配置。









店内の本を読みながらお茶がいただける「ブックティックカフェ」となりました。







大きな声では言えませんし、不埒な言い方をすれば買わない本が思う存分読めてしまう。



なのですけどね。








雑誌や書籍のジャンルにとらわれず、印刷された本という媒体。


私は好きですね。


今ではインターネットに膨大な情報が網羅されていて、本など買わずともその情報が簡単に手に入る世の中。
PCのお気に入りにジャンルごとにまとめて入れておけば、必要な時に必要なだけ引っ張り出して来て確認することができてしまいます。

雑誌などでも「Webマガジン」全盛で、面白そうなところ、興味のある処だけ斜め読みが可能です。











なんだけど

そうではなくて、自分が興味ある物が掲載された印刷された本という状態の物をちゃんと自分の手元に置きたいという所有欲があるんですよね。


今風ではないのかもしれません。

家の中も段々と狭くなってくるし(笑
場合によっては床が抜けるとかいう話を聞くし(どんだけw)











でもきっと本ってそういうもので、たとえ本屋さんで全部のページを立ち読みしたとしても、自分の欲しい本だったら内容を全て知った上でなお欲しくなってしまう。



そうであって欲しいと思います。

じゃないと、こうしたブックカフェという形態のお店が成り立たなくなってしまいますしね。








なので同じ様に、ちゃんと本というものに価値を見出して、お金を払って購入する人が好きだったりする。
人の家に遊びに行って、その人の本棚に並んだ本で「この人好き~」なんて思ってしまう事もしばしば。



(だけど人生思う様にならないもんで、結婚したうちの旦那はほとんど本を買わない人でしたが^^;



いや 97か
いや 98か?

・・・99か? まあいいや)









話が大筋からちょっと逸れましたが

このマンリン書店さん、本のラインナップが面白いんです。

御主人方が自分達の気に入った本だけを贅沢に並べている。







「これでお商売になるのかな?」なんて心配したりするのですが
反対に「好みが合う人、好きな人だけ来てくれればいいのよ」みたいな気概も感じたりします。







私はここの本のラインナップが案外ツボにハマってお気に入りなんですけどね。


「なんでそれ!?」みたいな意外性がたまらない。






この前情熱大陸でやってた篠山紀信の回面白かった。
東京の写真展に行って実物を見たかったけど、さすがに無理・・・










オーナーがもともと物を創り出す人なので(芸術系の作家さん)こうした色や紋様、デザインや絵画などの蔵書が置いてあります。
数は多くないけれど、ぎゅっと詰まった小数精鋭のラインナップ




「ナゼに竹?」
多分この足助の地が良質の竹を生み出す産地だから。





「そして家?」
多分このマンリン書店の建物が古くからの蔵を利用した歴史ある建物だから。
そしてこの足助の地が伝統的建造物群保存地区に指定された場所だから。




決して大きくはない店内にギュッと詰まった色々な本達は、何故このラインナップを選んだのかみたいな事まで想像すると様々な切り口から楽しめるんですよ。








買わない本を読ませてくれる。
時代に即した経営形態ではあるかと思うのですが、本屋さんの良心であるとも思うんです。







マンリン書店が、ブティックカフェに模様替え。
珈琲と自家製スウィーツ、お気に入りの本で
ゆったりと楽しんでください。

本の中には、いろいろな世界が広がっています。
夢も、冒険も、胸焦がす恋も、
絶望から立ち上がる誇り高い人間の生き様も。

だから、たくさん本を読んで、
こんな時代だからこそ、心をゆたかに耕して、
強く、しなやかに生きていきたいと、
私たちは思っています。

ぜひ、お出かけください。

2012年 秋 深見寿美子 深見冨紗子





ここの御主人の深見さん達はいくつになってもチャレンジ精神を忘れない心豊かな人。
自分も年齢を重ねて行く上でお手本にしたい「強くしなやかに」生きてらっしゃる方々です。

年をとっても衰える事の無いそのバイタリティにはいつも「すごいなぁ」と尊敬してしまう。
私もそうありたいです。



折しも季節は紅葉シーズン。
香嵐渓の紅葉を楽しむついでに寄ってみて下さいね。



・・・香嵐渓までの道が混むけどね^^;









足助 蔵の中ギャラリー
入館料:500円 (お茶付き)

マンリン書店  オフィシャルウェブサイト

〒444-2424
愛知県豊田市足助町新町2 マンリン書店
TEL 0565-62-0010
FAX 0565-62-0719
定休日 木曜日
営業時間 AM10:00~PM18:00










撮影した帰りに「篠山紀信の特集の芸術新潮」と「名画の色、歴史の色を網羅した色の知識」を買って帰ろうと思っていたのに










・・・お洋服のコーナーで、あれこれ選んでベルトを試着して買ってたら
すっかりこんと忘れてしもうた。

ベルトはちゃっかり買って帰ったのに。


・・・ここら辺が文化人には程遠いゆえんだなぁ。











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Last updated  2012.09.30 03:15:54
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