峠幾三のちいさな発見・旅模様

峠幾三のちいさな発見・旅模様

2007/01/14
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 夕方まで仕事だった。

 時間が過ぎるのが遅い遅い…。

 もうすでに気持ちは仕事にないのである。

 昼休みに飯をかきこんでから荷物をせっせとプラドに積み込み、ベッドになる板を敷き…。

 準備はOK!なはず…。いっつも忘れ物があるからなぁ。

 そして、定時の5時ピッタリ!

 「すいません、お先に失礼しマース」

 当たり前のように帰宅。冬に餘部に行く時に培った 残業せずに堂々と退社

 荷物を確認し、いざ出陣!

 国道9号を東へと走り出した。


 いつもの道を走り出した幾三。

 鳥取県に入り、名和町あたり。

 バックミラー、サイドミラーに映る夕焼けがきれいだ。

 幸先がいいゾ!


 気分よく運転。

 鳥取市内で給油し、さらに走る。

 能登までのルートは舞鶴、小浜、敦賀を抜けて国道8号へ。そこからはひたすら北上。

 そして、いつもなら弟のいる福井市で1泊…という感じ。

 しかし、電話をしてみるとなんと弟はその日、 ニッポンの首都 東京

 なんということだ…、兄よりも早く東京へ足を踏み入れるとは。

 ということで福井での宿がなくなったわけだ。


 北海道へ行く時はフェリーの時間を気にして走るが今回は急ぐ理由は何もない。

 福井で弟が待っているわけでもない。

 いつもなら国道9号で和田山を抜けて行くが、「よ~し、寄り道!」



 漁火がわずかに見える。


 すぐに餘部到着。

 鉄橋下の車中泊組を見ながら素通り。

すまんな、今回は寄らないぜ、鉄橋!  (お前、何だ?)

 宮津を抜けて舞鶴へ。

 舞鶴を通るとまだ新日本海フェリーは出航していなかった。

 なんとなくフェリーターミナルへ行ってしまう。

 乗り込むライダーたちを見ているとヤバイ、 北海道行きたい病 が…。

 真剣に考える。

 小樽に着いて北海道回って、愛知の先生に会う日までに苫小牧から大洗?名古屋?ううむ…。

ハッ! と我に返った。

 まてまて、今回は日本の真ん中縦断の旅だ。

 危ない、危ない…。

 北海道から遠い舞鶴の地にも幾三を北海道へ誘いこむ悪魔(いや、天使?)が潜んでいるのだ。

 さあ、危険な誘惑のある街 舞鶴から早く離れよう。


 福井までひた走る。

 敦賀から福井県へ入るあたりの国道8号は海沿いを走るのだが、カーブの連続。

 でも、この道は幾三のお気に入りなのだ。

 のんびり走って  いよいよ北陸だ~!


 トラックに紛れて走るプラド。

 かなり眠いゾ。

 コンビニで カリカリ梅 を買って カリカリ しながら運転。

 本当に眠気に耐えられない時はひげを抜く。

 ひげは無駄に伸ばしているのではない。こういう非常事態の時に使うためなのだ。



 そして、なんとか小松まで来た。

 どっかコンビニの駐車場で寝ようかと思ったが、トラックがうるさそうだ。


 地図を見ると国道360号を少し走ると 道の駅 一向一揆の里 というところがある。

 よし、今夜はここだ。

 今夜と言っても、いつのまにかほとんど朝。

 道の駅到着は朝の5時。

 一晩中運転していたようだ。

 ようやく床につくことができた。





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最終更新日  2007/01/14 06:40:59 PM
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