以前、雑誌の書評を読んで気になっていた本です。たまたま図書館で見つけて借りることができました。
想像していたとおり、岡本太郎さんの物凄いパッション溢れる言葉で、全編埋め尽くされており、一気に読み切ってしまいました。
とにかく今までの考え方を覆される言葉ばかり、ちょっと挙げてみても、「積み上げたものは捨てろ」、「迷ったら危険な方を選べ」、「好かれるヤツほど、ダメになる」、「成功は失敗のもと」、「愛は戦い」、「片思いもりっぱな恋愛」など、枚挙にいとまがありません。
自分らしい生き方って何だろう?と思った方は迷わす手に取ってみてください。世の中やや他人は変わらないかもしれないけれど、自分は自分で変えられることができることが分かります。
何の考えもなく、保守的に生きて、それで楽しいでしょうか?私はもっと自分に正直に生きたいと思います。そんな人には、本書からの人生観、恋愛観、親子関係論など岡本太郎の熱い言葉がグサグサと突き刺さることでしょう。
図書館で借りた本ですが、購入して座右の書にしたくなりました。
最近、通り魔事件など、社会に反発するような事件が多発していますが、あれこれ悩む前にぜひとも読んで欲しい一冊です。
社会や他人のせいにしても、何も始まらないし、解決もしません。自分が変わることです。