経堂界隈

経堂界隈

January 17, 2009
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カテゴリ: 歳時記
正月に使った屠蘇散の残りを日本酒に入れたところ、家人にたいそうに受けた。

と言いつつ、とうにお屠蘇気分も抜け切った街に屠蘇散探しに出かけるはめに。

近くの酒屋では、「うーん年末はみりんの付録についてたんだけどね。全部売れちゃった」

***

どうなるかと思った、カノッサ幼稚園は、結局建物を壊した新築。
Natural Lawsonの跡地もテナントが入り、何で今更の都市計画道路の延長はとりあえず回避された模様。
ただし、その先、桜上水町内野島さんの畑中央には不思議なコンクリートブロックで仕切りが作られ、今後どうなるのか予断は許さない
恵泉女学園裏からいよいよ、経堂五丁目まで、都市計画道路はあと一軒を残すのみ。

都市計画道路の建設が遅れているため、迂回に使われている狭い道路に面する方々は、半世紀にわたり、大変な危険とご迷惑にさらされている。
どうせ、カノッサから先は21世紀中に出来るかどうか。
あるいは、道路を作る必要がなくなるのが先のような気もする。

西通り「鳥平」「天洋」を眺め、鯛焼き屋130円は高いと言いつつ、
閉鎖された経堂Joyfulを回り込み、信号まで行かず、途中からすずらん通りに抜ける。
「おいおい、こんな駅に近いところで、ここやってないのかい?」
「そうみたい。これ、この板を虫が食ってるってこと?」
「ここだと甘ぼうは右だっけ?左だよな」
「甘ぼう」で、割れせんべい二袋と鯛焼き一つ
おばさんも心得たもんで、歩きながら食べるための小さな袋のほうを用意してくれる。
「五家棒って熊谷のほうのお菓子じゃなかった。昔はだんごの隣でむき出しで売ってたのが、ビニールパックになってる」


駅前の信号まで戻り、世田谷線の山下へ抜ける道側から移転後のOXに向かう。
「こっちから行くとバリアフリーじゃねえんだよな」
そういえば、小学校同級生の眞里ちゃんは、豪徳寺寄りにOXが移転したとき、
「今までは、駅から降りて寄って帰れたのが、わざわざあちらまで行く気にはならない」
って言ってた。

「松原のオオゼキより悪いくせして2割高いって感じかな?」
「なーにこれドンペリロゼ?いまどきこんなダサいのこの値段で売れるの?」
「だから言ったじゃない。経堂は物価が高いって。パワーラークスまで足伸ばせば半額以下じゃないか?値段高いのがお値打ちだって思う人がまだいるのさ」
「チョコレート売り場充実してない?」
「バレンタインデーだからじゃない?」
「この養命酒、箱の色が違う」
「プレミアムバージョンだな。中身一緒のくせして箱だけでこんな違うの?」
結局OXには屠蘇散は無し。
裏の駐輪場から、前田眼科の通りを抜け本町通りへ。
新妻皮膚科の前を通りながら、
「ここは、名前忘れたけど耳鼻咽喉科のお医者さんだった。僕はアデノイドを取るかって言われたけど、神さまが与えてくれたものを取ることは、何かあとで悪いことが起こる気がするって、取らないで、毎年具合が悪くなるたびに、あのとき取っておけばどうだっただろうって思う」
そちらのお医者さまには、同じ学年のお嬢さまがいらっしゃったと記憶にある。
小学校一年生の頃のことで、あまり覚えていないが、新妻さんの建物と同じ建物がもう一軒、今の歯医者さんのところに建っていた記憶がある。
そちらは、当時も歯医者さんだったかなぁ?

「たぶんねぇ。経堂駅が出来たときに、宮の坂と経堂の間で、かならず繁盛しますからって、小田急がお医者さん誘致したんだよ。だから、このあたりにお医者さんが多いんだ」
経堂セントラルの地下を抜け、農大通りへ。
「農大通りを歩きながら、なんだっけ?」
「樹木の話をでしょ」
「まったくそんなことやったら、この通りだから迷惑だし、危ないだろ?」
「城山通りのむこうっかわだよ」

パチンコ屋前の流紋岩
「これ昔、このパチンコ屋前にカラー噴水があったときにもあったような気がする」
「Kardiここに移転したんだ」
「前はここなんだったかしら?」
「覚えてないなぁ」
依藤さんの古本屋さんは、もうちょっと手前だったような気がする。

ようやく目当ての三河屋本店
「屠蘇さんねぇ」と言って奥へ行ったオヤジさん
「年末にはあったんだけど、全部なくなっちゃった。薬局行ってみたらどうだい」

それでは、と城山通りまで行って左へ曲がり薬局へ。
「えぇありましけど、年内で売れてしまいました」

「このイタリアン、休みの日はアラカルトですって。こんど行ってみたら?」
「来るのはいいけど、帰るのがなぁ」
「漢方薬屋行ってみようか?」
「え?どこ?」
「下高井戸」
「えぇー?」
「宮の坂から玉電乗ればすぐさ」

下高井戸光慈堂薬局で
「あの、お正月に使う屠蘇散ってありますか?」
「今はありませんけども、おつくりすることは出来ます」
「???」
七種類の薬草をあわせておつくりします
「おいくらぐらいですか?」
「一包で6-700円でしょうか」
「それを、お酒に入れるんですか?」
「えぇ」
「お酒は何がいいんですか?」
「日本酒でもホワイトリカーでもよろしいですけれど、日本酒だとまろやかになり、よろしいのではないですか?」
考えてみれば当たり前だよな
「屠蘇散って漢方薬なんですか?」
「もともとは、胃腸系の風邪薬ですね」
「じゃあ、今何包かお願いできますか?」
「いえ、今日は時間がありませんから。午前中でしたら、比較的時間がありますから、おつくりできると思います」





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Last updated  January 17, 2009 10:52:02 PM
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